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Aaron氏(@aaronp613)が、Apple製の何らかのソフトウェアを解析して発見したのか、AirPods Pro 3の登場を示唆する記述を発見したとXに投稿しています。
Aaron氏はiOS18.5ベータ版の解析内容なども報告しており、そうした動きの中で今回の記述も発見したと思われます。
”Apple AirPods Pro 2nd Generation or later”の記述
Aaron氏がXに投稿したスクリーンショットでは、Apple AirPods Pro 2nd Generationの下段に、”Apple AirPods Pro 2nd Generation or later”が確認できます。
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”Apple AirPods Pro 2nd Generation or later”は、AirPods Pro 2もしくはそれ以降のモデルという意味と考えられ、この点からAirPods Pro 3に対応させる準備をAppleは進めているのではと、Aaron氏は推察しています。
AirPods 4と混同されていることはないと説明
なお、これはAirPods 4を含むという意味の記述ではないかとフォロワーが指摘しているのに対しAaron氏は、AirPods 4の記述は別に設けられていると回答していることから、AirPods Pro系の新モデルの可能性が高いようです。
AirPods Pro 3の仕様に関する噂
AirPods Pro 3は年内に発表される可能性があると噂されており、心拍センサーを搭載するのではないかと期待されています。
また、こうしたヘルスケア機能の追加だけではなく、デザインも変更されると予想する声もあります。
Source:Aaron(@aaronp613)/X
折りたたみiPhoneの最新のプロトタイプでは、ディスプレイサイズが少し小さくなり、メインディスプレイとカバーディスプレイでは搭載されるカメラの種類が異なっているとの情報を、リーカーのDigital Chat Station氏がWeiboに投稿しました。
Digital Chat Station氏は、生体認証はTouch IDになると記しています。
最新のプロトタイプでディスプレイサイズを縮小
Digital Chat Station氏によれば、折りたたみiPhoneの最新のプロトタイプのディスプレイサイズは以前のものと比べて少し小さくなっているとのことです。
これまでの予想では、折りたたみiPhoneのディスプレイサイズはメインディスプレイがおよそ7.74インチ、カバーディスプレイがおよそ5.49インチとされていました。
メインディスプレイのアスペクト比はiPadと同じ?
なお、ディスプレイサイズが小さくなっても解像度とアスペクト比は変わらず、メインディスプレイが14.1:10、カバーディスプレイが14.6:10になるとDigital Chat Station氏は述べています。
同氏は以前、折りたたみiPhoneのメインディスプレイのアスペクト比はiPadと同じ4:3になると伝えていました。
画面下埋込み型カメラとパンチホールカメラを搭載
また、折りたたみiPhoneに搭載されるカメラは、メインディスプレイに搭載されるのが画面下埋込み型カメラ、カバーディスプレイに搭載されるのがパンチホールデザインのカメラになるとのことで、これはDigital Chat Station氏が以前から伝えている予想と同じです。
生体認証機構はサイドボタンに内蔵されるTouch IDになっていると予想している点は、アナリストのミンチー・クオ氏と同意見となっています。
折りたたみiPhoneは2026年下半期(7月〜12月)に発売、同時期に発売されるiPhone18 Proシリーズもパンチホールデザインのフロントカメラをディスプレイ左上に搭載し、画面下埋込み型Face IDを採用すると噂されています。
Source:Digital Chat Station/Weibo
Appleが今秋に発表するであろうiPhone17 Proシリーズは、筐体素材としてチタニウム合金ではなくアルミニウム合金を採用すると噂されています。
対して競合モデルであるGalaxyシリーズでは、新機種を中心にチタニウム合金の採用範囲を拡大する見通しです。
折りたたみモデルにチタニウム合金製背面プレートを搭載
韓国メディアThe Elecが、SamsungはGalaxy Z Fold7とGalaxy G Foldの背面プレートの素材としてチタニウム合金を採用することを計画していると伝えています。
Galaxy Z Fold7とGalaxy G Foldの背面プレートとは、背面パネルではなくヒンジ(蝶番)周辺の支持部として機能する部品とThe Elecは説明、薄型化するうえで重要な部品のようです。
チタニウム合金を積極的に採用しているGalaxyシリーズ
SamsungはGalaxy Z Fold SEの背面プレートとしてチタニウム合金を採用、Galaxy S25 Ultraは筐体素材として採用しています。
そのため、Galaxyシリーズにおいてチタニウム合金を用いる比率は年々増えていることになります。
iPhone17 Proシリーズはアルミニウム合金に変更と噂
対してAppleは、iPhone15 Proシリーズで採用しiPhone16 Proシリーズで継続しているチタニウム合金製筐体をiPhone17 Proシリーズではアルミニウム合金に変更するとみられています。
