人気記事
About&Contact
Features
富士の森を感じるプレミアムクラフトティーが誕生
2025.8.15
「LEXUS MEETS…」および「INTERSECT BY LEXUS」にて「MORIZO TEA」の提供を開始
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
「LEXUS MEETS…(東京ミッドタウン日比谷)」および「INTERSECT BY LEXUS(南青山)」にて、富士の自然から着想を得た、プレミアムクラフトティー「MORIZO TEA」の提供がスタートした。
「MORIZO TEA」は、トヨタ自動車会長・豊田章男氏(愛称:モリゾウ)の、「モリゾウ、森を飲む」という発案から、静岡県の富士スピードウェイ周辺の雄大な自然にインスパイアされ誕生。農薬不使用の厳選された静岡県産緑茶を、旨みとほのかな渋みを最大限引き出すよう丁寧に抽出し、キンモクセイなどの森を感じる素材をブレンドしている。
緑茶本来の上品な味の中に、新緑の季節の森で深呼吸をしたときに感じる、“風にそよぐ緑と木々の香り、芳しい根や土の香り、そしてどこかで可憐に咲く花の香り”を表現し、飲み終えた後にも続く、柔らかく穏やかな余韻も楽しめる。
また、「MORIZO TEA」は、「体験型SDGs」を提案した商品として、その売上の一部が富士スピードウェイ周辺の自然環境を未来へと継承すべく、地域の植林活動などに活用されるとのこと。
あなたも富士の森を飲みに日比谷、南青山へお出かけしてみてはいかが。
◆MORIZO TEA(モリゾウティー)
【提供店舗】「LEXUS MEETS…」東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1F
「INTERSECT BY LEXUS」東京都港区南青山4-21-26
※詳細は店舗公式サイトで要確認
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
関連記事
投稿 「LEXUS MEETS…」および「INTERSECT BY LEXUS」にて「MORIZO TEA」の提供を開始 は Premium Japan に最初に表示されました。
Lounge
Premium Salon
京都通信
2025.8.8
【京料理講演会レポート第3回】歴史に学び、今を活かす──木乃婦三代目主人・髙橋拓児氏が語る京料理の「伝統と革新」
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
2025年5月14日(水)〜19日(月)の6日間、京都髙島屋S.C.にて「京都 食の博覧会」が開催されました。京のグルメを集めたこのイベントでは、京都府内各地の料理店・和洋菓子店のグルメやスイーツ、人気ベーカリーのパンなどが集結。特設スペースでは、日替わりで京都を代表する料亭3店による出汁の飲み比べ体験も行われるなど、伝統を受け継ぐ料理人たちの技と豊かな食文化を堪能できる絶好の機会となりました。
そして14日(水)〜16日(金)には、京の料理人による講演会も実施。伝承の技や和食の未来について、貴重なお話が繰り広げられました。
木乃婦 三代目主人の髙橋拓児氏
髙橋拓児氏[木乃婦 三代目主人]──歴史の中から新しさを見出す
3回にわたってお届けしてきた講演会レポートも、今回が最終回。この日は料亭「木乃婦」の三代目主人・髙橋拓児氏が登壇し、京料理の「本質」と「創造性」についてお話ししてくださいました。
京料理とは何か──情緒と技術の融合
京料理は国の無形文化財に登録されています。そこでは「京料理とは、京都の地で育まれてきた調理・しつらい・接遇・食を通じた「京都らしさ」の表現」であると定義されています。では、京都らしさとは?
