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iPhone17シリーズは、増加するApple Aシリーズの発熱に対応するため新しい冷却機構としてベイパーチャンバーを搭載すると、MyDriversが伝えています。
この情報が事実であれば、iPhone17シリーズの放熱性能はこれまでよりも格段に向上することが期待できます。
数年前から採用が噂されたベイパーチャンバー
Androidスマートフォンのハイエンドモデルなどでは採用例の多いベイパーチャンバーですが、iPhoneでは以前から噂されるも搭載にいたっていませんでした。
MyDriversは、サプライチェーンの情報からiPhone17シリーズにベイパーチャンバーが搭載されることが確認されたと述べています。
ミンチー・クオ氏はiPhone17 Pro Maxが搭載と予想
アナリストのミンチー・クオ氏が2024年8月に、iPhone17 Pro Maxの冷却機構はグラファイトシートにベイパーチャンバーが組み合わせられると予想していましたが、MyDriverの入手した情報では他のモデルにも搭載される可能性があるようです。
Nomura Researchの予想スペック表では、iPhone17 ProとiPhone17 Pro Maxにベイパーチャンバーが搭載されると記されていました。
オンデバイスでのApple Intelligence処理性能強化目的?
iPhone17シリーズで放熱性能を強化するということは、A19とA19 Proが製造されると噂のTSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」での性能向上を、電力効率ではなく処理性能に活かすことに伴う発熱量増加に対応させるためかもしれません。
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A19とA19 Proでは、CPUの動作周波数が4.4GHzまで高められると噂されています。
こうした性能強化は、Galaxy Sシリーズと比べて遅れているオンデバイスでの人工知能(AI)関連機能(iPhoneならApple Intelligence)の強化が主な目的と予想されます。
Source:MyDrivers via MacRumors
Photo:AnandTech, iGeeksBlog(@igeeksblog)/X, Private Talky(@privatetalky)/X
2025年1月17日午後3時15分時点で、Apple Watchの整備済製品としてしばらく在庫なしだったApple Watch SE在庫が復活、他のモデルの在庫も増加しています。
ただし、Apple Watch Series 9のアルミニウムケースは最近入荷していません。
Apple Watchの整備済製品価格と在庫状況
2025年1月17日午後3時15分時点で販売されている、Apple Watch整備済製品の在庫と販売価格は下記の通りです。
Apple Watch SE(2022年9月発売モデル)
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製品名 | 価格(税込) |
---|---|
Apple Watch SE(GPSモデル)- 40mm スターライトアルミニウムケースと スターライトスポーツバンド | 29,800円 |
Apple Watch SE(GPSモデル)- 40mm ミッドナイトアルミニウムケースと ミッドナイトスポーツバンド | 29,800円 |
Apple Watch SE(GPSモデル)- 40mm シルバーアルミニウムケースと ストームブルースポーツバンド | 29,800円 |
Apple Watch SE(GPSモデル)- 44mm スターライトアルミニウムケースと スターライトスポーツバンド | 33,800円 |
Apple Watch SE(GPSモデル)- 44mm ミッドナイトアルミニウムケースと ミッドナイトスポーツバンド | 33,800円 |
Apple Watch SE(GPSモデル)- 44mm シルバーアルミニウムケースと ストームブルースポーツバンド | 33,800円 |
Apple Watch SE(GPS+Cellularモデル)- 40mm ミッドナイトアルミニウムケースと ミッドナイトスポーツバンド | 35,800円 |
Apple Watch SE(GPS+Cellularモデル)- 44mm スターライトアルミニウムケースと スターライトスポーツバンド | 40,800円 |
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Apple Watch Series 9
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製品名 | 価格(税込) |
---|---|
Apple Watch Series 9(GPS+Cellularモデル) 41mm ゴールドステンレススチールケースと グレイスポーツバンド | 79,800円 |
Apple Watch Series 9(GPS+Cellularモデル) 41mm グラファイトステンレススチールケースと ミッドナイトスポーツバンド | 79,800円 |
Apple Watch Series 9(GPS+Cellularモデル) 45mm ゴールドステンレススチールケースと グレイスポーツバンド | 85,800円 |
Apple Watch Series 9(GPS+Cellularモデル) 45mm グラファイトステンレススチールケースと ミッドナイトスポーツバンド | 85,800円 |
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Apple Watch Ultra
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製品名 | 価格(税込) |
Apple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル) 49mmチタニウムケースとホワイトオーシャンバンド | 95,800円 |
Apple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル) 49mmチタニウムケースとミッドナイトオーシャンバンド | 95,800円 |