これはリアカメラバンプと筐体を一体成型する上で切削加工がしやすいのはアルミニウム合金という点から、変更されるのかもしれません。
対して、折りたたみGalaxyモデルにおけるチタニウム合金の採用は機能面からの要求のようですので同一視できるという訳ではありません。
Appleが2026年下半期(7月〜12月)に発売すると噂の折りたたみiPhoneにおいて背面プレートの素材として何を選択するのか、iPhone17 Proシリーズがアルミニウム合金製筐体を採用した場合、Galaxy S Ultraモデルがチタニウム合金製筐体を継続採用するのかで、両社の考え方が見えてくるでしょう。
Source:The Elec
AppleはiPhoneの発売から20周年となる2027年モデル(20周年記念モデル1機種)において最先端のディスプレイ技術を採用、ディスプレイが上下左右の4面が全て筐体側に曲がった曲面ディスプレイを採用することが計画されていると、韓国メディアETNewsが伝えています。
正面からはベゼルも筐体も見えないフルスクリーンデザインに
ETNewsの予想通りであれば、ディスプレイが上下左右の4面が全て筐体側に曲がった曲面ディスプレイを搭載したiPhoneでは、正面から見た場合にベゼルおよび筐体が見えずフルスクリーンが実現することになります。
ETNewsはまた、画面下埋込み型カメラの搭載も検討されていると述べています。
金属筐体が見えるのは側面の一部のみになる?
Bloombergのマーク・ガーマン記者はiPhone発売20周年モデルについて、筐体素材としてガラスを多用したものになるとの予想を伝えていましたが、これはディスプレイが側面まで回り込むことに加え、例えば背面パネルを現行モデルと同様にガラス製とすることで、金属筐体として見えるのは側面の一部(細いバンド状になるなど)だけになることを指しているのかもしれません。
iPhone X発表時のような大きな変化が訪れる可能性
その他、このiPhoneではディスプレイドライバICの製造プロセスを現行の28nmプロセスから16nmプロセスへと微細化し消費電力を低減、同時に有機ELディスプレイの素材も見直し、ディスプレイ全体での低消費電力化がはかられる見通しです。
バッテリーにおいても負極の素材を全てシリコン(シリコン負極)へと変更することで容量の大幅な増加が実現される可能性が高いとETNewsは説明しています。
ETNewsは業界関係者の情報として、「Appleは新技術を業界で始めて採用することよりも製品の完成度とユーザー体験の向上を重視してきたが、20周年モデルではiPhone Xのように新技術を積極的に搭載することが検討されている」とのコメントを紹介しています。
Source:ETNews
Photo:You Tech/YouTube
Appleは開発者向けサイトを更新し、Macアプリによるクリップボードアクセスに関するルールを変更すると発表しました。macOS 16では、アプリがユーザーとの明確なインタラクションなしにクリップボードの内容を読み取ることができないよう仕様が変更されます。
クリップボード読み取り時にアラートを表示
新たなmacOS 16の仕様では、アプリがプログラム的にクリップボードを読み取ろうとした場合、デバイスを使用中のユーザーに対してアラートが表示されます。この動作は、iOSのUIPasteboardの仕様に類似しています。
Appleはこの変更に先立ち、開発者が新しいAPIをテストできる環境をすでに整えているとしています。
iOSではすでに同様の機能が導入済み
過去には、セキュリティ研究者が多数の人気iOSアプリがユーザーの同意なしにクリップボードの内容を読み取っていたことを発見したことを受け、AppleはiOS14からこの行為をブロックする機能を導入しました。
さらにiOS15では、ユーザーが特定のアプリからコピーした内容を、別のアクティブなアプリに明示的にペーストしない限り、開発者がクリップボードの内容を確認できないようにする「セキュアペースト」オプションが追加され、プライバシー保護が強化されています。
Photo: Apple
韓国メディアETNewsが、 Samsung DisplayはiPad Pro(M4)に搭載される13インチタンデムOLEDの量産を開始したと報じています。
iPad Pro(M4)向け13インチタンデムOLEDはこれまで、LG Displayだけが供給していました。
11インチに加え13インチもタンデムOLEDを2社が供給へ
iPad Pro(M4)に搭載されるタンデムOLEDは、11インチをLG DisplayとSamsung Displayが供給しているのに対し、13インチはLG Displayだけが供給していました。
今回、Samsung Displayが13インチタンデムOLEDの量産を開始したことで、今後は両サイズを2社が供給することになります。
販売不振のiPad Pro(M4)向けタンデムOLED
Samsung Displayの2025年中のタンデムOLEDの供給目標枚数についてET Newsは、13インチが100万枚、11インチが250万枚の合計350万枚と報告しています。
ただし、当初の計画ではSamsung Displayは11インチタンデムOLEDだけで400万枚を供給すると予想されていましたので、iPad Pro(M4)の販売不振の影響を被ったことになります。
iPad Pro(M5)やMacBook Pro向けに事前実績確保?
