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雅やかな紅しだれ桜と優雅な音楽が共鳴「平安神宮 桜音夜〜紅しだれコンサート2025〜」

2025.03.26
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雅やかな紅しだれ桜と優雅な音楽が共鳴「平安神宮 桜音夜〜紅しだれコンサート2025〜」
PREMIUM JAPAN » 旅 | 2025.03.26

Events

【4/2(水)〜6(日) 京都府・平安神宮】

2025.3.25

雅やかな紅しだれ桜と優雅な音楽が共鳴「平安神宮 桜音夜〜紅しだれコンサート2025〜」

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悠久の歴史漂う京都の平安神宮にて、幻想的な桜と平安京の壮麗な風景に包まれながら音楽を楽しめる「平安神宮 桜音夜~紅しだれコンサート2025~」が、4月2日から6日まで開催される。




作家・谷崎潤一郎が「紅の雲」と表現した南神苑の紅しだれ桜や、栖鳳池の鏡面に映し出される東神苑を舞台に、夜桜とアーティストたちの奏でる音色が京の夜を彩るコンサートイベント。会場には客席を設けず、神苑を散策しながら音楽を楽しむことができる。


東儀秀樹


東儀典親


4月2日(水)には東儀秀樹×東儀典親、4月3日(木)上妻宏光×LEO、4月4日(金)ござ×Budo、4月5日(土)⾼島健⼀郎×堺裕馬×⿃尾匠海×追川礼章、4月6日(日)May J.×菊池亮太と、今年も豪華な出演者が登場する。


May J.


チケットは、東神苑(コンサート)・南神苑(桜のライトアップ)の両方を鑑賞できる「コンサート付入場券」と、南神苑(桜のライトアップ)のみ鑑賞可能な「入場券」の2種類。コンサートは第1部・第2部の入替制になっているので、ゆっくりと音色に耳を傾けることができる。



一年に一度だけ訪れる桜影揺れる幻想的な夜。心に残る特別な瞬間を過ごしてみてはいかがだろうか。

 

◆平安神宮 桜音夜~紅しだれコンサート2025~
【開催日】2025年4月2日(水)、3日(木)、4日(金)、5日(土)、6日(日)
【会場】平安神宮(京都市左京区岡崎西天王町)
【公開時間】
ライトアップ=18:15~21:00(最終入場は20:30 雨天決行)
演奏=第1部演奏時間 18:40~19:10
第2部演奏時間 19:55~20:25
※第1部と第2部は完全入替制。客席はありません。
【チケット】
①コンサート付入場券: 東神苑(コンサートエリア)・南神苑(桜のライトアップエリア)を鑑賞できます。 前売券3,000円 当日券4,000円
※小学生以上有料、未就学児無料。入場日時指定・予定枚数に達し次第販売終了。ご購入時に第1部・第2部をお選びください。払い戻し不可。
②入場券:南神苑(桜のライトアップ)を鑑賞できます。
前売券1,500円 当日券 2,000円
※東神苑への入場はできません。小学生以上有料、未就学児無料。入場日指定、払い戻し不可。
【問い合わせ】「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」事務局(京都新聞COM内)075-241-6171〈平日 10:00~17:00〉
※平安神宮社務所へのお問い合わせはご遠慮ください。


関連リンク

「平安神宮 桜音夜~紅しだれコンサート2025~」公式サイト

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知られざる魅力がいっぱい!400年前の京都で生まれた「寛永文化」ゆかりの地をめぐり、日本の美意識のルーツに触れる【後編】

2025.03.25
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知られざる魅力がいっぱい!400年前の京都で生まれた「寛永文化」ゆかりの地をめぐり、日本の美意識のルーツに触れる【後編】
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2025.3.23

知られざる魅力がいっぱい!400年前の京都で生まれた「寛永文化」ゆかりの地をめぐり、日本の美意識のルーツに触れる【後編】

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およそ400年前、京都で繰り広げられた大イベントがありました。1626(寛永3)年9月6日、大御所・徳川秀忠と三代将軍・徳川家光が後水尾天皇を二条城に招き、5日間にわたって盛大にもてなした「寛永行幸」です。

 

この寛永行幸は、その後の政治そして文化に大きな影響を与えた、江戸時代を通じて最大級とも言えるイベントでした。



来年2026年は、まさに400年の節目。これを機に、寛永行幸をさまざまな形で追体験しようという祭典「寛永行幸四百年祭」が開催されることとなりました。

 

寛永行幸とは? 歴史や文化における、その意味とは?

前回の前編に引き続き、後編をお届けします。

 

 

 





現代の京都にたくさん残る

寛永文化ゆかりのスポット




後水尾天皇の二条城行幸。この幕府の威信をかけた一大イベントを前に、徳川秀忠・家光は、周到な準備を進めました。二条城は拡張され、数々の調度品や美術品を制作。その担い手となった文化人や職人たちの活発な交流が、新たな文化や芸術を生み出す土壌となったのです。




京都には、そんな寛永文化ゆかりの人物や出来事に関連するスポットが数多く点在しています。そのなかから、ほんの一部をご紹介します。

 

 

 




石清水八幡宮




京都府南部、八幡市に位置する男山の山頂にある「石清水八幡宮」は、平安時代前期の859年に起源を持つ由緒ある神社。都の守護神、国家安泰の神、厄除開運の神として、人々から篤い崇敬を集めてきました。




現在の社殿は、徳川家光の命で1634(寛永11)年に修造されたもの。本殿をはじめとする10棟は国宝に指定されている。




明治期までは神仏習合の社として知られ、境内には数多くの僧坊が建立されていました。そのうちのひとつ瀧本坊で住職を務めていたのが松花堂昭乗。晩年は瀧本坊を弟子に譲り、近くの泉坊に隠棲。その一角に結んだ草庵「松花堂」の跡地には石碑が残されています。




家光の命で再建されたにもかかわらず、社殿には葵の御紋が見られない。実は、楼門蟇股裏側、つまり神様から一番よく見える場所に“隠し紋”が刻まれている。




昭乗は寛永期を代表する文化人で、能書家、茶人、画家として才能を発揮しました。とくに書においては、近衛信尹、本阿弥光悦とともに「寛永の三筆」と称されるほど。表参道を入ってすぐの一ノ鳥居に掲げられた扁額は、平安の三蹟・藤原行成の書を昭乗が書写したもので、八幡宮の「八」の字が神使の双鳩になっています。




【施設情報】
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
住所 京都府八幡市八幡高坊30
電話 075-981-3001
開門時間 6:00〜18:00
公式HP https://iwashimizu.or.jp/

 

 

 




松花堂庭園・美術館




草庵「松花堂」は、明治期の神仏分離政策によって石清水八幡宮の境内から取り払われ、男山の山麓に移築されました。その後、所有者を変えながら受け継がれ、現在その場所は「松花堂庭園」として一般に公開されています。(現在、草庵「松花堂」や泉坊書院を含む内園は、大阪北部地震の被害とその復旧工事のため特別公開日のみ入園可能)




草庵「松花堂」のある内園と、回遊式の外園で構成される20,000平方メートルの広大な庭園。約40種類の竹や笹、200本を超える椿のほか、梅や桜、紅葉など、四季折々の景観が楽しめる。




外園には、それぞれに趣の異なる3つの茶室「松隠」「梅隠」「竹隠」が点在しており、なかでも松隠には、茶人であり作事奉行としても名高い小堀遠州が昭乗のために造った四畳台目茶室「閑雲軒」が再現されています。




「閑雲軒」は、もともと瀧本坊に設けられた茶室だったが1773年に焼失。男山山腹にせり出すように建てられていたことから、“空中茶室”とも呼ばれている。




隣接する「松花堂美術館」では、松花堂や泉坊書院の内装品や昭乗ゆかりの作品などを中心とした館蔵品展や企画展、特別展を開催。「京都吉兆 松花堂店(要予約 TEL075-971-3311)」も併設され、昭乗が小物入れなどとして愛用していた四つ切の塗箱をヒントに、吉兆の創始者・湯木貞一が考案した「松花堂弁当」を、庭園を観ながら味わうことができます。




【施設情報】
松花堂庭園・美術館(しょうかどうていえん・びじゅつかん)
住所 京都府八幡市八幡女郎花43-1
電話 075-981-0010
開園・開館時間 9:00〜17:00(最終入園・入館は16:30まで)
休園・休館日 毎週月曜(祝日の場合はその翌平日)及び12/27〜1/4
料金 庭園入園料:大人300円、学生220円、こども150円
美術館入館料:大人400円〜 ※展覧会によって異なる
公式HP https://shokado-garden-art-museum.jp/

 

 

 




金地院




南禅寺の塔頭として知られる「金地院」は、1605(慶長10)年に以心崇伝が復興した寺院です。徳川家康に仕えた崇伝は、僧でありながら武家諸法度を起草するなど幕府の基礎づくりに大きな影響を与えたことから“黒衣の宰相”と呼ばれる人物。後水尾天皇から「本光国師」の師号を賜り、境内にある崇伝の塔所「開山堂」には後水尾天皇の勅額が掲げられています。




