人気記事
About&Contact
Features
ラグジュアリーホテルブランド「カペラホテルズ&リゾーツ」が⽇本初上陸
2026.4.14
「カペラ京都」京都・宮川町にオープン
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
ラグジュアリーホテルブランド「カペラホテルズ&リゾーツ」が、⽇本初上陸となる「カペラ京都」を開業した。京都・祇園にほど近い花街・宮川町に位置し、鴨川まで徒歩圏内、周囲には京都最古の禅寺・建仁寺や昨年新築された歌舞練場など、京都の歴史と文化を象徴する建造物が佇む。
建築は隈研吾建築都市設計事務所、インテリアデザインはシンガポールを拠点とするブリューイン デザイン オフィスが⼿がけ、京都の伝統的な町家を現代的に再解釈し、町家特有の奥⾏きのある構造や「坪庭」の精神性を取り込んで、京都の暮らしが育んだ空間⽂化を現代的に表現している。
館内のインテリアには檜、杉、竹、和紙、陶器など、京都にゆかりのある素材を採用し、素材の質感や光の移ろいを重視しつつ、華美な装飾に頼らない空間づくりがされている。
デラックス シティ キングルーム
温泉スイート
全89 室の客室は、いずれも50㎡以上のゆとりある広さ。デラックス シティルームから、206㎡を誇る最上階のカペラスイート、建仁寺を正⾯に望む2室の祇園スイート、坪庭を望む専⽤の温泉⾵呂で、毎⽇源泉から運ばれてくる温泉が楽しめる6室の温泉スイートなど多彩なタイプが用意されている。
SoNoMa by SingleThread(想乃間 by SingleThread)
ナイトダイニング「宵」
館内は、カリフォルニア州ソノマを拠点とするミシュラン三つ星レストラン「シングルスレッド」初の海外プロジェクトとなるシグネチャーレストラン「SoNoMa by SingleThread(想乃間 by SingleThread)」、季節ごとの旬の素材を活かした繊細なフレンチが楽しめるオールデイダイニング「Lanterne(ランテーヌ)」、バーを主軸とした和食レストラン「宵」と3つのレストランがあり、個性の違う美食体験が楽しめる。
このほか、天然温泉をプライベートに愉しめる個室も備えたスパ「Auriga Spa(アウリガスパ)」、宴会場や会議室、1日一組限定のウェディングにも最適なグランドボールルームなど、様々なシーンで利用できる施設で構成されている。
あなたも京都の新たな文化拠点で静謐で上質な時間を過ごしてみてはいかが。
◆カペラ京都
【所在地】京都府京都市東⼭区⼤和⼤路通四条下る四丁⽬⼩松町130
【客室数】89室(内29室スイート)
【アクセス】京阪本線「祇園四条駅」徒歩約4分
阪急京都線「京都河原町駅」徒歩約8分
※詳細は公式サイトを要確認
関連リンク
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
Features
2026.4.3
ジャヌ東京、春限定「ピクニック at テラス」
関連記事
投稿 「カペラ京都」京都・宮川町にオープン は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
京町家の客室で味わう、いちごのアフタヌーンティー
2026.4.14
「THE HIRAMATSU 京都」春限定ステイプラン
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
京都・室町通に佇む、築120年の京町家を再構築したホテル「THE HIRAMATSU 京都」では、4月30日までの期間、京都産いちごを中心としたプチアフタヌーンティーを客室で楽しむ、春限定の宿泊プランを展開している。
※写真はイメージです。内容は仕入れ状況により変更となる場合があります。
並ぶのは、フレッシュないちごをはじめ、マカロンやタルト、プチケーキなど、パティシエ特製のスイーツ。夕食前でも軽やかに味わえる一口サイズで、上品なボリューム感も魅力だ。
さらに、1室につき1本、スパークリングワインのフルボトルを用意。いちごの甘酸っぱさと泡の爽やかさが重なり合う春らしいマリアージュを、客室でゆったりと楽しめる。
全29室の客室は、54㎡から104㎡までのゆとりある設え。障子越しにやわらかな光が差し込み、京都の中心にありながら喧騒を忘れさせる、上質な“おこもり”の時間を演出する。
「リストランテ ラ・ルーチェ」(イタリア料理)
