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Z世代(18歳〜29歳)の3人に1人がiPhone16の購入意向を持っており、iPhoneは「相棒」「友達」「家族」と感じているZ世代が約4割にのぼる、との調査結果を「ペイディあと払いプランApple専用」などのあと払い(BNPL)サービスペイディを提供するPaidyが発表しました。
Appleでの分割払いを提供するペイディがZ世代のiPhone意識を調査
AppleのオンラインストアやApple Store店頭で、手数料なしの分割払いサービス「ペイディあと払いプランApple専用」を提供しているペイディが公開した「Z世代のiPhone白書」では、iPhoneの購入や利用について、Z世代(18歳〜29歳)と30代、40代との意識や行動を比較しています。
調査は2024年8月9日から16日にかけて、全国の18歳〜49歳の男女を対象としてインターネットで実施されており、サンプル数は600人です。
信頼できる製品を、しっかり情報収集して買いたいZ世代
Z世代の買い物に関する価値観では、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計が最も高かったのは、「長く使えるものを買いたい」の74.5%でした。
このほか「高価なアイテムはしっかりとしたカスタマーサポートが得られるところで買いたい」が69.5%、「信頼あるブランドやメーカーの商品を買いたい」が68.5%と、信頼できる製品を安心できるところで買いたい、という考えがうかがえます。
また「口コミは必ずチェックしたい」が67.5%と、情報収集をしっかりする姿勢がみられるほか、「手数料無料であれば、分割払いは便利だ」が66.5%と、お金について堅実な考えも見て取れます。
iPhone16、Z世代の36%が購入意向
調査は、Appleによる公式発表前の8月に実施されたものですが、新型iPhoneが発売されたタイミングで、iPhoneを買い替える予定があるかを尋ねたところ、「最新のiPhoneを購入予定」が21.0%、「機能次第で検討する」が15.0%と、合計36.0%とおよそ3人に1人は新型iPhoneの購入意向を持っていました。
なお、iPhoen16シリーズの予約受付開始直後に、AppleオンラインストアでiPhone16 Proシリーズの多くのモデルの配送予定日が10月にずれ込んでおり、iPhone16シリーズへの期待の高さが伺えます。
iPhoneを一括払いで購入したことがあるZ世代(108人)に、家計への影響を聞いたところ、合計59.2%が家計を圧迫したと回答しています。円安の影響でiPhoneの国内販売価格が上がり、さまざまな物価上昇が続く中、やはり一括購入の負担は大きいようです。
iPhoneの購入方法として、分割手数料無料であれば分割払いで支払うことを賢いと思うか尋ねたところ、「賢いと思う」が27.0%、「どちらかというと賢いと思う」が48.0%で、合計75.0%が賢いと思うと回答しています。
iPhoneやその他のApple製品の購入時の考え方としては「壊れるまで使うつもりで買っている」が37.0%で最多でした。「購入段階で下取りやどのくらい使うかは意識しない」が33.5%、「いずれ売りに出したり、下取りされることを前提で買っている」が29.5%でした。
Z世代のiPhone購入先、キャリアが4割、Appleが3割強
Z世代が直近でiPhoneを購入した場所として多かったのは、「各キャリアの実店舗」21.5%、「AppleのWebサイト」20.0%、「各キャリアのオンラインストア」18.5%、「Apple Store(実店舗)」13.5%でした。
キャリア経由での購入が計40.0%、Appleからの直接購入が計33.5%で、合計すると73.5%がキャリアまたはAppleで購入しています。
なお、女性では、Appleからの直接購入が合計36.0%と人気が高く、Apple Store(実店舗)での購入は28.0%で、他の性・年代より高い結果となりました。
Z世代がiPhoneの購入場所を選んだ理由のトップ3は、「価格が安いから」19.0%、「いつも購入している場所だから」17.5%、「ポイントが付く、多いから」15.5%でした。l
30代や40代では、価格の安さに加えて、「機種変更がスムーズだから」が上位となっています。
Z世代がiPhoneを購入する際に利用したことのある決済方法は「クレジットカード」が48.5%で最も多く、「QRコード決済」24.5%、「現金」24.0%などが続いています。
なお、「あと払い決済」の利用率は11.0%で、男性(14.0%)の利用率が女性(8.0%)よりも高くなっています。
iPhone買い替えは2年〜3年ごと、バッテリー消耗がきっかけ
今までのiPhone買い替え頻度は「2年に1回」(全体で26.5%)と「3年に1回」(同20.3%)が多くなっています。
Z世代の男性では、「1年に1回」の頻度で買い替えてきた割合が15.0%と、他の性年代よりも高くなっています。
Z世代がiPhoneを買い替えるタイミングとして最も多かった上位2項目は男女共通で、「バッテリーの消耗が激しいとき」(44.5%)、「故障したとき」(30.0%)でした。
