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東京造形大学がJR東日本・山手線の車両を舞台に、グラフィック作品・映像作品等の展示を行う「山手線グラフィック展」が開催されます。テーマは”TOKYO”。
今、世界中から注目を集めるTOKYOはデザイン先進都市であり、建築、広告、商品、食など、多様な文化を育んできました。私たちも改めてTOKYOを見つめ直し、省みる良いタイミングです。TOKYOを行き交う人々に、見たことや感じたことのないTOKYOに触れ、TOKYOの魅力を再発見してほしい。そんな気持ちから、グラフィックデザインを学ぶ東京造形大学の学生による作品が山手線車内に展示されます。
山手線車内というユニークな開催場所については、デザインは本来、美術館やギャラリーのように限られた空間だけで観賞されるべきものではない、という同校の考えに基づくものです。デザインは社会を形成する大切な要素であり、また、人々の日常に溶け込んでこそ真価を発揮するものという考えのもと、作品展が東京の中心を周回するJR山手線で実施されることになりました。
学生たちの瑞々しい感性・個性が光る作品が山手線を彩る「山手線グラフィック展」は2018年2月28日までの開催です。
東京造形大学 山手線グラフィック展
会期:2018年2月17日(土)~2018年2月28日(水)
*車両整備等の理由で、期間中でも運休となる場合がございます。
実施車両:山手線E231系 ADトレイン 1編成
http://www.zokei.ac.jp/news/2018/7994/
「松風」モネ劇場公演より Photo:Bernd Uhlig
日本の伝統芸能、「能」。そしてルネサンス後期が発祥とされる「オペラ」。それぞれに伝統と格式を持つ舞台芸術がひとつに。能の古典演目として知られる『松風』が1幕5場のオペラに仕立てられた注目の公演・オペラ『松風』が日本で初めて上演されます。
手がけたのはドイツを拠点に世界的に活躍する作曲家・細川俊夫氏。細川氏は欧米の主要なオーケストラや音楽祭、劇場からの委嘱作品が次々と上映される現代音楽をリードする作曲家です。報われなかった愛のため亡霊となった女が狂おしく舞うという筋立ての能『松風』の幽玄の世界が、細川氏の手によって”魂の浄化“という普遍的なテーマを持つオペラ作品として昇華したオペラ『松風』は、ベルギー王立モネ劇場、ルクセンブルク大劇場、ポーランド国立歌劇場との共同制作、ベルリン州立歌劇場の協力により2011年に初演され、以来フランス、香港と上演を拡大に、大きな反響を呼んだ傑作です。
「松風」モネ劇場公演より Photo:Bernd Uhlig
細川俊夫氏と手を組んだのはドイツ・ダンス界を代表する世界有数の振付家のサシャ・ヴァルツ氏。音楽と舞踊、声楽が一体となったコレオグラフィック・オペラという様式を確立した同氏による斬新な演出と自然と幽玄を描いた細川氏の音楽が見事に交錯したオペラ『松風』は「80分があまりに早く過ぎてしまった」(フィナンシャルタイムズ)との賛辞をも得ました。
また、このオペラ『松風』の大きな見どころのひとつがドイツを拠点に世界的に活躍する現代美術家・塩田千春氏のインスタレーションによる舞台演出です。劇場という巨大な空間に黒い毛糸を張り巡らせ、死者と生者を自在に行き来させる効果的な舞台演出を制作しました。音楽、舞踊、美術が一体となって現出したオペラ『松風』はまさに総合芸術として、全てのアートファンを魅了することでしょう。
「松風」モネ劇場公演より Photo:Bernd Uhlig
細川俊夫とサシャ・ヴァルツが創り上げる、壮大なスケールのアートプロダクション・オペラ『松風』は2月16日〜18日の3日間の上演です。全世界で喝采を浴びてきた話題作をお見逃しなく。
新国立劇場開場20周年記念公演 新国立劇場2017/2018シーズンオペラ
細川俊夫/サシャ・ヴァルツ 松風
公演日程:2018年2月16日(金)19:00、17日(土)15:00、18日(日)15:00
会場:新国立劇場 オペラパレス
チケット料金:S:16,200円 A:12,960円 B:8,640円 C:6,480円 D:3,240円 Z:1,620円
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/
2017年10月12日にリニューアルしたプレミアムジャパン。リニューアル以来、毎日読者の皆さまに幅広いカテゴリーの情報をお届けしてきました。本日は「アート」のカテゴリーから人気の高かった3記事をご紹介します。
京都発 既存の枠組みを超えたアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」開催
2018年2月、京都を舞台に現代アートにフォーカスした「ARTISTS’ FAIR KYOTO(アーティスツ フェア キョウト)」が開催されます。世界の第一線で活躍するアーティスト陣12名を迎え、彼らのキュレーションにより若手アーティストを選出しました。選ばれた20代~30代前半の若手アーティスト36名の作品を中心とした展示が予定されています。詳しくはこちら>>
吉岡 徳仁による『光とガラス』展
自然をテーマにした詩的で実験的な作品によって、デザイン、建築、現代美術の領域で国際的に活動するデザイナー 吉岡徳仁(よしおか とくじん)氏。ニューヨーク近代美術館、オルセー美術館等で作品が永久所蔵されており、アメリカNewsweek誌日本語版による「世界が尊敬する日本人100 人」にも選出されています。その吉岡氏が光とガラスから生まれる創作の本質に迫った展示会、『光とガラス』展を開催。詳しくはこちら>>
屋根がシードル・ゴールドに輝く「弘前市芸術文化施設」が2020年に開館