Apple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル) 49mmチタニウムケースとイエローオーシャンバンド | 95,800円 |
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Apple Watch Ultra 2
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製品名 | 価格(税込) |
Apple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル) 49mmチタニウムケースとホワイトオーシャンバンド | 108,800円 |
Apple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル) 49mmチタニウムケースとオレンジオーシャンバンド | 108,800円 |
Apple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル) 49mmチタニウムケースとブルーオーシャンバンド | 108,800円 |
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Apple品質認定の整備済製品とは
Apple品質認定のApple Watch整備済製品についてAppleは、下記のように説明しています。
- Apple Watch整備済製品は、すべてのモデルに1年間の保証が付いています。最短で翌日に無料でお届けし、返品も無料です
- ほかにも、以下のものが含まれます
- 完全な動作テストおよび徹底したクリーニング
- 出荷時のオペレーティングシステム、またはより最新のオペレーティングシステム
- 整備済製品はすべて、必要なアクセサリやケーブルとともに新品の箱に再梱包されます
- お客様のデバイスが出荷時のオペレーションシステムを搭載した状態で出荷された場合も、最新バーションをApp Storeから無料でダウンロードできます
- 数量限定につき、在庫状況は購入代金全額のお支払いが完了した時点で保証されます
Source:Apple Watch整備済製品/Apple
Appleが2025年1月17日、iOS18.3、iPadOS18.3、macOS Sequoia 15.3、visionOS2.3の開発者向けベータ3を公開しました。
iOS18.3 開発者向けベータ3で確認された新機能も報告されています。
Appleは2日前に、watchOS11.3、tvOS18.3、HomePodソフトウェアバージョン18.3の開発者向けベータ3を公開していました。
各OSのビルド番号を確認
iOS18.3、iPadOS18.3、macOS Sequoia 15.3、visionOS2.3の開発者向けベータ3のビルド番号は、下記の通りです。
- iOS18.3 開発者向けベータ3:22D5055b
- iPadOS18.3 開発者向けベータ3:22D5055b
- macOS Sequoia 15.3 開発者向けベータ3:24D5055b
- visionOS2.3 開発者向けベータ3:22N5894a
iOS18.3 開発者向けベータ3の新機能
iOS18.3 開発者向けベータ3では、通知の要約表示が斜体にする機能と、特定のアプリの通知の要約表示をロック画面でオフにする機能が追加されたと、Beta Profilesが報告しています。
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また、カメラコントロールにおける機能の表記や、フォーカスロック機能、メッセージやPDF編集機能の改良も行われていると、MacRumorsが伝えています。
macOS VentureとSonomaのリリースキャンディデートも
Appleは本日、macOS Venture 13.7.3とmacOS Sonoma 14.7.3のリリースキャンディデート 3も公開しています。
また、デバイス間でのデータ同期の不具合を修正するtvOS18.2.1も公開されています。
Source:iSoftware Updates(@iSWUpdates)/X, MacRumors, Beta Profiles
ディスプレイ搭載HomePodとも称されるApple製のスマートホームディスプレイもしくはコマンドセンターと噂されるデバイスについて、搭載されるディスプレイパネル種別に加えバックライト供給元と製造委託先が明らかになりました。
7インチ液晶ディスプレイ搭載の予想再び
サプライチェーン関連情報に詳しいDigiTimesが、Apple製のスマートホームディスプレイのディスプレイパネルは、中国Tianmaが製造する7インチ液晶ディスプレイパネルが採用されると伝えています。
同様の情報は韓国メディアThe Elecが既に伝えており、卸価格は1枚10ドルになると述べていました。
中国BYDが最終組立作業を独占受注
DigiTimesによれば、この液晶ディスプレイパネルに組みわせられるバックライトを台湾Radiant Optoelectronicsが供給、中国BYDが最終製品への組み立てを担当するとのことです。
2025年下半期(7月〜12月)に発売と噂
Apple製のスマートホームディスプレイもしくはコマンドセンターは、2025年3月の発表、下半期(7月〜12月)の発売と噂されています。
このデバイスに搭載されるチップはA18で、Apple Intelligenceに対応するとみられています。
発売時期が2025年下半期(7月〜12月)であればA18の製造コストも下がっていると予想され、ディスプレイ種別も有機ELではなく液晶であれば、販売価格が抑えられることが期待できます。
台湾のチップメーカーTSMCの米国工場で生産された「米国製」iPhoneチップが量産体制に入りつつあると報じられています。米中間の地政学的な問題や労働賃金の上昇を背景に、生産地の脱中国化が進む中、これは非常に興味深い動きと言えるでしょう。
今四半期にも米国製iPhoneチップが実現へ
米国製iPhoneチップのアイデアが初めて明かされたのは2022年のことです。その後、米アリゾナ州にTSMCの生産施設が建設され、2024年には量産体制が確立されると見られていました。しかし、予定が遅れ、現在のタイムラインとなった模様です。
Nikkei Asiaによると、Appleは同社初の米国製iPhoneチップの最終段階にあり、品質確認プロセスが完了次第、今四半期にも量産を開始する見通しとのことです。
Appleにとってのメリットとは?
