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2025.8.13
沖縄・八重山諸島のほぼ中央に位置する小浜島(こはまじま)のアイランドビーチリゾートホテル「はいむるぶし」が、施設面を充実させ、1年を通じて離島リゾートが満喫できるデスティネーションホテルとしてリニューアルオープンした。
北半球最大のサンゴ礁の海に囲まれた小浜島のビーチの目の前に2 つのインフィニティプールが誕生。「Main Pool」では、遠浅の海と青い空、八重山の島々のシルエットや風を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができる。大人専用の「ウェルネスエリア」にオープンした「Quiet Pool」は、夏季はナイトプールとしても利用でき、冬季はホットプールとして営業する。本格的なコンテナサウナ「SAUNA BLOCK」とスパ棟も新設された。
センターハウス内には、星空をイメージしたシャンデリアがきらめくメインダイニング「The Steak &Grill」や、洋食・和食・沖縄料理を楽しめるビュッフェレストラン「The Buffet」、日中はランチやカフェタイム、夜は本格的なバータイムを楽しめる「The Lounge & Bar」がオープン。またプールやビーチで遊んだ後に、海風、波音に包まれながら寛ぎの時間を楽しめる「The Beach Café」や「The Beach Bar」も新設された。
敷地内に点在する宿泊棟全148室のうち、45室を40㎡のプライベートガーデンを備えた「ガーデンテラス・プレミアムルーム」にリニューアル。プライベートガーデンにはリゾート感溢れる植栽とサンラウンジャーを配置し、プールやアクティビティでひと遊びした後のリラックスタイムを、緑あふれるプライベートガーデンでゆっくり過ごすことができる。
このほか、星空や月明かりの下で行う「フローティング SUP ヨガ」や、海の冒険家・八幡暁氏がプロデュースする「マングローブ探検ツアー」、「プライベート・サンセットクルーズ」など、様々なアクティビティもスタート。
あなたも日本最南端のアイランドビーチリゾートで心ほどけるような体験をぜひ。
◆アイランドビーチリゾート「はいむるぶし」
【所在地】沖縄県八重山郡竹富町字小浜2930
【客室数】148 室(宿泊棟全7 棟)
【問合せ】0980-85-3111 (受付時間 9:00-18:00)
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2025.8.12
国内外700軒のワイナリーを訪れたワインジャーナリスト浮田泰幸氏が、取材とリサーチ、執筆に2年の歳月を費やして完成させた『ドメーヌ・タカヒコ奮闘記 〜ニッポンの「うま味ワイン」、世界へ〜』が、8月29日にK&Bパブリッシャーズより発売される。
ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏が手掛ける「ナナツモリ」は、コペンハーゲンの“世界No.1レストラン”、ノーマのワインリストに載ったことで、一気に海外に知れ渡り、世界が注目するワインとなった。
曽我氏の足跡と彼のワインが巻き起こした「現象」を追ったこの本について浮田氏は「私が30年以上にわたりワインを取材してきたなかで、ようやくたどり着いた一つの到達点になりました」と語る。
この本の概要を述べておこう。
日本ワインの海外での認知・評価がにわかに高まっている。
中でも北海道産のワインは独自の味わいと高い品質で、世界のワインジャーナリスト、ソムリエ、愛好家らを驚かせている。この「現象」の中心にいるのが、余市町、ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏である。
日本ワインの躍進を牽引する曽我貴彦氏。
彼がブドウ栽培から手掛ける「ナナツモリ ピノ・ノワール」は、新酒の時から熟成したような色合いで、奥深い香り、「うま味」のある独特の味わいをもつ。2020年、この「ナナツモリ」がコペンハーゲンの“世界No.1レストラン”、ノーマのワインリストに載せられると、ドメーヌ・タカヒコの名が一気に世界に知れ渡った。
現在、「ナナツモリ」は14カ国に輸出され、リリースと同時に完売となる人気ぶりで、ネットでは定価の10倍以上の高値で取引されている。
「ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ ピノノワール」。
曽我貴彦とはいったいどのような人物なのか?
なぜ、北海道・余市だったのか?
世界の扉を開き、日本ワインの歴史を変えたワインはいかにして生まれたか?
