人気記事
About&Contact
Appleは、世界開発者会議(WWDC25)でmacOS 26 Tahoeを発表しました。メニューバーが透明になるなどデザインが刷新されるほか、Spotlightが検索のみでなく、アプリ操作やクリップボード履歴へのアクセスなど、大幅な機能強化を果たします。AppleシリコンMacだけでなく、一部のIntelチップ搭載Macにも対応します。
メニューバーが透明に!Finderのカスタマイズ性も向上
Mac向け次世代OSとなるmacOS 26 Tahoeは、同じくWWDC25で発表されたiOS26やiPadOS26、watchOS26などと同様に、バージョン番号が統一され、リキッドガラスをモチーフにした透明感あるデザインへと刷新されます。
<figure />
メニューバーやコントロールセンターは透明になり、画面が広く感じられるようになります。
<figure />
コントロールセンターのカスタマイズの自由度が向上し、ZoomなどはMacだけでなくiPhoneアプリのコントロールも追加可能になります。
<figure />
Finderに表示されるフォルダの色変更や、アイコンの追加などのカスタマイズが可能になります。
<figure />
アイコンの色も変更可能となり、デスクトップのデザインに統一感を持たせられるようになります。
<figure />
連係機能:Macにもライブアクティビティや電話アプリが追加
macOS 26 Tahoeでは、ライブアクティビティがMacでも利用可能になり、例えばUber Eatsの配送時間などの通知を、Macで作業しながら確認できるようになります。
<figure />
Macにも電話アプリが追加され、iPhoneにかかってきた電話をMacで簡単に受けられるようになります。
<figure />
iOS26で追加されるライブ翻訳、迷惑電話防止機能、オペレーター待ちの時間を有効活用できる「保留アシスト」も、Macで利用できます。
<figure />
ショートカット:AI活用で高度なショートカットを簡単作成
macOS 26 Tahoeの「ショートカットアプリ」では、Apple Intelligenceを活用したインテリジェントアクションにより、高度なショートカットを簡単に作成できるようになります。
<figure />
例えば、自分がとったメモと、録音した音声を比較して、メモし忘れた内容を補足するような使い方が可能となります。
<figure />
Spotlightが大幅にパワーアップ!
macOS 26 Tahoeでは、Commandキーとスペースキーを押すだけで起動できるSpotlightが強化されます。
<figure />
Mac上のコンテンツを検索する際は、ユーザーの習慣や進行中の作業を踏まえた、その時々に応じた最適なコンテンツを素早く検索できます。
<figure />
Spotlightからは、iPhoneミラーリングを活用してiPhone上のアプリも起動できます。
<figure />
Spotlightからアプリの操作も可能となり、Spotlightへの入力だけで、予定の登録、音声録音の開始、Podcastの再生などといった数百のアクションを操作できます。
<figure />
Spotlightに「送信」と入力すると、使うアプリが提案され、送信先、送信内容、件名などのパラメーターを埋めることで簡単に実行可能となります。
<figure />
Spotlightから、アプリのメニューバー操作も可能となります。キーボードから手を離さずにさまざまな操作ができます。
<figure />
また、Spotlightは、クリップボードの履歴にもアクセスできるようになり、複数の要素を組み合わせた書類作成などに便利です。
<figure />
クイックキーで素早く操作
Spotlightへのクイックキー機能により、簡単なキー操作で素早くアクションを実行できます。たとえば「sm」でメッセージ送信(Send Message)、「ar」でリマインダーを追加(Add Reminder)などの操作が呼び出せます。
クイックキーは、ユーザーの操作をMacが学習して自動で生成されます。
<figure />
「ゲーム」アプリ追加、開発者はMetal 4が利用可能に
macOS 26 Tahoeで追加される「ゲーム」アプリには、Macにインストールされているゲームアプリが集約されます。
<figure />
ゲーム中にコントローラーをクリックして、設定の変更や友達とのチャットなどを呼び出せます。