Appleにとって、米国製チップをiPhoneに採用することには、トランプ政権時代に中国製パーツに課されかねない関税を回避できるという大きなメリットがあります。
ただし、「米国製」とはいえ、多くの従業員が台湾から雇用されているため、必ずしも米国内での雇用創出に直結しているとは言い難い状況が報じられています。
サプライチェーンの脱中国化を進めるApple
Appleはこれまで以上にインド製やブラジル製のiPhoneを生産し、サプライチェーンの脱中国化を進めています。
しかしながら、中国は今なお電子製品生産の世界的中心地であり、完全に避けるのは難しいとの見方もあります。
Source: Nikkei Asia via 9to5Mac
Appleが現地時間2025年1月14日、米国特許商標庁(USPTO)において画面下埋込み型Face IDの実現に繋がる特許を取得しました。
今回取得した特許の有用性は、これまでにAppleが取得した同種の特許の中で最も高いと海外メディアが評価しています。
埋込み型Face ID実現に繋がる特許を取得
AppleがUSPTOにおいて取得した特許は、「画面下に配置したセンサーの性能を最大化するための方法とその構成」と題されたものです。
画面下に配置したFace ID機構を正確に動作させるためには、赤外線などの光学センサーにおける光の透過率を高める必要があります。
しかし、これまでのような画素を疎にする方式ではセンサーが埋め込まれた部分のディスプレイ品質が低下し、埋込み型カメラ搭載スマートフォンのようにセンサーの配置場所が目立ってしまう可能性が指摘されていました。
サブピクセル単位で制御することで、センサー部を目立たず埋込み可能に
今回取得した特許でも、画面を透過させて光の送受信を可能にする点は同じですが、制御するのを画素(ピクセル)単位ではなく副画素(サブピクセル)単位にしたことで、光を透過させることができるディスプレイにしてもその部位はわからないように仕上げることができる見通しです。
特許では、光の送受信時にセンサーが埋め込まれている部位に位置するサブピクセルの10%〜90%を透過領域とすることが記されています。
iPhone17 ProのDynamic Island小型化のヒント?
AppleはiPhone17 Proシリーズにおいて、Face ID機構の一部を画面下に配置することでDynamic Islandを小型化すると噂されています。
Dynamic Islandの小型化は、今回取得した特許を応用することで実現されるのかもしれません。
更に研究開発を続ければ、画面下埋込み型カメラおよびベゼルレスディスプレイと合わせてフルスクリーンiPhoneの実現に繋がると期待されます。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:MyDrivers
Appleが2025年1月15日、watchOS11.3、tvOS18.3、HomePodソフトウェアバージョン18.3の開発者向けベータ3をリリースしました。
2025年1月15日午前10時45分時点で、iOS18.3、iPadOS18.3、macOS Sequoia 15.3、visionOS2.3の開発者向けベータ3は公開されていません。
各OSのビルド番号を確認
watchOS11.3、tvOS18.3、HomePodソフトウェアバージョン18.3の開発者向けベータ3のビルド番号は、下記の通りです。
- watchOS11.3 開発者向けベータ3:22S5550a
- tvOS18.3 開発者向けベータ3:22K5553a
- HomePodソフトウェアバージョン18.3 開発者向けベータ3:22K5553a
iOS/iPadOS18.3開発者向けベータ3も一両日中に公開?