小堀遠州作の蓬莱式枯山水庭園「鶴亀の庭」。大刈込の植栽の後ろに、徳川家康を祀る「東照宮」を仰ぎ見る。




ここで見られるのは、小堀遠州が手がけた枯山水庭園「鶴亀の庭」。建築や庭づくりの名手として名を馳せた遠州ですが、実は遠州が携わったという確定的な記録が残る庭園はそう多くはないのだとか。




庭園の背後にある東照宮は、家康の十三回忌を期して造営されたもので、こちらも設計は遠州。京都では唯一の権現造の建築で、本殿は総漆塗、壁は極彩色で彩られ、拝殿の天井には狩野探幽の筆による「鳴龍」が描かれています。




テナガザルが水面に映った月をつかもうとする様子を描いた『猿猴捉月図』。この襖絵が見られる小書院や方丈、茶室「八窓席」の見学は、事前申し込みが必要。




方丈北側の小書院に付設された茶室「八窓席」も遠州が改修したもので、大徳寺孤篷庵の忘筌、曼殊院の八窓軒とともに“京都三名席”のひとつに数えられています。その名の由来となった窓の多さや躙口に設けた外縁、正面に亭主の着席する点前座と床の間を並べた配置は遠州好みの茶室の典型。小書院を飾る長谷川等伯筆の襖絵『猿猴捉月図』や『老松』、方丈の狩野派による襖絵も見どころです。




【施設情報】
金地院(こんちいん)
住所 京都市左京区南禅寺福地町86-12
電話 075-771-3511
拝観時間 8:30~17:00(12月~2月は16:30まで)
拝観料 500円(八窓席は別途700円)

 

 

 




今に通じる多彩な芸術文化が育まれた

寛永期は“日本文化の故郷”




この時代の文化の発展において主導的な存在となったのは、学問を愛し、茶の湯や立花を極めた文化人として知られる後水尾天皇でした。寛永行幸後、後水尾天皇を中心に文化サロンがいくつも形成され、そこに集った人々が教養と美意識を磨き合ったのです。




二条城・二の丸御殿の入口となる「唐門」は、後水尾天皇の行幸にあわせて造営されたもの。豪華絢爛な極彩色の彫刻が素晴らしい。




サロンを主な舞台とした文化的交流は、さまざまな階層の人々を巻き込み、それまで皇族や公家など一部の有力者たちだけしか享受し得なかった文化が、武家や町衆といった幅広い層に浸透していきました。




二の丸御殿には、幕府御用絵師であった狩野探幽が一門の総力を挙げて制作した障壁画約3600面が残存。そのうち1016面は国の重要文化財に指定されている。(画像提供=京都市元離宮二条城事務所)




また、文化の担い手(演じる者)と享受者(見る者)の境界が曖昧だったことも、寛永文化を知る上での大きなポイントです。

 

専門的な職能を持つ人々の生業だった芸術(絵画、立花、茶道、雅楽、能狂言など)が、天皇から町衆まで幅広い層に嗜まれるようになったこと。そして、教科書の登場や活字印刷の普及、家元制度の確立、広域流通の発達により、列島規模で誰もが文化を享受できる時代が到来したこと。




それにより、担い手と享受者の双方が多様化し、茶道、華道、書道、絵画、建築、着物、陶芸、書物、香など、多彩な芸術文化が開花。のちの日本文化に多大な影響を与えたことから、寛永期は「日本文化の故郷」とも呼ばれています。

 

 

 




「寛永行幸四百年祭」と一年前イベントで

日本の伝統文化・伝統芸能の魅力を再発見




来年、2026年に開催される「寛永行幸四百年祭」では、寛永行幸や寛永期の文化・芸能をテーマとした数々のイベントが予定されています。たとえば、二条城での饗応の再現や、行幸行列の想定復元、寛永行幸・寛永文化に関する展覧会やツアー、シンポジウムの開催など。

 

年内にも“一年前イベント”として、寛永文化に関連する社寺などの特別公開や寛永文化講座をはじめ、さまざまな催しが計画されています。




寛永文化を代表する茶人・小堀遠州が改修を手がけた金地院の茶室「八窓席」。




寛永行幸四百年祭を企画するLiving History KYOTO代表の濱崎加奈子氏は、「寛永行幸は江戸時代を通じて重要かつ象徴的なイベントであるにも関わらず、教科書にも掲載されず、一般的な知名度は皆無と言って良い状態です。400年の節目を機に、この史実に目をむけることで、現代の私たちとのつながりや将来の姿について考える契機にしていただけたらと思います」と語ります。




日本の政治・文化の両面で大きな意味を持つ寛永行幸。そのとき何が起こったのか、そこから何が生まれたのか。それを「寛永行幸四百年祭」を通して知ることで、日本の伝統文化・伝統芸能の魅力を再発見してみませんか?




Text by Erina Nomura

 

野村枝里奈
1986年大阪生まれ、京都在住のライター。大学卒業後、出版・広告・WEBなど多彩な媒体に携わる制作会社に勤務。2020年に独立し、現在はフリーランスとして活動している。とくに興味のある分野は、ものづくり、伝統文化、暮らし、旅など。Premium Japan 京都特派員ライターとして、編集部ブログ内「京都通信」で、京都の“今”を発信する。







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およそ400年前、京都で繰り広げられた大イベントがありました。1626(寛永3)年9月6日、大御所・徳川秀忠と三代将軍・徳川家光が後水尾天皇を二条城に招き、5日間にわたって盛大にもてなした「寛永行幸」です。

 

この寛永行幸は、その後の政治そして文化に大きな影響を与えた、江戸時代を通じて最大級とも言えるイベントでした。



来年2026年は、まさに400年の節目。これを機に、寛永行幸をさまざまな形で追体験しようという祭典「寛永行幸四百年祭」が開催されることとなりました。

 

寛永行幸とは? 歴史や文化における、その意味とは?

前編・後編に分けて、詳しく紹介していきます。

 

 

 





江戸時代の一大イベント「寛永行幸」を通じて

平和や文化を考える「寛永行幸四百年祭」




徳川家が天下統一を果たした江戸時代初期。政治的にも文化的にも大きな画期となった出来事がありました。それは、1626(寛永3)年9月6日、大御所・徳川秀忠と三代将軍・徳川家光が後水尾天皇を二条城に招き、5日間にわたって盛大にもてなした「寛永行幸」。




御所から二条城までの行幸行列は、天皇やその親族、公家衆、全国各地から馳せ参じた大名ら、総勢9000人以上が列をなす大パレード。沿道には老若男女・身分を問わずさまざまな人々が詰めかけ、市中は大いに沸き立ちました。




「二条城行幸図屏風 右隻」江戸時代(京都市指定文化財 泉屋博古館蔵)。行幸の様子を見物するたくさんの民衆の姿から、当時の熱気がうかがえる。




大坂夏の陣からわずか11年後に実現したこの行幸が知らしめたのは、朝廷と幕府の融和、そして泰平の世の到来。この出来事は、多彩な芸術文化が花開き、のちの日本文化に多大な影響をもたらす寛永文化の隆盛を象徴する重大な政治儀礼でした。




それから400年の節目を迎える2026年、「寛永行幸四百年祭」が京都で開催。衣装や調度、行列の編成などに考証を入れた行幸行列の想定復元、二条城での饗応の再現、寛永行幸・寛永文化に関する展覧会の開催など、さまざまな催しを通して平和について考え、日本文化を未来へつなぐ祭典です。

 

 

 




歴史から現代をひもとき、日本の未来を展望する




「後水尾天皇の二条城への行幸は、京都だけではなく、日本の政治・文化の両面で大きな意味を持つ出来事です。しかしながら、一般にはあまり知られているとは言えません」と語るのは、寛永行幸四百年祭を企画するLiving History KYOTO代表の濱崎加奈子氏。




Living History KYOTO代表の濱崎加奈子氏




「寛永行幸に焦点をあて、伝統や文化史に深く根ざした催事を行うこと、現代の地平から文化を見直し、今に取り入れていくことは、大きな意義があると考えています。「日本の文化の故郷」とも呼ばれる寛永の文化。その源となった出来事に触れることで、現代を生きる私たちとのつながりや将来の姿、これからの「平和」をどう創るべきかをともに考えていければと思います」




また、行幸に際して行われた、衣装・調度の新調や旧事の調査、列島規模での武士の移動によって生み出された経済効果は、計り知れないと言います。

 

「行幸をきっかけに、京都ではさまざまな産業が興り、市中がにぎわいました。その影響は全国各地にも拡大。今でも寛永期を創業とする企業が多く存在していることが、これを傍証しています。寛永行幸四百年祭を、400年前のエネルギーを現代に蘇らせ、新しい産業を生み出していく契機にしたいと考えています」

 

 

 




2年もの歳月をかけ大改修!寛永行幸の舞台となった「二条城」




1603(慶長8)年、徳川家康の命により築城された二条城は、寛永行幸を前に大きな改修が行われました。敷地を西に拡張し、本丸御殿を建築。二の丸御殿の南側には行幸御殿、中宮御殿などを新設し、庭園も整備するなど、さまざまな趣向を凝らし、天皇を迎えるにふさわしい設えを完成させました。