「割烹 いずみ」(日本料理)
館内には、イタリア料理と日本料理のレストランを併設。夕食は、京都の伝統食材や出汁を取り入れた「リストランテ ラ・ルーチェ」のフルコース、または欅の一枚板のカウンターで味わう日本料理「割烹 いずみ」から選択可能だ。
120年の時を重ねた京町家の趣が息づく空間で、ゆったりと春を味わう。季節を映す、華やかな滞在を楽しんでみてはいかがだろうか。
◆THE HIRAMATSU 京都
【期間限定/イタリア料理or日本料理】お部屋で楽しむいちごのプチアフタヌーンティープラン/夕・朝食付
【宿泊期間】開催中~~ 2026年4月30日(木)
【料金】1名 ¥80,400~ (2名1室/消費税込み)
※料金は、客室タイプによって異なります。
※現地にて京都市宿泊税(1名1泊¥400~10,000)が必要となります。
【内容】
・春限定 プチアフタヌーンティー
・スパークリングワイン(1室につき、フルボトル1本)
・夕食 イタリア料理または日本料理のフルコース
・朝食 和食または洋食
※チェックイン(15:00)前の到着時には、館内「くら」にてスイーツを提供。
関連リンク
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
Features
2026.4.3
ジャヌ東京、春限定「ピクニック at テラス」
投稿 「THE HIRAMATSU 京都」春限定ステイプラン は Premium Japan に最初に表示されました。
Experiences
Spotlight
ワインジャーナリスト柳忠之が体験した贅沢な夜
2026.4.10
“手に入りにくい”からこそ価値がある——Kisvinと過ごすリゾナーレ八ヶ岳旅
アペリティフタイムのスパークリングから食後のグラッパまで、さまざまなワインを味わった。
ようやく春めいてきた3月初旬、山梨県北杜市の「リゾナーレ八ヶ岳」が県内の「Kisvin Winery(キスヴィン・ワイナリー)」とコラボレーション。ホテル内のメインダイニング「OTTO SETTE(オット・セッテ)」でワインメーカーズディナーを開催しました。
Kisvinワイナリーを訪ねたところはじまり、リゾナーレ八ヶ岳で体験したKisvinのワインから構築した数々の素晴らしい料理、さらにはリゾナーレ八ヶ岳での滞在をワインジャーナリストの柳 忠之(やなぎただゆき)が紹介します。
Kisvinの魅力を紐解く Kisvinワイン畑とワイナリーを訪れる
八ヶ岳の南麓、山梨と長野の県境に佇むリゾナーレ八ヶ岳。山梨・長野といえば、どちらもワインの銘醸地です。ここリゾナーレ八ヶ岳は、星野リゾートの中でもとくにワインにスポットを当て、その魅力を満喫できる“ワインリゾート”を標榜しています。
その詳細は現地についてから語ることにして、一行を乗せたバスは正午前に東京・丸の内を出発。まずはワイナリーのある山梨県甲州市の塩山地区を目指します。
中央高速を勝沼インターチェンジで下り、山坂道をしばらく走って到着したのはブドウ畑の前。そこにKisvinのふたりのワインメーカー、斎藤まゆさんと川上黎さんが待っていました。
山梨県甲州市の塩山地区。市の南西部に佇む小高い丘「塩の山」が名前の由来とされ、2005年に旧勝沼町や大和村と合併して甲州市となった。しかしこの地で塩が取れるわけではなく、「四方の山」が転じて「塩の山」になったという。
Photo by tadayuki yanagi
3月になって眠りから覚めたブドウの樹が土中の水を吸い上げる。剪定を終えた枝の先から“ブドウの涙”がこぼれ落ちる。
目の前のブドウは山梨で1000年以上の歴史を誇る甲州種。剪定を終えた枝の先から樹液がポタポタと垂れ始めています。「これはブドウが休眠から目覚め、今年の活動を開始した知らせです」と斎藤さん。仕立て方も甲州では一般的な棚仕立てですが、生食用のブドウとも醸造用のブドウとも少し異なるKisvin独特の剪定法がとられています。
「通常の剪定法では、枝の元の方と先の方でブドウの出来に差が生じることがありました。そこで試しに枝の長さを長短互い違いにしてみたら、全体に均一なブドウが収穫できたんです」と川上さん。斎藤さんは「結果がはっきりわからずとも、まずはトライしてみるのがKisvin精神」と語ります。
Kisvinのワインメーカー、斎藤まゆさん(左)と川上黎さん(右)。
