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林 信行の視点
2025.8.26
ヤマハのリゾートホテル「葛城北の丸」に3室のラグジュアリーなスイートが誕生
47年の歴史を持つ葛城北の丸の一棟が、現代のラグジュアリーを感じる新しい3室のスイートに生まれ変わった。手掛けたのは内田デザイン研究所。
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ヤマハがつくった泊まれる城
世界のミュージシャンに愛される日本ブランド、ヤマハ。同社のグループが名門ゴルフクラブとリゾートホテルを営んでいるのをご存知だろうか。つくったのは同社を今日の形にした四代目社長、川上源一。1976年に葛城ゴルフ倶楽部を、その2年後の1978年にリゾートホテルの葛城北の丸を作った。
この夏、その歴史あるホテルの一棟がラグジュアリーでサステイナブルな現代の要請に応えた特別仕様のスイート3室に生まれ変わった。手掛けたのは内田デザイン研究所。京都・嵐山の「MUNI KYOTO」や日本のデザインホテルの先駆けと言われる「HOTEL IL PALAZZO」を手掛けたデザイン事務所だ。「月」と名付けられた部屋に試泊しつつ、他の2室も内覧させてもらった。
いずれも今日我々が慣れ親しむ西洋的価値観のラグジュアリーと日本の美意識を融合させた21世紀的「和洋折衷」と言える優美で快適な部屋だった。
川上源一の古民家保存への思い
葛城北の丸は北陸の古民家七棟を移築し屋根を遠州瓦に変えて改修し、回廊で繋いだ山まるまるひとつを敷地に持つ巨大施設。遠州の平城をイメージして作られたという。
リニューアルオープンした桜殿は地上階にあるが、一度、階段で2階に上り遠州瓦の風景を臨む渡り廊下を経て再び地上階に下りる作りになっており川上源一の強いこだわりを感じる。
「葛城 北の丸」は、名前も、見た目も、山ひとつまるまる抱える大きな敷地もまるでお城のようだ。それもそのはずで設立時には、客人を殿様に見立て、城の中で疲れを癒すように食事や寛ぎを与えることをコンセプトにし、お城の北の丸、つまり将軍や大名家族の居住空間のような施設にすることを目指したという。「葛城」という名は、この地が元々、葛(くず)の産地だったことにちなんだという。
ヤマハ掛川工場に近く、本社ともそう遠くないこのホテルは、世界の著名ミュージシャンやスポーツ選手が訪れるヤマハの客人をもてなす迎賓館としての側面もある。
その大事なホテルを作るにあたり、川上源一は、面白いことにあえて新築するのではなく古民家を移築して作ることを提案する。北陸地方には強さと温もりを持つ良い古民家が多い。それが失われつつあることを知ったのがきっかけで、それを宿泊施設計画に活かせないかと考えたのだという。
百軒ほどある古民家から七軒を選んでこの地に移築し、屋根には地域の伝統である遠州瓦を乗せた。それらを回廊で結び、花の名前をつけた4つの宿泊棟を持つ建物にした。建物の正面に常夜灯を備えた大きな門を建て、その周囲にお堀を作った。こうすることでまるで平城のような外観になった。
川上は高度経済成長を経て古い日本家屋がどんどん失われていくことに危機感を感じ、そうした風景を残すことに使命感を感じていたと言う。あえて廊下を2階に作り、遠州瓦の屋根が並ぶ風景を見せるなど、ホテルには随所に川上のそんな想いが見てとれる。
昭和モダンの館内に漂う木の温もり
ロビーエリアにあるBarの一枚板のバーカウンターは葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース13番ホールの落雷で倒れた老松で作られたという。手前のテーブルは屋久杉で作られている。ここだけでなく旧来の部屋に置かれた家具などほとんどの家具が木製で2013年に別資本になって社名が変わったヤマハの家具・住宅設備部門ヤマハリビングテック株式会社製。
そんな歴史ある風情を持つ施設だが、建物に一歩足を踏み入れると、そこにはまったく別の時空間が広がっている。葛城北の丸の館内には、日本が豊かだった昭和の良い時代の風情が漂っている。玄関正面の日本庭園に向かって開かれた窓の並びにはゆったりとした木製の家具と共にヤマハのグランドピアノが置かれている。
ピアノの向かいには、ワインセラーや巨大な一枚板のバーカウンターも備えたバーラウンジエリア。バーカウンターの上には楽器のホルンの形をした照明が置かれ、ヤマハのコンパクトオーディオで同社が応援するクラシックやジャズのミュージシャンの音楽が流れており、ここがヤマハの施設であることを思い出す。