全6棟の建物からなる国宝・二の丸御殿。書院造の代表例として日本の建築史上で重要な遺構とされている。




2年に及ぶこの大改修を指揮したのは、作事奉行の一人であり、茶人、作庭家でもあった大名・小堀遠州。二の丸御殿には、狩野派よって障壁画が描かれ、現在も当時の姿を伝えています。




狩野派が描いた障壁画は3,600点にも及び、そのうち1,016面が重要文化財に指定されている。多彩な欄間彫刻や天井画、飾り金具などによって装飾された豪華絢爛な空間に圧倒される。(画像提供=京都市元離宮二条城事務所)




二の丸御殿は、国内の城郭に残る唯一の将軍家の御殿として国宝に指定。唐門や東・北の大手門、東南・西南隅櫓など、寛永の大改修から残る建造物も多く、1994年に二条城はユネスコの世界文化遺産に登録されました。




【施設情報】
元離宮 二条城(もとりきゅう にじょうじょう)
住所 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話 075-841-0096
営業時間 8:45~16:00(閉城17:00)
休城日 12/29~12/31
〈観覧休止日〉
二の丸御殿:1・7・8・12月の毎週火曜(休日の場合は翌日)、12/26~28、1/1~3
本丸御殿:毎月第3月曜およびその翌日(休日の場合は除く)、12/26~28、1/1~3
料金 入城のみ800円、入城・二の丸御殿 1300円、本丸御殿(要事前予約)1000円
公式HP  https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/



式包丁と有職料理の雅な世界を堪能!老舗料亭「萬亀楼」

二条城で後水尾天皇をもてなしたのは、当時の儀礼に欠かせない「本膳料理」。およそ1100年の歴史を持つ生間(いかま)流式包丁の家元・生間正右衛門もこれに携わりました。




八坂神社、貴船神社、吉田神社などで奉納される生間流式包丁。食するものではなく、魚の切り方に瑞祥表現を読み取って、次の宴に移っていく。




式包丁とは、平安時代から宮中に伝わる食の儀式のことで、節会などの祝いの日に、大きな俎板の上で魚や鳥を庖丁刀と俎箸だけで切り分け、瑞祥というめでたい形を表すもの。その流儀のひとつ、生間流を継承しているのが老舗料亭「萬亀楼」です。




1722(享保7)年に京都・西陣で造り酒屋として創業し、後に料亭として「萬亀楼」に改称。式庖丁の儀式とともに、御所を中心に食されてきた有職料理の伝統を今に伝えています。




有名料亭は数あれど、御所ゆかりの有職料理が堪能できるのはここ萬亀楼だけ。寛永行幸の饗宴を記録した絵巻「二条城行幸献立絵図」(萬亀楼蔵)には、式三献に始まり、三宝に盛った75膳の料理が描かれている。




供されるのは、伝統的な様式を踏まえつつ現代風にアレンジされた料理の数々。季節の花や掛け軸など、四季折々の情緒やその日の趣向にあわせたしつらいを施したお座敷で、雅やかな有職料理や京懐石のコースが楽しめます。




5日前までに予約しておけば、食事の前に式包丁(別料金)の実演も可能。螺鈿や鮫皮の細工が見事な道具一式や、生間流の伝書も披露してくれます。




丸しんじょうに芽ねぎ、松茸、生姜をのせたお椀(昨年9月上旬の京懐石コース献立より)。丸とはスッポンのことで、豊かな滋味が松茸の香りを引き立てる。




【施設情報】
萬亀楼(まんかめろう)
住所 京都市上京区猪熊通り出水上ル蛭子町387
電話 075-441-5020
営業時間 12:00〜15:00(入店は京懐石コース13:00まで、竹籠弁当は13:30まで)、17:30〜21:30(入店は19:00まで)
定休日 毎週水曜、第1・第4火曜(予約状況によって変更あり)
公式HP https://www.mankamerou.com/

 

 

 






贅を尽くした座敷飾りや料理のほか、舞楽や蹴鞠、和歌や管楽、能楽、乗馬など最上級のもてなしが繰り広げられた寛永行幸。

 

徳川幕府の威信をかけたこのビッグイベントに沸いた京都では、その後ますます文化隆盛の動きが加速し、「寛永文化」が開花していきます。




後編では、その特徴を深掘り!

「日本文化の故郷」とも呼ばれる多彩な芸術文化の一端に触れられるスポットもご紹介します。




Text by Erina Nomura

 

野村枝里奈
1986年大阪生まれ、京都在住のライター。大学卒業後、出版・広告・WEBなど多彩な媒体に携わる制作会社に勤務。2020年に独立し、現在はフリーランスとして活動している。とくに興味のある分野は、ものづくり、伝統文化、暮らし、旅など。Premium Japan 京都特派員ライターとして、編集部ブログ内「京都通信」で、京都の“今”を発信する。







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星野リゾート 西表島ホテル「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」を期間限定で開催

2025.03.21
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星野リゾート 西表島ホテル「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」を期間限定で開催
PREMIUM JAPAN » 旅 | 2025.03.21

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2025.3.20

星野リゾート 西表島ホテル「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」を期間限定で開催

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日本初の“エコツーリズムリゾート”を目指す星野リゾート 西表島ホテルが、4月24日まで「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」を開催中。

 

日本一早く光り始める日本最小のホタルで、数千~数万匹の群れになって輝く様子は“森のイルミネーション”と呼ばれ、幻想的な光景が広がる。そんな空間に没入できるのが、この鑑賞ツアーの魅力だ。




西表島、石垣島にしか生息しないヤエヤマヒメボタルは、日本一早く光り始める日本最小のホタル。数千~数万匹の群れになって輝く様子は“森のイルミネーション”と呼ばれ、幻想的な光景が広がる。そんな空間に没入し、ヤエヤマヒメボタルが織りなすファンタジックな情景を眺めることができるのがこのツアーの魅力だ。




また、1日1組限定で他のツアー客がほとんど訪れない鑑賞スポットにネイチャーガイドが案内する「プライベートホタルツアー」も開催。こちらのツアーでは、プライベート感のある空間でコーヒーを片手に、ゆったりとヤエヤマヒメボタルを鑑賞できる。



日没後の約1時間しか光る姿を見せないというヤエヤマヒメボタルは、高い所は飛ばず、地面に近い所をゆっくりと飛ぶのだという。ホテルで開催されるホタル講座では、そんな八重山のホタルの光り方の特徴なども知ることができ、ヤエヤマヒメボタルへの理解が深まるはずだ。



2月から4月までの限られた期間しか見ることができないヤエヤマヒメボタル。小さな体から鮮やかな光を放ちながら乱舞するその姿を、目に焼き付けてほしい。

 

 


◆「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」
【期間】開催中~2025年4月24日(木)
【時間】18:25~20:30の間で1時間半程度実施(時期により変動あり)
【料金】3,850円(13~70歳)3,300円(3~12歳)
【予約】西表島ホテルの公式ホームページにて前日18時までに要予約
対象 :3歳~70歳のホテル宿泊者
備考 :天候状況により中止になる場合あり
ツアー参加時はカメラや携帯電話、懐中電灯などの光を放つ機器は使用禁止

 

◆「プライベートホタルツアー」
【期間】開催中~2025年5月6日(火・祝)
【時間】18:30~20:30頃(時期によってツアー開催時間に多少の変動あり)
【料金】1名7,000円(税込)
【定員】1日1組(1組6名まで)
【対象】10歳以上のホテル宿泊者
【予約】西表島ホテルの公式ホームページにて前日18時までに要予約


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星野リゾート 西表島ホテル 公式サイト

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界 アンジン、界 伊東が「桜オープンバスツアー」を期間限定で運行

2025.03.20
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界 アンジン、界 伊東が「桜オープンバスツアー」を期間限定で運行
PREMIUM JAPAN » 旅 | 2025.03.20

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オープンバスで巡る、迫力満点のお花見

2025.3.17

界 アンジン、界 伊東が「桜オープンバスツアー」を期間限定で運行

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伊豆半島の温泉旅館界 アンジンと界 伊東では、2025年3月23日から4月7日まで、伊豆の桜の名所をオープンエアのバスで駆け巡る「桜オープンバスツアー」を今年も運行。地元の自然を熟知した「桜バスガイド」が同乗し、伊豆ならではの桜の歴史や豆知識を案内してくれる。




ソメイヨシノや枝垂れ桜、河津桜や伊東桜など、伊豆ならではの様々な桜を、視界をさえぎるもののないバスの座席から楽しめるお花見は、春を全身で感じられる特別な体験だ。


「祇園」の幕の内弁当 1,500円


「祇園」のいなり寿し 1,300円


さらに今年は、地元で愛される老舗「祇園」のお弁当(有料)を希望者全員に手配。ツアー中にバスから降りて散策できる時間が設けられているので、桜を愛でながらお弁当を味わうことができる。