<figure />
今後、Appleシリコンの高度な処理性能を活用できる新作ゲームが数多くリリースされます。
<figure />
開発者向けにMetal 4が導入され、フレーム補間、ノイズ除去などの次世代レンダリング技術を用いたゲーム開発が可能となります。
<figure />
拡大鏡などのアクセシビリティ機能も提供
macOS 26 Tahoeでは、WWDC25に先立って発表されていた、MacとiPhoneの連係による拡大鏡機能などのアクセシビリティ機能も提供されます。
<figure />
一部のIntel Macでも動作
macOS 26 Tahoeは、以下のMacが対応します。MacBook ProやMac Proの一部モデルは、Intelプロセッサ搭載モデルも対応します。
- Appleシリコン搭載 MacBook Air(2020年以降)
- Appleシリコン搭載 MacBook Pro(2020年以降)
- 16インチ MacBook Pro(2019)
- 13インチ MacBook Pro(2020、Thunderbolt 3 ポート x 4)
- iMac(2020以降)
- Mac mini (2020以降)
- Mac Studio (2022以降)
- Mac Pro(2019以降)
<figure />
macOS 26 Tahoeは、開発者向けのベータ版が提供開始されています。一般ユーザー向けの正式版は、秋に公開される予定です。
<figure />
Appleは世界開発者会議(WWDC25)で、Apple Vision Pro向けの次世代OS、visionOS26を発表しました。空間に浮かぶウィジェットや、空間写真が一層リアルになった空間シーンが利用に可能になります。Insta360、GoPro、Canonのカメラで撮影した映像の立体的な再生に対応するほか、Apple Vision Proの共有がしやすくなります。
空間に溶け込むウィジェットが利用可能
WWDC25で発表されたvisionOS26は、visionOSとしては3世代目ですが、iOS26、iPadOS26、watchOS26、macOS 26 Tahoeと同様、バージョン番号が西暦の年に統一されています。
visionOSでは、空間に溶け込むウィジェットが利用可能です。ウィジェットは、一度配置すると同じ場所に表示されます。
<figure />
ウィジェットは、フレームの色や幅、奥行きなどをカスタマイズできます。
<figure />
visionOS26では、「時計」や「天気」「ミュージック」「写真」といった新作ウィジェットも追加されます。
<figure />
アプリ開発者は、WidgetKitを用いて独自のウィジェットを作成することもできます。
<figure />
2D写真がリアルな3Dに!空間シーン
visionOS26の「写真」アプリでは、人工知能(AI)を活用して2D写真の被写体深度を計算することで、臨場感ある立体的な画像を生成する「空間シーン」が利用可能です。
<figure />
新たに追加される「空間ギャラリー」アプリでは、Appleが厳選した空間シーンコンテンツを楽しむことができます。
<figure />
「空間ブラウズ」を利用すると、SafariのWeb記事から気が散る要素が隠れ、スクロールに合わせて写真が表示されます。写真を多用した記事を楽しむのに便利です。
<figure />
Personaがリアルに進化
visionOS26では、ビデオ通話中に通話相手の顔を表示するPersona(ペルソナ)が進化し、髪、まつ毛、顔色が正確に表現され、表情をリアルに再現可能となります。
<figure />
ベータ版として提供されていた初期バージョンでは「幽霊のよう」などと批評されていましたが、3世代目で本物らしさが向上します。
<figure />
共有が簡単に。機密情報も安心
Appleは、Apple Vision Proが世界の数百社の企業に導入され、デザインやトレーニング、セールスなどに活用されていると説明しています。
<figure />
visionOS26では、ユーザーの手、視力などの情報をiPhoneに保存できるため、家族や友人、企業内でApple Vision Proを共有しやすくなります。
<figure />
企業での活用のための機能強化もはかられており、医療記録や事業予測などの極秘情報を許可された人だけが閲覧可能にする、Protected Content APIが提供されます。このAPIを使うと、コピーやスクリーンショット、画面共有を防止できます。