だが、このバーを訪れて、実はヤマハには楽器メーカー以外に、もう1つの顔があることに気付かされた。一枚板のバーカウンターは葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース13番ホールの落雷で倒れた老松で作られたものだという。そのすぐ近くのローテーブルは屋久杉で作られていた。二階へと続く階段の手すりは雪の重みで倒れ起き上がった松をそのままの形で使っていると言う。
見渡すと北陸の古民家を復元した天井も木製と、ホテル全体が木の温もりに包まれている。楽器メーカーであるヤマハは、実は優れた木工技術を持つ会社でもあるのだ。なるほど、だからこそ木への愛が溢れ、消えゆく北陸の古民家を放って置けなかったのだと気がついた。
ホテルで使われている木製家具もほとんどは今は無きヤマハの家具部門で作られたもので、西洋の家具を日本人の体型や生活習慣に合わせて作り直した木工家具たち。どこか安心感を覚える昭和ラグジュアリーの佇まいの正体はこれだったのかも知れない。
21世紀のラグジュアリー「桜殿」の誕生
「萩殿」は古民家の佇まいをそのまま生かした棟。建物の中に入ると土間があり、その先に囲炉裏を備えた大きな共用空間があり、その周囲に10畳、8畳、6畳と大きさの異なる計5部屋の客室が用意されている。一棟をまるまる貸し切って、夜、囲炉裏を囲みながら会話に花を咲かせるといった使い方をする常連も多い。「桜殿」は元々、この萩殿と似た作りだったという。
近世のお城のような外観と昭和モダンの内装。この2つの時間軸が交差したリゾートホテルに、2025年春、21世紀のラグジュアリーという3つ目の時間軸が加わった。内田デザイン研究所の手掛けて生まれ変わった「桜殿」の3室だ。
葛城北の丸には花の名前がつけられた4つの宿泊棟がある。「葵殿」は28平米の最もポピュラーな部屋で山の深緑を楽しめる和モダンな客室、「藤殿」は広大な庭の片隅にある藤棚に面したバルコニーを持つ33平米の部屋、「萩殿」は古民家の佇まいをそのまま生かした棟で、囲炉裏を備えた大きな共用空間の周囲に計5部屋の客室が配置されている。
今回、新しくなった「桜殿」は、この「萩殿」と似た作りだったという。ただ、今回のリニューアルで、旧家の外観はそのまま残しつつも、内装はかつての様子が想像できないほどドラマチックに変わっている。
共有スペースをなくしてその分、1つ1つの部屋を80-100平米と広くし、専用庭や露天風呂を設けた「月」、「灯(あかり)」、「凪」と名付けられたまったく個性の異なる3室が誕生した。
3室は「真・行・草(しん・ぎょう・そう)」という日本の伝統的な美意識・格式の分類でデザインされたという。つまり端正で格調高い「真」の部屋として作られたのが「月」、やわらかさや華やかさを持つ「行」の部屋として作られたのが「灯」、もっとも自由でリラックスした雰囲気の「草」の部屋として作られたのが「凪」というわけだ。
日本空間の「型」を現代に継承
各部屋とも玄関が広く、その外には三室三洋の手水鉢が置かれた贅沢な作りになっている。こちらは「月」の手水鉢で長く伸びた金色の筧は横から見ると三日月のように見える。
3室のデザインには共通している部分も多い。その1つは日本的空間の「型」だ。
3室とも立派な玄関を備えており、「浄め」と「もてなし」の意味を持つ手水鉢が用意されている(手水鉢の見た目は部屋のコンセプトに合わせてそれぞれ異なっている)。履き物を脱いで床にあがると外の景色へとつながった開放感を感じながらくつろげる広間があり、それぞれの部屋を特徴づけるゆったりとしたソファが置かれている。そこから部屋の奥に向かうほどプライベート感が高まる。
また全室ともつくり天井を取り払った天井高のある空間の開放感を感じながら、元々の古民家からそのまま継承した梁や柱といった建物の記憶を辿って楽しめるようにもなっている。この古民家の記憶を大事にする姿勢は川上源一の遺志にも通じている。
部屋の内側と外の空間が曖昧なのも日本の空間らしい特徴かも知れない。各部屋に個性的なテラスがついているが、設計を行った内田デザイン研究所では、これをテラスではなく「広縁(ひろえん)」と呼んでいる。テラスが屋外空間なのに対し、広縁は部屋の外に広がった縁側であり、屋内と屋外の中間領域だ。その向こうに広がる大きな庭と、凛とした屋内空間のどちらともつながりを感じることができる居心地の良い場所になっている。
なお広縁や各部屋の露天風呂具には石庭を含む自分専用の庭や植栽があるが、これらや玄関にある手水のデザインは造園計画集団、和想デザインが手掛けたという。
日本的建築はこうした部屋の外側と内側を格子や障子といった光や風を通す柔らかい境界で仕切るのが特徴だが、桜殿の3室も、こうした要素をシックな佇まいに合う現代的な形で再解釈しつつ取り入れている。