そこからまたバスに乗り込み、同じく塩山地区のワイナリーへ。といっても、海外のワイナリーとは比較にならないほどの小さな規模。まさに“ガレージワイン”という表現がぴったりです。樽熟成庫ではシャルドネのバトナージュを川上さんが披露。これは樽の底に溜まった澱を専用の棒でかき回し、ワインに厚みと滑らかさを与える作業です。
「子供の頃、母がお味噌汁を作ると私を呼んで味見させるんです。バトナージュはだし汁にお味噌を溶くのに似ていて、作業のたびに子供の頃の記憶がよみがえります」と斎藤さん。
続いてステンレス製の発酵タンクが並ぶ施設に移動し、ラベル貼りのデモンストレーション。驚いたことに一本一本、手貼りです。Kisvinはこのラベル貼りひとつにもこだわりがあり、ボトルの縫合線にラベルを被せない、ラベルはボトルの底から20ミリの位置に貼るなどのルールを設けているとか。
「ラベル貼りまで自動でできる瓶詰め器があればどれだけ楽なことか。きらびやかなワイナリーがうらやましいと思うこともあります」と本音をもらす斎藤さん。「でも私たちは本物のワインを造ることに専念してきました。本物のワインは質の高いブドウがあってこそ。ですから私たちは、ワインの売り上げをまずブドウ畑に還元してきました。そのおかげで今日までワインを造り続けて来られたのだと思います」。
バトナージュ前と後のワインが注がれたグラスをもつ斎藤さん。濁り具合がこんなにも違う。「母が作るお味噌汁を思い出す」と斎藤さん。
Photo by tadayuki yanagi
小型の発酵タンクが並ぶ醸造施設はまさにガレージワインの趣き。ここから世界が認めるプレミアムなワインが生まれ出る。
Photo by tadayuki yanagi
レストランバスで堪能する Kisvinワインの芳醇な味わい
ワイナリー見学のあとはまたバスに乗車し、一路、リゾナーレを目指すのかと思えば、高速道路に入る前にバスを乗り換え。屋根がぽっかり開いた二階建てのバスは、その名もレストランバス。二階のキャビンで食事ができるようになっています。
車内でリゾナーレが用意したアペタイザーが配られ、ここでようやくKisvinのワインが登場。
サプライズのレストランバスに乗り換え、八ヶ岳を目指す。バスは1階が配膳のためのキッチン、2階がオープントップのキャビンになっている。
リゾナーレ八ヶ岳が特別に用意したアペタイザー。
Photo by tadayuki yanagi
21種類ものブドウ品種が混醸された「Kisvin Blanc 2024」をゲストに注ぐのは、リゾナーレ八ヶ岳の加茂文彦ソムリエ。フランスから農事功労章を贈られた、日本が誇る名ソムリエのひとり。
Photo by tadayuki yanagi
ワインのサービスはリゾナーレ八ヶ岳の加茂文彦ソムリエです。パリの名店「リュカ・カルトン」で研鑽を積み、帰国後は日本国内のラグジュアリーホテルでシェフソムリエを歴任した日本が誇る名ソムリエのひとり。奥様の夢であった八ヶ岳移住を実現させ、昨年からリゾナーレ八ヶ岳でワインのサービスにあたられています。
グラスに注がれたのは「Kisvin Blanc 2024」。とても香り高い白ワインで、なんと、21種類ものブドウ品種を一緒に搾って造ったとのこと。品種の中にはシャインマスカットやマスカット・オブ・アレキサンドリアも含まれ、それがこの華やかな香りを醸し出しているようです。
Kisvinが世界的に注目されたきっかけは、ワイン界巨匠のSNS
バスの中で、斎藤さんがKisvinの歴史について語ってくれました。
Kisvinは2013年創業のまだ歴史の浅いワイナリーです。そのルーツは山梨県で3代続く荻原ブドウ園。3代目の荻原康弘さんは日本ワインの時代が来ることを予見し、2005年からワイン醸造用ブドウの栽培に取り掛かります。当初は収穫したブドウを近隣のワイナリーに販売していましたが、そのワイナリーから「お宅のブドウは格段に違う」と言われ、荻原さんは自社でのワイン醸造を決意。カリフォルニアで醸造学を勉強していた斎藤さんをヘッドハンティングしました。「造ったのはいいけれど、最初は在庫の山。親戚のおばさんを拝み倒して買ってもらっていました」と斎藤さん。