<figure />
空間描画可能なペン、PS VR2 Senseコントローラにも対応
Apple Vision Proのために設計された、Logitech Museも発表されました。
<figure />
3D空間での設計図の描画や共同作業を可能になります。
<figure />
ソニーのPlayStation VR2 SenseコントローラがvisionOS26に対応し、ユーザーの動きを細かくトラッキングすることでリアルなゲーム体験を実現します。
<figure />
Adobeからは、空間ビデオをApple Vision Proで編集・プレビューできるアプリが提供されます。
<figure />
visionOS26は、Insta360、GoPro、Canonのカメラで撮影した180度、360度、広視野角のコンテンツに対応しており、Apple Vision Proで立体的な映像を楽しむことができます。
<figure />
正式版は秋に公開予定
visionOS26は、開発者向けベータの提供が開始されています。
一般ユーザー向けの正式版は、この秋に公開される予定です。
Source: Apple
Appleは、iOS26の発表と合わせて、対応するiPhoneのモデルを発表しました。iPhone11以降のモデルがiOS26に対応します。iOS18では対応していたiPhone XS/iPhone XRは非対応となります。Apple Intelligence機能は、iPhone15 Pro以降のモデルが必要です。
iOS26の対応機種はiPhone11以降
Appleは、世界開発者会議(WWDC25)で発表したiOS26に対応するiPhoneを発表しました。iOS26に対応するモデルは、2019年に発売されたiPhone11以降となります。
<figure />
直前バージョンのiOS18では、2018年発売のiPhoneXS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルに対応していましたが、これらのモデルは非対応となります。
<figure />
Apple Intelligence機能はiPhone15 Pro以降のみ対応
iOS26の新機能として存在感を増すApple Intelligenceを活用した各種機能の利用には、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max、iPhone16シリーズが必要となります。
また、iOS26対応のiPhoneでも、一部の機能は新しいiPhoneに限定して提供されるとみられます。
<figure />
大幅デザイン刷新のiOS26
iOS26は、iOS7以来となる大幅なデザイン刷新が行われています。
開発者向けにベータ版が提供されており、一般ユーザー向け正式版はこの秋に公開される予定です。
<figure />
Source: Apple
Appleは、世界開発者会議(WWDC25)で、iPhone向け次世代OSとしてiOS26を発表しました。バージョン番号はすべてのOSで「26」に共通化されます。デザインはiOS7以来の大幅刷新となり、液体ガラスをモチーフにした半透明のデザインになります。
デザインを刷新!柔軟な液体ガラスをモチーフにした半透明デザイン
iOS26では、半透明のリキッドガラスモチーフとしたデザインを採用し、ホーム画面やメニュー、アイコンのデザインが刷新されます。このデザイン刷新は、すべてのOSに共通して採用されます。
<figure />
柔軟に変化するデザインは、壁紙にも採用され、壁紙のデザインや、表示された通知の数に応じて、時計の文字サイズなどが自動変更となります。
<figure />
フレキシブルな表示は、ミュージック再生中のアートワークのアニメーションなどにも導入されます。
<figure />
カメラは起動時の機能を絞り込んで使いやすく
カメラアプリでは、起動時に表示されるのが「写真」と「ビデオ」に絞り込まれます。
<figure />
シネマティックやポートレートなどのモードには、左右スライドで切り替えが可能です。機能が多くなっていたカメラアプリから、よく使う機能へのアクセスが簡単になります。
写真アプリには、要望の多かったタブ表示が復活します。
<figure />
Safari:デザインが刷新、見やすく使いやすく
Safariにも、液体ガラスをモチーフとしたデザインが取り入れられ、タブバーがWebページ上に浮かぶデザインになり、コンテンツがより広く表示されます。