弘前市に残る、吉野町煉瓦倉庫が2020年度春に向けてリニューアルし、「弘前市芸術文化施設」(仮称)として開館します。吉野町煉瓦倉庫がある土地は、明治時代、青森のリンゴ栽培の開拓期において本格的な栽培がおこなわれた場所のひとつです。近代文化遺産が壊され、世代から世代へと受け継がれた土地の記憶を失い続けているように見受けられる近年の日本。そんな中、煉瓦倉庫が「世界のアート」が体験できる美術館として生まれ変わります。詳しくはこちら>>
いかがでしたか? 2018年もプレミアムジャパンは日本発のアートや展覧会、注目の日本人アーティストなど、様々なアートの情報をお伝えしてまいります。引き続き、ご期待ください。
2018年1月2日、3日、東京国際フォーラムで日本文化の“伝統と革新”を国内外へ発信するイベント「J-CULTURE FEST/ にっぽん・和心・初詣」が開催されます。”伝統と革新” をコンセプトに、音楽や舞など日本が誇るアーティスト公演や、日本文化を体験・発見、そして味わえるこのイベントはまさに “正月テーマパーク”。中でも注目したいのが「源氏物語音楽絵巻 ~儚き夢幻~」です。
「源氏物語音楽絵巻 ~儚き夢幻~」は、源氏物語の無常観あふれる儚く美しい物語世界を、東儀秀樹の雅楽と舞、古澤巌、塩谷哲が奏でる音楽、花總まりの語りと歌、そして構成・演出も担う、尾上菊之丞の舞踊により表現する絢爛豪華な音楽絵巻です。
映像制作を担当するのは株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス。日本の伝統文化や芸術にテクノロジーを掛け合わせて拡張する、mixed ARTSプロジェクトを展開しています。
ワン・トゥー・テンの代表の澤邊芳明氏は「源氏物語音楽絵巻の舞台において、これまでに培ってきたデジタル表現とセンシングなどのインタラクティブテクノロジーを活かす形でお手伝いをすることになりました。伝統芸能の舞台演出を拡張する最先端のインタラクティブ表現が平安絵巻の世界をさらに盛り上げます。」と語ります。
3D人体データを用いたユニークな映像演出、舞台用に最適化された高精度リアルタイム・トラッキングシステムによる身体表現の拡張を施した舞踊など、最新の映像技術によるインタラクティブ映像表現が日本の伝統文化を新しく生まれ変わらせます。最先端の技術により、現実と仮想空間が融合して新しいアートとして表現される源氏物語の世界への期待が高まります。
J-CULTURE FEST/ にっぽん・和心・初詣
「源氏物語音楽絵巻~儚き夢幻~」
【主催】東京国際フォーラム
【企画制作】NHKエンタープライズ
【制作協力】井筒企画/矢島聰子事務所/NHKプラネット
【映像協力】ワン・トゥー・テン・ホールディングス
日程:2018年1月3日(水)15:30開場/16:00開演
会場:東京国際フォーラム ホールC
料金:全席指定5,000円(税込) ※未就学児童入場不可
出演:東儀 秀樹〈雅楽師〉
花總 まり〈女優〉
古澤 巌〈ヴァイオリニスト〉
塩谷 哲〈ピアニスト〉
尾上 菊之丞〈舞踊家〉
構成・演出:尾上菊之丞
インタラクティブ映像:澤邊 芳明、引地 耕太
公式サイト:http://j-cf.jp/2018/performance/
2018年1月2日、3日、東京国際フォーラムで日本文化の“伝統と革新”を国内外へ発信するイベント「J-CULTURE FEST/ にっぽん・和心・初詣」が開催されます。”伝統と革新” をコンセプトに、音楽や舞など日本が誇るアーティスト公演や、日本文化を体験・発見、そして味わえるこのイベントはまさに “正月テーマパーク”。中でも注目したいのが「源氏物語音楽絵巻 ~儚き夢幻~」です。
「源氏物語音楽絵巻 ~儚き夢幻~」は、源氏物語の無常観あふれる儚く美しい物語世界を、東儀秀樹の雅楽と舞、古澤巌、塩谷哲が奏でる音楽、花總まりの語りと歌、そして構成・演出も担う、尾上菊之丞の舞踊により表現する絢爛豪華な音楽絵巻です。
映像制作を担当するのは株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス。日本の伝統文化や芸術にテクノロジーを掛け合わせて拡張する、mixed ARTSプロジェクトを展開しています。
ワン・トゥー・テンの代表の澤邊芳明氏は「源氏物語音楽絵巻の舞台において、これまでに培ってきたデジタル表現とセンシングなどのインタラクティブテクノロジーを活かす形でお手伝いをすることになりました。伝統芸能の舞台演出を拡張する最先端のインタラクティブ表現が平安絵巻の世界をさらに盛り上げます。」と語ります。
3D人体データを用いたユニークな映像演出、舞台用に最適化された高精度リアルタイム・トラッキングシステムによる身体表現の拡張を施した舞踊など、最新の映像技術によるインタラクティブ映像表現が日本の伝統文化を新しく生まれ変わらせます。最先端の技術により、現実と仮想空間が融合して新しいアートとして表現される源氏物語の世界への期待が高まります。
J-CULTURE FEST/ にっぽん・和心・初詣
「源氏物語音楽絵巻~儚き夢幻~」
【主催】東京国際フォーラム
【企画制作】NHKエンタープライズ
【制作協力】井筒企画/矢島聰子事務所/NHKプラネット
【映像協力】ワン・トゥー・テン・ホールディングス
日程:2018年1月3日(水)15:30開場/16:00開演
会場:東京国際フォーラム ホールC
料金:全席指定5,000円(税込) ※未就学児童入場不可
出演:東儀 秀樹〈雅楽師〉
花總 まり〈女優〉
古澤 巌〈ヴァイオリニスト〉
塩谷 哲〈ピアニスト〉
尾上 菊之丞〈舞踊家〉
構成・演出:尾上菊之丞
インタラクティブ映像:澤邊 芳明、引地 耕太
公式サイト:http://j-cf.jp/2018/performance/