3位は男性が「契約更新のタイミング」で25.0%、女性が「お得なキャンペーン・セールをしているとき」で20.0%でした。
「新機種が発売された時」は、全世代の男性で23.3%と、女性の14.3%よりも高くなっています。
8割がiPhoneのトラブルに遭遇、最多は「落下による液晶割れ」
Z世代の29.0%が、急なトラブルが原因でスマホを買い替えたことがあり、男女別では女性(21.0%)よりも男性(37.0%)が高くなっています。
Z世代の約8割が、iPhoneを使用していてヒヤッとした出来事やトラブルを経験していました。
トラブルの内容として多かったのは、「落下などによる液晶割れ」が28.5%で最多、以下「電源が入らない」27.5%、「外出先に置き忘れた」26.5%、「充電ができない」26.0%などが続いています。
iPhoneユーザーの9割はリピーター、女性の3割は10年間利用
現在使用しているiPhoneが何台目かを尋ねたところ、「1台目」の回答はZ世代で10.0%、30代で11.5%、40代で9.5%となり、各年代ともに2台目以上を使うリピーターが約9割を占めています。Z世代で最も多かったのは「3台目」の33.5%でした。
各年代の平均使用台数は以下のとおりで、世代の上昇とともにこれまでのiPhone使用台数は増える傾向が見られます。
- Z世代:2.97台目
- 30代:3.55台目
- 40代:3.68台目
iPhoneユーザーとしての平均通算使用期間も、年代が上がるとともに長くなる傾向があります。
- Z世代:6.9年
- 30代:8.5年
- 40代:9.4年
なお、Z世代の女性はiPhoneの通算使用期間が10年が30.0%と最も多かったのに対して、男性は2年〜3年が23.0%で最多でした。この傾向の違いについてペイディは、女性はiPhoneを継続的に使用しているのに対して、男性は時折ほかの機種に変えている可能性もある、と分析しています。
Z世代にとってiPhoneは「相棒、友達、家族」が約4割
自分にとってiPhoneがどんな存在かを尋ねたところ、Z世代で最も多かった回答は「便利なツール」の56.0%で、理由として「生活を便利にしてくれる存在だから」や「自分の生活の質を上げてくれる」といった声が挙げられました。
また「相棒」19.5%、「友達」11.5%、「家族」6.5%と、身近な人に例える回答が37.5%と約4割を占めました。iPhoneを身近な人に例える割合は、Z世代では他の世代よりも高かったそうです。
iPhoneなしの生活で耐えられる時間の長さは、Z世代で最も多かったのは「半日」の15.0%、2番目が「3時間」の14.5%でした。
3時間以内を選択した割合は、Z世代では43.0%、30代と40代がともに36.5%で、若い世代ほどiPhoneなしの生活を耐えられる時間が短くなる傾向があります。
Z世代から見たiPhoneの魅力トップは「使い勝手の良さ」
iPhoneについて魅力に感じること(複数回答可)は、Z世代全体では「使い勝手の良さ」が37.0%で最多でした。以下、「Apple製品であること(ブランド力)」32.0%、「データ容量」22.5%、「価格」22.0%、「デザイン」21.0%などと続いています。
男女別では、男性のトップは「Apple製品であること(ブランド力)」が35.0%なのに対し、女性は「使い勝手の良さ」が43.0%と、違いが見られます。
Z世代がよく利用するアプリのジャンル(複数回答可)は、1位が「SNS」59.0%で、以下「動画」51.0%、「音楽」46.5%、「写真・カメラ」44.5%、「地図・ナビ」43.0%などだ続きました。
Source: Paidy
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズには、Appleステッカーが同梱されないと9to5Macが報告しています。
Appleは、2024年5月に発売したiPad Pro(M4)とiPad Air(M2)にもAppleステッカーを同梱していませんでした。
米国のApple Store実店舗では購入者が希望するとステッカーを配布
9to5Macによれば、iPhone16シリーズおよびiPhone16 ProシリーズにはAppleステッカーが同梱されていませんが、Apple Storeでこれらの製品を購入する際に希望すれば、ステッカーが配布されるとのことです。
ただし、日本のApple Store各店でも同様の対応が取られるのかは現時点で不明です。
Appleオンラインストアで配送を選択した場合は入手不可
また、Appleオンラインストアで購入し、店舗受け取りではなく配送を選んだ際はAppleステッカーを入手する方策はないとのことです。
つまり、Apple Storeの実店舗で購入した場合のみAppleステッカーが入手可能で、Amazonや家電量販店、キャリア各社から購入した際にも入手することはできないようです。
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環境対策だけではなくAppleの利益率改善のための施策では?