界 アンジン 露天風呂


また温泉旅館らしいお花見の締めくくりとして、桜オープンバスツアーの参加者限定で、チェックアウトを済ませたツアー参加後にも界 アンジンと界 伊東、それぞれの大浴場の利用が可能に。


界 伊東 大浴場


オーシャンビューの界 アンジンと、源泉を4本有し豊富な湯量を誇る界 伊東。両施設は同じ伊東市にありながらコンセプトやデザインが異なるので、もう一つの界の大浴場を堪能できるのがうれしい。

 

春の風を感じながら、頭上間近に迫る桜を楽しめる贅沢なひとときを過ごしてみては。


◆桜オープンバスツアー
【期間】2025年3月23日~4月7日
【時間】11:15~14:30
【料金】「祇園」のお弁当(稲荷寿司1,300円、幕の内弁当1,500円)
【場所】以下の時刻表に沿って運行
11:15界 アンジン→11:25界 伊東→桜スポットにて降車→14:15界 伊東→14:30界 アンジン
※さくらの里の降車時間は当日の道路状況によって変更する場合があります。
【対象】界 アンジン、界 伊東の宿泊者(4歳以上)
※安全管理上の理由により年齢制限を設けています。
※愛犬は参加できません。
【予約】乗車日の前日正午までに要予約。
※ツアー参加は当日空きがある場合、宿泊施設にて受付可能。
※「祇園」のお弁当は事前予約(3日前17時まで)。
※気象状況などにより桜の開花時期が前後する場合があります。
※天候によって中止となる場合があります。


関連リンク

界 アンジン「桜オープンバスツアー」予約ページ
界 伊東「桜オープンバスツアー」予約ページ

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開業110周年の東京ステーションホテルに「LIBERTY ルーム」が誕生

2025.03.19
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開業110周年の東京ステーションホテルに「LIBERTY ルーム」が誕生
PREMIUM JAPAN » 旅 | 2025.03.19

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泊まれる文化遺産と英国の老舗がコラボレーション

2025.3.19

開業110周年の東京ステーションホテルに「LIBERTY ルーム」が誕生

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日本の近代建築の傑作として名高い東京駅丸の内駅舎にあり、2025年に開業110周年を迎える東京ステーションホテルに「LIBERTY ルーム」が誕生。タイムレスな魅力を放つLIBERTYの世界観を、1室まるごと表現した2つのコンセプトルームが4月1日より登場する。




「LIBERTY ルーム」では、ベッドやライティングなどはそのままに、壁紙やカーテン、クッション、ソファーなどにLIBERTYのインテリアファブリックを使用。


「HERA」室内


「HERA」室内



孔雀モチーフのヘリテージ・アイコン「HERA(ヘラ)」を、ベッドスローとアームチェアに使った「HERA」ルーム。カーテンと壁紙には柔和なブラッシュピンクをあしらい、あたたかみのある雰囲気に仕上げている。


「JADE」室内


「JADE」室内



もうひとつの「JADE(ジェイド)」ルームは、癒しと神秘性を感じさせる翡翠色を基調とした客室。花や植物を大きく表現したカーテンや壁紙に、大小さまざまな幾何学模様を取り入れたクッションやソファの張地が、エキゾチックかつ重厚な印象をもたらす。



壮麗な駅舎と調和するクラシカル ラグジュアリーを追求しながら、ホテルに欠かせない快適さや実用性を兼備した東京ステーションホテルと、伝統と革新が融合した英国の老舗ブランド「LIBERTY」とのコラボレーションは、まさしく最強のタッグ。しかも、日本のホテルで部屋全体を使ってLIBERTYの世界を表現するのは今回が初だという。相性抜群の両者による唯一無二の滞在を、ぜひ楽しんでみては。



◆東京ステーションホテル「LIBERTY ルーム」
【予約】受付中
【宿泊開始日】2025年4月1日(火)より
【TEL】tel.03-5220-1112(代表)


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北陸新幹線に乗って「界 加賀」へ ~伝統工芸も温泉もグルメも。冬の山代温泉を堪能する旅
PREMIUM JAPAN » 旅 | 2025.02.27

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2025.2.27

北陸新幹線に乗って「界 加賀」へ ~伝統工芸も温泉もグルメも。冬の山代温泉を堪能する旅

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暦の上では立春、なのにまだまだ寒い2月中旬に「界 加賀」への旅のお誘いを受け、北陸新幹線に乗って行ってきました。

 

 

 

長野駅に近づくと車窓から見える景色が一変。屋根も畑も山々も雪に覆われ、白い世界です。さぞや寒いのでは……と身を縮めていましたが、金沢駅を降り立つと不思議なことに寒さをあまり感じないのです。水分を多く含む雪なので湿度が高いため、寒さをあまり感じないとか。


加賀獅子頭の工房を訪ねて



今回は「界 加賀」が、この3月から実施する手業のひととき「加賀獅子頭の400年の伝統に浸り、職人と語らう工房ツアー」に参加するため、一路、知田工房さんに向かいます。

 

 

 

知田工房は、石川県に唯一となった、加賀獅子頭専門工房。二代目の知田清雲さん、奥さまの依利子さん、息子の大芽さんの3人で、加賀獅子の伝統を守っていらっしゃるご一家です。

 

 

 

二代目 知田清雲さん。知田工房は創業70年を誇る工房。「父が創業したころは、この界隈に何軒も加賀獅子頭の工房があったけれど、現在ではうちだけになってしまいました」とお話してくれました。



加賀獅子と言えば、泉鏡花の「天守物語」を思い出しました。姫路城の天守閣に住まう美しい妖怪の女主人のお話です。

 

その天守に飾られているのが、特大の獅子頭。金沢出身の泉鏡花、そして獅子頭ときたら、もしかしてあれは加賀獅子では???と常々思っていたので、今回の訪問をとても楽しみにしていました。

 

 

知田工房では、獅子頭の制作風景を見学したり、伝統工芸を守り続けていくことのご苦労などをお聞きするだけではなく、ミニ獅子頭の根付に絵付け体験もセットになっています。私は不器用なんですよ……大丈夫でしょうか……と気弱になっていましたが、そんな不安は一蹴。奥さまの依利子さん、息子の大芽さんが、丁寧に塗り方のコツを教えてくれます。



修理も手掛けるので、全国各地から知田工房に獅子頭が集まります。能登半島地震で傷んでしまった獅子頭もこちらで修復しているそうです。加賀獅子頭は、確かに泉鏡花の「天守物語」に出てくる獅子そのもののようでした。間近で見るとすごい迫力です。





思い思いの獅子頭の根付、完成! 獅子頭が厄を食べてくれるという云われがあり、自分だけのお守りになります。マイ獅子頭は一番左にいるコです。



冬の贅沢「蟹会席」に圧倒されます

知田工房をあとに「界 加賀」へと向かいます。今晩のメインは「極み タグ付き 活蟹づくし会席」です。刺身からはじまり、焼き活蟹、揚げ物、蒸し蟹、蟹のすき鍋、雑炊まで、これでもかと言うほどの蟹づくしです。テンションがあがります。

 

蟹って、みな無言で殻をむき続けるイメージがあったのですが「界 加賀」は違います。たとえば蒸しものの場合、蒸したものを見せてから、ちゃんとおのおのに剥いたものを出してくれるのです。とっても親切。まさに至れり尽くせり。

 

日本酒の利き酒セットを飲みながら、蟹三昧のひととき……。冬ならではの贅沢です。



お造りから蟹がドーンと鎮座。プルプルとした食感と甘みが最高です。


しめ縄蒸しが登場すると、まず大きさに圧倒されて歓声が上がります。しめ縄蒸しは、蟹を塩水に浸した縄で結わえて蒸すので水分が失われず、よりジューシーな蟹の身を楽しめる調理法です。器も、今回のしめ縄蒸しのために特別に作られた、地元九谷焼の作家ものという凝りようです。


界ならでは。ご当地楽「加賀獅子舞」を堪能する


午後9時、夕食も終わると、ライブラリーラウンジが、つかの間のシアターに変身します。「界 加賀」のスタッフによる、加賀獅子舞の華麗な演舞が始まるのです。

 

 

加賀獅子舞の歴史は、初代加賀藩主の前田利家の時代から始まったそうです。「白銀の舞」という、当地の獅子舞は想像以上に勇壮で激しいもの。その迫力にゲスト一同見入ってしまいました。舞の終了後は、希望するゲスト全員と記念撮影もできるので、長い列ができます。

 

 

「界 加賀」の獅子頭も、知田工房で制作されたもの。地元の伝統を大切にする「界 加賀」の思いの深さを感じさせてくれました。

大迫力の加賀獅子舞。

この日、大熱演で獅子舞を披露してくれたスタッフ。手業のひととき「加賀獅子頭の400年の伝統に浸り、職人と語らう工房ツアー」に参加すると、最前列で見ることができます。


美人の湯・山代温泉のお湯と雪景色


もちろん温泉も堪能しました。山代温泉は、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉という、弱アルカリ性の肌あたりの優しいお湯。さっそく大浴場へと向かいました。

 