著者でワインジャーナリストの浮田氏は2014年にたまたまドメーヌ・タカヒコの初期の「ナナツモリ」と出会い、そのユニークな風味に驚嘆し、「これは、伝統国のワインでも、新興国のワインでもない、第3の風味だ」とつぶやく。以来、曽我氏の足跡と言動を追い、多くの関係者の証言を集め、ワイン界に起こっている「現象」の核心に迫っていく。
そこには曽我氏の生来のアグレッシブな性格と無類の探究心があった。彼の前の世代(“日本ワインの父”麻井宇介氏の薫陶を得て、“ウスケボーイズ”と呼ばれた造り手たち)の試行錯誤があった。また栃木のワイナリー、ココファームに顧問として招聘されたアメリカ人醸造家との出会いがあった。志を同じくし、時には喧嘩腰で取っ組み合った同世代のワインメーカーたちがいた。
ドメーヌ・タカヒコ、ナナツモリのブドウ畑。
そして、2000年代初頭から日本でも広がり始めた「ナチュラルワイン」のムーブメントと、北海道をブドウ栽培適地に押し上げた気候変動があった。
読み進むうちにドメーヌ・タカヒコはいわば時宜を得て、必然的・宿命的に誕生したように思えてくる。そして、読み手は郷愁と濡れ感があり、飲むと寺社の境内を歩いているような気分になるという「うま味ワイン」をどうしても体験してみたくなるのだ。
「ドメーヌ・タカヒコ奮闘記 〜ニッポンの「うま味ワイン」、世界へ〜
【ページ数/判型/価格/発売日】
232p/四六判ソフトカバー/1800円(税別)/2025年8月29日
【出版元】
K&Bパブリッシャーズ
ライター/ワインジャーナリスト。取材対象はワイン、食文化、農業、旅、人物等。これまで取材した国内外のワイナリーは700軒に及ぶ。企画・制作した書籍に『憧れのボルドーへ』(朝日新聞アエラムック)など、訳書に『ギャランド博士のメタボリック・ダイエット』(講談社)がある。
投稿 世界が注目するワイナリー「ドメーヌ・タカヒコ」のワイン造りの秘密に迫るノンフィクション は Premium Japan に最初に表示されました。
2025.8.9
2025年9月17日(水)まで、大阪中之島美術館にて、ルイ・ヴィトンの創業170周年と大阪・関西万博を記念した展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」展が開催されている。
原点(Origins)
本展は、“旅”をテーマに、メゾンの原点から最新のクリエーション、日本との深い文化交流に至るまでを12のテーマで体感できる、没入型のエキシビション。
会場に足を踏み入れると、吹き抜け空間にそびえる8つの巨大なトランクタワー、138個のトランクで構成された半球のインスタレーションなど、幻想的な空間演出が訪れる人をルイ・ヴィトンの世界へと誘う。展示のキュレーションはファッション史家フロランス・ミュラー、空間デザインは重松象平が担当。アートと建築、そして職人技が融合した壮大な“旅の舞台”が広がる。
注目は「ルイ・ヴィトンと日本」のセクション。ジャポニズムに着想を得た初期のアイテムから、村上隆や草間彌生、川久保玲、NIGO®との現代コラボレーションに至るまで、日本文化との深い交流が丁寧に紹介されている。
そのほか、「素材」「アトリエ」「耐久性試験」など、メゾンのクラフツマンシップを体感できるセクションも充実。また、アーティストでメゾンのアンバサダーでもある平野紫耀の「ツールボックス·トランク」も展示されている。
併設のギフトショップでは、展覧会限定のブックレットやノートなど、メゾンが厳選したアイテムも用意。Rizzoliとの共同出版の書籍「ルイ·ヴィトンと日本:ビジョナリー·ジャーニー」も、本ギフトショップ、およびRizzoliとルイ·ヴィトンの店舗にて先行発売されている。
コラボレーション(Collaborations)
ルイ・ヴィトンが“旅の真髄(こころ)”をいかに再考し続けてきたのか──。その先見性が、文化や美、そしてイノベーションへとどのように広がってきたのかを体感できる貴重な機会。近現代美術の発信地として知られる大阪中之島美術館で、ルイ・ヴィトンの“旅”の哲学に触れてみては。
PHOTO CREDIT:LOUIS VUITTON
◆ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展
【会期】開催中~2025年9月17日(水)
【会場】大阪中之島美術館 5階展示室
※ギフトショップは、本展を鑑賞時のみ入場可能。
【時間】日~木曜 10:00~17:00(最終入場16:30)/金・土・祝前日 10:00~19:00(最終入場18:30)
【休館日】月曜(8/11・9/15を除く)
【観覧料】一般2,000円、大学・専門学生1,500円、高校生以下無料(要事前申込)
※日時指定制
※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は観覧料半額(要証明)。
【問い合わせ】tel. 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
2025.8.9
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