Appleステッカーの同梱終了も環境対策の一環のようですが、少額であってもAppleの利益率改善につながっていることは否定できないでしょう。
例えば、100円であっても販売価格の値下げを行えば、購入者にも納得感が得られると考えます。
iPad mini 7やM4搭載Macモデルにも同梱されない可能性濃厚
Appleは2024年10月に、iPad mini 7やM4搭載Macモデルを発表するとみられていますが、それらの製品にもAppleステッカーが同梱されない可能性が濃厚です。
Source:9to5Mac
欧州連合(EU)ではデジタル市場法(DMA)の施行により、App Store以外でのアプリ配信が今年3月から可能になっていますが、今回iOSアプリだけでなく、iPadアプリも適用対象となったことが明らかになりました。
代替配信の敷居は結構高い
Appleは現地時間13日、デベロッパサイトで「欧州連合で配信されるiPadOS18向けのアプリに関するアップデート」を発表し、iPadアプリも代替配信許可の対象に入ったことがわかりました。
ただし、デベロッパなら誰でもApp Storeを迂回してiPadアプリが配信できるわけではなく、Appleデベロッパプログラムのメンバーとして2年以上連続で在籍しかつ前年度にEU域内で年間100万回以上インストールされたアプリを有していることなどが条件として挙げられています。
また、代替配信を行うからといってApp Storeの手数料を完全に回避できるわけではなく、デベロッパにはCore Technology Fee(CTF)というのが代わりに課されることになり、年間100万以上のインストール以降、1インストールごとに0.5ユーロ(約80円)を支払わなければなりません。
アプリの審査がないわけでもない
App Storeでアプリを配信しないといってもAppleの審査を逃れられるというわけではなく、アプリは自動化されたレビューと人間によるレビューの2段階からなる公証(Notarization)というプロセスを経て、ようやく代替配信が認められます。
しかしながら、コンテンツやビジネス慣行が審査されることはないため、これまでApp Storeでは許可されてこなかったコンテンツの配信が可能になるのは事実です。
iPadアプリの代替配信は9月16日から
iPadアプリのApp Storeを介さないダウンロードは、9月16日から利用可能となります。
Source: Apple
iOS18.1で利用可能になるApple Intelligenceについて、iOS18.4にアップデートされるまでの間にどのような新機能が利用可能になるか、MacRumorsが伝えています。
日本では、2025年3月にiOS18.4がリリースされることでApple Intelligenceが利用可能になる見込みです。
iOS18.1〜iOS18.4でApple Intelligenceに追加される機能は?
MacRumorsが伝えている、iOS18.1以降の各バージョンにおいて利用可能になるApple Intelligenceの機能は、次のようになります。
iOS18.1:米国(英語)に設定した対象機種で利用可能に
iOS18.1のリリース予想時期は2024年10月で、言語を米国(英語)に設定したiPhone15 ProシリーズとiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズで利用可能になります。
iOS18.1で利用可能になるApple Intelligenceの機能として、以下のようなものが予定されています。
- Siriの機能強化。フォローアップのリクエストや、単語や言葉の理解度が向上
- 文章のリライト、要約、校正のためのツール
- メッセージ、メールなどの通知サマリー
- メッセージやメールアプリでの返信内容の提案
- 写真アプリで、不要な人や対象物を削除可能な生成AI機能
- 写真アプリで、説明を入力して思い出ムービーを作成
- 電話の録音と文字起こし
- 重要な通知のみを表示するモードの導入
- Safariでリーダーモード時に記事を要約
iOS18.2:Apple Intelligenceに対応する英語圏の国が増加
Appleはすでに、iOS18.2の社内試験を開始している模様です。
iOS18.2は12月にリリースされる可能性が高く、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、イギリスでApple Intelligenceを利用できるようになります。
開発が順調に進めば、GenmojiやChatGPTを活用するSiriが利用可能になるのもiOS18.2です。
iOS18.3:現時点で詳細内容未確認
iOS18.3でApple Intelligenceにどのような新機能が追加されるか、現時点では確かそうな情報がないと、MacRumorsは述べています。
iOS18.4:日本で利用可能になる見込み、多くの言語が対応と噂
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、Siriがユーザーの意図に沿った応答を提供する機能が提供されるのは、2025年3月になると予想しています。
ガーマン記者は以前、2025年3月にiOS18.4がリリースされてApple Intelligenceでこうした新機能が利用可能になると述べていました。
iOS18.4ではついに、日本でもApple Intelligenceが利用可能になると期待されています。
日本語以外にも、中国語、フランス語、日本語、スペイン語などに対応するとみられています。
iPhone17シリーズ+iOS19で本格普及か
Apple Intelligenceへの対応は、iPhone17シリーズで強化、RAM容量が12GBに増加するとの噂があります。