浴室まわりには、九谷焼のアートパネルや加賀提灯など、地元の伝統工芸がふんだんにあしらわれ、その土地のものに触れることができるのも、旅に来たのだなあという、気持ちを高めてくれます。

 

「界 加賀」には湯守がおり、気持ちよく入っていられる温度に管理しているそうです。根雪の残った坪庭を眺めながら入る温泉はまさに極楽。柔らかさを感じるお湯なので、いつまでも入っていられそうです。雪国の冬の温泉の醍醐味ですね。

雪の残る庭、雪吊りをした松は、思い描く雪国そのもの。

内湯の壁面に飾られているのは、地元の九谷焼作家のアートパネル。4人の作家がそれぞれ「色絵」「青手」「赤絵」「藍久谷」という、九谷焼の4つの伝統様式で制作。四季を描いています。

美しいべんがらラウンジで過ごす夜

夕食後は、2024年3月にオープンしたばかりのべんがらラウンジを訪ねてみました。入口ののれんをくぐると、「九谷焼」や「山中塗」など約100種類の器が現れます。この中から好きな器やグラス、お盆を選ぶと、そこにお酒とおつまみのセットを用意してくれるのです。

 

 

 

4組限定の席からは、山代温泉のランドマークと言える「古総湯」が目の前に。ライトアップされた「古総湯」のステンドグラスからこぼれる光と、べんがらラウンジの鮮やかな赤が、夜の闇とないまぜになって、なんとも言えない美しさです。


目の前は「古総湯」。べんがらラウンジの赤、雪の白、「古総湯」からこぼれるステンドグラスの色と、光と闇が静かな夜に映えます。



季節によって変わりますが、日本酒3種、ウイスキー、焼酎、ジン、梅酒などから1つ、おつまみは香の物、ナッツ盛り合わせ、甘味などから選びます。ノンアルコールドリンクも用意されています。




翌朝は気持ちよく晴れて、山代温泉を散策へ。地元の和菓子屋さんや九谷焼のお店をのぞいたりして過ごしました。お湯もいいし食事も美味しい。そして地元の伝統に触れることもできて、記憶に残る旅となりました。

 

 

 

今度は、金沢21世紀美術館や国立工芸館、石川県立図書館、そして泉鏡花記念館などを回って金沢で1泊し、2日目に「界 加賀」でゆっくり過ごす、なんていう旅もいいかも。金沢で文学散歩して、山代温泉へ……というコースもありですね。

 

 

次の旅を思い描きたくなるような、そんな旅になりました。














中嶋千祥 Chisa Nakajima

Premium Japan 編集長代理。1950~60年代の日本映画鑑賞とワインを飲むのが大好き。

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海外の富裕層に「旅館」文化を伝道し、未来へと継承するために THE RYOKAN COLLECTION代表 福永浩貴
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2025.2.27

海外の富裕層に「旅館」文化を伝道し、未来へと継承するために THE RYOKAN COLLECTION代表 福永浩貴

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2024年の年間訪日外客数は、3686万人と過去最高を記録しました。最近では、インバウンドが日本の津々浦々におよぶだけではありません。ハイエンドで特異性の高いサービス――― 例えばこれまでは、敷居が高かった旅館を目指してやってくる外国人も年を追って増え続けています。


こんな日がやってくることを20年も前に願って、組織づくりを始めて、海外に地道な売り込みをしていた人物がいます。それが「THE RYOKAN COLLECTION(ザ・リョカンコレクション)」を率いる福永浩貴氏です。連載企画「旅館―RYOKAN―の矜持」第1回目は、彼にどのような組織なのかをたっぷりと伺いました。






2004年「THE RYOKAN COLLECTION(ザ・リョカンコレクション)」創設





私が最初に「ザ・リョカンコレクション」の前身となる組織を立ち上げたのは2004年9月、33歳の時です。

 

 

その頃は、高級な旅の発信源はアメリカの東海岸にしかありませんでした。ですから、私もニューヨークを中心に活動して、様々なPRと売り込みに精を出していました。




当時、「旅館」という言葉は海外で通じるはずもありません。第一、英語で旅館の「Ryo(リョ)」という単語は発音すらできなかったのです。



そんな段階からすれば幾星霜、これだけインバウンドが増え、富裕層が高級旅館を目指して来日してくれるようになりました。「リョカン」という言葉が、外国人の口の端にのぼるのを見聞きしますと、まさに隔世の感があります。



「ザ・リョカンコレクション」は「日本旅館を、世界のRYOKANへ」をスローガンに掲げた、日本旅館と小規模ホテルに特化した国際ホテルコンソーシアムです。現在の加盟施設は53で、外国人個人会員は10万人を突破しました。

 

 

当コレクションの予約数はコロナ前の2019年が過去最高だったのですが、今はその約3倍の数になっています。

 





「THE RYOKAN COLLECTION」のトップ画像。ヨーロッパにみられる小規模家族経営のホテルがグループを形成するコンソーシアムモデル。厳格な審査をクリアした日本を代表する日本旅館、小規模ホテルが加盟する日本初のコンソーシアムで、世界にリョカンブランドを広く伝え、多くの海外富裕層を誘客する。まさに世界の旅行者と日本旅館、地域の懸け橋として活動する。Premium Japanもメディアパートナーとしてコラボレーションしている。



2019年に発表された「THE RYOKAN COLLECTION」の新ロゴマーク。デザインは京都で着物に家紋を手で描く職人・紋章上繪師として活躍する「京源」の波戸場承龍、耀鳳の両氏。伝統的な意匠と現代感覚を融合させたオリジナル家紋だ。藤の家紋をモチーフにデザインしたこのロゴには、世界から多くの人々が地方を訪れ、藤の花が連なるように「仲間」が増え、日本文化、旅館文化の更なる発展に繋げたいという思いが込められている。

日本旅館にしかないもの



私が「ザ・リョカンコレクション」を運営するようになってちょうど20年が経ちます。その間に、旅館に対する私の尊崇の念は強まるばかりですが、なぜ外国人がこれほどまでに旅館に惹きつけられるようになったかについては私見があります。




日本旅館の人気はうなぎ上りで、外国人が大勢来てくださる一つの要因は、やはり、人というものに出会える体験にあるのだろうと思います。




大資本による大ホテルでは、サービスはもちろんありますが、個人の細やかな顔は見えにくい。一方、日本の旅館の場合には、サービスを日々実践している方たちが具体的にすぐ目の前にいるわけです。



そして肝腎なことは、その宿にある歴史やおもてなしのクオリティを継続し担保してきたのは、宿のオーナーや女将であることです。オーナーや女将が目を光らせているからこそ、その宿は良いままで居続けられるのです。



宿は小規模ですから、オーナーや女将さんには実際に会えるし、簡単に会話も交わせるのです。それは非常に価値のあることです。



こうした形態の宿は日本にしかないものと言えるでしょう。私どもは、この日本文化の価値を世界に向かって広めていき、認知度をさらに高めていくことを目標にしています。




観光が日本文化を保全する



いま、観光業界の一部では、ものすごく数に囚われてしまい、海外のお客さんに迎合しながらお金ばかりを求めるような側面も見受けられないわけではありません。

 

 

しかし、私たち「ザ・リョカンコレクション」は、数やお金のみを追い求めるつもりはまったくないし、国の文化を守っていくための観光であって欲しいと願っています。大事なのは、日本の観光産業が恒久的に未来永劫的に持続していくことでしょう。




そのためには儲け主義に走って本来あった形や姿を壊すのではなく、日本文化を保全する観光でなければ意味がありません。この国が世界でもう一度輝くためには、文化を輝かせるしかないだろうというのが私の結論です。



その意味では、旅館というものは〝毎日が博覧会″みたいなものです。万国博覧会などをやらなくても、世界の人たちが旅館の場で日本のものや心に触れる。その結果、この国の文化が評価されていきます。

 

 

いわば地域の旅館が旗を振って地域全体を引っ張り、国においては観光業界が全業界を引っ張っていく形を作れないものか。私はそれを「ザ・リョカンコレレクション」で実現させたいと思っています。




ホテルのベルボーイから始まった修業時代




では、私はどうやって「ザ・リョカンコレクション」を創るに至ったのでしょうか。

 

 

最初に私は品川のホテルパシフィックに就職するのですが、しばらく働いてからシンガポールに行くことになります。就職はメリディアン・シンガポールでした。



その後、メリディアンホテルズの日本支社に入り、本社付けではありますが、東京支社の営業部長になります。仕事内容は、いろんな国でホテルの立ち上げをしたり、日本マーケットについてのレクチャーをしたり。とにかく世界中のホテルに行きました。



ホテルマンの第一歩はベルボーイからスタート。ホテルの仕事の面白さに目覚め、業務後に英語の学校に通うなど自己研鑽していた。



シンガポールでは営業を担当。スタッフとともに撮影した懐かしい1枚。



日本の、世界的なプレゼンスがないのはなぜ?




