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【管理栄養士が解説】「間食=太る」と思われがちですが、選び方やとり方によってはダイエットや健康につながることもあります。今回は、間食で避けたい食品の特徴と、間食を上手に活用するためのポイントをご紹介します。
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2025.6.30
「軽井沢・森四季」VILLA森の静寂に佇む、一棟貸しの別荘ホテルで豊穣な時間を
「緑~MIDORI」広い庭から建物を見る。
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四季が美しく移ろう軽井沢の地に「軽井沢・森四季」VILLAはある。星野温泉まで1㎞の徒歩圏内という利便性が高い環境ながら、喧騒から遠く離れた自然に囲まれた森の私邸とも呼べる空間である。敷地内には四棟のヴィラがあり、すべてが一棟貸しとなっている。ここは旅館でもホテルでもない、滞在者のためだけの特別な空間なのだ。
自然に囲まれた環境の中で、周囲を気にすることなくゆっくりと自分たちの時間を過ごしたい人には最高の環境である。
広い庭やデッキのある四棟のヴィラでは、周囲を気にせずくつろげる
「軽井沢・森四季」VILLAが何よりも大切にしているのは、「四季とともに生きる」という思想。宿泊棟は4棟あり、それぞれの棟には「緑~MIDORI~」「光~HIKARI~」「風~KAZE~」「時~TOKI~」という名前がつけられ、春の息吹、夏の風、秋の実り、冬の静謐を体現している。
「風~KAZE」木々に囲まれた静かな空間。
広い庭には露天風呂がある。
「緑~MIDORI~」は、家族や友人との滞在に理想的な3ベッドルームある空間。50坪を超える庭と24坪のウッドデッキがあり、室内にはデンマーク製薪ストーブがあるなど、まさに軽井沢の緑や風を心行くまで体感できる。
「光~HIKARI~」は三角屋根が特徴的で、プライベートな苔庭でBBQやたき火、北欧露天薪風呂、ハンモックなどがある。宿泊者だけのプライベートな時間を過ごすことができる。
「風」は、高級北欧ヴィンテージの家具、北欧露天風呂を備えた2名向けの静謐な棟。苔庭に面したバスタブに身を沈めるひとときは贅沢な時間が過ごせるはずだ。
2024年8月オープンした「時~TOKI~」は、3ベッドルームあり、さらにウッドデッキには足湯が備えられており、心の緊張をゆっくりと解いていく空間になっている。
冬は暖炉で火の揺らめきを楽しむことができる。
各棟には広いデッキがあり、食事をしたり、読書をしたり、それぞれの楽しみ方で。
「時~TOKI~」のテラスには足湯がある。
全棟にはBang & Olufsenのオーディオ、LE LABOのアメニティなど、上質な調度品や環境が揃っているので、自然の中でも、自宅にいるような快適さが整っている。もちろんペットの滞在もOKなのが嬉しい。
さらに24時間バトラーサービスがあるので、守られた環境での滞在が約束されている。
地元の旬の食材を自然の中で味わう贅沢、レストラン&バー「HONO」
滞在中は、各棟でBBQを楽しむこともできるが、敷地内にはレストラン棟「HONO」もある。まるで森の中に浮かぶような設計になっているダイニングは、信州の豊かな旬の恵みを活かした炭火グリル料理が堪能できる。
希少な赤身肉や和牛、豚リブを、キロ単位で豪快にワイルドな炭火<wbr />焼きするスタイルは、日本のレストランではなかなか味わえない迫力とジューシーさを、大自然の中で体験できる。
「HONO」からはVILLAを見る。
炭火で焼くことで、肉の旨味が存分に楽しめる。
またワインも充実しており、ナチュールからグランヴァンまで幅広く揃えるほか、地元のクラフトジンや日本酒とのペアリングも楽しめる。バータイムには、焚き火の炎を眺めながらグラスを傾けるゲストも多く、静けさの中で記憶に残る一夜が過ごせることだろう。
森を楽しむ滞在が豊かさの本質を教えてくれる
このヴィラでは“ただ泊まる”のではなく、“森に滞在する”ことができるのが大きな魅力である。朝は小鳥のさえずりで目覚め、昼は木漏れ日の下でゆるりとした時間を過ごし、夜は星を眺めながら焚き火を囲む。都会では味わえない時間や空気感に包まれ、自分自身や大切な人としっかり向き合うこともできるだろう。何もしない時間、心から安らぐ空間は、別荘ではなく、ホテルでもない場所だからこそ実現する贅沢。季節の移ろいを五感で楽しみながら、自然の恵みに抱かれる滞在はまさに非日常。
美しい軽井沢の四季に寄り添いながら、自分自身に戻る旅に相応しい宿が「軽井沢・森四季」VILLAである。本物の豊かさを知る大人たちにこそ、おすすめしたい私だけの“森の私邸”と呼べる空間だ。