iOS19ではこうしたハードウェアの進化を活かし、デバイス上で実行可能なApple Intelligenceの機能が増えると考えられています。
Source:
iPhone16シリーズに搭載されているA18と、iPhone16 Proシリーズに搭載されているA18 ProのGeekbench 6 CPUベンチマークスコアに続き、Geekbench 6 MetalスコアおよびAIスコアが掲載されました。
A17 Proの、同種のスコアと比較しました。
A18とA18 ProのGeekbench 6 Metalスコア
A18とA18 ProのGeekbench 6 Metalスコアを、A17 Proと比較した結果は下記の通りです。
A18はA17 Proに肉薄、A18 ProをA17 Proと比べた場合、Geekbench 6 Metalベンチマークテストにおいて15%の性能向上が実現されているのが確認されました。
<figure>
SoC | Geekbench 6 Metalスコア | 対A17 Pro(%) |
A17 Pro | 28,663 | – |
A18 | 28,009 | 97.7% |
A18 Pro | 32,997 | 115.1% |
</figure>
A18とA18 ProのGeekbench 6 AIスコア
A18とA18 ProのGeekbench 6 AIスコアを、A17 Proと比較した結果は下記の通りです。
いずれも、大きな伸びを示しています。
<figure>
SoC | Geekbench 6 AIスコア | ||
Single Precision スコア | Half Precision スコア | Quantized スコア | |
A17 Pro | 3,895 | 24,076 | 33,509 |
A18 | 4,217 | 32,856 | 45,853 |
A18 Pro | 4,400 | 31,968 | 44,512 |
</figure>
Apple Intelligenceの日本語対応で進化を実感できると期待
今回報告されたGeekbench 6 MetalスコアおよびAIスコアから、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズでは、ゲーム環境における処理能力向上と、Apple Intelligenceの快適な動作が提供されることが期待できます。
日本では、2025年春頃に提供される見通しのiOS18.4でApple Intelligenceが利用可能になる見通しです。
Source:Geekbench Browser A18 (1), (2), A18 Pro (1), (2), A17 Pro (1), (2)
Photo:Apple
“Ultra”の名前を冠するApple Watch Ultraは、2022年9月に登場したアウトドア仕様のApple Watchです。Apple Watch Ultra 2が昨年秋に発売となり、ずっとベストなApple Watchの立ち位置を守り続けていましたが、Apple Watch Series 10の出現により、事情は一変しました。
2年前の輝きが失われてしまったUltra
初代Apple Watch Ultraの登場時、49ミリのケースや、最大輝度2,000ニト、、長いバッテリー駆動時間など、それまでApple Watchでは考えられなかったようなスペックが売りでしたが、Apple Watch Series 10が出てきてきたことで、その特別感はかなり薄れてしまいました。
Apple Watch Series 10とApple Watch Ultra 2のスペックを比べると、次のようになります。
Series 10とUltra 2のスペック比較
<figure>
Series 10 | Ultra 2 | |
---|---|---|
プロセッサ | S10チップ | S9チップ |
ディスプレイサイズ | 1220平方ミリメートル | 1185平方ミリメートル |
明るさ | 2,000ニト | 3,000ニト |
広角OLED | ||
LTPO3ディスプレイ | ||
バッテリー | 18時間 | 36時間 |
急速充電 | 0-80%まで30分 | 0-80%まで60分 |
厚さ | 9.7ミリ | 14.4ミリ |
重量 | 35.3グラム | 61.4グラム |
価格 | 大きいサイズで64,800円(税込)から | 128,800円(税込)から |
</figure>
現時点では、Apple Watch Series 10は、より大きなディスプレイ、新たな広角OLEDディスプレイを搭載しており、充電はより速く、ボディはかなり薄くなり、質量もかなり軽くなっています。
結論として、ベストなApple Watchの称号はApple Watch Series 10に今のところ付与されるべきだと言えます。
Apple Watch Series 10のレビューもこれから上がってくると思うので、使用感や見た目など気に入った部分があった場合、購入を検討しても良いのではないでしょうか。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
iPhone16シリーズにはすべてのモデルに8GBのRAMが搭載されていることがXcodeの調査から判明していましたが、Appleのハードウェアテクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるジョニー・スルージ氏がYouTuberのインタビューで、事実だと認めました。
8GBのRAMはハイエンドゲームプレイにも役立つ
YouTubeチャンネル极客湾Geekerwanのインタビューに答えたスルージ氏は、iPhone16シリーズにはすべてのモデルで8GBのRAMが搭載されていることを認めつつも、Apple Intelligenceだけがその理由ではない、と述べました。