明治維新から150年となる2018年、佐賀県武雄市の陽光美術館にて、「~明治維新150年~生誕150年 横山大観展」が開催されます。明治維新150年は、横山大観生誕150年でもあります。大観を含め近代日本画の大家は、明治維新、また維新後間もなく産まれ、急速に近代化する激動の時代と共に育ったと言えます。今回の展示はこうした激動の時代にこそ生まれる”新しい価値観” を一つのテーマにしています。そしてもう一つのテーマは変わりゆく中で、”変わらないもの”。そこに、近代日本画の巨匠たちが愛される理由があるのかもしれません。
また、中国陶磁も同時に展示いたします。宋時代から清時代までの約1,000年を、異なるジャンルでありつつも明治維新と同じように、 変革、激動をキーワードに眺めてみようという試みの展覧会です。
陽光美術館所蔵の横山大観を中心とした日本画が初公開される、「~明治維新150年~生誕150年 横山大観展」では、横山大観の他、木村武山、橋本関雪の作品なども展示されます。中国陶磁からは「桃花紅観音瓶」「飛青磁」等が展示。近代日本画と中国陶磁、それぞれに維新・変革・激動の時代に何が生まれたのかを知ることができるテーマ展です。
~明治維新150年~生誕150年 横山大観展
会場/公益財団法人 陽光美術館
佐賀県武雄市武雄町武雄4075‐3
期間/2018年1月1日(月) ~ 5月31日(木)
時間/9:00~17:00
入館料/一般600円、高大生500円
休館日/水曜日 ※4月・5月は無休
http://www.yokomuseum.jp/
明治維新から150年となる2018年、佐賀県武雄市の陽光美術館にて、「~明治維新150年~生誕150年 横山大観展」が開催されます。明治維新150年は、横山大観生誕150年でもあります。大観を含め近代日本画の大家は、明治維新、また維新後間もなく産まれ、急速に近代化する激動の時代と共に育ったと言えます。今回の展示はこうした激動の時代にこそ生まれる”新しい価値観” を一つのテーマにしています。そしてもう一つのテーマは変わりゆく中で、”変わらないもの”。そこに、近代日本画の巨匠たちが愛される理由があるのかもしれません。
また、中国陶磁も同時に展示いたします。宋時代から清時代までの約1,000年を、異なるジャンルでありつつも明治維新と同じように、 変革、激動をキーワードに眺めてみようという試みの展覧会です。
陽光美術館所蔵の横山大観を中心とした日本画が初公開される、「~明治維新150年~生誕150年 横山大観展」では、横山大観の他、木村武山、橋本関雪の作品なども展示されます。中国陶磁からは「桃花紅観音瓶」「飛青磁」等が展示。近代日本画と中国陶磁、それぞれに維新・変革・激動の時代に何が生まれたのかを知ることができるテーマ展です。
~明治維新150年~生誕150年 横山大観展
会場/公益財団法人 陽光美術館
佐賀県武雄市武雄町武雄4075‐3
期間/2018年1月1日(月) ~ 5月31日(木)
時間/9:00~17:00
入館料/一般600円、高大生500円
休館日/水曜日 ※4月・5月は無休
http://www.yokomuseum.jp/
2018年2月、京都を舞台に現代アートにフォーカスした「ARTISTS’ FAIR KYOTO(アーティスツ フェア キョウト)」が開催されます。
このイベントではディレクターに現代美術家の椿昇、アドバイザリーボードに池田光弘、薄久保香、大庭大介、勝又公仁彦、金氏徹平、鬼頭健吾、澤田知子、塩田千春、高橋耕平、名和晃平、ミヤケマイ、ヤノベケンジと、世界の第一線で活躍するアーティスト陣12名を迎え、彼らのキュレーションにより若手アーティストを選出しました。選ばれた20代~30代前半の若手アーティスト36名の作品を中心とした展示が予定されています。
会場デザインは、家成俊勝(dot architects)が手掛けます。重要文化財指定の京都を代表する明治建築の中に、京都ゆかりの新人から人気作家まで旬な「現代アート」が大集結するエキセントリックな 空間も見どころの1つです。
京都文化博物館
伝統から革新を生み出してきた京都で、「Art Singularity(アートシンギュラリティ)」をコンセプトに掲げ、アーティストが世界のマーケットを見据え、次の次元へと活躍の場を拡大する新しい「アートフェア」。既存のアートフェアの枠組みを超え、展覧会としてもエンターテイメント性を供えた画期的な内容が予定されています。アートとマーケットの融合をダイレクトに感じられる2日間となるでしょう。
【ディレクター・現代美術家の椿昇氏からのメッセージ】
京都に数多く存在する芸術系大学の卒業生や若い表現者の支援を目的に、内需市場の活性化に取り組みます。この重大なミッションを受けて既存のアートフェアとは一線を画する、アーティスト自身が直接作品を販売するダイレクトな「ARTISTS’ FAIR KYOTO」を立ち上げる事となりました。アーティストを志した若者が将来に亘って制作によって生計を立てられるよう、個人コレクターや企業をはじめ、グローバル・ネットワークを持つコマーシャルギャラリーに接続するためのブリッジとなり、彼らが作品を作り続けられる未来の一歩を踏み出したいと思います。
ARTISTS’ FAIR KYOTO(アーティスツ フェア キョウト)
主催:京都府、ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会
会 場:京都府京都文化博物館 別館
〒604-8183 京都市中京区三条高倉
10時00分~18時00分
075-222-0888
日 程:2018年2月24日(土)~25日(日)( 23日(金)は特別内覧会を開催 )
URL :https://artists-fair.kyoto/
入場料:1,000円(学生無料 要・学生証)
ミュージアム・ロードからのメインアプローチ ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