Appleは、2025年1月8日にwatchOS11.3、tvOS18.3、HomePodソフトウェアバージョン18.3の開発者向けベータ2を公開し、1週間後となる15日に開発者向けベータ3を公開しました。
1日遅れとなる16日に、iOS18.3、iPadOS18.3、macOS Sequoia 15.3、visionOS2.3の開発者向けベータ3が公開されることも考えられます。
1月22日未明に、リリースキャンディデートを公開か
watchOS11.3、tvOS18.3、HomePodソフトウェアバージョン18.3の開発者向けベータ3のビルド番号の末尾のアルファベットが、リリースキャンディデート間近である「a」になりました。
早ければ1月22日未明に、正式版候補となるリリースキャンディデートが公開される可能性が高まりました。
Bloombergのマーク・ガーマン記者の予想が正しければその後、正式版が1月29日に公開されることが期待できます。
iOS18.4正式版公開前となるiOS18.3系(iOS18.3.xなど)がインストールされ、iPhone SE 4(iPhone16Eという噂も)が3月に発表されると噂されています。
Source:iSoftware Updates(@iSWUpdates)/X
Photo:Apple
Nintendo Switch 2のJoy-Conのものとされるレンダリング画像などで確認された、新たに追加されるCボタンについて、Switch OSとSwitch 2 SDKを解析した結果、「Campus」と呼ばれる新機能に対応するものとの予想が投稿されたと、Notebookcheckが報告しています。
Joy-ConのCボタンはCampus機能に対応?
Notebookcheckが取り上げた投稿によれば、Cボタンが対応するCampus機能では、最大12名に対応したグループチャットやボイスチャットが利用可能で、スクリーンキャプチャや画面共有もできるようになるとのことです。
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また、Campus機能がNintendo Switch Online サブスクリプションに結び付けられている可能性も指摘されていますが、この点については批判的なコメントや信憑性に対する疑問の声も寄せられています。
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Nintendo Switch 2が搭載するTegra 239の動作周波数
また、Nintendo Switch 2が搭載すると噂のNVIDIA Tegra 239の仕様と性能に関する情報(予想)も投稿されています。
Famiboardsのフォーラムにはこのチップの仕様について、本体だけでの動作時のCPUの動作周波数は1100.8MHzでGPUの動作周波数は561MHz、Switch ドックと組み合わせた際のCPUの動作周波数は998.4MHzでGPUの動作周波数は1007.25MHzとの書き込みがなされています。
Xbox Series Sよりも劣るGPU処理性能もゲームの楽しさに問題なし?
これにより、GPUの浮動小数点演算性能はSwitch ドックと組み合わせた場合に3.1TFLOPS、本体だけの場合は1.71TFLOPSと予想されており、Xbox Series Sの4TFLOPSにもおよばないとNotebookcheckは指摘しています。
その原因について、Nintendo Switch 2が搭載するLPDDR5の帯域幅が102GB/sに留まることが影響している可能性が挙げられています。
任天堂はゲームコンソールの処理性能に大きく依存しないゲームの開発に定評がありますので、この点が楽しさに大きな影響を与える可能性は低いと思われます。
Source:Notebookcheck (1), (2)
Photo:Necro’ Felipe #UnivNintendo(@necrolipe)/X , Super Jin(@Jinsakuu)/X
Appleが開発中と噂の折りたたみiPadもしくは折りたたみiPhoneについて、ディスプレイパネルのサプライヤーはSamsung Displayに決定するも、それ以外の基幹部品であるヒンジ(蝶番)と超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)のサプライヤー選定は難航していると、韓国メディアThe Elecが伝えています。
折りたたみディスプレイパネルのサプライヤーが決定か
Apple製の折りたたみデバイスのディスプレイパネルのサプライヤーがSamsung Displayでほぼ確定したとのことですので、折りたたみディスプレイ中央の折り目の解消に関して目処がたったのでしょう。
ただし、高い耐久性が求められるヒンジ、Appleが要求している折りたたみディスプレイの表面に用いるUTGのサプライヤーについては未だ目処がたっていないと、The Elecは説明しています。
2026年下半期に発売するには今年9月までにサプライヤーの選定必要
噂通り2026年下半期(7月〜12月)に折りたたみデバイスを発売するためには2025年第3四半期(7月〜9月)にはサプライヤーを決定する必要があると、The Elecは述べています。
UTGのサプライヤーはCorningでほぼ決まりと思われていましたが、折りたたみディスプレイの中央部を薄くしてその下にポリマーを充填し、展開した際に折り目がないようなディスプレイに対応するUTGとすることはかなり難しい模様です。
成長率が鈍化している折りたたみスマートフォン市場
Appleの折りたたみデバイスのラインナップが将来的に増えた場合、折りたたみディスプレイをLG Displayが供給する可能性もあるようです。
ただし、2025年と2026年の折りたたみスマートフォン市場の成長率が低い見通しであることは、Appleがこの市場に参入する上で製品投入時期に影響を与える可能性があると、The Elecは指摘しています。
Source:The Elec
インドではiPhone16とiPhone16 Plusの製造が行われており、今後、iPhone16 Proシリーズの製造も行うことが計画されていると報じられていました。
それに向けてFoxconnがインド工場への製造設備移管と技術的指導を行う中国人労働者の派遣を計画するも、急遽中止されたとRest of Worldが伝えています。
中国人の技術指導員の派遣や交代が許可されず?