講演の冒頭で髙橋氏が見せてくれたのは、下記の写真でした。
一見すると「金団(きんとん/餡を裏ごししてそぼろ状にしたものを餡玉や求肥にまぶした和菓子のこと)」が3つ並んでいるよう。
「実はこれ、アイスクリームなんです」と髙橋氏。3色のアイスクリームを裏ごししたものを金団風に仕立てています。
食籠に盛り付けると、アイスクリームも金団にしか見えない。まったく異なる印象に。
次に映し出されたのは、水ようかんのような一枚。
しかしこれも、和菓子ではなく、チョコレートでできた寒天なのです。
丸型でつくったチョコレート寒天。洋皿に盛ると、和の要素が感じられない。
同じ材料を使っていても器や盛り方を変えると、いかにも水ようかんらしい佇まいに。
「イタリアンやフレンチのような料理は、うちの店では出しにくいです。でも、まったく同じ材料を使って盛り方や演出に工夫を凝らせば、なんとなく和食の店にもなじむ」
ここに“京料理らしさ”を考える上でのヒントがありそうです。
さらに例として挙がったのが、ブリ大根。家庭料理としてのブリ大根と、料亭で供されるブリ大根では、表現がまったく異なるといいます。
「ブリは薄くそぎ切りにして、大根は細かいおろし、粗いおろし、鬼おろしの3種類におろして合わせ、みぞれ鍋仕立てに。ニンジンは薄く丸くスライスし、細かく切った柚子皮をあられのように散らします。ブリの旬は、冬の時分。あられが降り、雪が積もって、非常に寒い。雪の下にはニンジンを越冬させて……という情景美を込めた料理に仕立てます」
大根は三角に、人参は丸く、切る形を変えることで家庭でも美しく華やかなブリ大根が作れる。
とくに京都では、高度な調理技術はもちろん、抒情的な表現力が欠かせないのだとか。
「うちの店に食べに来られるお客様は、ご来店前に寺社仏閣に寄って来られる方もいらっしゃいます。そこで過ごした雰囲気を持ったまま来られますので、その道程とともに季節の風情をまとった料理を楽しんでいただく。それが料理屋の考え方じゃないかと思います」
同じ食材でも表現を変えると、器のなかに風情のある景色が生まれる。
そして話題は、料亭と割烹との違いに移っていきます。
「割烹は、主にそのとき主人が作りたい料理を提供しますが、私たち料亭は非常に受け身です。お客様のご要望に応じた料理を用意できないと具合が悪い。ですから、料理長になる者は、創業当初からの料理─うちなら347品を、全部作れないといけないんです」と髙橋氏。
京料理の継承と創造─歴史に学び、今を活かす
革新ともよく言われますが、京料理の創造性とは、単に新しさを追い求めることではありません。決まった枠組みのなかで、工夫を凝らしていくことで、創造性豊かなものになるのです。
「時代が変われば、見え方も変わる。だからこそ、過去を見直すことで、新しい発見がある」と、歴史に学ぶことの重要性を強調されていました。
木乃婦は寺社仏閣への仕出しも多く手がけており、そこから学ぶことも多いのだそう。
「お寺さんごとに歴史的な背景やお好みがございますので、それぞれに合わせて味の加減、色合い、素材の扱い方などのルールを作っていきます。制約のあるなかで創意工夫を重ねることで、豊かな創造性が生まれてくるのです」
料亭のイメージが強い木乃婦だが、創業当時は「仕出し」が専門。そのため、京都一円の錚々たる寺社仏閣の御用達となっている。
工夫という点では、近年増加しているベジタリアンやヴィーガンの方への対応も、伝統的な精進料理の技術を応用しているそう。
「たとえば、カボチャを雲丹に見立てて調理することで、ベジタリアンの方でも、同席する他のゲストと同じ料理を共有することができる。同じものを食べている感覚で食事が楽しめるので、とても喜ばれます。精進料理においてこういった、本来とは異なる食材で味や食感、見た目を似せて作る“もどき料理”がどうして生まれたのか。それはやっぱり、おもてなしの心だと思います」
雲丹のように見えるのは、カボチャのペースト。塩加減を強めにして、味わいのバランスも近づけている。