弘前市に残る、吉野町煉瓦倉庫が2020年度春に向けてリニューアルし、「弘前市芸術文化施設」(仮称)として開館します。
吉野町煉瓦倉庫がある土地は、明治時代、青森のリンゴ栽培の開拓期において本格的な栽培がおこなわれた場所のひとつです。1907年に酒造工場として建造した煉瓦倉庫は、戦後はリンゴを原料としたシードルを日本で初めて生産しました。その後、倉庫となり、110年の歳月を経て、今もなお立ち続けています。2002年から2006年の間、弘前市出身の芸術家・奈良美智氏が数回展示会を開催するなど、市内外において知名度が高い建物であり、吉野町緑地とともに中央弘前駅、最勝院五重塔、そして岩木山を望むことができる、市の景観づくりやまちづくりにおいても重要なポイントとなる場所です。
近代文化遺産が壊され、世代から世代へと受け継がれた土地の記憶を失い続けているように見受けられる近年の日本。そんな中、煉瓦倉庫が「世界のアート」が体験できる美術館として生まれ変わります。改修を担うのは、建築家の田根剛氏が主宰するATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS。「きわめて先進的な内外のアートの紹介の場」、「現代の科学技術やデザインの発展を若い人々とシェアすることができるクリエイティブハブ」、「地域の住民がアートやデザインを学び、集うコミュニティのための場」、そして「所蔵品、レジデンス事業、企画展という3つの機能をつなぐ基盤」の4つを理念として掲げ、アートの感動を弘前にもたらし、人々が創造性の喜びへと向かう一連の流れをつくり出すことを目的に活動が始まります。「つくること、みせること、そしてそれを収蔵して歴史に残すこと」、という他に例のない一連の流れが、驚きと感動に満ちた体験の場をつくり出します。
西立案図 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
新しい風景をつくるシードル.・ゴールドの屋根 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
老朽化した屋根は光によって移ろう「シードル・ゴールド」の屋根葺に、経年によって傷んだ外壁は全て「赤煉瓦」で覆われます。A棟は市民に開かれた文化施設として様々な活動が行われ、B棟は倉庫の持つ空間性を活かした大型展示空間となります。またC棟は「シードル・カフェ」として再生することでアートと市民を繋ぐ吉野町緑地の中心の場所を担います。そして、「ミュージアム・ロード」はアートと市民を繋ぐパブリック・スペースとなります。
高さ15mの大型展示空間 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
既存の空間を活かしたアートの展示空間 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
市民文化交流が出来るライブラリー ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
弘前市がアート界における世界と日本の架け橋となる日も近いかもしれません。現代アートのクリエイティブハブとして新しく生まれ変わる煉瓦倉庫、必見です。
≪建築家プロフィール≫
田根 剛
1979年東京生まれ。ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTSを設立、フランス・パリを拠点に活動。2006年にエストニア国立博物館の国際設計競技に優勝し、10年の歳月をかけて2016年秋に開館。また2012年の新国立競技場基本構想国際デザイン競技では『古墳スタジアム』がファイナリストに選ばれるなど国際的な注目を集める。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、現在ヨーロッパと日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトが進行中。主な作品に『エストニア国立博物館』(2016年)、『A House for Oiso』(2015年)、『とらやパリ』(2015年)、『LIGHT is TIME 』(2014年)など。フランス文化庁新進建築家賞、フランス国外建築賞グランプリ、ミース・ファン・デル・ローエ欧州賞2017ノミネート、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞 。2012年よりコロンビア大学GSAPPで教鞭をとる。
ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
世界各地でキャリアを積んだ多国籍のメンバー約30名で構成する国際色豊かなチームがヨーロッ パと日本を中心に世界中で多数のプロジェクトに従事している。建築の他にもインスタレーションや舞台や展覧会の空間演出を手がけるなど、分野を超えた活動が国際的な注目を集めている。
ミュージアム・ロードからのメインアプローチ ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
弘前市に残る、吉野町煉瓦倉庫が2020年度春に向けてリニューアルし、「弘前市芸術文化施設」(仮称)として開館します。
吉野町煉瓦倉庫がある土地は、明治時代、青森のリンゴ栽培の開拓期において本格的な栽培がおこなわれた場所のひとつです。1907年に酒造工場として建造した煉瓦倉庫は、戦後はリンゴを原料としたシードルを日本で初めて生産しました。その後、倉庫となり、110年の歳月を経て、今もなお立ち続けています。2002年から2006年の間、弘前市出身の芸術家・奈良美智氏が数回展示会を開催するなど、市内外において知名度が高い建物であり、吉野町緑地とともに中央弘前駅、最勝院五重塔、そして岩木山を望むことができる、市の景観づくりやまちづくりにおいても重要なポイントとなる場所です。