天井高を最大限に活かした空間の多い桜殿の部屋だが頭上を見上げると元々の古民家の個性的で力強い梁がそのまま残されており、古民家の記憶を感じることができる。こちらは月の寝室の梁。
各部屋とも部屋とテラス(広縁)が一体となった屋内と屋外の境界が曖昧な日本的な作りになっている。こちらはホテル全体の庭にもつながった月のテラス。灯のテラスはファイアーピットが、凪のテラスは鏡のように光や風景を反射する水盤が特徴になっている。
三室三洋の魅力
—「月」― 真の格調が宿る最上級の空間
白漆喰の壁の白と濃い色調の木のコントラストある2色が基調でシックな佇まいの「月」。そうでなくても3室の中で最も広いが、寝室からテラスまでが一直線に並ぶことで部屋の引き戸を全開放するとさらに広く感じることができる。リビングの天井も最も高さを感じる。
「月」の部屋につた露天風呂。苔むす枯山水の真ん中に立つもみじがきれいなシルエットを描き出す。この贅沢な露天風呂に加えて、2名で利用できる専用の岩盤浴も用意されている。
まずは「真・行・草」の「真」にあたる「月」の部屋から。この部屋は桜殿の歴史と性格を最もよく表しているオーセンティックな部屋となっている。靴を脱いで玄関に上がり、扉を開いてリビングに入ると、右側にテラス、左手の奥に寝室が一直線に並んでいる。木製サッシを全面開放すると庭を望むテラスとリビングの一体感が楽しめる。室内面積が101平米。テラスと露天風呂を合わせた面積が37平米と3室の中で最も広い。
白漆喰の壁や黒い梁や造作家具、古民家の記憶を残す躯体とモダンな家具のコントラストが印象深いシックな空間で、かなり天井高があるのも心地がよい。リビングの一角には、この白黒のシックな空間に合わせてヤマハリゾートが選んだ書家 大杉弘子の作品が飾られている。
リビングにある引き戸の1つを開くと洗面台とお風呂場が姿を表す。お風呂は苔むす枯山水と青紅葉(あおもみじ)が楽しめる露天風呂になっているが、それに加えて3室の中でこの部屋だけ石庭を臨むプライベート岩盤浴も用意されている。岩盤浴が好きな人は昼夜時間を問わず、何度でも何時間でも利用し汗をかきリフレッシュできる。
寝室は引き戸を開けたまま庭の景色を楽しみながら利用することもできれば、引き戸を閉めると、外の気配の一切ないプライベートな安らぎを感じる空間に様変わりする。ベッドに横たわると頭上で建物の歴史を感じさせる大きな黒い梁が交差している様子を楽しめる。寝室の横にはクローゼットも兼ねた大きなパウダールームが用意されており、しっかりと自分と向き合う時間を楽しむことができる。
—「灯」— 行の華やかさと炎の魅力
朱色のラウンドソファが強い印象を残す灯の部屋のリビング。古民家の屋根の形を屋内からも感じることができる斜めになった天井も特徴だ。寝室はテレビの後ろにある格子で仕切られただけのワンルーム構成になっている。
灯の部屋の魅力はテラスに用意されたファイアーピット。夜は満点の星空の下、ここで炎を見つめながらお酒や会話を楽しむことができる。
「真・行・草」の「行」に当たる「灯」の部屋はガラリと雰囲気が変わる。床や天井はぬくもりを感じる木材の色をそのまま生かしており、全体的に部屋の印象が明るい。
そんなリビングの片隅に朱色のラウンドソファ(半円形のソファ)と丸テーブルが置かれている。すべてが直線的だった「月」と対照的だ。テラスに沿う形で横に長く広がったリビング——ソファと反対側には格子で仕切っただけのリビングと柔らかくつながった寝室がある。広さは室内が80平米、広縁と露天風呂が合わせて35平米だ。
この部屋の最大の特徴はそのテラスにある。真ん中で仕切られたテラスは左側が印象的な赤いリクライニングチェアが置かれたウッドデッキに、右側が石ばりのベンチで囲まれたファイヤーピットになっている。
夜は満天の星空の下、炎を囲みながらゆったりと会話を楽しめる場になっている。これももしかしたら囲炉裏を現代風に解釈し直したものなのかも知れない。このテラスをリビングだけでなく、ベッドからでも間近に眺めることができ、露天風呂からも完全には見えないが気配を感じることができるテラス中心の部屋となっている。
ファイヤーピットや赤いソファに合わせるように、この部屋には日輪のアートや赤い墨で描いた「炎」という字を描いた書の作品が飾られている。
「灯」の部屋のもう1つの特徴は傾斜のついた天井だろう。桜殿の3室は造作天井を取り払い、屋根の高さまで抜けた開放感を味わえるようにしているが、そのため三角屋根の形に合わせて天井が高い部分と低い部分がある。「灯」の部屋では、屋根の頂点にあたる最も天井高がある部分を玄関に持ってきて、居間では傾斜した屋根の形がそのまま天井になっている。
