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2025.11.14
「藍の海」一部切り抜き画像 (撮影:来田 猛 Koroda Takeru)
銀座・和光セイコーハウスホールでは、2025年11月27日(木)から12月7日(日)まで、藍染作家・福本潮子による展覧会「福本潮子 ―藍の海―」を開催。深遠な藍の世界を探求し、国内外で高い評価を受ける福本氏にとって、和光での展覧会は今回が初めてとなる。
「藍の海」 木綿漁網 (撮影:来田 猛 Koroda Takeru)
「交差する青 -1」 亜麻 220×200cm(撮影:来田 猛 Koroda Takeru)
木綿や麻などの自然素材に、日本の藍が持つ奥行きのあるグラデーションを重ねる福本氏。その作品は、見る人の心に深く沈み込み、国境を越えて深い感動を呼び起こしてきた。
「銀河」 苧麻(開田高原麻) 200×180cm (撮影:来田 猛 Koroda Takeru)
「世界中の藍で一番美しい藍は日本の藍。その特色は、ブルーの豊かなグラデーションです」と語る福本氏。本展では、250メートルもの木綿の漁網を染めたインスタレーション「藍の海」をはじめ、「交差する青 -1」「銀河」「対馬 -Ⅻ」など、藍の多様な表現を体現する作品を展示。波打ち際を思わせる美しいジャパンブルーの濃淡が、空間全体を静かに包み込む。
「対馬 -Ⅻ」 大麻・木綿 223×92cm(撮影:来田 猛 Koroda Takeru)
会期中は、福本氏本人が在廊する日も予定。また11月29日(土)14時からは、美術評論家・森孝一氏とのギャラリートークも開催。作家の言葉を通じて、“ジャパンブルー”の美と哲学に触れられる貴重な機会となるだろう。
◆「福本潮子 ―藍の海―」 【会期】2025年11月27日(木)~12月7日(日) ※作家在廊予定日:11月27日(木)、29日(土)、30日(日)、12月6日(<wbr />土)、7日(日) 【会場】セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階) 【営業時間】11:00~19:00(最終日は17:00まで) 【休業日】無休 【入場料】無料 【お問い合わせ】tel. 03-3562-2111(代表)
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Features
2025.3.14
2025.8.1
Events
2025.9.10
2025.10.24
投稿 銀座・和光で開催「福本潮子 ―藍の海―」 は Premium Japan に最初に表示されました。
2025.11.13
《ファルネーゼのアトラス》(部分)西暦2世紀 ナポリ国立考古学博物館
日本とイタリアの国交160周年、そして大阪・関西万博の文化的レガシーを記念して、特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」が大阪市立美術館にて2026年1月12日(月・祝)まで開催されている。万博のイタリア館で多くの来場者を魅了した名品が、舞台を大阪市立美術館へと移し、再び日本でその姿を見せる。
本展では、人類の叡智と創造性を象徴する3件──イタリアの至宝「ファルネーゼのアトラス」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」、ルネサンスの巨匠ペルジーノによる「正義の旗」を厳選して展示。
《ファルネーゼのアトラス》西暦2世紀 ナポリ国立考古学博物館
紀元2世紀に制作されたとされる「ファルネーゼのアトラス」は、ギリシア神話の巨人アトラスが天球儀を抱える姿を象った古代彫刻の傑作。天球儀に刻まれた星座や黄道十二宮の精緻な意匠は、古代彫刻の真髄を今に伝える。
レオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティコ手稿』第156紙葉 表《水を汲み上げ、ネジを切る装置》1480-1482年頃 アンブロジアーナ図書館(C)Veneranda Biblioteca Ambrosiana/Metis e Mida Informatica /Mondadori Portfolio.
レオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティコ手稿』第1112紙葉 表《巻き上げ機と油圧ポンプ》1478年頃 アンブロジアーナ図書館(C)Veneranda Biblioteca Ambrosiana/Metis e Mida Informatica /Mondadori Portfolio.
“万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチによる「アトランティコ手稿」は、本展のために新たに出品された日本初公開の2点。数学・天文学・植物学から軍事技術に至るまで、彼の知的探求を余すところなく記録したもの。
ペルジーノ《正義の旗》1496年 ウンブリア国立美術館(ペルージャ)(C)Galleria Nazionale dell‘Umbria
そして、ラファエロの師であるペルジーノの代表作「正義の旗」は、深い信仰心と精神性を見事に表現した宗教画。静謐な光に包まれた構図が、ルネサンス美術の精華を今に伝えている。
古代ギリシアの精神からルネサンスの創造力へと連なる、知と美の系譜を体感するまたとない機会。時を越え、地を越え輝き続ける傑作の数々を、大阪市立美術館でぜひ堪能してほしい。
日伊国交160周年記念 大阪・関西万博開催記念特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」 【会期】開催中~2026年1月12日(月・祝) 【会場】大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82) 【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月2日)※オンラインチケット(日時指定予約)の全日程分が完売したため、美術館券売窓口を含めチケット販売を中止しています。今後の詳細については、大阪市立美術館ホームページをご参照ください。
展覧会 公式サイト
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2024.9.14
2025.10.8
投稿 特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」大阪市立美術館にて開催 は Premium Japan に最初に表示されました。