近代文化遺産が壊され、世代から世代へと受け継がれた土地の記憶を失い続けているように見受けられる近年の日本。そんな中、煉瓦倉庫が「世界のアート」が体験できる美術館として生まれ変わります。改修を担うのは、建築家の田根剛氏が主宰するATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS。「きわめて先進的な内外のアートの紹介の場」、「現代の科学技術やデザインの発展を若い人々とシェアすることができるクリエイティブハブ」、「地域の住民がアートやデザインを学び、集うコミュニティのための場」、そして「所蔵品、レジデンス事業、企画展という3つの機能をつなぐ基盤」の4つを理念として掲げ、アートの感動を弘前にもたらし、人々が創造性の喜びへと向かう一連の流れをつくり出すことを目的に活動が始まります。「つくること、みせること、そしてそれを収蔵して歴史に残すこと」、という他に例のない一連の流れが、驚きと感動に満ちた体験の場をつくり出します。
西立案図 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
新しい風景をつくるシードル.・ゴールドの屋根 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
老朽化した屋根は光によって移ろう「シードル・ゴールド」の屋根葺に、経年によって傷んだ外壁は全て「赤煉瓦」で覆われます。A棟は市民に開かれた文化施設として様々な活動が行われ、B棟は倉庫の持つ空間性を活かした大型展示空間となります。またC棟は「シードル・カフェ」として再生することでアートと市民を繋ぐ吉野町緑地の中心の場所を担います。そして、「ミュージアム・ロード」はアートと市民を繋ぐパブリック・スペースとなります。
高さ15mの大型展示空間 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
既存の空間を活かしたアートの展示空間 ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
市民文化交流が出来るライブラリー ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
弘前市がアート界における世界と日本の架け橋となる日も近いかもしれません。現代アートのクリエイティブハブとして新しく生まれ変わる煉瓦倉庫、必見です。
≪建築家プロフィール≫
田根 剛
1979年東京生まれ。ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTSを設立、フランス・パリを拠点に活動。2006年にエストニア国立博物館の国際設計競技に優勝し、10年の歳月をかけて2016年秋に開館。また2012年の新国立競技場基本構想国際デザイン競技では『古墳スタジアム』がファイナリストに選ばれるなど国際的な注目を集める。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、現在ヨーロッパと日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトが進行中。主な作品に『エストニア国立博物館』(2016年)、『A House for Oiso』(2015年)、『とらやパリ』(2015年)、『LIGHT is TIME 』(2014年)など。フランス文化庁新進建築家賞、フランス国外建築賞グランプリ、ミース・ファン・デル・ローエ欧州賞2017ノミネート、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞 。2012年よりコロンビア大学GSAPPで教鞭をとる。
ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS
世界各地でキャリアを積んだ多国籍のメンバー約30名で構成する国際色豊かなチームがヨーロッ パと日本を中心に世界中で多数のプロジェクトに従事している。建築の他にもインスタレーションや舞台や展覧会の空間演出を手がけるなど、分野を超えた活動が国際的な注目を集めている。
国内はもちろんのこと、海外からも高い人気を誇る観光都市、京都。その中心である京都駅の中に美術館があることをご存知でしょうか。その名も『美術館「えき」KYOTO』は京都駅ビル内に位置する百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」の7階に隣接し、絵画、写真、絵本、工芸、アニメ、ファッションなど、国内外を問わず幅広いジャンルで展覧会を企画しています。
その美術館「えき」KYOTOにて2018年1月2日~21日に開催されるのが「京都市美術館所蔵品展 描かれた“きもの美人”」 です。
京都市美術館は1933(昭和8)年に設立された公立美術館で、開館以来、近現代美術作品の鑑賞と発表のための西日本最大の舞台のひとつとして、戦後日本文化のなかで大きな役割を果たしてきました。同館所蔵のコレクションは多岐にわたり、近現代の日本画・洋画・彫刻・工芸・書・版画など約3,400点を所蔵しています。なかでも京都画壇で活躍した美術家たちの作品群は、他に類を見ない豊かさを誇っています。
2019年度内にリニューアルオープンを予定して、現在本館が閉館中である京都市美術館。その所蔵の数ある珠玉の作品の中から日本画を中心に、美しく艶やかに描かれた“きもの美人”約40点が会期中紹介されます。上村松園《人生の花》、菊池契月《散策》、堂本印象《婦女》、秋野不矩《紅裳》など、近代の画家たちが描いたさまざまな女性像が一堂に展覧されます。