Rest of Worldによれば、Foxconnはインド工場での製造規模拡大に向け、中国工場からの製造設備移管と数百名の中国人の技術指導員などの追加派遣を計画するも、出張が中止されたとのことです。
その中には、ビザを取得し航空券を購入済みであるにも関わらず中止された従業員がいると、Rest of Worldは報告しています。
また、現在、インド工場に滞在中の中国人技術指導員や労働者に対して、決められた期日までに中国に帰国することが命じられた模様です。
台湾人技術指導員の増員で対応しているが
そのため、それによって生じた人員の不足分は台湾人技術指導員や労働者で対処していると、Rest of Worldは説明しています。
ただし、中国からインドに移管する予定のiPhone製造設備の出荷が滞っているとのことですので、製造規模拡大に支障をきたす可能性が高そうです。
長期化すればiPhone17シリーズの開発に影響も
こうした動きの背景には、中国による米国への影響力行使や、中国とインドの関係性が影響している可能性があると、Rest of Worldは推察しています。
ただし、中国政府、インド政府、Foxconnのいずれも本件に関するRest of Worldの問い合わせに返答しなかったとの事ですので、あくまでも推察でしかありません。
iPhone17シリーズの開発ではインドで初めて新製品導入(NPI:New Product Introduction)プロセスが行われるとの噂もありますので、現在の状態が続けば開発計画にも悪影響を及ぼしかねません。
Source:Rest of World via 経済日報
Photo: Apple
他の大手テック企業が、歴史的に過小評価されてきたグループや、アイデンティティや障害に基づいて差別を受けてきたグループの公平な扱いと完全な参加を促進するための「多様性・公平性・包括性(DEI)」プログラムを廃止する中、Appleの取締役会は同プログラムを継続する方針を示しているとのことです。
トランプ大統領の再選で変わる企業のスタンス
企業がダイバーシティ(多様性)向上のために経費を費やす慣習は以前から存在していましたが、特に2015年のブラック・ライブズ・マター運動以降、DEI産業は爆発的に規模を拡大したといわれています。
しかしながら、再選を果たした米トランプ大統領がDEI政策に批判的であることを受け、Amazon、Walmart、McDonald’sなどの米大手企業が次々と自社のDEIプログラムを終了させています。
マーク・ザッカーバーグ氏率いるMetaも、先週DEIイニシアティブを撤回したことが報じられたばかりです。
AppleはDEIプログラムを継続する意向
以前からDEIプログラムに注力してきたAppleは、トランプ大統領の再選後も同プログラムを継続する意向を示しています。
しかし、保守的な団体であるNational Center for Public Policy Research(NCPPR)がAppleに対し、DEIポリシーの廃止を求めており、この決定は2月25日に開催されるAppleの年次株主総会で株主による投票に委ねられることになっています。
クックCEOは個人的にトランプ大統領に寄付
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、トランプ大統領に対して個人的に100万ドル(約1億6,000万円)を寄付したと報じられています。
クックCEOはアラバマ州出身であり、トランプ大統領と伝統を重視する価値観を共有しているといわれています。
Source: BBC
2025年に最初に新型に切り替えられるApple製品になると噂のMacBook Airについて、M3搭載MacBook Airをカスタマイズすると、納期が2月以降になるモデルが出現しています。
通常モデルが2日程度で発送されるのに対してカスタマイズモデルは納期が遅れており、新型に切り替わる予兆かもしれません。
通常モデルは早ければ翌日か、1週間後にお届け
2025年1月13日午後8時30分時点で筆者が確認した結果、M3搭載MacBook Airのカスタマイズモデルにおけるお届け予定日に遅れが生じています。
まず、現時点で通常モデルを注文した場合、お届け予定日は下記の通りです。