それでもこの時期に13インチタンデムOLEDの量産を開始したことは、iPad Pro(M5)にも継続してタンデムOLEDが搭載されることに加え、将来的にMacBook Proにも搭載されると噂されていることと無関係ではないかもしれません。
Samsung Displayとしてはこの時期に出荷実績を確保しておくことで、iPad Pro(M5)以降での継続受注を目指していると考えられます。
Source:ETNews
Photo:Matt Talks Tech/YouTube
Galaxy S25 FEに搭載されるシステム・オン・チップ(SoC)は、自社製のExynos 2400eではなくMediaTek Dimensity 9400になる可能性が高いとの予想を、Notebookcheckが伝えています。
Galaxy Tab S10シリーズに続きMediaTek製SoC採用拡大?
Notebookcheckの予想通りだとすれば、SamsungはQualcomm Snapdragonシリーズおよび自社製のExynosよりもMediaTek製SoCの採用を拡大することになります。
Samsungは既に、Galaxy Tab S10+およびGalaxy Tab S10 UltraにDimensity 9300+を搭載していました。
Dimensity 9400はTSMCの3nmプロセスで製造
SnapdragonシリーズではなくDimensityを搭載するのは、卸価格が安いことが理由と予想されます。
Snapdragon 8 Gen 3とDimensity 9400はいずれもTSMCの3nmプロセスで製造されていますので、十分なパフォーマンスを備えているでしょう。
Galaxy Z Flip7にはExynos 2500が搭載されると噂
対して、当初搭載が噂されたExynos 2400eが選択されなかったのは製造コストに対する性能比でDimensity 9400よりも劣っていたか、それ以上にSamsungのファウンドリの歩留まり率に影響されていることが考えられます。
ただし、Galaxy Z Flip7にはExynos 2500が搭載されるとの噂もありますので、Samsungは新しいチップの製造に集中しているのかもしれません。
Photo:Connor/코너/コナー(@OreXda)/X
Bloombergが、iOS19ではApple Intelligenceの機能の一部としてバッテリー管理が導入され、ユーザーの使用状況に応じて消費電力を最適化することで、バッテリー駆動時間の延長が実現すると報じています。
iOS19にApple Intelligenceの一部としてバッテリー管理機能導入
Bloombergによれば、iOS19で導入される見通しのApple Intelligence機能の一部としてバッテリー管理では、ユーザーごとのアプリの使用状況やその際の消費電力や傾向を分析しすることで、消費電力を抑えるタイミングを判断する仕組みになるとのことです。
また、ロック画面には充電完了までに要する時間を表示するためのインジケーターも搭載されると、Bloombergは述べています。
Apple Intelligenceをハードウェア制御にも活用
本機能は、テキスト編集や写真編集に活用するというこれまでのApple Intelligenceの方向性とは異なる新たなもので、iOS19自体のシステム面などへの統合を進める動きの一環となります。
AIへの対応では他社と比べて遅れが指摘さえているAppleですが、ハードウェアを含むシステム管理面への統合という点では、ソフトウェアとハードウェアを1社で開発しているアドバンテージが活きてくるかもしれません。
iPhone17 Airのバッテリー駆動時間延長に有効では
特に、iOS19を搭載して発売されるであろうiPhone17 Airのバッテリー容量は他モデルよりも少なく、Apple社内のテストでは60%〜70%のユーザーが追加充電無しでは1日中持たなかったと報告していますので、今回報告された新機能がバッテリー駆動時間延長に有効に作用することが期待されます。
Appleはまた新しいヘルスケア機能として、コードネーム「Mulberry」と名付けたAIドクターアプリも開発しており2026年にリリースされるとBloombergは予想しています。
Source:Bloomberg
The Wall Street Journalが関係者から入手した情報として、Appleは米中間の関税問題とは関係なくiPhone17シリーズの販売価格を値上げすることを検討していると報じています。
米中間の関税問題によりiPhone17シリーズを値上げか
The Wall Street Journalはその内情について、実際は米中間の関税問題が影響しているもそれを理由とするのを表面上は避けるため、サプライヤーに値下げを要求しているとのことです。