期間中、京都市美術館 館長である潮江宏三氏や、服飾評論家の市田ひろみ氏などが会場内を移動しながら解説するギャラリートークも開催されます。また、着物でご入館の方先着100名さまには便利堂オリジナル絵はがきのプレゼントも。
2018年は“きもの美人観賞”から晴れやかな気持ちで初めてみませんか。
京都市美術館所蔵品展 描かれた“きもの美人”
会場:美術館「えき」KYOTO
〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
午前10時~午後8時(入館締切:閉館30分前)
期間:2018年1月2日(火)~21日(日)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museumu/
国内はもちろんのこと、海外からも高い人気を誇る観光都市、京都。その中心である京都駅の中に美術館があることをご存知でしょうか。その名も『美術館「えき」KYOTO』は京都駅ビル内に位置する百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」の7階に隣接し、絵画、写真、絵本、工芸、アニメ、ファッションなど、国内外を問わず幅広いジャンルで展覧会を企画しています。
その美術館「えき」KYOTOにて2018年1月2日~21日に開催されるのが「京都市美術館所蔵品展 描かれた“きもの美人”」 です。
京都市美術館は1933(昭和8)年に設立された公立美術館で、開館以来、近現代美術作品の鑑賞と発表のための西日本最大の舞台のひとつとして、戦後日本文化のなかで大きな役割を果たしてきました。同館所蔵のコレクションは多岐にわたり、近現代の日本画・洋画・彫刻・工芸・書・版画など約3,400点を所蔵しています。なかでも京都画壇で活躍した美術家たちの作品群は、他に類を見ない豊かさを誇っています。
2019年度内にリニューアルオープンを予定して、現在本館が閉館中である京都市美術館。その所蔵の数ある珠玉の作品の中から日本画を中心に、美しく艶やかに描かれた“きもの美人”約40点が会期中紹介されます。上村松園《人生の花》、菊池契月《散策》、堂本印象《婦女》、秋野不矩《紅裳》など、近代の画家たちが描いたさまざまな女性像が一堂に展覧されます。
期間中、京都市美術館 館長である潮江宏三氏や、服飾評論家の市田ひろみ氏などが会場内を移動しながら解説するギャラリートークも開催されます。また、着物でご入館の方先着100名さまには便利堂オリジナル絵はがきのプレゼントも。
2018年は“きもの美人観賞”から晴れやかな気持ちで初めてみませんか。
京都市美術館所蔵品展 描かれた“きもの美人”
会場:美術館「えき」KYOTO
〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
午前10時~午後8時(入館締切:閉館30分前)
期間:2018年1月2日(火)~21日(日)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museumu/
現在、日本で最も注目されるテキスタイルデザイナー鈴木 マサル氏の九州初となる個展が開催されます。場所は福岡・天神の三菱地所アルティアム、2017年12月9日(土)〜2018年1月14日(日)まで。
鈴木 マサル氏は、自身のブランドOTTAIPNU(オッタイピイヌ)をはじめ、マリメッコやユニクロ、zoffなど国内外のブランドのテキスタイルデザインを手がけています。また、ファッションアイテムやプロダクト、家具へのデザイン提供や空間インスタレーションなど、活動の幅は多岐にわたります。そのデザインの魅力は、見る人を自然と笑顔にするような動物や植物など日常的な温かみのあるモチーフにあります。鈴木氏は「機能面からすれば色や柄などのデザインは、必ずしも重要とは言えない要素。でも、あえてその要素を加えてゆくのは、色や柄には気持ちを高揚させる力があるから。」と語ります。
本展では、“目に見えるもの、すべて色柄”がテーマ。これまで発表してきたテキスタイルや傘、ラグ、ファブリックパネルなど約100点が展示され、鮮やかで、版の重なりから生まれる奥行きのある色彩、ユーモアあふれるモチーフとダイナミックな構図がもたらす空間が出現します。また、会期中には鈴木氏のトークショーやワークショップが開催されるほか、会場に併設するショップ内ではOTTAIPNUのアイテムや書籍が販売されるポップアップショップがオープンします。
本展示会では、会場を色と柄で埋め尽くしたとのこと。
この機会にぜひ、鈴木氏が伝えようとする色がもつ高揚感や魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
≪アーティストプロフィール≫
鈴木 マサル(テキスタイルデザイナー)
1968年千葉県生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻 博デザイン室に勤務。1995年に独立し、2002年有限会社ウンピアットを設立。2004年からファブリックブランドOTTAIPNUを主宰。自身のブランドのほか、2009年よりフィンランドの老舗ファブリックメーカー ラプアンカンクリ、2010年よりマリメッコのデザインを手がける。その他にも、カンペール、ユニクロ、ファミリア、zoffなど国内外のさまざまなメーカー、ブランドのプロジェクトに参画。主な個展として、2012年より「鈴木マサル傘展」(スパイラルガーデンなど/東京)を毎年開催。2014 年からスタートした富山の魅力をテキスタイルデザインで表現した「富山もようプロジェクト」が第35回新聞広告賞を受賞。2016 年4 月にイタリア・ミラノで開催された展覧会「Imagine New Days」(主催 アイシン精機株式会社) に参画、Milano Design Award 2016 “BEST ENGAGEMENT by IED”を受賞。2016 年8 月には初めての書籍『鈴木マサルのテキスタイル』(誠文堂新光社刊)を上梓。 東京造形大学造形学部デザイン学科 教授。