最後に語られたのは、「名物をつくる」ということについて。それは料理人にとって、永遠のテーマだといいます。
「名物は、型から外れなければ生まれない。僕らは常に、これを名物にしようと思って料理をつくっています」そう語る髙橋氏が考案したのが、「ふかひれ胡麻豆腐」です。
木乃婦の「ふかひれ胡麻豆腐」。考案から四半世紀が経ったいま、根強いファンを持つ名物料理となった。
ふかひれは中華料理の食材だという思い込み。それを軽やかに塗り替えたこのひと皿は、いまや押しも押されもせぬ名物となっています。
近年は「“季節性”のローストビーフ」も好評。「実山椒や青柚子、葉唐辛子、きのこなど、時期によってソースをガラッと変えて、ローストビーフに季節感を与えました」
旬の時期にしか味わえない、実山椒のローストビーフ。
これまでのお話を踏まえ、立ち戻ったのは「京料理とは何か」という問い。
その答えとして「京都の人々が日々の暮らしの中で食べ続けられる料理でなければ、京料理とは言えない。皆さんが良いと思えるような料理こそが、京料理なのだと思います」と語り、講演を締めくくりました。
1935(昭和10)年、畳10畳ほどの仕出し屋からはじまった料亭「木乃婦」。いち早くワインと京料理のマリアージュを提案したことでも知られている。
【京料理 木乃婦(きのぶ)】
住所 京都市下京区新町通 仏光寺下ル岩戸山町416
TEL 075-352-0001
営業時間 昼の部12:00~15:00(L.O.13:30)、夜の部18:00~21:30(L.O.19:30)
定休日 不定休
HP http://www.kinobu.co.jp/
3日間にわたって開催された京料理講演会。
登壇されたお三方のお話から、京料理の豊かな世界にあらためて触れることができました。
Text by Erina Nomura
野村枝里奈
京都在住のライター。大学卒業後、出版・広告・WEBなど多彩な媒体に携わる制作会社に勤務。2020年に独立し、現在はフリーランスとして活動している。とくに興味のある分野は、ものづくり、伝統文化、暮らし、旅など。Premium Japan 京都特派員ライターとして、編集部ブログ内「京都通信」で、京都の“今”を発信する。
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
Lounge
Premium Salon
京都通信
Premium Salon
関連記事
投稿 【京料理講演会レポート第3回】歴史に学び、今を活かす──木乃婦三代目主人・髙橋拓児氏が語る京料理の「伝統と革新」 は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
小浜島の海、星空、風、亜熱帯植物を通年で満喫
2025.8.13
日本最南端のアイランドビーチリゾート「はいむるぶし」がリニューアルオープン
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
沖縄・八重山諸島のほぼ中央に位置する小浜島(こはまじま)のアイランドビーチリゾートホテル「はいむるぶし」が、施設面を充実させ、1年を通じて離島リゾートが満喫できるデスティネーションホテルとしてリニューアルオープンした。
北半球最大のサンゴ礁の海に囲まれた小浜島のビーチの目の前に2 つのインフィニティプールが誕生。「Main Pool」では、遠浅の海と青い空、八重山の島々のシルエットや風を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができる。大人専用の「ウェルネスエリア」にオープンした「Quiet Pool」は、夏季はナイトプールとしても利用でき、冬季はホットプールとして営業する。本格的なコンテナサウナ「SAUNA BLOCK」とスパ棟も新設された。