—「凪」—草のやすらぎと水の癒し
木の風合いを強く感じるナチュラルな雰囲気の中でリラックスできる「凪」。リビングルームもシンプルな構成。天井には元々の古民家の梁を楽しむことができる。
シンプルな構成の「凪」だが、夜、室内照明を落とし、テラスの木々の照明をつけると木々が鏡のような水盤に映る美しい光景が現れる。この景色に日本的情緒を感じながら過ごせるのが「凪」の魅力だ。
3つ目の部屋「凪」は、天井の高い部分と低い部分を水平にし段差をつけた天井になっている。テラスに近い側の天井が低くなっており、自然と視線がテラスの下側に向くが、実はテラスのその部分には水盤が張られており、夜、照明を落とすとその水盤にテラスの木々が映り込んで美しい眺めを作り出す。日中は水盤が太陽の光を反射して室内に光の揺らぎを描き出す。
「月」同様に寝室、居間、テラスが一直線に並んだ配置で室内面積83.4平米、テラスと露天風呂が25平米の広さだ。
色調は木のナチュラルな風合いが生きる明るい色調の木仕上げで、壁は天然木仕上げでスッキリと仕上げられており、「真・行・草」の「草」らしく、もっともナチュラルな雰囲気が漂うリラックスできる空間に仕上がっている。
日本を代表するブランドが作り出すラグジュアリー体験
朝は1周20分ほどのホテルの敷地の散歩をすると心地よい。日本庭園やプールもある巨大な庭だが、最も高い位置には一般には非公開の迎賓施設「梅殿」がある。中にはヤマハの最高級オーディオシステムや100周年記念で作られたグランドピアノ、1908年頃に作られたオルガンなどが飾られている。たまにこの梅殿で自分のCDを楽しむ宿泊プランも用意されることがある。庭には他に川上源一の実父の大正時代の家も「青々庵」と名付けられ移築されている
3室共通で大型テレビにはヤマハのサウンドバー(音響システム)が付いており迫力の大音響で映画が楽しめる。また冷蔵庫のビールやワイン、ジュースに加え、地元の掛川茶を利用したホテルオリジナルの最上級深蒸し茶のティーバッグとこの土地で取れる陶土にこだわった森山焼きの湯呑み茶碗が用意されているのも嬉しい。
夕食は大きな窓から夜の庭の景色が楽しめるレストラン「椿の間」で提供される。5種類のコースが用意されているが、桜殿に宿泊の場合は、おすすめコースの舞または吟いずれかのコースを選ぶことができる。
名産品の袋井のクラウンメロンの味がするスープには意表をつかれたが、近海のお造りも楽しめれば、三ヶ日牛ロースの炭火焼きといったメニューにここが海の幸も山の幸も楽しめるロケーションなのだと改めて気がつかされた。翌朝の朝食も、こだわり野菜のしゃぶしゃぶと三段重にこの地の豊かな食材を活かした料理がたくさん詰まっていた。
どちらの料理も生産者の顔が見える地域の豊かな食材を伝統的な和の技法で調理しながら、現代的な感性も取り入れた「和魂洋才」の料理哲学で作られている。ここにも川上源一氏の「日本人の心のふるさと」というコンセプトが一貫して表現されている。
施設内にはヤマハがかつて同社のVIPを招いたり音楽イベントなどを行った梅殿という迎賓館もある。一般には非公開だが、最近ではオーディオルームとしてこの部屋に置かれたヤマハの最高級オーディオでお気に入りのCDを楽しむことができるようだ。
1周約20分の庭の散歩を楽しむと特徴的な屋根を持つ建物の外観だけは楽しむことができる。庭には他にも川上源一の実父でありヤマハの中興の祖でもある川上嘉市の住まいを移築した青々庵や四季折々の花々が楽しめる花木苑もある。
川上源一が1970年代に抱いた「消えゆく古民家を救いたい」という思いは、半世紀を経て新たな形で花開いた。それは単なる保存ではなく、歴史を尊重しながら現代の感性で進化させる「継承のデザイン」の実践である。
「桜殿」の3室はまもなく50周年を迎える施設の哲学や理念を継承しつつ、日本の伝統的価値観と西洋的ラグジュアリーを見事に融合した新しい和洋折衷、日本ならではの西洋的ラグジュアリーを確実に示していた。今回のリニューアルが同施設の次の50年に向けての起点となることを期待したい。
静岡県袋井市宇刈2505番地の
フリーダイヤル:0120-211-489(受付時間9:00〜18:00)
Profile
林信行 Nobuyuki Hayashi