そこで働くうちに、日本はそれなりの国だし、ホスピタリティがあって親切だと言われている。にもかかわらず、世界的なプレゼンスがないのはどうしてだろうと考え始めたのです。

 

 

そんな時にちょうど、メリディアン系列下にあるヨーロッパのホテルの、総支配人たちが集まって日本で会議を開いたことがありました。様々な国の人が15人ぐらい来て、会議は東京でしたが、リトリートとして熱海の高級旅館に行ったんですね。



30年くらい前のことです。みんなで浴衣を着て、畳に座ってお膳でご飯を食べて。後に、ホテルの総支配人たちがお風呂に入っている姿がイギリスの新聞で紹介されたりしました。ホテルのプロたちが、日本の旅館に初めて来て、初めて日本文化に触れて、みんなが結構喜んだのです。




私が旅館に興味を持ったのはそこからです。いろいろ調べてみると、歴史もすごければ、数もすごい。私自身も若かったので国内のことを全然知りませんでした。でも、国内のどこに行っても、見事なしつらえの宿と素晴らしい食事があって、驚きだったのです。



日本の旅館と世界の人との架け橋に



旅館の人たちや地域の人たちに触れて、とても面白いと思いました。しかし、「こんなにいいものが沢山あるのに、どうして世界の人たちは知らないんだろう」、さらには、「宿の方たちは、なんで世界の人たちに伝えようとは思わないんだろう」という考えに行きつくわけです。

 

 

旅館の人たちにお話を伺いに訪ね始めたのは、こうしたいきさつからです。ヨーロッパにはすでに、ルレ&シャトーやスモール・ラグジュアリーホテルズとかのコンソーシアムがありました。ならば、日本の旅館と世界の人との架け橋になることはできないかなあと思って考えたのが、「ザ・リョカンコレクション」というモデルだったのです。




ついでに言えば、当時の日本の旅館には、強大な旅行会社のパワーだけに送客を頼り続けていたら、きっとやがては破綻するのではという危機感が芽生え始めてもいた時期でもありました。



地域文化の中心は旅館のファミリー



旅館と地域とのつながりは密接なものです。第一次産業しかり、いろんな職人さんしかり、旅館は地域を代表するショーケースの場であることは間違いありませんでした。これに関しては、欧米のホテルで旅館に類似するような例はないわけです。ならば、完全にドメスティックであった宿に外国人を連れてきたら、地域が活性化するようなことが起きるかもしれないと思ったのです。



今、「ザ・リョカンコレクション」が3番目に掲げている、「日本文化、地域文化、地域経済の発展に資する」という理念ですが、それは当時、いずれ実現できたらいいなと思っていたことです。ですから、その思いをずっと持ち続けてきたことになります。

 

 

それを実際に実現しているのは、多種多様な歴史を紡いできた地域文化であり、その中心で生きてきたのが日本旅館のファミリーであるわけです。



賛同してくれた14軒の宿



「ザ・リョカンコレクション」を起業しようと思って、2003年に会社を辞めてしまいます。33歳の時でしたか。とはいえ、いきなり起業もできません。全国を回って、100軒ぐらいの旅館のオーナーさんに会って、私の思いをぶつけました。

 

 

7割方の人は外国人なんて受け入れたくないし、しかも、32、3歳の若造がいきなり現れて(笑)、ワケの分からない話をして何だという感じでした。



ほとんど話を聞いてもらえませんでしたけど、当時、14軒のオーナーに、「それ、面白いね」って言ってもらえたのです。その地域を次世代に渡していくために、国内だけでは需要が先細りしていく懸念があったなかで、海外のこともちょっとは意識しなければならないのではと思ってくださった。

 

 

初めは、「ラグジュアリーリョカンコレクション」と命名していました。14軒で出発したのが2004年9月になります。最初のメンバーで、今も残ってくださっているのは、柊家、炭屋、強羅花壇、箱根吟遊、清流荘、柳生の庄です。




ハイエンドの宿が並んだインパクト




当初は、お客さんが来るかどうかも分からないのに、最初にお金を頂戴することはできませんでした。やはり、最初の3年間ぐらいは難しかった。そこが一番苦労した点ですね。

 

 

全部成功報酬でやらせてもらって、あとは私たちの投資でした。報酬をいただくにしても、最初は持ち出しばかりで、いつ死んでもおかしくないような状態でしたね(笑)。お蔭でいろんなアルバイトをしました。



苦しい台所事情ではありましたが、世界に向けて日本の宿を紹介するのであれば、日本で認められているハイエンドの宿をずらっと並べさせてもらうほうが、海外に向けてはインパクトが強いと思っていました。これならば、世界は絶対にこっちを向いてくれるはずだ、と。



「旅館」という言葉を使い続ける



「ラグジュアリーリョカンコレクション」からラグジュアリーを外したのは、その言葉を使うことがダサいなと思ったからです。日本の宿の場合は、ひけらかすことなく、いぶし銀のような真髄を継承しながら粛々とやってきました。ラグジュアリーというよりもプレステージャスですね。代わりに「ザ」を付けて、「ザ・リョカンコレクション」にしたわけです。



それと自分が一番こだわったのは、「旅館」という言葉を使い続けることです。英語で「RYOKAN」を世界の人が発音できるようになるまで認知度を高めたいと思っていました。



飛躍のきっかけは『トラベル&レジャー』で巻頭15ページの大特集





当時、ラグジュアリートラベルの情報発信は、雑誌で言えば、『トラベル&レジャー』や『コンデナスト・トラベラー』とかです。それらは全部ニューヨークに集まっていました。私もしょっちゅう行っては売り込みをして、啓蒙を続けていました。

 

 

必死にやっているなかで、『トラベル&レジャー』誌が、巻頭の15ページで、「ザ・リョカンコレクション」の特集をしてくれたのです。表紙は当時加盟してくれていた伊豆・修善寺の「あさば」さんでした。



取材はシェーン・ミッチェルというトラベル業界では著名な書き手で、彼女は、あさばを初めとして、強羅花壇、柳生の庄、柊家とか一週間の旅をしてくれたのです。その記事で彼女は、日本旅館の歴史と彼らの思い、それから家族が代々紡いできたストーリーを描きあげてくれました。

 

 

サービスマニュアルがあるわけでもない、セレブリティシェフがいるわけでもない。にもかからわらず、最高のサービスと最高の食を提供してくれるのはどうしてなのか。彼女はそこを掘り下げてくれた。それは日本人の文化性だし、自分の家に来てもらった人をとことんもてなす文化だし、四季を大切にして、職人や生産者に対しても繊細な関係を保ってきた日本人だからこそできる――と。



しかもそれが日本全国、どこにでもあるという驚きがある。それは世界にはないストーリーだったのです。

 

 

この記事が世界的なパブリシティとなって、「ザ・リョカンコレクション」の名前が一気に広まった。これが大きな転機でした。立ち上げ時は苦労しましたが、ニューヨークでの活動がようやく報われました。



それからと言うもの、CNNやBBCなどメジャーなテレビ局が来るようになり、雑誌メディアも多数訪れるようになったのです。それでお客さんは一挙に増えました。




「旅館」という、未知の体験をする楽しみ



では、当時、言葉の問題などはどうしたのでしょうか。昔は言葉もできない宿が多かった。でも、私は「言葉なんかできなくたっていい」と、ずっと言ってきました。そのままの魅力が、外国人に伝わればいいのです。

 

 

それこそ、客室係のお姉さんたちは、まったく物怖じせずに、「よく来たね」、「疲れたね」、「大丈夫」、「どうぞ、どうぞ」ですから。外国人がポカーンとしていますけど、それが嬉しいわけです。



言語対応や外国人の習慣に関してこちらが何かを変えるよりも、心が伝わることのほうがよほど大事です。なぜなら、外国の人は違う文化を見に来ていて、出会ったことのない人に会って、未知の体験をすることを楽しみにしているわけですから。



「旅館ってそういうものなんです」




例えば、食事に対する苦情があります。食べられるものと食べられないものがあり、メニューがないから選ぶこともできない。食事の時間が決められているので、夜中に着いてもご飯が食べられない。

 

 

「日本の最高の宿」と言いながら、夜中に着いて何も食べられないのかなんて、いくらでも言われますけど、答えは一つ、「旅館ってそういうものなんです」。「それが嫌だったら、ホテルに行ってください」。それだけです。



そういう風にして旅館のブランドを作ってきましたし、これからもそうしていきたい。オーナーや女将が今までやってきたことに対して、最大限の敬意を抱いていますし、それを後世につなげていくことが旅館の文化とブランドを守っていくことだと私は思っています。

 

 

次回からはいよいよ「ザ・リョカンコレクション」に加盟している施設のオーナーや女将の連載インタビューが始まります。どんなことを語ってくれるのか、今からとても楽しみです。















































































福永浩貴 Hiroki Fukunaga

THE RYOKAN COLLECTION 代表。1970年5月9日兵庫県西宮市生れ。約15年に渡る英国の高級ホテルチェーンでの勤務を経て、世界各国の富裕層旅行関係者の人脈をバックに、2004年に日本で初となる高級旅館コンソーシアム「ザ・リョカン・コレクション」を発足し、海外マーケットにおいて加盟旅館のマーケティングやPRを推進し、海外の一流ホテルチェーンを凌ぐブランド構築を目指し活動している。一般社団法人日本文化発信機構の理事も務めている。