センターハウス内には、星空をイメージしたシャンデリアがきらめくメインダイニング「The Steak &Grill」や、洋食・和食・沖縄料理を楽しめるビュッフェレストラン「The Buffet」、日中はランチやカフェタイム、夜は本格的なバータイムを楽しめる「The Lounge & Bar」がオープン。またプールやビーチで遊んだ後に、海風、波音に包まれながら寛ぎの時間を楽しめる「The Beach Café」や「The Beach Bar」も新設された。
敷地内に点在する宿泊棟全148室のうち、45室を40㎡のプライベートガーデンを備えた「ガーデンテラス・プレミアムルーム」にリニューアル。プライベートガーデンにはリゾート感溢れる植栽とサンラウンジャーを配置し、プールやアクティビティでひと遊びした後のリラックスタイムを、緑あふれるプライベートガーデンでゆっくり過ごすことができる。
このほか、星空や月明かりの下で行う「フローティング SUP ヨガ」や、海の冒険家・八幡暁氏がプロデュースする「マングローブ探検ツアー」、「プライベート・サンセットクルーズ」など、様々なアクティビティもスタート。
あなたも日本最南端のアイランドビーチリゾートで心ほどけるような体験をぜひ。
◆アイランドビーチリゾート「はいむるぶし」
【所在地】沖縄県八重山郡竹富町字小浜2930
【客室数】148 室(宿泊棟全7 棟)
【問合せ】0980-85-3111 (受付時間 9:00-18:00)
関連リンク
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
関連記事
投稿 日本最南端のアイランドビーチリゾート「はいむるぶし」がリニューアルオープン は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
ワインジャーナリストの浮田泰幸が著した一冊
2025.8.12
世界が注目するワイナリー「ドメーヌ・タカヒコ」のワイン造りの秘密に迫るノンフィクション
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
国内外700軒のワイナリーを訪れたワインジャーナリスト浮田泰幸氏が、取材とリサーチ、執筆に2年の歳月を費やして完成させた『ドメーヌ・タカヒコ奮闘記 〜ニッポンの「うま味ワイン」、世界へ〜』が、8月29日にK&Bパブリッシャーズより発売される。
ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏が手掛ける「ナナツモリ」は、コペンハーゲンの“世界No.1レストラン”、ノーマのワインリストに載ったことで、一気に海外に知れ渡り、世界が注目するワインとなった。
曽我氏の足跡と彼のワインが巻き起こした「現象」を追ったこの本について浮田氏は「私が30年以上にわたりワインを取材してきたなかで、ようやくたどり着いた一つの到達点になりました」と語る。
この本の概要を述べておこう。
日本ワインの海外での認知・評価がにわかに高まっている。
中でも北海道産のワインは独自の味わいと高い品質で、世界のワインジャーナリスト、ソムリエ、愛好家らを驚かせている。この「現象」の中心にいるのが、余市町、ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏である。
日本ワインの躍進を牽引する曽我貴彦氏。
彼がブドウ栽培から手掛ける「ナナツモリ ピノ・ノワール」は、新酒の時から熟成したような色合いで、奥深い香り、「うま味」のある独特の味わいをもつ。2020年、この「ナナツモリ」がコペンハーゲンの“世界No.1レストラン”、ノーマのワインリストに載せられると、ドメーヌ・タカヒコの名が一気に世界に知れ渡った。
現在、「ナナツモリ」は14カ国に輸出され、リリースと同時に完売となる人気ぶりで、ネットでは定価の10倍以上の高値で取引されている。
「ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ ピノノワール」。
曽我貴彦とはいったいどのような人物なのか?
なぜ、北海道・余市だったのか?
世界の扉を開き、日本ワインの歴史を変えたワインはいかにして生まれたか?