ただし、値下げによって関税問題に起因する輸入価格の値上がりを補うのは難しく、販売価格に転嫁することは避けられないだろうとThe Wall Street Journalは述べています。
中国以外の国での製造規模拡大に取り組んでいるが
Appleは現在、インドやブラジルでのiPhoneの製造規模を拡大し、米中間の関税問題に対処しようとしていますが必要な台数をすべて賄うのは難しく、値上げは避けられないのではとの論調もありました。
日本での販売価格には為替レートが大きく影響
更に、iPhone17シリーズでの販売価格値上げを回避できたとしてもiPhone18シリーズでは搭載するA20/A20 Proの一層の値上げが噂されており、米国での販売価格をいいつまでも維持しているのはそろそろ困難と予想されます。
米国におけるiPhoneの販売価格が値上げされても、日本での販売価格にはそれ以上に為替レートが大きな影響を与えています。
現時点では、以前よりも円高傾向で推移していますので日本での販売価格は維持されるか値上げ幅が最小化されることが期待されます。
Source:The Wall Street Journal via MacRumors
新たにローマ教皇に選出されたロベルト・フランシスコ・プレヴォスト枢機卿が「レオ14世」を名乗ることが発表されましたが、同氏が身につけている時計が大きな話題となっています。なんと、レオ14世はApple Watchユーザーだというのです。本当なのでしょうか?
袖口から見えたのは何の時計?
レオ14世として初めて公の場に姿を見せた際、ローマ教皇の袖口からわずかにのぞいた時計が「何だったのか」をめぐって、ネット上では激しい議論が巻き起こりました。
「Wenger Swiss Military 7223Xでは?」「カシオ?ロレックスか?」など、さまざまな憶測が飛び交う中、自称“時計識別の専門家”であるニック・グールド氏が「初ミサの際に、教皇は以前から使用していたApple Watchを身につけていた」と指摘しました。
これをきっかけに、新ローマ教皇のApple Watch使用説が広まった模様です。
証拠写真も登場
Redditでは、昨年8月の時点でレオ14世がApple Watchを公の場で着用していたことがわかる一連の画像が共有されています。このことから、以前からApple Watchを愛用していた可能性が高いと見られています。
エクササイズには困らない?
レオ14世がApple Watchで「毎日リングを閉じているか」を心配する声も一部にはありますが、米メディア9to5Macは「階段の多いバチカンであれば、アクティビティ記録に困ることはなさそうだ」とコメントしています。
Source: alexanderhumbolt/Reddit via 9to5Mac
AppleでiPhoneやiMacなどの製品を送り出し、最高デザイン責任者を務めたジョナサン・アイブ氏が対談に登壇しました。創造的な成果を挙げるチーム作りや、製品デザインにおける哲学、デザイナーが持つべき覚悟、自身の失敗、現在進行中のプロジェクトなどについて語りました。
ジョナサン・アイブ氏が公に語った、貴重な機会
ジョナサン・アイブ氏は、AppleでiPhoneなどの製品のみならず、ソフトウェアやApple Store店舗も含む、Appleのデザイン全体を統括する最高デザイン責任者を務めたのち、2019年に退職し、デザイン集団LoveFromを設立しています。
今回、アイブ氏は、インターネット金融サービス企業Stripeが米サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催したイベントで、Stripeの共同創業者パトリック・コリソン氏の対談に臨みました。
なお、Appleは以前、モスコーニ・センターでMacworld Expoや世界開発者会議(WWDC)などのイベントを開催しており、初代iPhoneの発表会場としても使っています。
Appleを去って以降、ジョナサン・アイブ氏が公の場に姿を現すことは珍しく、約1時間にわたって自身の考えを語った今回の対談は、貴重な機会です。
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学生時代、Macと出会って感じたもの
イギリス出身のジョナサン・アイブ氏は、美術学校の学生時代にMacと出会った時、デザインから人を思いやる精神や、文化への愛情を感じ、人類の進歩のために作られた製品だと確信し、Appleに関心を持ったそうです。
アイブ氏がAppleに入社した、1990年代初頭のシリコンバレーには、人類に奉仕するという目的意識があったものの、現在は、金と権力という企業中心の動機に偏ってしまっている、と懸念を示しています。
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創造的な仕事で成果を挙げるチームを作りとは
Appleでデザインチームを率いていたアイブ氏は、創造的な仕事で成果を挙げるチーム作りの経験談についても語りました。