同氏いわく、RAM容量を決める際に、計算、メモリ帯域幅、メモリ容量についてさまざまな構成を検討し、何が最も理にかなっているか、適切なトレードオフとバランスを取るとのことです。
Apple Intelligenceは確かにすべてのモデルで8GB搭載に踏み切った大きな要因とのことですが、8GBはハイエンドゲームのプレイなど、他の用途でも大いに役立つはずだ、とスルージ氏は述べています。
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</figure>
MacBook Proの8GB RAMは時代遅れとの意見も
Apple製品のRAM容量といえば、MacBook ProのエントリーモデルのRAM容量がいまだに8GBとなっていることに批判が集まっていることを思い出す人も多いのではないでしょうか。
Appleいわく、MacBook ProのRAMはユニファイドメモリであり、実際には16GBに相当するとのことですが、それでも少ないと感じるユーザーが多々いるのは事実のようです。
Copilot+ PCでゲームできないと指摘
MicrosoftがM3チップ搭載MacBook Airの対抗馬として打ち出したCopilot+ PCは、人工知能(AI)にフォーカスしているものの、Windowsパソコンの醍醐味であるゲームプレイが疎かになっている、と指摘されたばかりです。
Copilot+ PCでゲームがうまくプレイできないのはハードウェア設計の問題というよりも、Prismというエミュレータがしかるべく動作していないのが原因とされています。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
Apple Storeアプリのメインページにある新しいグラフィックに、Face IDのロゴが表示されたMacBookが描かれているとの指摘がなされています。
Appleは2024年10月に、M4シリーズチップを搭載する新しいMacBook Proを搭載すると噂されていますが、関連性はあるのでしょうか。
Face IDロゴが記されたMacBook
Apple Storeアプリのメインページにある新しいグラフィックに、Face IDのロゴが表示されたMacBookが描かれているとの情報を投稿したのは、Bloombergのマーク・ガーマン記者です。
ガーマン記者はこれを指摘しつつも、「ただし、このグラフィックの作成者が新しいMacBookにFace IDが搭載されるかいるのか知っているかは不明」と述べており、あくまでもそうしたグラフィックがある事実だけを指摘しています。
2019年に関連特許取得済み
Appleは、MacのディスプレイのノッチにFace IDを搭載するアイデアを含んだ特許を2017年に米国特許商標庁(USPTO)に出願、2019年に取得していました。
2021年には、ガーマン記者やDSCCのロス・ヤング氏が、将来的にMacの生体認証情報としてFace IDが採用される可能性があると伝えていました。
2024年10月にMacBook Pro(M4)を発表と噂
Appleは2024年10月にイベントを開催し、M4シリーズチップを搭載する新しいMacBook Proを発表すると噂されています。
それを前にして今回の情報が持ち上がったわけですが、MacBookへのFace IDの搭載はディスプレイ種別が有機ELに切り替わった際に行われるとヤング氏が予想していましたので、その場合は実現するとしても数年後ということになります。
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The Apple Store app’s new graphic on the main page puts a Face ID logo on a MacBook. Not sure the creator of the graphic would know if the new models will have Face ID or not, to be clear. pic.twitter.com/KApoTjQ8s3
— Mark Gurman (@markgurman) September 13, 2024
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Source:Mark Gurman(@markgurman)/X
昨晩、2024年9月18日午後9時から予約受付が開始されたiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの、Appleオンラインストアにおける最新の在庫情報をお伝えします。
iPhone16シリーズのAppleオンラインストアにおけるお届け予定日に変化があり、発売日に入手可能なモデルが減少しました。
それに対しiPhone16 Proシリーズは、お届け予定日が昨晩よりも2週間早くなっています。
Appleオンラインストア:iPhone16 Proシリーズの在庫情報
9月14日午後4時5分時点での、AppleオンラインストアにおけるiPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxのお届け予定日は、下記の通りです。
iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxのお届け予定日は、全てのモデルで昨晩よりも2週間早くなりました。
注文済みでお届け予定日が発売日ではなかった場合でも、今後、注文直後のお届け予定日よりも早く配送されるかもしれません。
iPhone16 Proのお届け予定日(9月14日午後4時5分時点)