スクロール操作に応じてタブバーが縮小するなど、ユーザーの操作に応じて柔軟に表示が変化します。
<figure />
電話:迷惑電話対策が強化
電話アプリでは、よく使う連絡先、最近使用した連絡先が画面上部に並ぶ構成に変更されます。また、Apple Intelligenceがそれぞれの連絡先との直近のやりとりを要約して表示します。
<figure />
迷惑電話対策の「着信スクリーニング」機能により、知らない番号からかかってきた電話は着信音を鳴らさず、バックグラウンドで自動応答します。相手が名乗った時点で、着信音が鳴ってユーザーに知らせます。
オペレータの対応待ち時間の間、電話を繋いだままで他の操作が可能になる「保留アシスト」機能も追加されます。オペレーターにつながると、Apple Intelligenceが検知してユーザーに通知し、通話を開始できます。
<figure />
メッセージ:背景を追加、投票機能も
メッセージに背景を設定可能となります。iOS26で用意される既存のイメージのほか、自分の写真や、Apple Intelligenceで生成した画像も利用可能です。
<figure />
グループチャットには「投票」機能が追加され、メンバー間で投票して意見をまとめることが可能となります。グループチャットでは、タイピング中のアニメーションで、誰が入力中か識別できるようになります。
また、スパム対策として、知らない相手から送信されたメッセージは「不明の差出人」に分類され、通知も鳴りません。
画像生成機能も強化
オリジナル絵文字作成機能「ジェン文字」では、作成する人物の表情や髪型の変更が簡単になり、簡単な操作でバリエーション豊富な絵文字が作れます。
<figure />
Image Playgroundでは、説明をChatGPTに送信して、画像生成が可能となります。
<figure />
翻訳機能にもApple Intelligenceが活躍
翻訳機能にApple Intelligenceが導入されて、ユーザーのプライバシーを保護しながら、機能が大幅に強化されます。
リアルタイムで会話を翻訳するライブ翻訳により、電話、メッセージ、FaceTimeでのやり取りを自動翻訳します。
電話でのやり取りは、相手の言葉が翻訳された音声が再生されるのに加え、字幕でも確認できます。
この機能は、APIの提供により、サードパーティーアプリに組み込み可能です。
Apple Music
Apple Musicの歌詞も、Apple Intelligenceにより翻訳可能です。
ミュージックアプリでは、人工知能(AI)を活用して楽曲をミックスしてDJのように楽曲を繋ぐ機能や、気に入っているアーティストやアルバムをピン留めできる機能が追加されます。
マップ
マップアプリは、ユーザーのプライバシーを保護しながら、日常的な習慣を理解し、自宅、学校、職場などのよく利用する経路を学習可能となります。
通勤や通学によく使う経路の遅れがあれば検知して、出発前に自動で通知します。
また、訪問した場所を検知して、マップのライブラリに保存して共有可能できます。不要なライブラリは簡単に削除できます。
ウォレット
自動車のキーの対応メーカーが追加されます。
また、アメリカではデジタルIDとして運転免許証に対応する州が増加するのに加えて、パスポートを追加可能となります。
Apple Pay
Apple Intelligenceにより、Apple Payを使っていなくても配送状況などを確認可能となります。
ゲーム
iOS26では、ゲームに特化した「ゲーム」アプリが追加されます。Apple Arcadeを利用中なら、専用タブでゲームをチェック可能。
PS5用など対応コントローラーなどでアプリ内のメニュー切り替えなどの操作に対応します。
「チャレンジ」機能の追加により、シングルプレイヤーゲームのスコアを友達と競い合って楽しむことができます。
ビジュアルインテリジェンスの進化
iPhoneのカメラコントロールやアクションボタンで起動できるビジュアルインテリジェンスが、iPhoneの画面上の画像コンテンツに対応します。
表示している画像のスクリーンショットを撮影し、メニューからGoogle検索できるほか、被写体の一部を選択しての検索も可能です。
また、スクリーンショットの画像に含まれるイベントの日付をカレンダーへの追加したり、被写体についてChatGPTに質問することもできます。
一般向けには秋に正式公開
iOS26は、開発者向けにベータ版が提供され、一般ユーザー向け正式版は秋に公開される予定です。