チーム作りにおいて重要なことは、信頼関係と愛がある小さなチームだ、と語っています。
アイブ氏のデザインチームでは、毎週金曜日にメンバーの1人が交代でメンバー全員のための朝食を作り、皆で食べることを通じて、お互いのために何かをする、という文化を育んだエピソードを明かしています。
また、オフィスではなくメンバーの自宅で共に作業することで、仲間意識が強化されるだけでなく、チームメンバーへの配慮がユーザーへの配慮をもたらし、共感と深みのある製品を生み出すことに役立った、と振り返っています。
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製品の「美しさ」とは
ジョナサン・アイブ氏は、デザイナーとしての使命は道具を作ることであり、ユーザーの生活の質を向上させることだという哲学を語っています。
Apple製品の箱に入れるケーブルの巻き方にもこだわって何時間も費やしたことを明かし、些細なことでもユーザーへの愛情と配慮を表現する方法として、大切にしてきたことを明かしました。
製品デザインの「美しさ」についてアイブ氏は、外見がどんなに美しくても使いにくいものは醜い、と断じ、使いやすさの重要性を強調しています。
数値化できない、ユーザーへの思いやりや丁寧さが最終的にユーザーに伝わることから、誰にも見えない内部にも決して手を抜かない、という同氏の哲学も語っています。
デザイナーに必須の覚悟、自らの失敗も告白
アイブ氏は、イノベーションには意図しない結果がつきものだ、としつつも、製品が何か有害な事態を招いた場合、デザイナーはその結果に責任を負うべきだと、製品を世に送り出すデザイナーが胸に刻むべき覚悟についても語りました。
また、アイブ氏自身が関わった製品の中にも、心から誇れるものだけではなく、予想外に好ましくない結果をもたらしたものもあった、と失敗を告白しています。
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テクノロジーやSNSへの懸念、進行中のプロジェクト
アイブ氏は、最近のテクノロジー業界は、変化のスピードが速すぎてる社会制度や構造が追いついておらず「危険だ」と懸念を表明しています。
ソーシャルメディアは、大きな影響力があるにもかかわらず、十分な検証が行われる前に広まってしまった、として危機感示しています。
人工知能(AI)については、早い段階から安全性や倫理について議論されてきたことには希望が持てると述べました。
そして、具体的には語れないものの「自らが責任を感じているがゆえに、現在取り組んでいるプロジェクトがある」として、倫理的な配慮を踏まえたプロジェクトが進んでいることを示唆しています。
最近の目撃情報、OpenAIとのコラボについては触れず
今回の対談では、先日サンフランシスコで目撃された撮影のことや、OpenAIと組んでのプロジェクトについては語られませんでした。
対談の映像はこちら
ジョナサン・アイブ氏と、パトリック・コリソン氏の対談の映像はこちらでご覧くささい。再生時間は、約59分04秒です。
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Source: Stripe/YouTube via MacRumors
レゴで作られたApple Storeが、レゴの商品化アイデアとして提出され、1万人以上のサポーターを獲得して審査段階に進んだと報じられています。Apple Storeのレゴが実際に商品化される可能性はあるのでしょうか。
レゴのApple Storeとは?
このレゴのApple Storeは、レゴユーザーの@legotruman氏と@2A2A氏によって共同制作されたもので、シカゴの旗艦店を彷彿とさせるデザインとなっています。
店内にはiMacやiPhoneが並べられており、青いユニフォームを着たApple Storeスタッフの姿も確認できます。
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商品化へのハードルは?
このレゴApple Storeは今後、レゴの公式な審査を受けることになりますが、最終的に商品化されるにはAppleの許諾が不可欠です。
Appleがこれを承認する可能性は低いとの見方もありますが、仮に商品化が実現すれば、Apple Store店内での販売もあり得るため、Appleにとっても悪い話ではないとも言えます。
いずれにせよ、今後の動向に注目が集まります。
世界開発者会議(WWDC25)で発表されるiOS19などの次世代OSでは、外出先のWi-Fi接続が便利になる新機能が追加される、とBloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で報じています。iPhoneとiPad、Macで接続情報を共有可能になるため、旅行や出張中のネット接続が便利になりそうです。
外出先でのWi-Fi接続が便利に!