<figure>
デザート チタニウム | ナチュラル チタニウム | ホワイト チタニウム | ブラック チタニウム | |
128GB | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 |
256GB | ||||
512GB | ||||
1TB |
</figure>
iPhone16 Pro Maxのお届け予定日(9月14日午後4時5分時点)
<figure>
デザート チタニウム | ナチュラル チタニウム | ホワイト チタニウム | ブラック チタニウム | |
256GB | 10/10-10/18 | 10/10-10/18 | 10/10-10/18 | 10/10-10/18 |
512GB | ||||
1TB |
</figure>
Appleオンラインストア:iPhone16シリーズの在庫情報
9月14日午後4時5分時点での、AppleオンラインストアにおけるiPhone16とiPhone16 Plusのお届け予定日は、下記の通りです。
発売日である9月20日に配送で入手可能なのは、iPhone16のピンクだけになりました。
iPhone16 Plusのピンクも、他の本体カラーと比べてお届け予定日が早くなっていますが、発売日に入手することはできません。
iPhone16のお届け予定日(9月14日午後4時5分時点)
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ウルトラ マリン | ティール | ピンク | ホワイト | ブラック | |
128GB | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 | 9/20 | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 |
256GB | |||||
512GB |
</figure>
iPhone16 Plusのお届け予定日(9月14日午後4時5分時点)
<figure>
ウルトラ マリン | ティール | ピンク | ホワイト | ブラック | |
128GB | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 | 9/28-10/3 | 10/3-10/10 | 10/3-10/10 |
256GB | 9/28-10/3 | ||||
512GB | 10/3-10/10 |
</figure>
Appleオンラインストア在庫情報を毎日更新予定
iPhone Maniaでは、iPhone16シリーズとiPhone16 ProリーズのAppleオンラインストアの在庫情報に加え、掲載され次第、携帯キャリア、家電量販店等の在庫情報も毎日確認して掲載していく予定です。
Source:Apple
Photo:Apple, 画像内テキスト:iPhone Mania
Appleの新作発表会は、ライバルメーカーにとっても今後の業績を左右する大きなイベントです。スマートフォン市場シェアで頂点に君臨するSamsungも、折りたたみiPhoneが登場しなかったことやApple Intelligenceに口を出さずにはいられなかったようで、SNS上で“恒例”の皮肉を投稿しました。
「まだ待っていますが……」
日本ではタブー視されている同業他社の揶揄(やゆ)ですが、アメリカを始めとした海外では珍しくない光景です。とくにAppleの新作については、Samsungのユーモア溢れる皮肉は恒例行事となっており、iPhone Xが登場した際は、ノッチ(切り欠き)を模した髪型の広告が話題となりました。
今年のiPhone16でも待ってましたとばかりに、Samsungの米国公式アカウントがX(旧Twitter)で「折りたたみスマートフォン(Folds)が発表されるときに教えてください」と投稿、その後も「まだ待っていますが……」と、折りたたみiPhoneを発表しないAppleを皮肉りました。
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Apple Intelligenceにも皮肉飛ばす
さらに、Appleが新製品で利用できる目玉機能として、改めて強調した独自生成AIについても「何というか……私たちがAIへの期待を高くしすぎたかもしれません」と、Apple Intelligenceが期待外れだったのではないかと当てこすりました。
とはいえ他ならぬSamsungも、Galaxy S24やGalaxy Z Fold6といったフラッグシップモデルの広告では、自社AI「Galaxy AI」を大々的にアピールしているのですから、表だって批判する権利はないような気もします。
折りたたみiPhoneはいつ登場?
折りたたみスマートフォンを展開している主だったメーカーはSamsungとHuaweiで、Samsungは高価格帯市場で安定した需要を、Huaweiも米国による制裁リスト入りから復活を遂げるきっかけとなっています。
Samsungにとって幸か不幸か、Appleは今年の新作発表会で折りたたみiPhoneを発表しませんでしたが、複数の特許出願が確認されているほか、iPhoneとiPadを組み合わせた製品として2025年に登場するのではないかとの予測も出ているだけに、今後の登場に期待が高まるところです。
Source:X/SamsungMobileUS
auは9月13日、iPhone16、iPhone16 Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxの料金設定を発表しました。通常代金と他社から乗りかえ(MNP)、新規、機種変更時に実質負担額を一覧表としてわかりやすくまとめました。
通常代金とシナリオに合わせた負担額一覧は以下!