Text by Yuko Taniguchi
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2147-118
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星のやに泊まる、星のやを知る
2025.7.1
「星のや富士」宿泊記 その3 雨を五感で楽しむ非日常体験「梅雨グランピング」
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「非日常」をテーマに、各施設それぞれが独自のホスピタリティでゲストを迎える「星のや」。そのホスピタリティのひとつが、ゲストが参加する多彩なプログラムです。土地の文化や伝統をベースにして作り込まれた各プログラムは、「星のや」の新たな魅力となっています。
「星のや富士」宿泊記の第3回では、季節の恵みや魅力を楽しむグランピング企画「梅雨グランピング」をご紹介します。雨の森だからこそ感じる音や色、香りなど、雨が作り出す自然の美しさを五感を通じて体験できるプログラムです。この企画開発に携わった「星のや富士」のスタッフによる開発秘話をご紹介します。
日本初のグランピングリゾート「星のや富士」で非日常体験
昨今すっかり定着した感の「グランピング」。日本に広まったきっかけとなったと言われるのが、「星のや」の4施設目「星のや富士」の誕生でした。河口湖を見下ろす広大な敷地には、アカマツをはじめとする針葉樹を中心とした木々で構成した森が広がり、その中にキャビンと呼ばれる客室やダイニング、クラウドテラスがあり、まさに自然を体感できる空間とともに遊び心と発見の多いアクティビティが人気の施設であり、目前には富士山という好立地を求めて、世界中から多くの観光客が訪れています。
レセプションで受付を済ませたら、車を乗り換えて、ホテルへ。
6月10日から7月20日までの期間、雨の森を楽しむ、新しい発想のグランピング「梅雨グランピング」がスタートしました。
雨の中でグランピング? どんな楽しい提案があるのか、その企画をご紹介していきます。
雨の中で体験する、香り、音、雨音のリズムで心が解き放たれていく
新緑が芽生える梅雨の時季には、雨が葉に当たる音や湿った土の匂い、霧に包まれた森や山の景色などの非日常を五感で楽しむのが「梅雨グランピング」です。梅雨限定のスイーツやカクテルのほか、五感で楽しむ「雨の森のディスカバーウォーク」や、梅雨の期間のみ登場する「雨音カウンターテーブル」、さらに「絵はがきづくり」など、雨を存分に楽しむ仕掛けについて、この企画の担当をした「星のや富士」の広報であり、グランピングマスターの北垣沙野さんにお話を伺いました。
自然の中で育ったと語る北垣さんですが、ここの自然は別格だと語ります。
「『星のや富士』は森の中の施設ですので、季節の移ろいを五感で楽しんでいただくことができるのが自慢のホテルです。グランピングというと、晴れの日の楽しみと思っていらっしゃる方も少なくないと思いますが、ここでは雨の日には雨がつくり出す美しさを体験いただきたいと思っております。お部屋にポンチョと長靴を用意していますので、ぜひ外に出かけていただき、雨の森を体感いただきたいと思います」。
敷地最上位にあるクラウドテラス。焚き火やライブラリーカフェがあります。
階段状のクラウドテラスでは、お気に入りの場所を見つけてゆっくりくつろぐことができます。
特に梅雨の頃の森は、芽吹いて間もない葉が優しく輝き、そこに降る雨の粒はより緑を引き立て、また土の香りや雨音が私たちの心をゆっくりと解きほぐしていくと言います。
「『星のや富士』に配属になって6年経ちます。ここに来る前は、雨だとちょっとイヤだな~と思うこともありましたが、雨の美しさ、雨の日にだけ見える神秘があることを知って、この五感を満たす自然の神秘を皆さまにも体験いただきたいと強く思うようになりました。この体験が今回の企画を考えるきっかけです」。
梅雨限定の特別シート「雨音カウンターテーブル」で絶景を楽しむ
まずご紹介するのが、「梅雨グランピング」の期間だけクラウドテラスに登場する「雨音カウンターテーブル」です。一見、テラスに無作為に置かれているように見えるカウンターテーブルは、北垣さんが選んだ絶景ポイントなのだとか。さらにカウンターテーブルの屋根には美しい布が張られており、その雨音が自然に織りなうリズム「1/fのゆらぎ」を感じることができると教えてくれました。
。
「カウンターテーブルは、椅子に座った時に景色がどう見えるのかを考えて、設置場所を微調整しながら決めました。そしてカウンターテーブルのルーフに張られた青色の織物は、隣接する富士吉田市の名産地である富士山麓の織物を使用しています」。