1990年にITのジャーナリストとして国内外の媒体で記事の執筆を始める。最新トレンドの発信やIT業界を築いてきたレジェンドたちのインタビューを手掛けた。2000年代からはテクノロジーだけでは人々は豊かにならないと考えを改め、良いデザインを啓蒙すべくデザイン関連の取材、審査員などの活動を開始。2005年頃からはAIが世界にもたらす地殻変動を予見し、人の在り方を問うコンテンポラリーアートや教育の取材に加え、日本の地域や伝統文化にも関心を広げる。現在では、日本の伝統的な思想には未来の社会に向けた貴重なインスピレーションが詰まっているという信念のもと、これを世界に発信することに力を注いでいる。いくつかの企業の顧問や社外取締役に加え、金沢美術工芸大学で客員名誉教授に就いている。Nobi(ノビ)の愛称で親しまれている。
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打楽器芸術の“今”を、一夜に凝縮
2025.8.30
世界初演から大作まで──パーカッションの頂点を体感「Time for Percussion 2025」
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マリンバ独奏から打楽器8重奏(+ピアノ)まで、世界水準のパーカッシブアーツの“今”を紹介する「Time for Percussion 2025」が、10月23日(木)、サントリーホール ブルーローズにて開催される。
演奏を率いるのは、マリンバソリストの小森邦彦。ドイツ・ヴィッテン音楽祭やニューヨーク・キメルセンターなど世界の舞台で多くの初演を担い、教育者として欧米やアジアの主要音楽院でマスタークラスを行うなど幅広く活動。現在は愛知県立芸術大学で後進を育成しつつ、国際的に演奏を続けている。
今回は、小森氏と7名の次世代打楽器奏者たちが共演。プログラムには、尾高賞・武満作曲賞・芥川作曲賞を唯一すべて受賞した坂田直樹によるマリンバソロ処女作の委嘱世界初演をはじめ、フィリップ・マヌリによる緻密な“鍵盤練習曲”マリンバデュオ、アジア初演となるアレハンドロ・ヴィニャオによる壮大な九重奏など、現代打楽器作品の名曲群が並び、圧巻のパフォーマンスを繰り広げる。
世界初演作品から、話題作ながら実現困難とされた過去の大作までを網羅し、打楽器芸術の最前線を体感できる一夜。サントリーホール・ブルーローズの空間に響く“パーカッシブアーツの頂点”を、ぜひ体感してはいかがだろうか。
◆「Time for Percussion 2025」
【日時】10月23日(木)
18:15開場 18:30プレトーク 19:00開演 21:00終演
【会場:サントリーホール ブルーローズ(東京都港区赤坂1-13-13)
【料金】一般 5,000円、学生 3,500円
障がい者手帳お持ちの方と付き添い お一人まで 3,500円
*未就学児入場不可
*学生・障がい者チケットでご入場される方は会場受付にて証明書をご提示下さい
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Features
ブルガリが描く、色彩の万華鏡
2025.8.30
国立新美術館で開催「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」
《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド 1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
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ローマを代表するハイジュエラー、ブルガリ。その比類なき色彩美に迫る大規模展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」が、国立新美術館にて開催される。会期は9月17日(水)~12月15日(月)。
《「ビブ」ネックレス》 ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド 1968年 リン・レブソン旧蔵 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《ペンダントイヤリング》 ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド 1968年 リン・レブソン旧蔵 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
日本におけるブルガリの展覧会としては10年ぶり、そして過去最大のスケールとなる本展には、約350点のジュエリーが集結。サファイア、ルビー、エメラルドといった原色に、アメシストやターコイズなど半貴石を自在に組み合わせ、カボションカットでその輝きを際立たせる「色石の魔術師」ブルガリ。その大胆かつ独創的な色彩の調和を生み出す唯一無二の手腕に、ジュエリーや現代アートを通じて光を当てていく。