roop / printed textile / OTTAIPNU 2016
MARENCO × Masaru Suzuki / covering textile / arflex japan 2014
umbrella & parasol / OTTAIPNU 2015
http://masarusuzuki.com
http://ottaipnu.com
目に見えるもの、すべて色柄
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
福岡市中央区天神1-7-11
日時:2017年12月9日(土)~2018年1月14日(日)
※12月31日(日)、1月1日(祝)は休館日
開場時間:10:00~20:00
入場料:一般400円、学生300円、高校生以下無料再入場可
◆オープニング レセプション
会期初日の夜、本会場にて鈴木氏を囲みレセプションパーティーが開催されます。
日時:2017年12月9日(土) 18:30~20:00
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F) ※参加無料・予約不要
◆トークショー
本展のテーマである色や柄についてなど、デザインジャーナリストの高橋美礼氏を聞き手に、鈴木氏のトークを聞けます。
日時:2017年12月16日(土)
時間:開場 13:45〜、開演 14:00〜 およそ90分
会場:セミナールームA(イムズ 10F)
参加費:500円 ※入場料は別途
定員数:60名(自由席・要予約)
予約TEL:092-733-2050(アルティアム)
※予約開始は12月1日(金)より
◆ワークショップ
OTTAIPNUのテキスタイルを使用して、オリジナル缶バッジを制作できます。
日時:2017年12月17日(日)
受付時間:13:00〜15:00
会場:会議室(イムズ 8F)
講師:鈴木 マサル氏
参加費:1つ 800円 ※限定100個(無くなり次第終了)
※混雑状況によって、整理券を配布する場合あり
◆POP UP SHOP
会場に併設するショップ「アートショップドットジー」にてOTTAIPNUのアイテムが販売されます。
現在、日本で最も注目されるテキスタイルデザイナー鈴木 マサル氏の九州初となる個展が開催されます。場所は福岡・天神の三菱地所アルティアム、2017年12月9日(土)〜2018年1月14日(日)まで。
鈴木 マサル氏は、自身のブランドOTTAIPNU(オッタイピイヌ)をはじめ、マリメッコやユニクロ、zoffなど国内外のブランドのテキスタイルデザインを手がけています。また、ファッションアイテムやプロダクト、家具へのデザイン提供や空間インスタレーションなど、活動の幅は多岐にわたります。そのデザインの魅力は、見る人を自然と笑顔にするような動物や植物など日常的な温かみのあるモチーフにあります。鈴木氏は「機能面からすれば色や柄などのデザインは、必ずしも重要とは言えない要素。でも、あえてその要素を加えてゆくのは、色や柄には気持ちを高揚させる力があるから。」と語ります。
本展では、“目に見えるもの、すべて色柄”がテーマ。これまで発表してきたテキスタイルや傘、ラグ、ファブリックパネルなど約100点が展示され、鮮やかで、版の重なりから生まれる奥行きのある色彩、ユーモアあふれるモチーフとダイナミックな構図がもたらす空間が出現します。また、会期中には鈴木氏のトークショーやワークショップが開催されるほか、会場に併設するショップ内ではOTTAIPNUのアイテムや書籍が販売されるポップアップショップがオープンします。
本展示会では、会場を色と柄で埋め尽くしたとのこと。
この機会にぜひ、鈴木氏が伝えようとする色がもつ高揚感や魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
≪アーティストプロフィール≫
鈴木 マサル(テキスタイルデザイナー)
1968年千葉県生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻 博デザイン室に勤務。1995年に独立し、2002年有限会社ウンピアットを設立。2004年からファブリックブランドOTTAIPNUを主宰。自身のブランドのほか、2009年よりフィンランドの老舗ファブリックメーカー ラプアンカンクリ、2010年よりマリメッコのデザインを手がける。その他にも、カンペール、ユニクロ、ファミリア、zoffなど国内外のさまざまなメーカー、ブランドのプロジェクトに参画。主な個展として、2012年より「鈴木マサル傘展」(スパイラルガーデンなど/東京)を毎年開催。2014 年からスタートした富山の魅力をテキスタイルデザインで表現した「富山もようプロジェクト」が第35回新聞広告賞を受賞。2016 年4 月にイタリア・ミラノで開催された展覧会「Imagine New Days」(主催 アイシン精機株式会社) に参画、Milano Design Award 2016 “BEST ENGAGEMENT by IED”を受賞。2016 年8 月には初めての書籍『鈴木マサルのテキスタイル』(誠文堂新光社刊)を上梓。 東京造形大学造形学部デザイン学科 教授。
roop / printed textile / OTTAIPNU 2016
MARENCO × Masaru Suzuki / covering textile / arflex japan 2014
umbrella & parasol / OTTAIPNU 2015
http://masarusuzuki.com
http://ottaipnu.com