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モデル | お届け予定日 |
13インチMacBook Air 8コアCPUと8コアGPUのM3 16GB RAM, 256GB SSD | 2025年1月20日〜22日 |
13インチMacBook Air 8コアCPUと10コアGPUのM3 16GB RAM, 512GB SSD | 2025年1月15日 |
13インチMacBook Air 8コアCPUと10コアGPUのM3 24GB RAM, 512GB SSD | |
15インチMacBook Air 8コアCPUと10コアGPUのM3 16GB RAM, 256GB SSD | |
15インチMacBook Air 8コアCPUと10コアGPUのM3 16GB RAM, 512GB SSD | 2025年1月20日〜22日 |
13インチMacBook Air 8コアCPUと10コアGPUのM3 24GB RAM, 512GB SSD | 2025年1月15日 |
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M2搭載13インチMacBook Airの通常モデルも遅れなし
なお、M2搭載13インチMacBook Airの通常モデル(8コアCPUと8コアGPUのM2,
16GB RAM, 256GB SSD)のお届け予定日も、2025年1月15日です。
カスタマイズモデルでは2月1日以降のお届けも
M3搭載13インチMacBook Airにおいて、RAM容量を24GBに変更する、ストレージを1TBや2TBに変更すると、お届け予定日が2025年1月24日〜31日になります。
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M3搭載15インチMacBook Airでカスタマイズした場合のお届け予定日は更に遅く、2025年2月1日〜8日と案内されます。
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通常モデルのお届け予定日に明らかな遅れは確認されませんが、カスタマイズモデルのお届け予定日が遅れ気味であることから、M4搭載MacBook Airの発表を控えてM3搭載MacBook Airの製造数が減少している可能性がありそうです。
M3搭載MacBook Airが廃番でM2搭載MacBook Airが併売?
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、「M3には製造上の課題があることから、M4搭載MacBook Air発表後にM3搭載MacBook Airの販売が終了し、M2搭載MacBook Airの販売が継続しても驚くべきことではない」と述べていました。
M2搭載MacBook Airはカスタマイズしてもお届け予定日は2025年1月16日〜21日であり、M3搭載MacBook Airほどの遅れは認められません。
M4搭載MacBook Airは、イベントではなくプレスリリースで発表されることが予想されます。
ガーマン記者の予想通りであれば、2025年3月に新型iPhone SEやiPad(第11世代)が発表されるよりも先に、M4搭載MacBook Airが発表されることになります。
Source:Apple
1,900万人の登録者数を誇るアメリカのポッドキャスト司会者ジョー・ローガン氏のYouTubeチャンネルに出演したMetaのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、Appleに対して「iPhone以来、特に何も大きなものを作り出していない」と批判しました。
iPhone以降の発明は特に何もない?
現地時間1月10日に公開された動画の中で、ザッカーバーグ氏はAppleのスタンスについてさまざまな角度から意見を述べました。
まず、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを発明して以来、Appleはそれ以降、特筆すべきものを何も生み出していないと指摘しました。
さらに、ザッカーバーグ氏はiPhoneについても「主要なアップデートに欠け、売上が落ちてきている」と述べています。
Vision Proは期待外れ?