下記のauのiPhone16シリーズの機種代金は、通常価格と「スマホトクするプログラム(24回支払い)」適用時のモデルとストレージごとの価格を、MNP、新規、機種変更にわけてまとめたものです。
iPhone16
ストレージ | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
通常機種代金 | 146,000円 | 169,500円 | 209,700円 |
MNPの実質負担額 | 52,250円 | 59,820円 | 80,290円 |
新規の実質負担額 | 52,250円 | 59,820円 | 80,290円 |
機種変更の実質負担額 | 52,250円 | 59,820円 | 80,290円 |
iPhone16 Plus
ストレージ | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
通常機種代金 | 166,200円 | 187,600円 | 228,000円 |
MNPの実質負担額 | 57,750円 | 69,020円 | 89,720円 |
新規の実質負担額 | 57,750円 | 69,020円 | 89,720円 |
機種変更の実質負担額 | 57,750円 | 69,020円 | 89,720円 |
iPhone16 Pro
ストレージ | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
通常機種代金 | 188,600円 | 214,700円 | 251,300円 | 288,200円 |
MNPの実質負担額 | 72,010円 | 85,120円 | 103,980円 | 122,610円 |
新規の実質負担額 | 72,010円 | 85,120円 | 103,980円 | 122,610円 |
機種変更の実質負担額 | 72,010円 | 85,120円 | 103,980円 | 122,610円 |
iPhone16 Pro Max
ストレージ | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|
通常機種代金 | 233,000円 | 269,800円 | 296,500円 |
MNPの実質負担額 | 94,550円 | 113,410円 | 126,980円 |
新規の実質負担額 | 94,550円 | 113,410円 | 126,980円 |
機種変更の実質負担額 | 94,550円 | 113,410円 | 126,980円 |
Source: au
M2を搭載する2022年モデルのiPad Proと、M1を搭載するiPad Air(第5世代)の整備済製品の販売が、米国のAppleオンラインストアで開始されたことが明らかになりました。
2024年9月14日午前5時10分時点で、日本のAppleオンラインストアのiPad整備済製品のページでは、両モデルともに取り扱いはありません。
iPad Pro(M2)とiPad Air(M1)の整備済製品の割引率は?
米国で販売が開始された、M2を搭載する12.9インチiPad Pro(第6世代)と11インチiPad Pro(第4世代)の128GBのWi-Fiモデルと、M1を搭載するiPad Air(第5世代)の64GBのWi-Fiモデルで、割引率を確認しました。
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新品時 価格 | 整備済製品 価格 | 割引率 | |
12.9インチiPad Pro (第6世代) | 1,099ドル | 889ドル | 約19% |
11インチiPad Pro (第4世代) | 799ドル | 639ドル | 約20% |
iPad Air (第5世代) | 549ドル | 469ドル | 約15% |
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M2を搭載する2022年モデルのiPad Proの整備済製品の割引率は約20%なのに対し、iPad Air(第5世代)の整備済製品の割引率は約15%となっています。
日本のAppleオンラインストアの状況から今後を予想
日本のAppleオンラインストアでも今後、M2を搭載する12.9インチiPad Pro(第6世代)と11インチiPad Pro(第4世代)、M1を搭載するiPad Air(第5世代)の整備済製品の販売が開始されるはずです。
その際は、現在整備済製品として販売されている12.9インチiPad Pro(第4世代)と11インチiPad Pro(第2世代)の販売が終了することが予想されます。
iPhone14 Proシリーズの整備済製品をまもなく販売開始見込み
2024年8月末に整備済製品の販売が開始されたiPhone14とiPhone14 Plusですが、製品区分にはiPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの表示もありますので、これらの整備済製品の販売もまもなく始まると考えられます。
Source:Appleオンラインストア(米国) via MacRumors
9to5Macが、iPhone16 Proシリーズで利用可能になる新しい画像フォーマット「JPEG-XL」の設定項目と、ProRAWで撮影し保存形式をJPEG-XLにした際のファイルサイズが判明したと伝えています。
JPEG-XLの設定項目
9to5Macによれば、iPhone16 Proシリーズの「JPEG-XL」の設定項目として、下記が含まれているのが確認できたとのことです。
- JPEG ロスレス(互換性優先:最も互換性が高い)
- JPEG-XL ロッシー
- JPEG-XL ロスレス
設定ごとのファイルサイズ
また、ProRAWで撮影し保存形式をJPEG-XLにした際のファイルサイズも報告されています。
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ProRaw 撮影設定/JPEG-XL | ファイルサイズ |
JPEG-XL ロッシー(1,200万画素での撮影) | 11MB |
JPEG-XL ロスレス(1,200万画素での撮影) | 18MB |
JPEG-XL ロッシー(4,800万画素での撮影) | 20MB |
JPEG-XL ロスレス(4,800万画素での撮影) | 46MB |
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超広角カメラの画素数が4,800万画素に増加
iPhone16 Proシリーズでは、超広角カメラの画素数が4,800万画素に増加、光学5倍望遠カメラがiPhone16 Pro MaxとiPhone16 Proに搭載されました。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
iPhone15とiPhone16、iPhone15 PlusとiPhone16 Plusの寸法はまったく同じであるため、もしかしたらiPhone15のケースはiPhone16にフィットするのではないかと疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言えば、フィットしないことがわかっています。
寸法が同じなのにフィットしないのはなぜ?