Source: Apple
Appleは、世界開発者会議(WWDC25)において、iPadOS26を発表しました。iOS26などと同様、画面デザインを刷新しているほか、マルチタスク機能とファイル管理機能が大幅に強化されます。iPadでMacのようなメニューバーが追加され、「プレビュー」アプリでPDFや画像編集もできます。
iPadOS26ではアプリウィンドウ配置の自由度がアップ
Appleが発表した、iPad向け次世代OSのiPadOS26は、同時に発表されたiOS26やmacOS26と同様、バージョン番号が「26」に統一され、画面デザインは半透明の液体ガラスをモチーフとした外観に一新されます。
<figure />
また、Apple Intelligenceを活用した各種機能も追加されます。
iPadOS26では、アプリウィンドウの右下をドラッグしてサイズを自由に変更でき、次にアプリを呼び出した時も同じサイズで呼び出せます。
<figure />
アプリウィンドウをユーザーが自由に調整して配置可能となります。
<figure />
ウィンドウを自由に重ねたり並べたりと、ユーザーの好みの位置に表示できるので、複数のアプリを同時に使いやすくなります。
<figure />
アプリウィンドウの左上にボタンが追加され、Macと同様に、表示サイズの変更、最小化してDockに入れておく、分割表示などの操作にも対応します。
<figure /><figure />
また、Macと同様に、簡単な操作で開いているアプリを一覧表示もできます。
iPadにMacのようなメニューバーが登場!
iPadOS26では、画面上部にMacのようなメニューバーが追加されます。メニューバーは、スワイプ操作で各種機能を呼び出して操作可能です。
<figure />
アプリ開発者は、メニューバーの内容をカスタマイズして提供可能です。
「ファイル」アプリの自由度向上!フォルダをDockに
iPadOS26では、「ファイル」アプリの機能が強化されます。
ファイル情報を表示する列の幅や、フォルダの色やアイコンをユーザーがカスタマイズでき、デバイス間で同期できます。
<figure />
また、ファイルを開くデフォルトアプリの設定が可能となります。例えば、画像ファイルはPhotoshopで開く、のように設定しておくことができます。
<figure />
よく使うフォルダをDockに置いておくこともできるようになります。
<figure />
iPadに「プレビュー」登場!PDFや画像を簡単編集
iPadOS26では、Macユーザーにはおなじみの「プレビュー」アプリが、iPadでも利用可能となります。
Apple Pencilを使って、PDFファイルへの書き込みやハイライトが簡単にできるようになります。
<figure />
画像の切り抜きやリサイズなどの編集や、ファイル形式を指定した書き出しなどにも対応します。
<figure />
オーディオ&ビデオの操作機能が強化
iPadOS26では、オーディオとビデオの操作機能も強化されます。
アプリごとに、通話や録音に使用するマイクを選択できるセレクタが追加されます。
周囲のノイズを抑える「声を分離」が各種アプリで使用可能になります。
<figure />
AirPodsを使った録音の音質が向上し、クリエイターはAirPodsでスタジオ品質の録音が可能となります。
各種ビデオ通話に参加しているメンバーがそれぞれ、自分の映像と音声を収録し、参加したメンバーが映像を持ち寄ることで、最高の音質と映像のコンテンツを作ることもできます。
<figure />
動画の書き出しなどをバックグラウンド処理可能
iPadOS26では、バックグラウンドタスクが利用可能となり、他のアプリを使いながら動画の書き出しなど、負荷が高く時間のかかるタスクを実行可能となります。
タスクの実行中は、進行状況がライブアクティビティで確認できます。
<figure />
対応iPadはこちら
iPadOS26に対応するiPadは、以下のモデルです。ウィンドウ操作やメニューバーといった新機能は、iPadOS26に対応するすべてのiPadで利用可能です。
- iPad Pro (M4)
- 12.9インチ iPad Pro(第3世代以降)
- 11インチ iPad Pro(第1世代以降)
- iPad Air(M2以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(A16)
- iPad(第8世代以降)
- iPad mini(A17 Pro)