現地時間6月9日に開幕する世界開発者会議(WWDC25)で発表される、iOS19をはじめとする次期OSでは、キャプティブWi-Fiへの接続情報をAppleデバイス間で同期可能になるとの情報を得た、とBloombergのマーク・ガーマン記者が報じています。
キャプティブWi-Fiとは、インターネット接続前にメールアドレスの登録や利用規約への同意などを求められる接続サービスです。ホテルやカフェなどでWi-Fiに接続する際に利用したことがある方も多いかと思います。
これまでは、ホテルなどでiPhoneをインターネットに接続した後、MacやiPadを接続する際、再度メールアドレス入力や利用規約の同意などが必要でした。
しかし、この新機能によって、例えば最初にiPhoneを接続してしまえば、MacやiPadはそのまま接続できるようになります。メールアドレスなどを入力する手間を省けるので、旅行や出張中のネット接続が便利になりそうです。
OS間のデザイン統一、iPadがMacに接近、「ヘルスケア」のAI新機能なども
ガーマン氏は先日、WWDC25での発表には3つの重要なテーマがあり、OS間のデザインや操作性に統一感を持たせるほか、Apple Intelligenceの新機能発表、iPadがMacのように使える操作性の進化がそれに該当する、と伝えています。
このほか、AirPodsを使ったリアルタイム翻訳や、「ヘルスケア」アプリが人工知能を活用してユーザーにアドバイスをくれる、などの新機能が伝えられています。
WWDC25は日本時間6月10日開幕!
WWDC25は、日本時間6月10日午前2時からの基調講演で幕を開けます。基調講演は、AppleのWebサイトや公式Webサイトなどで誰でも無料で視聴できます。
このほか、アプリ開発者向けの数多くのセッションが公開され、Appleが提供する「Apple Developer」アプリでは関係資料にもアクセス可能です。
Source: Power On/Bloomberg, Appleサポート
ソニーがWH-1000XM6を2025年5月16日に発表することが確実視されている中、WF-1000XM6の痕跡がSony Sound Connectアプリから見つかったと、The Walkman Blogが報告しています。
LE_WF-1000XM6の記述が見つかる
Sony Sound Connectアプリから見つかったのは、コードネーム「YY2985」と、それに続くLE_WF-1000XM6の記述です。
この記述の上段には、コードネーム「YY2984」と、LE_WH-1000XM6も確認できます。
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WF-1000XM6の年内発売の可能性も
これにより、Sony Sound Connectアプリに記述する程度にWF-1000XM6の開発が進んでいると予想され、年内に発表および発売されることが期待できます。
現行モデルであるWF-1000XM5は、2023年7月25日に発表、9月1日に発売されました。
QN3を新搭載し統合プロセッサーも刷新?
WH-1000XM6は、WF-1000XM5に搭載済みの統合プロセッサーV2と、新開発となる高品質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3を搭載する見通しです。
そのため、WF-1000XM6もQN3を搭載する可能性が高く、統合プロセッサーも新しいものを採用することも考えられます。
Source:The Walkman Blog
Photo:ソニー
旅行のリサーチ中に撮ったブログ記事やSNSのスクリーンショットから、場所の名前を自動で認識して保存できるGoogleマップの新機能が登場しました。Geminiの人工知能(AI)技術を活用し、旅行計画がよりスムーズになりました。
機能の使い方とは?
Googleマップで「スクリーンショットを保存する」機能を使用するには、以下の手順に従います。
- Googleマップの「You」タブにアクセス
- 「Screenshots」リストの「Try it out!」バッジをタップし、チュートリアル動画を視聴&実践。写真へのアクセス許可を設定(いつアクセスを許すか選択可/手動アップロードも可)
- 旅行先のスクショを撮ると、Googleマップが場所を認識
- 通知で「保存候補があります」と表示される
- 「Review」をタップし、保存するか選択。後で他のリストに移動することも可能
- 手動アップロードも可能。「You」タブ内のScreenshotsリストから行える
- 保存済みの場所は地図上に表示され、リストからも確認可能
機能のメリットとは?
Googleマップの新機能で、スクショの中に埋もれがちな情報を自動で整理・保存することができます。
旅先でのチェックも簡単で、何よりも手動でリストを作る手間が省けるのが助かります。
Source: Google