《ブレスレット》 ゴールド、プラチナ、シトリン、ダイヤモンド 1940年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《ネックレス》 プラチナ、エメラルド、ダイヤモンド 1961年 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
本展では、ブルガリの色彩の革命を3つの章を通して探求。シトリンとダイヤモンドをあしらい、ローマの夕焼けを彷彿とさせる温かな輝きを放つ《ブレスレット》(1940年代頃)や、七つのエメラルドを配した「セブン・ ワンダーズ」と呼ばれる伝説的ネックレス《ネックレス》(1961年)、さらに、ネックレスにもブレスレットにも変化する多色使いの傑作《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》(1970年代頃)など、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションを中心に、歴史的傑作から希少なアーカイブまでが勢揃いしている。
《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド 1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
さらに今回は、ジュエリーに加え、三人の現代女性アーティストによる新作も展示。回転する色とりどりの洗車ブラシを用いたララ・ファヴァレットのインスタレーションや、古事記に着想を得た森 万里子の瞑想的空間、水、音、鉱物顔料が混ざり合い、流動的なフォルムを形成するさまを空間に投影する中山晃子のインスタレーションなど、それぞれがブルガリのジュエリーと呼応し、色彩の持つ力を多面的に体感できる構成となっている。
会場デザインは、日本の建築家ユニット「SANAA」と、イタリアのデザインユニット「フォルマファンタズマ」が協働で担当。古代ローマ浴場のモザイクパターンと、東京のイチョウの葉の形に着想を得た空間は、訪れる人々を色彩の世界を巡る感覚の旅へと導く。
ジュエリーから現代アートまで、万華鏡のなかを巡るかのような体験をもたらす展覧会。壮麗な展示の数々を通じて、ブルガリの芸術性、クラフツマンシップ、そして精巧さを堪能してほしい。
◆ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
【会期】2025年9月17日(水)~12月15日(月)
【休館日】毎週火曜日 ※ただし9月23日(火・祝)は開館、9月24日(水)は休館
【開館時間】10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで) ※毎週金・土曜日は20:00まで
【会場】国立新美術館 企画展示室2E
【観覧料】一般 2,300円、大学生 1,000円、高校生 500円
*本展は事前予約制(日時指定券)を導入
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Features
2025.8.30
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Features
伊藤若冲の美と京の食が交差する、1日限りの特別体験
2025.8.20
ホテル椿山荘東京で開催「若冲と京の美食 〜水墨画と羅漢石を巡る〜」
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ホテル椿山荘東京にて、江戸中期の絵師・伊藤若冲の美意識と、京都の食文化を味わう特別イベント「若冲と京の美食 ~水墨画と羅漢石を巡る~」が、9月13日(土)に開催される。
本イベントは、日本美術史研究者・太田梨紗子氏による講話からスタート。若冲の芸術や精神性、そして時代背景を丁寧に読み解いてゆく。さらに会場には、伊藤家の菩提寺である京都・宝蔵寺より特別に借り受けた「竹に雄鶏図」など、貴重な作品が展示され、じっくりとその世界観に浸ることができる。
講和後は、若冲が下絵を描いたとされる「羅漢石」約20体が佇む庭園へ。これらは、若冲が晩年を過ごした京都・石峰寺に残る「五百羅漢」の一部で、今年移築100周年を迎える「三重塔」と同様に大正時代に椿山荘の庭園へと遷されたもの。
締めくくりは、料亭「錦水」がこの日のためだけに用意する松花堂弁当。「豆腐の田楽」や「京壬生菜のお浸し」、「鱧の阿蘭陀煮」など、若冲が生きた時代の京都の味わいを表現した品々が並び、目にも舌にも美しいひとときが広がる。さらに参加者には、若冲の「髑髏図」を描いた日本酒「枡源(150ml)」のプレゼントも。