- iPad mini(第5世代以降)
<figure />
iPadOS26は、開発者向けのベータ版が提供開始されています。
一般ユーザー向けの正式版は、この秋に提供される予定です。
<figure />
Source: Apple
Appleが2025年6月10日、世界開発者会議(WWDC25)においてwatchOS11の後継となるwatchOS26を発表しました。
watchOS26も、iOS26と同じLiquid Glassによる新しいソフトウェアデザインを採用しています。
watchOS26の主な新機能
watchOS26ではこれまでの使い勝手を維持しながら、スマートスタック、コントロールセンター、写真の文字盤、アプリ内のコントロールなどが改良されています。
<figure />
watchOS26では、Apple Intelligenceによる新機能も利用可能になります。
watchOS26によるApple Intelligenceは、ワークアウトに関するものです。Workout Buddyでは、ユーザーの好みやワークアウトの種類に合わせた最適な音楽が提案されます。
コントロールセンターへのウィジェット追加
watchOS26では、サードパーティのアプリ開発者がコントロールセンター、アクションボタン、スマートスタックのウィジェットに追加を追加することができるようになります。
<figure />
Liquid Glassを用いた、「写真」文字盤
watchOS26の新しいソフトウェアバージョンデザインであるLiquid Glassを用いた文字盤として、「写真」文字盤が提供されます。
<figure />
Workout Buddyの提供
Workout BuddyはBluetoothヘッドフォンを装着したApple Watchで利用可能で、まずは英語版のみ提供されます。
Workout Buddyを利用するには、Apple Intelligenceに対応したiPhoneが必要です。
<figure />
Workout Buddyは、Apple Intelligenceによりユーザーのワークアウトデータとフィットネス履歴を基に、心拍数やアクティビティリング、ユーザー毎のワークアウトの達成状況などのデータを基に、ユーザーのやる気を高めるための情報が提供されます。
<figure />
Workout Buddyが提供するものとしてAppleは、ユーザーが行ったワークアウトに対する賞賛と達成状況、ランニング中のペースを通知、ワークアウト終了後はペースやサマリーを通知することを挙げており、ユーザーに次の目標を問い合わせることなども行うと説明しています。
スマートスタック
watchOS26ではスマートスタックにおいて、スマートスタックヒントが導入されます。
<figure />
メッセージ
watchOS26のメッセージアプリでは、ライブ翻訳が利用可能になります。
ライブ翻訳を利用すると、受信したメッセージがユーザーが利用中の言語(例えば日本語)に翻訳され、返信する際は相手が利用中の言語(例えば英語)に翻訳されます。
ライブ翻訳は、Apple Intelligence対応のiPhoneとペアリングしたApple Watch Series 9、Apple Watch Series 10、Apple Watch Ultra 2で利用可能です。
<figure />
通知
watchOS26にアップデートしたApple Watch Series 9、Apple Watch Series 10、Apple Watch Ultra 2では、通知において手首をフリックするジェスチャーが利用可能になります。
また、通知音がユーザーの背景音に基づき自動調整されます。
これにより例えば、図書館など静かな環境で大音量の通知音がなることなどを避けることができるようになります。
<figure><video controls="" src="https://iphone-mania.jp/wp-content/uploads/2025/06/10/Apple-WWDC25-watchOS-26-Wrist-flick-gesture-250609.mp4" /></figure>
メモアプリを新搭載
watchOS26には新たに、メモアプリが搭載されます。
メモは、キーボードや音声入力で作成可能です。
<figure />
対応モデルはApple Watch Series 6以降