Metaは複合現実(MR)および仮想現実(VR)ヘッドセット市場でAppleと競り合う関係にありますが、ザッカーバーグ氏は昨年発売されたVision Proヘッドセットについて、「(売上の観点から)期待外れ」とコメントしました。
ただし、この見解には異論もあります。昨年度のMR/VRヘッドセット市場において、Apple Vision Proのシェアが5%に達したためです。
MetaのヘッドセットはApple Vision Proよりも価格がかなり安いため、販売台数が多いのは予想しやすいですが、Vision Proがプレミアムな価格帯でありながら5%のシェアを獲得したことは、むしろ快挙だと見る向きもあります。
ランダムな規制が多すぎる
また、ザッカーバーグ氏はAppleがiOS関連サービスで行っている規制について、「ランダムで整合性がない」と批判しました。これらの規制がなければ、Metaの収益は倍増していたと主張しています。
ここでいう「規制」とは、App Storeの30%の手数料などを指していると考えられます。
Metaのザッカーバーグ氏がAppleを一方的に批判しているように見えますが、Appleのティム・クックCEOも過去にFacebookのプライバシー保護に対するスタンスを非難したことがあり、こうしたライバル同士のやり取りは避けられないものなのかもしれません。
Source: NDTV
Photo: PowerfulJRE/YouTube
Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で、2025年に発表されるAppleの新製品に関してまとめて取り上げています。
今回のガーマン記者の予想には、これまでとは異なる新たな情報も含まれています。
2025年3月までに発表されそうな新製品
今年最初に発表されるのは、M4を搭載する13インチおよび15インチMacBook Airです。
これらのコードネームを示す「J713」および「J715」の製品はすでに量産中と、ガーマン記者は説明しています。
今回のガーマン記者からの報告でこれまでとは異なるのは、「M4搭載MacBook Airの発表によりM3搭載MacBook Airの販売は終了するが、M2搭載MacBook Airの販売は継続する可能性がある」というものです。
その理由としてガーマン記者は、M3チップに製造上の課題が生じていることを挙げています。
2025年3月頃に発表されそうな新製品
M4搭載MacBook Airの次に発表されそうなのは、コードネーム「V59」の新型iPhone SEと、新型iPad Air、iPad(第11世代)、iPad(第11世代)に対応するMagic Keyboardです。
新型iPhone SEについてガーマン記者は、現行モデルの429ドルよりも”少し”高くなると予想していますので、9to5Macが予想する599ドルではなく、499ドル程度に抑えられるかもしれません。
新型iPad Air(コードネーム:J607、J608、J637J638)に搭載されるチップに関して複数の噂がありますが、ガーマン記者はM4が搭載されても驚くべきことではないと述べています。
MacBook Airの欄で指摘していたM3の製造上の課題というのが影響し、新型iPad Airでは搭載チップがM3ではなくM4に変更されるのかもしれません。
iPad(第11世代)(コードネーム:J481、J482)の搭載チップはA17 Proと予想、8GB RAMと組み合わせられてApple Intelligenceに対応する可能性が高いということですので、現行モデルのA14 Bionicから大幅な性能向上が実現すると期待できます。
iPad(第11世代)には新たに、Magic Keyboard(コードネーム:R307、R308)も用意されます。
iPad Pro(M4)後継モデルとなるiPad Pro(M5)の発表予想時期は、2025年後半〜2026年初頭です。
homeOS動作製品が3月にイベントで発表?
Appleは、ホームハブとして機能するスマートホームディスプレイを2025年3月に発表することを計画しているとのことですので、新型iPhone SEや新型iPadと共にイベントで発表されるかもしれません。
ただし、homeOSとも噂されるコードネーム「Pebble」のOSはiOS18.4およびiOS19との関連性が高そうですので、発表から発売まで時間を要する可能性があるとガーマン記者は伝えています。
ホームハブと連携可能なセキュリティカメラとドアベルの発売は、2026年まで遅れそうです。
2025年6月頃に発表されそうな新製品
新型Mac Studioの発表予想時期についてガーマン記者は、これまで通り2025年6月頃と述べています。
新型Mac StudioはM4 MaxとM4 Ultraを搭載、M4 Pro搭載Mac miniがM2 Ultraに迫る性能を実現した状況を、新型Mac Studioで改善する(性能差を拡げる)のは確実です。
2025年9月頃に発表されそうな新製品
例年通りであれば2025年9月に、新型iPhoneと新型Apple Watchが発表されます。
新型iPhoneで注目されるのはiPhone17 Airで、販売台数は引き続きProシリーズが上回るとしても、新型iPhone SEが先行して搭載する見通しの独自開発5Gモデムは、独自開発Wi-Fi/Bluetoothチップとともに今後のApple製品において重要な役目を果たします。
ガーマン記者はiPhone17 Airの販売見通しについて、iPhone16 Plusよりも人気を集めると予想、薄型化技術は折りたたみiPhoneにも有用と述べています。