著者でワインジャーナリストの浮田氏は2014年にたまたまドメーヌ・タカヒコの初期の「ナナツモリ」と出会い、そのユニークな風味に驚嘆し、「これは、伝統国のワインでも、新興国のワインでもない、第3の風味だ」とつぶやく。以来、曽我氏の足跡と言動を追い、多くの関係者の証言を集め、ワイン界に起こっている「現象」の核心に迫っていく。
そこには曽我氏の生来のアグレッシブな性格と無類の探究心があった。彼の前の世代(“日本ワインの父”麻井宇介氏の薫陶を得て、“ウスケボーイズ”と呼ばれた造り手たち)の試行錯誤があった。また栃木のワイナリー、ココファームに顧問として招聘されたアメリカ人醸造家との出会いがあった。志を同じくし、時には喧嘩腰で取っ組み合った同世代のワインメーカーたちがいた。
ドメーヌ・タカヒコ、ナナツモリのブドウ畑。
そして、2000年代初頭から日本でも広がり始めた「ナチュラルワイン」のムーブメントと、北海道をブドウ栽培適地に押し上げた気候変動があった。
読み進むうちにドメーヌ・タカヒコはいわば時宜を得て、必然的・宿命的に誕生したように思えてくる。そして、読み手は郷愁と濡れ感があり、飲むと寺社の境内を歩いているような気分になるという「うま味ワイン」をどうしても体験してみたくなるのだ。
「ドメーヌ・タカヒコ奮闘記 〜ニッポンの「うま味ワイン」、世界へ〜
【ページ数/判型/価格/発売日】
232p/四六判ソフトカバー/1800円(税別)/2025年8月29日
【出版元】
K&Bパブリッシャーズ
ライター/ワインジャーナリスト。取材対象はワイン、食文化、農業、旅、人物等。これまで取材した国内外のワイナリーは700軒に及ぶ。企画・制作した書籍に『憧れのボルドーへ』(朝日新聞アエラムック)など、訳書に『ギャランド博士のメタボリック・ダイエット』(講談社)がある。
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
関連記事
投稿 世界が注目するワイナリー「ドメーヌ・タカヒコ」のワイン造りの秘密に迫るノンフィクション は Premium Japan に最初に表示されました。
Events
【開催中〜9/17(水) 大阪府・大阪中之島美術館】
2025.8.9
ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
2025年9月17日(水)まで、大阪中之島美術館にて、ルイ・ヴィトンの創業170周年と大阪・関西万博を記念した展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」展が開催されている。
原点(Origins)
本展は、“旅”をテーマに、メゾンの原点から最新のクリエーション、日本との深い文化交流に至るまでを12のテーマで体感できる、没入型のエキシビション。
会場に足を踏み入れると、吹き抜け空間にそびえる8つの巨大なトランクタワー、138個のトランクで構成された半球のインスタレーションなど、幻想的な空間演出が訪れる人をルイ・ヴィトンの世界へと誘う。展示のキュレーションはファッション史家フロランス・ミュラー、空間デザインは重松象平が担当。アートと建築、そして職人技が融合した壮大な“旅の舞台”が広がる。
注目は「ルイ・ヴィトンと日本」のセクション。ジャポニズムに着想を得た初期のアイテムから、村上隆や草間彌生、川久保玲、NIGO®との現代コラボレーションに至るまで、日本文化との深い交流が丁寧に紹介されている。
そのほか、「素材」「アトリエ」「耐久性試験」など、メゾンのクラフツマンシップを体感できるセクションも充実。また、アーティストでメゾンのアンバサダーでもある平野紫耀の「ツールボックス·トランク」も展示されている。
併設のギフトショップでは、展覧会限定のブックレットやノートなど、メゾンが厳選したアイテムも用意。Rizzoliとの共同出版の書籍「ルイ·ヴィトンと日本:ビジョナリー·ジャーニー」も、本ギフトショップ、およびRizzoliとルイ·ヴィトンの店舗にて先行発売されている。
コラボレーション(Collaborations)
ルイ・ヴィトンが“旅の真髄(こころ)”をいかに再考し続けてきたのか──。その先見性が、文化や美、そしてイノベーションへとどのように広がってきたのかを体感できる貴重な機会。近現代美術の発信地として知られる大阪中之島美術館で、ルイ・ヴィトンの“旅”の哲学に触れてみては。
PHOTO CREDIT:LOUIS VUITTON
◆ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展
【会期】開催中~2025年9月17日(水)
【会場】大阪中之島美術館 5階展示室
※ギフトショップは、本展を鑑賞時のみ入場可能。
【時間】日~木曜 10:00~17:00(最終入場16:30)/金・土・祝前日 10:00~19:00(最終入場18:30)