iPhone15シリーズの寸法は次のとおりとなっています。
iPhone15シリーズの寸法
iPhone15の寸法: 147.6 x 71.6 x 7.8 mm
iPhone15 Plusの寸法 160.9 x 77.8 x 7.8 mm
iPhone15 Proの寸法 146.6 x 70.6 x 8.25 mm
iPhone15 Pro Maxの寸法: 159.9 x 76.7 x 8.25 mm
そして、iPhone16シリーズの寸法は以下のとおりです。
iPhone16シリーズの寸法
iPhone16の寸法: 147.6 x 71.6 x 7.8 mm
iPhone16 Plusの寸法 160.9 x 77.8 x 7.8 mm
iPhone16 Proの寸法 149.6 x 71.5 x 8.25 mm
iPhone16 Pro Maxの寸法: 163 x 77.6 x 8.25 mm
寸法だけ見ると、iPhone15とiPhone16、iPhone15 PlusとiPhone16 Plusはまったく同じですが、iPhone16シリーズでは新たなボタンが採用されており、さらに背面のカメラ突起のデザインも変更され、新たなカメラコントロールボタンが追加されています。また、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxはディスプレイが大型化しており、ベゼル幅も小さくなっています。
結論として、iPhone15およびiPhone15以前のモデルのケースはiPhone16シリーズにはフィットしないとのことです。
古いケースがフィットしたらよりエコなのにと思われるかもしれませんが、残念ながら新型モデルと共に新たなケース購入は必須のようです。
Source: 9to5Mac
Appleは日本時間10日未明に催したAppleイベントで、AirPods Pro 2に新たに補聴機能が追加されると発表しましたが、現地時間12日、アメリカ食品医薬品局(FDA)はこの機能にFDA認証を付与したとニュースルームで発表しました。
OTC補聴器として初めてFDA認証を取得
AirPods Pro 2の補聴機能は「予防」「認知」「補助」の3つを柱にユーザーのヒアリングエイドを行うものですが、FDAは同デバイスの市販(OTC)の補聴器ソフトウェアデバイス「ヒアリング補助」機能を認可しました。
「ヒアリングチェック」機能を使って聴力ニーズに合わせてカスタマイズすると、AirPods Pro 2はOTC補聴器として機能し、軽度から中等度の聴覚障害を持つ18歳以上の人々に音を増幅することができます。
FDAの機器・放射線衛生センター長代理であるミシェル・ターバー医学博士は、AirPods Pro 2のヒアリング補助がFDA認可を得たことについて、次のようにコメントしています。
広く使用されている消費者向けオーディオ製品にOTC補聴器ソフトウェアとして販売許可されたことは、軽度から中等度の難聴を自覚する成人に対する聴覚支援の可能性、アクセシビリティ、受け入れやすさを前進させる新たな一歩です。
補聴器ブランドの株価が軒並み下落
Appleの補聴機能に関する発表を受け、メジャーな補聴器ブランドの株価が軒並み下落したと報じられています。FDAの認可が下りたことにより、補聴器ブランドにとっては間違いなく脅威となるでしょう。これにより、補聴器がより手の届きやすいものになれば、多くの人々に恩恵がもたらされるのではないでしょうか。
Photo: Apple