ところがある日、斎藤さんの、いや、Kisvinの運命を変える人物が現れます。それは2010年度の世界最優秀ソムリエで、ワイン界の最高権威マスター・オブ・ワインの称号をもつジェラール・バッセさん(2019年に他界)。斎藤さんは来日したバッセさんとディナーを共にするチャンスに恵まれ、そこでKisvinのワインをテイスティングしてもらいました。するとピノ・ノワールを大絶賛。バッセさんがそのワインの画像に「才能ある醸造家、斎藤まゆ」と添えてソーシャルメディアにアップしたことをきっかけに、日本のマスコミも騒ぎ出し、在庫一掃。一夜にしてワイン愛好家が血眼になって買い求める、日本ワインのプレミアムブランドとなりました。まさにシンデレラストーリーです。
ディナーでは川上さんが初めて手がけたKisvin Zinfandel Roséや、世界最優秀ソムリエのジェラール・バッセさんが絶賛したKisvin Pinot Noirも供された。
リゾナーレ八ヶ岳のもう一つの愉しみ ワインを極める贅沢時間
そのようなお話を伺っているうちに、バスはリゾナーレ八ヶ岳に到着。ワインリゾートへと誘われます。
まずはワインショップの「八ヶ岳ワインハウス」。ここでは山梨・長野の希少なワインが買えるだけでなく、プリペイド式のワインサーバーで常時24種類のワインが試飲可能。興味がそそられるワインを、25mlのひと口サイズから試せるのはうれしいかぎりです。また「BYO (BringYour Own) 」といって、ここで購入したボトルをリゾート内のレストランやカフェに無料で持ち込んで楽しむことも可能です。
世界的建築家のマリオ・ベリーニが設計したリゾナーレ八ヶ岳。イタリアの山岳都市をイメージしたとされる。これは象徴的なピーマン通り。
入手困難なアイテムも並ぶワインショップの「八ヶ岳ワインハウス」。プリペイド式のワインサーバーから試飲もできる。
そして、ワインリゾートを象徴する客室が「ワインスイートメゾネット」。その名のとおり、
ワインの余韻に浸るために設られたメゾネットタイプのスイートルームで、ボルドーカラーを基調としたインテリアがワイン好きの心を鷲掴み。小型のセラーには有料ながら各種ワインが用意され、気が向いた時に楽しむことができます。
最後に、ワインとのペアリングを堪能するメインダイニングの「OTTO SETTE」です。2年前にリニューアルし、天井がアーチを描いたワインカーヴのイメージに進化しました。今回のワインメーカーズディナーはリニューアル後初となるイベントとのことで、期待が大きく膨らみます。
ワインをこよなく愛するゲストのために設られた「ワインスイートメゾネット」。ボルドーカラーを基調としたインテリアが気分を盛り上げる。
ワインカーヴをイメージする「OTTO SETTE」で目眩く幸せ時間
料理は2021年からOTTO SETTEの料理長を務める鎌田匡人シェフ。自然に恵まれたこの地ならではの食材を用い、イタリアンの技法で調理。加茂ソムリエとのコンビネーションで、ワインとのマッチングを最大限に引き出した料理が提供されました。
例えば最初のひと皿は、ピノ・ノワールとシラーをブレンドした「Kisvin Rubis 2021(キスヴィン・ルビー2021)」に合わせて「甲斐あかね鱒と鹿肉のタルターラ」。
「軽めの赤ワインなので、赤身の肉を冷製のアンティパスト(前菜)にしてほしいとシェフにリクエストしました」と加茂ソムリエ。山梨では近年ジビエ(狩猟肉)が名物で、今回は鹿肉をビーツと一緒にゆっくり火入れ。エスプーマにした鱒と合わせて、ピエモンテ地方のビッテロ・トンナートのようなイメージに仕上げたそうです。
ディナーが始まって5本目のワイン「Pinot Noir Rosé(ピノ・ノワール・ロゼ2024)」が登場した後にまたサプライズが。ロゼがもう一種サーブされました。「Zinfandel Rosé 2020(ジンファンデル・ロゼ2020)」です。
このロゼは2つの意味で特別なワインです。ひとつはこの年を最後にジンファンデルの栽培を断念し、他の品種に転換してしまったため、これが最後のジンファンデルであること。
メインダイニングの「OTTO SETTE」は2年前にリニューアル。ワインカーブをイメージしたアーチ型の天井となった。
ゲストにワインの解説をする斎藤さん。自身が手がけたワインへの熱い想いが伝わる。
NHKの番組「仕事の流儀」に、斎藤まゆさんが出演したのはまさにこの年。2020年は雨が多く、ただでさえも雨を嫌うジンファンデルにとって過酷な年でした。ジンファンデルを引き抜くエピソードは番組でも取り上げられていました。