構成/執筆:石橋俊澄  Toshizumi Ishibashi

「クレア・トラベラー」「クレア」の元編集長。現在、フリーのエディター兼ライターであり、Premium Japan編集部コントリビューティングエディターとして活動している。

 

photo by Toshiyuki Furuya


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京都に春の訪れを告げる芸妓舞妓たちの舞い、第百五十一回公演「都をどり」

2025.02.26
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京都に春の訪れを告げる芸妓舞妓たちの舞い、第百五十一回公演「都をどり」
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【4/1(火)~30日(水) 祇園甲部歌舞練場】

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京都に春の訪れを告げる芸妓舞妓たちの舞い、第百五十一回公演「都をどり」

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京都最大の花街・祇園甲部の約80名(1公演では50名)の芸妓舞妓たちが魅せる舞の公演、第百五十一回「都をどり」が、祇園町のシンボル「祇園甲部歌舞練場」で、2025年4月1日(火)から4月30日(水)まで開催される。


京都の春の風物詩として知られる「都をどり」は、毎年4月中1か月間公演を行う。明治5年の「第一回京都博覧会」の附博覧(アトラクション)として創始され、毎年公演テーマを変えながら昨年150回の節目の公演を迎えた。

令和七年公演の演題は『都風情四季彩(みやこのふぜいしきのいろどり)』で、次の大きな節目である創始200年に向けて、今一度原点に立ち返り、京都の名所を巡る内容で構成されている。

舞台は、「ヨーイヤサァー」の掛け声で幕開けを告げ、揃いの浅葱色(あさぎいろ)の着物で一斉に登場する総をどりと、中ばさみ(別踊)と呼ばれる場面全八景から構成され、1時間の舞台で四季の彩を表現している。

毎年新調される京友禅(着物)と西陣織(帯)の匠の手で作られる衣裳の華やかな美しさ、そして明治5年の創始当初から続く「京舞井上流」の振付をはじめ、三味線・唄・鳴物は生演奏、曲も毎年書き下ろされている中に、変わることなく継承されてきた伝統芸能を全身で感じることができる。

あなたも華麗な舞の舞台で京都の春を感じてみてはいかが。

◆第百五十一回公演「都をどり」
【会期】2025年4月1日(火)~4月30日(水) ※4月15日は休演日
【会場】祇園甲部歌舞練場(京都府京都市東山区祇????園町南側570-2)
【時間】1日3回公演1回目12:30~ 2回目14:30~ 3回目16:30~
【料金】茶券付一等観覧席 7,000円など
※チケット種別など最新情報は公式ホームページで要確認


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温泉街に咲く400本の桜を楽しむ「桜舞うたまゆら滞在」

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温泉街に咲く400本の桜を楽しむ「桜舞うたまゆら滞在」
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【3/28(金)〜4/4(金) 島根県・界 玉造】

2025.2.25

温泉街に咲く400本の桜を楽しむ「桜舞うたまゆら滞在」

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日本最古の美肌の湯として知られる玉造温泉に佇む全室露天風呂付き客室の宿、界 玉造では、人力車での夜桜鑑賞や花見風呂など、桜が咲く短い期間だけ楽しめる「桜舞うたまゆら滞在」を、3月28日(金)から4月4日(金)まで開催する。




界 玉造の前を流れる玉湯川は、島根県でも屈指の桜の名所として知られ、春になると両岸2Kmにわたり400本の桜が咲き誇り、温泉街を鮮やかに彩る。



「桜舞うたまゆら滞在」では、この玉湯川の夜桜を界 玉造専用の人力車の上から鑑賞できる、1日2組限定のお花見体験アクティビティを実施。温泉街を1時間ほどかけて巡りながら、ライトアップされた幻想的な夜桜を眺めるひとときは、とっておきの旅の思い出となるはずだ。



館内の滞在では、春になると桜が彩りを添える大浴場露天風呂で、この時期ならではの花見風呂を楽しめる。美肌の湯として知られる玉造温泉に浸かりながら、心と体を休める癒しの湯浴みを満喫してみては。



このほか、日本三大和菓子処の一つに数えられる島根県松江市の老舗和菓子店「風流堂」とコラボレーションした、オリジナルの手作り桜餅の販売も。こちらは4種類の餡の中から好きなものを選び、桜を練り込んだ生地に包むことで、自分だけの桜餅を楽しめる。桜をテーマに装飾されたテラスを用意で、桜餅でお茶の時間を過ごすのもおすすめだ。


桜が咲く時期しか味わうことのできない、贅沢なひとときが過ごせる界 玉造。春旅の目的地に加えてみてはいかがだろうか。

 

◆「桜舞うたまゆら滞在」
【期間】2025年3月28日~4月4日
【場所】玉造温泉街、界 玉造
【含まれるもの】夜桜人力車体験、花見風呂、手作り桜餅
【料金】夜桜人力車体験(1組あたり12,000円)、手作り桜餅(1セットあたり1,500円)
【時間】夜桜人力車体験(1部|18:30~/2部|20:00~)
【定員】夜桜人力車体験(1日2組限定、1組2名迄)
【予約】夜桜人力車体験は公式サイトにて宿泊日の7日前までに要予約
※夜桜人力車体験は荒天中止


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界 玉造 公式サイト

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伊勢神宮にはどんな神様が、どれくらい祀られているのか

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伊勢神宮にはどんな神様が、どれくらい祀られているのか
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永遠の聖地、伊勢神宮を巡る

2025.2.25

伊勢神宮にはどんな神様が、どれくらい祀られているのか

毎年2月に行われる祈年祭の様子。内宮の御正宮での祭祀のために、黒田清子神宮祭主と神職たちが長い参道を進む。

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静かに鎮座し、大切に守られる「心御柱(しんのみはしら)」とは

 

 

まるで深い森の中にある凪いだ湖のように、静謐で澄み切った空気が辺り一面に満ちている。
内宮の御正宮、その東隣にある、広さ6,804㎡(横54m×縦126m)の御敷地(みしきち)と呼ばれる空間は、前回の式年遷宮のときまで御正宮があり、次の遷宮時に再び御神体がお遷りになる場所。その中央、やや後方よりに、ぽつんと1つ小屋が建っている。




覆屋(おおいや)と呼ばれるこの建物は、御祭神の天照大御神が鎮座される御正殿があった場所で、次の遷宮時は、この位置に新しい御正殿が建てられる。覆屋の中には、旧正殿の床下中央部分に据えられていた、「心御柱(しんのみはしら)」と呼ばれる檜の柱があり、旧殿が撤去された後も、同じ場所にそのまま残されるという。覆屋は、その御柱を守るための小屋なのだ。






内宮の御敷地。左が覆屋。右に現在の御正殿の上部が見える。なお御正殿の中には入れるのは、祭主以下、大宮司、少宮司、上位の禰宜(ねぎ)といった、ごく限られた神職のみ。しかも祈年祭、神嘗祭、新嘗祭の年に3回のみ御扉が開く。






内宮の別宮、風日祈宮に向かう橋。





神様の世界と人間世界を繋ぐ「柱(はしら)」の意味

 

神道では、神様を数えるとき、「1柱(ひとはしら)」「2柱(ふたはしら)」のように、「柱」という言葉を用いる。そのことと、古来神聖視されてきた特別な存在という「心御柱」と、何か関係があるのだろうか? 神宮司庁の広報室次長、音羽悟さんにうかがった。






「いくつかの説が考えられますが、言葉の意味で考えると、柱は、『はし』と『ら』から成り立っています。『はし』は、たとえば宇治橋の『橋』のようにつなぎ止める役があり、『ら』は『間』という意味があります。『中間』は訓読みでは『なかま』ですが、祝詞(のりと=祭祀の際に神様に向けて奏上する言葉)では『なから』と読むんです。

ですから、『はし』に『ら』が加わることで、1本にまとまる、連なるという意味になる。つまり心御柱は、神様がいらっしゃる高天原と、我々人間が暮らす豊葦原(とよあしはら)の瑞穂国(みずほのくに)、すなわち地上世界をつなぐという大きな役目があるのかなと、私は思っています。神様の存在も、そんな柱としての意味が大きいのでしょう」。







合計125の宮社から成る神宮には、何柱の神様が祀られているのか?