watchOS26は、iOS26を搭載したiPhone11シリーズ以降のiPhoneとペアリングされたApple Watch Series 6以降のモデル、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch UltraとApple Watch Ultra 2に対応します。
Source:Apple
日本時間10日未明から今年の世界開発者会議(WWDC25)の基調講演が行われましたが、AirPodsの新機能についても触れられたようです。どのような機能が今後AirPodsで新たに利用可能となるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
WWDC25で発表されたAirPodsの新機能まとめ
スタジオ品質の録音に対応(AirPods 4/AirPods Pro 2)
AirPods 4およびAirPods Pro(第2世代)は、インタビューやポッドキャスト、楽曲、ビデオなどの録音時に、スタジオ品質の音声録音が可能になりました。外出先でも高品質なボーカルを収録できるとAppleは説明しています。
この機能により、iPhoneのカメラやボイスメモ、サードパーティの録音・カメラアプリなどでも、より自然で明瞭な声の質感が得られます。通話品質(iPhone通話、FaceTime、ZoomなどのCallKit対応アプリ)も向上します。
カメラのリモート操作が可能に
AirPodsのステム(軸)部分を長押しすることで、iPhoneやiPadのカメラアプリを遠隔操作して写真や動画の撮影が可能になります。撮影終了も長押しで操作でき、TikTokなどのSNSで自撮りパフォーマンスをしながら動画を撮るのが簡単になります。
AirPodsのソフトウェア更新を手動で管理
設定アプリに新たなAirPodsのソフトウェアアップデート画面が追加され、手動でのファームウェア更新が可能になります。
睡眠中に自動で再生を一時停止
ベッドで音楽やポッドキャスト、オーディオブックを聴いているときに眠りにつくと自動で再生が一時停止されます。
CarPlayとの自動切り替え
AirPodsで再生中に車に乗ると、そのまま音声がCarPlayに引き継がれるようになります。
ヘッドフォンでの音声出力を維持
AirPods使用時に、車載スピーカーやBluetoothスピーカーがiPhoneに接続されても、再生中の音声をヘッドフォンのまま出力し続けることができます。
すでにベータ版ファームウェアが公開
AirPods 4/AirPods Pro 2向けのベータ版ファームウェア「8A5279d」がすでに開発者向けにリリースされています。
ファームウェアを使用するには、iOS26、iPadOS26、macOS 26がインストールが必要となっています。
Source: MacRumors (1), (2)
Photo: Apple
Appleは今年の世界開発者会議(WWDC)の基調講演にて、macOSの新バージョン「macOS Tahoe」を発表しました。このバージョンは一部のIntel搭載Macにも対応していますが、次期バージョンではIntel搭載Macのサポートを完全に終了する方針であることが明らかにされました。
macOS Tahoeは多くのIntel Macに対応
macOS Tahoeでは、メニューバーの透明化、Finderのカスタマイズ性向上、Spotlightの大幅な強化など、さまざまなアップデートが行われています。
新しいOSが登場するたびに気になるのは、旧デバイスへの対応状況ですが、macOS Tahoeが多くのIntel搭載Macに対応していることがわかり、安心したユーザーも多いのではないでしょうか。
次期macOSではIntel完全非対応に?
基調講演とは別に開催された、開発者向けに新機能を詳しく紹介する「Platforms State of the Union」において、来年登場予定のmacOS 27では、Intel搭載Macのサポートが完全に終了することが明かされたと、米メディアMacRumorsが報じています。
Appleシリコンへの移行は2020年に開始
Apple製チップ「Appleシリコン」への移行は、2020年に登場したM1チップ搭載Macから始まりました。すでに2年前には移行が完了しており、現在AppleはIntel搭載Macを販売していません。
数年前にはIntel Macへのサポートは2024年にも終了すると噂されていたことを踏まえると、今年の最新OSでもサポートが継続されたことは喜ばしい事態と言えるのではないでしょうか。
Source: MacRumors