もうひとつは後輩ワインメーカーの川上さんが初めて単独で醸造を任されたのが、この2020年のジンファンデル・ロゼということ。色付きの悪いジンファンデルをロゼに仕上げたところ、これが功を奏し、果実味豊かで飲みごたえのあるロゼワインに仕上がりました。しかし、ワインが出来上がった頃にはすでにジンファンデルの樹はなく、このワインが幻の一本となってしまいました。
ディナーのメニュー。
山菜のトルタにKisvin Koshu Réserve 2022。
虹鱒のロースト、苺のケッカソースにKisvin Pinot Noir Rosé 2024。
牛フィレ肉のじゃがいも包み焼きにKisvin Pinot Noir 2019。
肉料理を自ら切り分ける鎌田匡人シェフ。
そしてこのディナーの席で斎藤さんは、川上さんの醸造責任者昇格を発表。自身は醸造総指揮の立場で、今後もKisvinのワイン造りを支えていくと語られました。
ディナーでサーブされたワインは、サプライズのジンファンデル・ロゼも含めて9種類。一方の料理はアンティパストからドルチェ(デザート)まで全7品。ピノ・ノワール・ロゼがもつイチゴのアロマに合わせ、ふだんはソースにトマトを使うところをイチゴに変更したりと、細かな微調整を加茂ソムリエと鎌田シェフが取り組んだ結果、完璧なマリアージュのワインメーカーズディナーとなりました。
銘酒あるところに美食あり。逆もまたしかり。リゾナーレ八ヶ岳では、今後も山梨・長野両県のワイナリーとコラボレーションし、さまざまなイベントを開催していくそうです。日本ワインの発展にワイン・リゾートが果たす役割は計り知れず、これからも目が離せません。
雨降りの2020年に初めて手がけたKisvin Zinfandel Roséを解説する川上さんと、その姿を袖から見守る斎藤さん。この日、川上さんの醸造責任者昇格が発表された。
Photo by tadayuki yanagi
柳 忠之 Tadayuki Yanagi
ワインジャーナリスト 196年横浜生まれ。ワイン専門誌の記者を経て、1997年からフリーのワインジャーナリスト。世界各地を取材した情報を発信。専門誌のほか、ライフスタイル誌にもワイン関連の記事を寄稿。シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ、ボルドー・ボンタン騎士団名誉コマンドゥール。
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
関連記事
投稿 “手に入りにくい”からこそ価値がある——Kisvinと過ごすリゾナーレ八ヶ岳旅 は Premium Japan に最初に表示されました。
清潔感のある口元は、新生活シーズンの第一印象を大きく左右します。歯面・歯間・口内環境を整えて、感じのよい爽やかな清潔感をまといましょう。忙しい日も無理なく続けられる、おすすめの高機能オーラルケアアイテムをご紹介します。
【管理栄養士が回答】パンは太ると言われがちですが、選び方や食べ方次第でダイエット中でも取り入れることは可能です。太りにくいパンの選び方と、食べるときの注意点を解説します。(※画像:Shutterstock.com)
JCCO
PREMIUM JAPAN AWARD
日本文化発信機構 JCCOが目指すもの
2026.4.9
なぜ世界は日本の旅館に惹かれるのか THE RYOKAN COLLECTION 福永浩貴が語る観光文化の未来
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
訪日外国人旅行者の増加により、日本の観光産業は大きな転換期を迎えている。その中で、日本各地の優れた旅館を世界へ紹介し続けてきた「THE RYOKAN COLLECTION(ザ・リョカンコレクション)」の創設者・福永浩貴氏。Premium Japan編集長であり、日本文化発信機構(JCCO)専務理事を務める島村美緒が、日本の旅館文化の価値、そして観光がもたらす地域の未来について話を聞いた。
旅館は日本でしか体験できない貴重な体験
島村 まずはザ・リョカンコレクションについて教えてください。
福永 「ザ・リョカンコレクション」は、2004年に「日本旅館を、世界のRYOKANへ」をスローガンに掲げてスタートした、日本旅館と小規模ホテルに特化した国際ホテルコンソーシアムです。現在の加盟施設は45で、外国人個人会員は12万人を突破しました。
島村 その道のりは容易ではなかったと思いますが、<wbr />日本の旅館文化を世界へ発信することは日本人としても誇らしい取<wbr />り組みですね。昨今、日本の伝統文化をいかに継承し守っていくのかが、あらゆる業界で課題となっています。旅館業界はいかがでしょうか。