【休館日】月曜(8/11・9/15を除く)
【観覧料】一般2,000円、大学・専門学生1,500円、高校生以下無料(要事前申込)
※日時指定制
※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は観覧料半額(要証明)。
【問い合わせ】tel. 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
Events
2025.8.9
「スヌーピーは、今日も語る。 – PEANUTS 75th Anniv. -」
関連記事
投稿 ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展 は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
愛するペットと店内でも心地よい時間を
2025.8.8
オールデイダイニング「bills」が3店舗で”ペットフレンドリーエリア”を店内まで拡大
©Anson Smart
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
国内で8店舗を展開中のオーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」が、bills お台場、bills 横浜赤レンガ倉庫、bills 福岡の3店舗で、”ペットフレンドリーエリア”を、従来のテラス席から店内まで拡大して営業をスタートした。
今年5月に、bills お台場で開催されたイベント「bills Pet Week in Odaiba」が好評を博し、多数の反響の声を受けたことが、今回のエリア拡大につながった。
©Petrina Tinslay
©Petrina Tinslay
現在、bills お台場では、平日終日、及び土日祝の17時以降、従来のテラス席に加えて店内でもペット同伴可能。またbills 横浜赤レンガ倉庫では、毎日17時以降、bills 福岡では常時店内のペット同伴が可能になった。
本格的な暑さが続くこれからの季節、テラス席での食事をためらう日にも、涼しい快適な店内でペットと一緒にくつろぎの時間を過ごすことができる。
あなたも大切な家族の一員とともに、料理と心地良い空間を楽しんでみてはいかが。
◆bills ペットフレンドリーエリア拡大
【対象店舗】bills お台場、bills 横浜赤レンガ倉庫、bills 福岡
【ペット同伴可能時間】お台場:平日終日・土日祝17時以降可
横浜赤レンガ倉庫:平日・土日祝ともに17時以降可
福岡:常時店内同伴可
【入店可能ペット】犬・猫に限定
※詳細は公式サイトにて要確認
関連リンク
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
関連記事
投稿 オールデイダイニング「bills」が3店舗で”ペットフレンドリーエリア”を店内まで拡大 は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
名酒「鍋島」の酒蔵が手がける、新しい旅のかたち
2025.8.7
佐賀・鹿島に誕生。オーベルジュ「Fuku」
Photo:Keishin Horikoshi/SS
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
日本酒「鍋島」の醸造元として国内外に知られる富久千代酒造が、佐賀県鹿島市に新たなオーベルジュ「Fuku」を開業した。設計を手がけたのは、建築家・隈研吾氏が率いる隈研吾建築都市設計事務所。
Photo:Keishin Horikoshi/SS
Photo:Keishin Horikoshi/SS
舞台となるのは、「肥前浜宿」と呼ばれる醸造の町。江戸時代から昭和時代にかけて、酒や醤油などの醸造業を中心に栄え、今も白壁土蔵造りの町屋が連なるこの一帯は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。その一角にある、かつての商家を7年かけて改修したのが「Fuku」だ。
Photo:Keishin Horikoshi/SS
Photo:Keishin Horikoshi/SS
1階には、日本庭園を望むカウンター6席のレストランを設け、2階には2名限定のプライベートな客室を用意。料理を手がけるのは、京都 嵐山吉兆やスペインで研鑽を積んだシェフ・小竹雄一朗氏。九州の厳選食材を使った懐石スタイルの料理と、銘酒「鍋島」とのペアリングが、ここでしか味わえない至福のひとときを演出する。
Photo:Keishin Horikoshi/SS
Photo:Keishin Horikoshi/SS