古くから機織りの名産地であった富士吉田市は、発色のよさや高密度の技法などが特長の富士山麓の織物をセレクト。かつては着物の裏地に使われていたが、現在はネクタイや洋服の裏地、傘などに使われています。今回は傘に使用される織物を使用していることから、雨に強く、さらに雨音が心地よく響くと言います。さらに青色は、梅雨の頃の緑との相性を考えてセレクトしたと語ってくれました。
こだわり抜いた「雨音カウンターテーブル」について語ってくれる北垣さん。
緑に馴染んだ青のルーフ。
雨雲やバブルの先にある幻想的な世界観のスイーツとカクテル
また、梅雨限定のスイーツやカクテルが登場します。
「季節によってテーマが変わる『森のひととき』と名付けられたスイーツ。梅雨限定の『雨の森のひととき』は、より雨を楽しんでいただけるサプライズを仕込みました。チーズケーキの上に乗った綿あめを雨雲に見立て、ご自身で雨が降るようにブルーキュラソーをかけていただきます。すると綿あめが解けて、中から色鮮やかなフルーツとチーズケーキが現れるスイーツです。甘さと酸味が調和する優しい味わいに仕上げています」。
「雨の森のひととき」は14時30分~17時30分、無料でいただくことができます。
さらに梅雨限定のカクテルにもちょっとした驚きの仕掛けがあります。
「この時期に楽しめるアジサイをテーマに、梅のシロップやベリーの香りを閉じ込めたオリジナルカクテルです。カクテルの上には霧をイメージしたバブルを乗せ、そのバブルがはじけると、霧が晴れるようにベリーの華やかな香りに包まれます」。
雨の日には思いがけない発見がある、そんなメッセージが込められているスイーツとカクテルは思わず笑みがこぼれることでしょう。
球体のバブルが風に揺れ、いつはじけるかドキドキしてきます。
低アルコールの軽い飲み口のカクテル。19時~22時(21時30分ラストオーダー)2,180円(税・サービス込)
グランピングマスターから学ぶ、森の楽しみ方の見つけ方
今回ぜひ体験いただきたいのが、『雨の森ディスカバーウォーク』です。雨降る中、ポンチョと長靴を身に着けて、グランピングマスターと共に森の散策に出かけます。枝や葉が自然に落ちた地面は、まるでふわふわの絨毯の様で、空を見上げれば高く伸びた木々の中から雨粒がゆっくりと落ち、雨に濡れた木々はより深い色となり、どこからか香ばしいような香りが立ち込めます。グランピングマスターによる木々の種類のお話や、季節による森の移り変わり、足元に落ちている松ぼっくりが雨に濡れるとしぼみ、乾くと開く、そんな話を聞きながら、自然の不思議と共に、私たちはこの自然に生かされているのだという敬意の感情も芽生えていきます。
「都会では感じることがない体験が森には多くあります。お子さんだけではなく、大人の方にもぜひ体験いただきたいと思います。お客さまの中には木々に詳しい方もいて、私たちが教えていただくこともたくさんあります」と北垣さん。
雨に濡れるのが不思議と心地よくなってきます。
また、「梅雨グランピング」の時季にはクラウドテラスや散策路に、雨粒が当たると音を奏でる「レインドラム(タングドラム)を設置します。
「個人的には水琴窟をやりたいと思っていたのですが、大きな岩をクラウドテラスに設置するのは難しいので、気軽に楽しめる手のひらサイズのレインドラムを用意して雨音の演奏を楽しんでいただきたいと思っています」。
雨粒が当たることで音が鳴る「レインドラム(タングドラム)。
他にも毎朝体験できる「薫る森の蒸留」体験では、旬の果実である梅を地元の桃農園さんにご協力いただき、梅を蒸留した香りを楽しめたり、雨でにじむ水彩色鉛筆を使った自分だけ「絵はがきづくり」体験も楽しだり、雨の日だからといって部屋に閉じこもることなく楽しめる企画がたくさん用意されています。
「『絵はがきづくり』はここの風景を描いたスケッチに色鉛筆で色を塗っていただき、その後、雨に濡らしていただくと水彩画のような仕上がりが楽しめるものです。スケッチからご自身で描きたい方には真っ白な紙をお渡ししています。雨の日はいつも以上に五感が冴えてくるものです。ご自身の感性でアートに取り組む時間を楽しんでいただくご提案もしています」。
「絵はがきづくり」7時半~19時 無料。
忙しい日々の中では、雨を鬱陶しいと感じることは多くありますが、「星のや富士」に滞在していると、静寂の中に響く雨音や雨でより強くなる木々や土の香り、そのすべてが心地よく、そして心の疲れを洗い流し、パワーチャージがされていくような感覚に包まれます。雨もいいものだな、そんな感情に包まれた滞在でした。
◆星のや富士「梅雨グランピング」
・開催日:2025年6月10日~7月20日
・対象 :宿泊者(雨音BARのアルコールカクテルの提供は、20歳以上の宿泊者限定)
・予約 :不要
◆丘陵のグランピング「星のや富士」とは