Apple Watch Series 11とApple Watch Ultra 3のデザインは現行モデルと同じで、高血圧通知と、Apple Watch Ultra 3への衛星通信機能搭載が主な変更点になります。
対して、Apple Watch SE 3はデザインを刷新するとのことで、噂されている強化プラスチックケースの採用やケースサイズの拡大がなされるのかもしれません。
2025年後半に発表されそうな新製品
2025年10月以降になると、M5シリーズチップ搭載MacBook Pro、新型Mac Pro、新型AirTag、新型HomePod mini、新型Apple TV 4Kが発表される模様です。
M5シリーズチップ搭載MacBook Proのデザインは現行モデルと変わらず、改良点は内部にとどまる見通しです。
新型Mac Proにはハイエンドチップとなる「Hidra」が搭載されるとガーマン記者は述べていますので、M4 Ultraよりも上位のチップが用意されるのかもしれません。
新型AirTag(コードネーム:B589)の量産は、まもなく開始される見通しとのことです。
2025年の発表や発売が期待できない製品
なお、M5を搭載すると噂のApple Vision Pro 2が年内に発表されたとしても、発売は2026年になる可能性が高いようです。
同様に、廉価版のApple Vision(コードネーム:N107)やカメラ付きAirPods、Meta Ray-Ban対抗製品も、年内に発表される可能性は低そうです。
今回のニュースレターでは取り上げられていませんが、AirPods Pro 3も年内に発表されるとの噂がありました。
Source: Power On/Bloomberg
Photo:MacRumors
Samsung製の未確認スマートフォンであるモデル番号「SM-S937U」の、Geekbench 6 CPUベンチマークスコア(以下、ベンチマークスコア)が確認されました。「SM-S937U」は、Galaxy S25 Slimと考えられます。
同じ薄型スマートフォンとして競合することになりそうな、iPhone17 Airのスコアを上回りそうか確認します。
Galaxy S25 SlimのGeekbench 6ベンチマークスコア
ベンチマークスコアが確認されたのは、モデル番号が「SM-S937U」のスマートフォンで、2025年1月12日午後7時45分時点で2つのスコアが確認されています。
確認されたベンチマークスコアは、下記の通りです。
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シングルコアスコア | マルチコアスコア | |
計測結果 1 | 2,941 | 6,703 |
計測結果 2 | 3,005 | 6,945 |
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最高値は、シングルコアが3,005、マルチコアスコアが6,945でした。
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Galaxy S25とCPU構成同じも、著しく低いマルチコアスコア
ベンチマークスコアから確認できた「SM-S937U」ことGalaxy S25 Slimのシステム・オン・チップ(SoC)のCPUは、動作周波数4.47GHzのCPUコアが2コアと動作周波数3.53GHzのCPUコアが6コアの合計8コアで構成されています。
このSoCがGalaxy S25などと同じQualcomm Snapdragon 8 Eliteだった場合、これまでに報告されたGalaxy S25(SM-S936U)のベンチマークスコアであるシングルコアスコアが3,142、マルチコアスコアが9,957と比べて大幅に低くなっています。
なお、RAM容量は10.86GBと表示されていますので、Galaxy S25と同様、12GBのようです。
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A18よりも低いGeekbench 6ベンチマークスコア
iPhone17シリーズにラインナップされると噂の薄型モデル、iPhone17 AirはA19を搭載すると噂されています。
A19のベンチマークスコアが、A18のそれを上回るのは確実と考えられます。
iPhone16で計測された最近のA18のベンチマークスコアは、シングルコアスコアが3,349、マルチコアスコアが8,211でした。
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薄型のために排熱に課題?発売までに最適化進むと期待
今回報告されたGalaxy S25 Slimのベンチマークスコアは開発機のものと思われ、これから発売までに最適化が行われる可能性があります。
もしくは、薄型のために排熱に苦労しておりCPUの性能を抑える必要があるのであれば、iPhone17 Airをベンチマークスコア(CPU)で上回るのは難しそうです。
ただし、Galaxy S25シリーズのGalaxy AIのオンデバイスでの処理性能は、iPhoneにおけるオンデバイスでのApple Intelligenceでの処理性能を上回るとの噂がありますので、12GB RAMが効果的なのかもしれません。
Source:Geekbench Browser (1), (2), (3), (4)
Photo:SammyFans