さらに「Fuku」から徒歩1分の場所に、一棟貸しの宿「とと」も同時オープン。ここは、かつての商家「魚屋」をリノベーションした定員4名の宿で、歴史的な外観はそのままに、プライベートな庭やサウナ、半露天風呂を備える贅沢な空間となっている。
Photo:Keishin Horikoshi/SS
富久千代酒造では、これらの拠点を中心に、町全体をひとつの宿に見立てる“アルベルゴ・ディフーゾ”という取り組みを実現。歴史ある建築や地酒文化を核に、訪れる人々が“まちに滞在する”という新たな旅のかたちを提案している。
町を歩き、食を味わい、酒に酔い、建築に浸る──この地に根ざした文化と美意識を、五感で体験してはいかがだろうか。
Fuku
【住所】佐賀県鹿島市古枝甲125番地
【予約】0954-60-4770 /front@fuku-nabeshima.com
【価格帯】77,000円~/1名夕食付 チェックイン 15:00 チェックアウト 11:00
とと
【住所】佐賀県鹿島市古枝甲
【予約】0954-60-4770 /front@fuku-nabeshima.com
【価格帯】99,000円~/1名 夕食込み チェックイン 15:00 チェックアウト 11:00
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
関連記事
投稿 佐賀・鹿島に誕生。オーベルジュ「Fuku」 は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
おいしくて特別な、軽井沢の朝食
2025.8.6
ハルニレテラスで味わう、五感がほどけるモーニング体験
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
軽井沢星野エリアに広がる「ハルニレテラス」では、夏の朝時間を彩るモーニングメニューを提供。心身をやさしく目覚めさせてくれる特別な時間を楽しめる。
CERCLEの高原の恵みモーニングBOX(2名様セット)
【販売期間】2025年7月12日(土)〜8月31日(日)の土・日・月曜
【価格】8,000円 *事前予約制/1日3セット限定
【内容】朝食メニュー、バスケット、カトラリー、ランチョンマット、グラスをそれぞれ2名様分
【受渡時間】9:30~10:30
【予約】メール(info@cercle-karuizawa.jp)または電話(0267-31-0361)にて3日前20時までに予約
ワイン&デリショップ「セルクル」では、テイクアウト可能な期間限定のモーニングBOXが登場。旬の野菜を使ったサラダや特製デリに加え、放牧豚〈きたやつハム〉のクロックマダムや、なめらかな生乳ヨーグルト、〈Mzcoffee〉の香り高いホットコーヒーなど、上質な食材で構成された贅沢なメニューが詰まっている。モーニングBOXは、「セルクル」のテラス席のほか、ハルニレテラス内の共有スペースなど、好きな場所で味わうことができる。
丸山珈琲 ハルニレテラス店
モーニング 1,400円(税込) / 提供時間:8:00~11:00
オーナーが世界各国の農園を訪れて買い付けた高品質コーヒーが味わえる「丸山珈琲」。モーニングには、4種から選べるパンに、ヨーグルトフルーツグラノーラとドリンクが付いた朝食セットを提供。
モリアソビ アサイーボウル 1,350円(週末限定)
アウトドア&ガーデンライフを提案する「モリアソビ」では、週末限定でアサイーボウルを販売。オリジナルブレンドのアサイーに、旬の果実を贅沢にトッピングした、朝の活力に満ちた一品だ。
ベーカリー&レストラン 沢村 沢村モーニングプレート 2,530円、フレンチトースト 2,068円/ 提供時間:7:00~10:00
「ベーカリー&レストラン 沢村」では、自家製酵母パンに目玉焼きやソーセージ、サラダなどを添えた満足度の高いプレートを提供。人気のフレンチトーストもおすすめだ。
Hygge by ØC(ヒュッゲ バイ オーシー) シュガーバタークレープ 1,300円
2025年春にオープンしたばかりの「ヒュッゲ バイ オーシー」では、北欧の朝を思わせるシュガーバタークレープと、浅煎りのオーガニックコーヒーが楽しめる。
避暑地・軽井沢の朝を美しく彩るモーニングメニューの数々。日常を離れ、清々しい自然の中で迎える、心ほどける朝のひとときをぜひ。
軽井沢星野エリア ハルニレテラス
【所在地】長野県軽井沢町星野
【電話】050-3537-3553
【時間】ショップ10:00~18:00 / レストラン11:00~22:00*季節・店舗により異なる
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
関連記事
投稿 ハルニレテラスで味わう、五感がほどけるモーニング体験 は Premium Japan に最初に表示されました。
