都心の静寂とともに、若冲の美と京都の食に浸る――ホテル椿山荘東京ならではの上質な文化体験を、ぜひこの秋に。
◆「若冲と京の美食 ~水墨画と羅漢石を巡る~」
【日程】2025年9月13日(土)
【昼の部】12:00~14:30(11:30受付開始)
【夜の部】18:30~21:00(18:00受付開始)
【会場】ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
【料金】1名 22,000円(税込・サービス料込)
【定員】各回先着制(20歳以上)
【予約】WEB予約限定
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奈良で出会う、世界の美と驚異
2025.8.16
奈良国立博物館で開催。特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」
(左)儀礼用仮面「マイ」 パプアニューギニア、ニューギニア島 20世紀中頃 天理大学附属天理参考館蔵 (右)釈迦如来立像(清凉寺式) 日本 鎌倉時代 文永10年(1273) 奈良国立博物館蔵
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奈良国立博物館にて、時空を超えた壮大な旅を体感できる特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」が開催中。会期は9月23日(火・祝)まで。
グデア頭像 イラク 紀元前2100年頃 天理大学附属天理参考館蔵
奈良国立博物館の開館130年と、天理大学創立100周年を記念して企画された本展は、考古資料や民族資料を中心に、約220件におよぶ名品を通して、人類の約6000年にわたる歴史を探求するもの。
加彩鎮墓獣 中国 唐(8世紀) 天理大学附属天理参考館蔵
展示の中核を担うのは、30万点にのぼる膨大なコレクションを誇る「天理大学附属天理参考館」の選りすぐりの資料群。世界各地の信仰や死後の世界観、今は失われた20世紀の生活文化などにまつわる貴重な品々に加え、奈良国立博物館が所蔵する仏教美術の名品も共演。壮麗かつ神秘的な展示空間を生み出している。
戦士の栄誉礼冠 カナダ 20世紀中頃 天理大学附属天理参考館蔵
北京の看板(実物看板) 帽子屋 中国 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
会場は「文明の交差する世界」「神々と摩訶不思議な世界」「追憶の20世紀」という三つの章で構成。シュメール王の彫像、パプアニューギニアの儀礼用仮面、カナダの戦士の栄誉礼冠、中国・北京の街頭看板など、時代も地域も異なる作品が、まるで世界を旅するかのような体験を提供してくれる。
影絵芝居ワヤン・クリットの人形 インドネシア、ジャワ島 1840年 天理大学附属天理参考館蔵
なかには、世界でも天理参考館でしか見ることのできない稀少な作品や、初公開の作品も含まれている。また、すべての展示品が撮影可能という異例のスタイルも本展ならでは。音声ガイドには俳優・大沢たかお氏が起用され、旅人の視点から作品世界を案内する。
金製頭飾 人面形 推定ボリビア インカ帝国(15~16世紀) 天理大学附属天理参考館蔵
さらに、これまで日時限定で開催されてきた特別演出「摩訶不思議アワー」を好評につき常時開催。通常展示とは異なる照明やデジタル演出により生み出される没入空間で、幻想と驚異の世界をより体感的に味わうことができる。
精霊仮面「コヴァヴェ」 パプアニューギニア、ニューギニア島 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
この夏、時空を超えた世界探検の旅へ、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
◆奈良国立博物館開館130年・天理大学総創立100周年記念特別展「世界探検の旅 ―美と驚異の遺産―」【会期】開催中~ 2025年9月23日(火・祝)
【会場】奈良国立博物館 東西新館
【時間】9時30分~17時(8月5日~15日および土曜は19時まで)
【休館日】毎週月曜(9月15日、9月22日を除く)、および9月16日(火)
【観覧料】一般1,800円、高大生1,300円、中学生以下無料
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