目に見えるもの、すべて色柄
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
福岡市中央区天神1-7-11
日時:2017年12月9日(土)~2018年1月14日(日)
※12月31日(日)、1月1日(祝)は休館日
開場時間:10:00~20:00
入場料:一般400円、学生300円、高校生以下無料再入場可
◆オープニング レセプション
会期初日の夜、本会場にて鈴木氏を囲みレセプションパーティーが開催されます。
日時:2017年12月9日(土) 18:30~20:00
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F) ※参加無料・予約不要
◆トークショー
本展のテーマである色や柄についてなど、デザインジャーナリストの高橋美礼氏を聞き手に、鈴木氏のトークを聞けます。
日時:2017年12月16日(土)
時間:開場 13:45〜、開演 14:00〜 およそ90分
会場:セミナールームA(イムズ 10F)
参加費:500円 ※入場料は別途
定員数:60名(自由席・要予約)
予約TEL:092-733-2050(アルティアム)
※予約開始は12月1日(金)より
◆ワークショップ
OTTAIPNUのテキスタイルを使用して、オリジナル缶バッジを制作できます。
日時:2017年12月17日(日)
受付時間:13:00〜15:00
会場:会議室(イムズ 8F)
講師:鈴木 マサル氏
参加費:1つ 800円 ※限定100個(無くなり次第終了)
※混雑状況によって、整理券を配布する場合あり
◆POP UP SHOP
会場に併設するショップ「アートショップドットジー」にてOTTAIPNUのアイテムが販売されます。
上野恩賜公園と谷中地域を舞台に、アートで日本文化を世界に発信する大型野外アートフェスティバル『TOKYO数寄フェス2017』が11月19日まで開催されます。世界各国から老若男女が集まる上野公園の見慣れた風景が、アーティストによって新たな体験と記憶の場へと変身します。
期間中には巨大な楼閣が上野公園噴水池に建てられるほか、葦舟の進水式、インスタレーションの展示等がされます。
「プラネテス -私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった-」 / 大巻 伸嗣
上野公園噴水池に、単管パイプと木材を組み上げた高さ13.5mにも及ぶ巨大な楼閣が出現。かつてこの地に存在した、寛永寺の山門「文殊楼」がモチーフ。蜃気楼のように噴水池の水面に映るその姿は、かつての風景を想起させます。また夜のライトアップでは、幻想的な佇まいを見せます。「空間」「時間」「重力」「記憶」をキーワードに活動する、繊細かつダイナミックな作家による、ここでしか見ることができない作品です。
「上野造船所」不忍池 舟プロジェクト / 日比野 克彦・海部 陽介・石川 仁
不忍池のほとり、弁天堂前広場には、人類学者・海部 陽介氏の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の資料などを展示。同時に、探検家の石川 仁氏を中心に日比野 克彦氏デザインの葦舟『TANeFUNe』を会期中制作し、最終日のボート池での進水式を目指します。週末は、だれでも参加可能な舟つくりのワークショップも楽しめます。
「ティーテイスターフォレスト」/ 橋本 和幸 with ITO EN ティーテイスター
噴水前広場に設置された橋本 和幸氏デザインの空間で、日本茶の魅力を楽しんでもらうべく伊藤園の「ティーテイスター」によるお茶の振舞いが行われます。また、作家による移動式住居と茶室も登場。
※お茶の振舞いは11/11、12、18、19の11:00~17:00のみ
「藝大御輿」/ 東京藝術大学
同じく噴水前広場に、9月の東京藝術大学の学園祭にて「上野文化の杜賞」を受賞した藝大生制作の御輿が11月12日まで展示されています。
今後実施予定のイベント
◆「上野造船所」 不忍池 舟プロジェクト / 日比野 克彦 ・ 海部 陽介 ・ 石川 仁
〈ワークショップ~今日の記憶を明後日へ運ぶ舟つくり~〉
葦や上野公園内で集めた落ち葉や枝を素材に、思い思いに自分で舟を作るワークショップ。
日時:11/11(土)、11/12(日)、11/18(土)、11/19(日) 13:00~16:00
場所:弁天堂前広場
申込方法:申込不要
〈『TANeFUNe』進水式〉
会期中に石川氏がワークショップ参加者と共に制作した、日比野デザインの『TANeFUNe』が不忍池に浮かびます。
日時:11/19(日)11:00~12:00
場所:上野公園 ボート場
申込方法:申込不要
◆「ミナモミラー」 / 鈴木 太朗・ 空間演出研究所
不忍池をキャンバスにたとえ、光を不忍池に投影します。風の流れによって時間とともに変化する、水面にたゆたう反射光を楽しむ作品です。不忍池のボート池全周、池に浮遊するオブジェをLEDライトの淡く柔らかい光が囲みます。
日時:11/17(金)~11/19(日) 日没後~20:00
場所:不忍池(ボート池)
申込方法:申込不要
そのほか「こぱんだウインズ」 門前コンサート、藝大生によるミュージアムコンサート等も催されます。詳しくはHPでご確認ください。
芸術の秋、上野に足を運び、普段なかなか体験できないアートの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
『TOKYO数寄フェス2017』
期間:11月10日(金)~ 11月19日(日)
実施場所 :上野恩賜公園(不忍池一帯、噴水前広場 ほか)、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館、谷中地域 ほか
http://sukifes.tokyo/