 

 

では、伊勢の神宮には何柱の神様がいらっしゃるのだろう。

 

前回書いたように、伊勢の神宮は、天照大御神を御祭神とする内宮と、天照大御神のお食事を司る、豊受大御神を御祭神とする外宮の両正宮を中心に、14の別宮(べつぐう)、43の摂社、24の末社、そして、42の所管社の、合計125の宮社から成り立っている。






なかでも、両正宮の次に格式が高い別宮は、たとえば、内宮の荒祭宮(あらまつりのみや)や外宮の多賀宮(たかのみや)のように、両宮それぞれの御祭神の荒御魂(あらみたま)、つまり、神さまの穏やかな側面である和魂(にぎみたま)ではなく、活動的で積極的なおはたらきをされる御魂をお祀りするお宮や、天照大御神の親神や弟神をお祀りするお宮、そして、土や風といった自然の神を祀るお宮などが含まれている。





続く摂社は、平安時代中期に完成した古代法典、『延喜式』の中の『神名帳』に記載されているお社で、末社は、『延喜式』以前の平安時代初期に、神宮の神職が執筆し、朝廷に提出した公文書、『皇太神宮儀式帳』と『止由気宮(とゆけぐう)儀式帳』に記載されているお社という。





そして、所管社は、両正宮や別宮にゆかりのあるお社で、たとえば、神様にお供えする御米や野菜を育てる田畑の守護神を祀るお社なども含まれている。




内宮の別宮、荒祭宮。宮社の数は、別宮が内宮に2宮、外宮に3宮、摂社と末社は外宮のみにそれぞれ3社ずつあり、所管社は内宮に10社、外宮に4社ある。





もっとも、125社あるからといって、神様も125柱いらっしゃるかというと、そうではない。たとえば内宮の別宮、風日祈宮(かざひのみのみや)のように、1つのお宮に対して2柱の神様が鎮座されていることもあるからだ。






神宮全体で祀られている151柱の神々

 

 

「内宮の風日祈宮と、外宮の別宮である風宮(かぜのみや)の御祭神は、級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)という男女の神様です。ご夫婦かどうかはわかりませんが、御神名に関しては、律令制度が確立する奈良時代に規定化された可能性が高いと思われます。古い時代は、いわゆる八百万の神の、風の神をお祀りしていたのでしょう」。




ちなみに、両宮域内に限って言えば、御祭神の数は、内宮が14柱、外宮は16柱で、神宮全体では、151柱の神々が御祭神として祀られている。もっとも、祀られている形態はさまざまだ。社殿を有するお社もあれば、社殿はなく、石畳の上にお祀りされている場合もある。

 

改めて、意識して両宮域内を歩いてみると、これまで何気なく通っている場所に神様がいらっしゃることに気がつく。



内宮の四至神。五丈殿のそばの石畳の上に祀られている。




内宮の別宮、風日祈宮での祭祀に奉仕する神職





風の神、結界の神、橋の神……
さまざまな神様によって、守護されている神域

 

たとえば、両宮の所管社の1つ、四至神(みやのめぐりのかみ)は、両宮それぞれの神域の四方の結界を守護する神様で、内宮は2段になっている石畳の上に、外宮は、榊の木が立つ石畳の上に祀られている。




また多くの参拝者が行き交う宇治橋にも、守護神がいらっしゃる。宮域内ではないものの、宇治橋鳥居を背にした、正面に橋が見える場所に饗土橋姫(あえどはしひめ)神社があり、その名も宇治橋鎮守神という神様が、内宮の宮域に悪しきものが入らないよう、防ぎ守ってくださっているという。

 

 

なかには、神宮が創祀される前から祀られていたと思われる、土地に根ざした神様もいらっしゃる。

 



内宮、外宮が鎮座される以前の、古くから祀られる神々
その土地を守る神様も存在する

 

 

「外宮の別宮である土宮(つちのみや)の御祭神は、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)ですが、古くからこの地の鎮守の神様だった可能性があります」と音羽さん。

 

ちなみに鎮守の神とは、一定の区域や場所を守る神様のこと。





つまり、本来神々は、それぞれ受け持ちの地域を持っているということだ。現在は氏神様、つまり、もとは同じ氏を持つ同族の人たちの祖先神として祀られ、時代とともに、地域の共同体の守護神となった神様や、自分が生まれた土地を守ってくださる産土神(うぶすながみ)と同じ意味になっているが、この土宮の御祭神は、本来の意味で、現在外宮のある山田原(やまだのはら)と呼ばれる肥沃な地を守護する鎮守の神様だったと考えられている。


一方、内宮にも、天照大御神が鎮座される前から祀られていると思われる神様がいらっしゃる。たとえば、内宮御正宮の神域内である御垣内(みかきうち)の北西の石畳の上に、石神として祀られている興玉神(おきたまのかみ)も、古くからこの地の土地神様(とちがみさま)だった可能性が高いという。




内宮の御敷地にある桜の老木。自生したと思われる。なお、御敷地内は通常入れないが、外宮のみ、御正宮に向かう手前に御敷地があり、覆屋を拝することができる。




外宮の別宮、風宮の社殿正面。





土地の神々が、安寧の場所・伊勢にお招きした天照大御神

 

 

「『おきたま』の『おき』は『奥』、つまり最も深いところにある、と解釈して、心御柱につながるという説もありますが、私は、もともとこの土地を守っていらっしゃって、天照大御神を『招(お)ぐ』、つまりこの地にお招きされた神様だと思います。それが中世になって、道開きの神様である猿田彦神になぞらえられるようになったのでしょう」。

 

 

つまりこの地には、もともと土地に根づいた神様がいらっしゃって、その神様を祀る人々が、皇室につながる天照大御神をお迎えしたのではないか、というのだ。お迎えするにあたっては、一番良い場所、つまり、現在御正宮がある場所に、当初からお祀りしたのではないかと音羽さんは言う。




「御正宮は宮域内で一番高いところにあり、水害の心配がなく、岩盤もしっかりしているようです。おそらく震度6ぐらいの地震では、びくともしないでしょう。古代の人たちは、長年の経験と勘で、直感的に良い場所がわかってお祀りしたんじゃないかと思います」。






五十鈴川には時折鷺の姿も見える。






自然への畏敬と土地神様への敬意の念が根底に宿る

 

 

ちなみに、10月に行われる神嘗祭(かんなめさい)と、6 月、12月に行われる月次祭(つきなみさい)の、いわゆる三節祭と呼ばれる大祭では、まず土地神様であるこの興玉神にお供えをし、奉仕する神職一同が、御神体である石の御前で、真心を込めて奉仕することを祈念する興玉神祭(おきたまのかみさい)が行われるという。





「古い時代から土地に根ざしている神様への敬意、おうかがいを立てているのだと思います」。

 

古来日本人は、自然に対して尊敬や畏怖の念を抱き、岩石や巨樹などに神霊が宿ると信じてきた。神々を「柱」で数えるのも、一説では、社殿が建てられるようになる前は、木の御柱に神々を招いて祭祀が行われたことによるとも言われている。



古くからの土地神様も、のちに鎮座した神々も、そして、八百万の神々も。さまざまな神様が、天照大御神という大いなる神様を中心に、ともに大事に敬われ、長い年月それぞれで祭祀が繰り返され、1つの調和した世界を築いてきた、それが伊勢の神宮であり、お祀りされている神々は、この地に積み重なる祈りの歴史を伝えている、とも言えるのだ。




24節気では、雨水(うすい)を迎える2月中旬、神宮でも少しだけ春の気配を感じる。



限られた場所にしか立ち入れないのは
人間が近づくことができないほどの神気ゆえのことか?

 

 

現在、天照大御神が鎮座されている御正殿は、四重の垣根、つまり、外側から板垣、外玉垣(とのたまがき)、内玉垣、そして瑞垣(みずがき)によって守られている。参拝者が入れるのは、南側の板垣と外玉垣の間の、ごく一部のみ。御正殿の外観さえ見ることはできない。なぜ見えない、近づけないのか、長年疑問に思ってきた。だが、御敷地に身を置いて、その疑問が少し解けた気がする。




天照大御神の、神宮での正式名称は、「天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)」。太陽にもたとえられ、日本全体を守護する総氏神とされている。その神様が、平成25年(2013)に隣の地にお遷りになった今も、御敷地の清浄さ、崇高さは保たれている。
ならば、現在高天原と地上世界がつなげる役目を担う御正殿の近くには、どれほどの神気が満ちているのだろう。想像の域を超える。



おそらく、我々一般人にとっては、適切な距離が必要なのだろう。思えば太陽も、直視すると目を痛める。だが、陽の光やその温もりは、目を閉じていても十分感じられる。天照大御神も、そういう存在ではないだろうか。神様とは、実に奥深い存在である。


Photograph by Akihiko Horiuchi
Text by Misa Horiuchi

伊勢神宮

皇大神宮(内宮)
三重県伊勢市宇治館町1

豊受大神宮(外宮)
三重県伊勢市豊川町279

文・堀内みさ

文筆家

クラシック音楽の取材でヨーロッパに行った際、日本についていろいろ質問され、<wbr />ほとんど答えられなかった体験が発端となり、日本の音楽、文化、祈りの姿などの取材を開始。<wbr />今年で16年目に突入。著書に『おとなの奈良 心を澄ます旅』『おとなの奈良 絶景を旅する』(ともに淡交社)『カムイの世界』(新潮社)など。

 

写真・堀内昭彦

写真家
現在、神宮を中心に日本の祈りをテーマに撮影。写真集「アイヌの祈り」(求龍堂)「ブラームス音楽の森へ」(世界文化社)等がある。バッハとエバンス、そして聖なる山をこよなく愛する写真家でもある。

関連リンク

伊勢神宮 公式サイト

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