河口湖を望む丘陵に建つ、日本初のグランピングリゾートと呼ばれる「星のや富士」。広大なアカマツの森の中で愉しめる体験型の食事や、焚き火を眺めながら過ごすひと時が過ごせます。全40室のキャビン(客室)はテラスにソファや焚き火台があり、室内でもアウトドア気分が味わえます。また全室にグランピングマスターがつき、滞在をサポートしてくれますので、最高の時間と体験が約束されています。
Text by Yuko Taniguchi
Photography by Natsuko Okada(Studio Mug )
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将軍の側に仕えた女性たちの、知られざる暮らしに迫る
2025.6.30
特別展「江戸☆大奥」。東京国立博物館で開催
『千代田の大奥』より「千代田大奥 御花見」 楊洲周延筆 明治27年(1894)東京国立博物館蔵
※会期中、展示替えがあり
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将軍の身の回りを支えた女性たちが暮らした“奥”の世界を、貴重な史料や美術品を通して紹介する特別展「江戸☆大奥」が、東京国立博物館 平成館にて開催される。会期は7月19日(土)から9月21日(日)まで。
竹菱葵紋散蒔絵婚礼調度 鶴樹院(豊姫)所用 文化13年(1816) 東京国立博物館蔵
※通期展示
重要文化財 振袖 黒綸子地梅樹竹模様 桂昌院(お玉の方)所用 江戸時代 17世紀 東京・護国寺(文京区)蔵
※前期展示(7/19〜8/17)
江戸幕府の隠された歴史ともいえる、大奥。会場では、この閉ざされた世界での生活がわかる絵画や、将軍の妻妾たちが身につけていた衣装、婚礼調度品、生活用品や遊び道具などを展示。政治や武家社会とも密接に関わっていた大奥の役割や、そこでの暮らしぶりを重層的に紐解いていく。
『千代田の大奥』より「千代田の大奥 お櫛あげ」 楊洲周延筆 明治27年(1894) 東京国立博物館蔵
※会期中、展示替えがあり
『千代田の大奥』より「千代田の大奥 滝見のお茶や」 楊洲周延筆 明治28年(1895) 東京国立博物館蔵
※会期中、展示替えがあり
見どころのひとつが、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した絵師・楊洲周延が、大奥の様子を懐古的に描き人気を博した『千代田の大奥』の全場面一挙公開(※会期中、展示替えあり)。期間中、全40場面を見られる、またとない機会となっている。
重要文化財 刺繡掛袱紗 浅葱繻子地杜若と撫子に酒器「長生」字模様 瑞春院(お伝の方)所用 江戸時代 17~18世紀 奈良・興福院(奈良市)蔵
※前期展示(7/19〜8/17)
春日局像 伝狩野探幽筆 江戸時代 17世紀 東京・公益財団法人 德川記念財団蔵
※通期展示
さらに、五代将軍徳川綱吉が側室である瑞春院(お伝の方)にあてて送ったとされる、重要文化財 奈良・ 興福院の刺繡掛袱紗全31枚も公開。元禄期における最高の刺繡技術を用いて制作された逸品から、当時の高い染織技術と美的感覚を感じ取ることができるはずだ。また、大奥の構造や女中たちの生涯にもフォーカスしている。
徳川種姫婚礼行列図巻 上巻 (部分) 山本養和筆 江戸時代 18~19世紀 東京国立博物館蔵
通期展示 ※会期中、場面替えがあり
展示には、NHKドラマ10「大奥」で用いられた衣装を展示し、ドラマなどでおなじみの「御鈴廊下」のセットを再現するなど、視覚的にもわかりやすい構成に。ドラマや映画の世界と実際の大奥ではどのような違いがあるのか、比較しながら鑑賞するのも面白そうだ。
奥奉公出世双六 万亭応賀作、歌川国貞(三代豊国)筆 江戸時代 19世紀 東京都江戸東京博物館蔵
※前期展示(7/19〜8/17)
大奥という特殊な空間の成り立ちや、その中で生きた人々の姿を丁寧に掘り下げる特別展。華やかなる世界に、足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
特別展「江戸☆大奥」
【会期】2025年7月19日(土)~9月21日(日)
【休館日】月曜日、7月22日(火)
※ただし、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館
【開館時間】9:30~17:00
※毎週金曜・土曜、7月20日(日)、8月10日(日)、9月14日(日)は20時まで。
※入館は閉館の30分前まで
【会場】東京国立博物館 平成館
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Features
2025.6.30
高輪「茶室 BAR ROKKAN by ROKU GIN」サントリー「ROKU〈六〉」ブランドを深く知り愉しむ
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