福永 ザ・リョカンコレクションの活動の根底にあるのは、日本の旅館文化や地域文化を世界に紹介し、守り、次の世代につないでいくこと。この想いは、創業以来、ずっと変わっていません。
旅館というのは単なる宿泊施設ではなく、その地域そのものを体現する存在だと思っています。宿に泊まれば、その土地の食材を使った料理が出てきますし、地域の工芸品や器が使われ、建物や美しい自然など、その土地の文化が表れています。つまり旅館に泊まることは、その地域の文化を体験することでもあるわけです。
島村 旅館は地域に密着する存在であり、地方創生の担い手でもあるということですね。旅館は、日本人にとっては身近な存在ですが、世界からはどのように見られているのでしょうか。
福永 私がザ・リョカンコレクションの活動を始めた20年以上前は、海外で「旅館(RYOKAN)」という言葉を知っている人はほとんどいませんでした。
しかし今では、日本に行くなら旅館に泊まりたい、温泉に入りたいという声を世界中で聞くようになりました。旅館は、日本文化を体験できる場所として確実に認知されてきています。
海外のお客様にとって、日本の旅館は非常に特別な存在なんです。温泉に入って、和食を食べて、畳の部屋で過ごす。その体験は世界のホテルにはないものです。
旅館業界が直面する現実
島村 現在の日本の旅館業界の状況はいかがですか。
福永 実は旅館産業は、統計的に見ると衰退産業とも言われています。旅館の数は年々減っているのが現状です。
その背景には、日本の人口減少があります。旅館のお客様は、外国人のお客様が増えているとはいえ、まだまだ日本人が中心です。全体で見ると外国人比率は3割程度でしょう。国内旅行の市場が縮小している以上、旅館業界も影響を受けています。
島村 外国人だけでなく、日本人の集客も重要ということですね。
福永 日本の観光業界の構造形態も背景にはあると思います。これまでの観光ビジネスは、旅行会社を中心としたモデルでした。旅行会社が人を運び、そこにお金が落ちる仕組みです。もちろんそれは重要な役割ですが、観光を地域の文化継承という観点で考えると、その構造自体が変化の時期を迎えているとも言えるのかもしれません。
世界が評価する日本の旅館文化とは
福永 日本の旅館文化には、世界的にも特別な価値があると思います。旅館という産業は1300年以上の歴史を持ち、今でも何万軒という宿が営業している。これは世界でも非常に珍しい文化です。
その背景には、日本人のホスピタリティがあります。日本人は昔から、家に来た人に「ゆっくりしていってください」「お風呂に入ってください」と自然に声をかけますよね。これは単なるサービスではなく、人を思いやる文化です。
島村 日本人の“おもてなし”と呼ばれる価値観ですね。
福永 そうですね、ただ “おもてなし“という言葉は、本来の意味や深さを理解されず、独り歩きしているところがあり、私は、単純に“おもてなし”という言葉を使うのを控えているのですが、旅館で提供する和食の繊細さ、建築の美しさ、自然を敬う心、人への思いやりなど、旅館文化には日本ならではの価値が存在すると思っています。そしてこの体験を多くの方に経験していただき、“おもてなし”の本来の意味や文化的背景にも興味を持っていただきたいと思っています。
島村 旅館は単なる宿泊施設ではなく、文化体験そのものなのということですね。
福永 そして旅館が地域観光の拠点となって欲しいという思いもあります。地域観光の成功で重要になってくるのは、「地元の人の幸福」につながっていくことです。
外国人観光客を増やそうという議論になると、必ずオーバーツーリズムの問題が出てきます。だからこそ、観光はまず地元の人が喜ぶ形でなければいけないと思います。
島村 外国人が増えることで地元の人の生活が混乱するのでは本末転倒ですね。外国人観光客の訪問が地域経済を活性化させる、そんな仕掛けが必要ですね。
福永 その通りです。地元の人が楽しんでいる場所は、外から見ても魅力的です。本物の文化がそこにあるからです。地域の生活と観光を切り離すのではなく、共存させる。その発想が重要だと思います。
旅館の役割は地域の活性化の旗振り役
福永 今はインバウンドの時代です。世界中から人が日本を訪れています。言ってみれば、日本は毎日が博覧会のような状態なんです。
外国人観光客は観光地に出かけることだけが目的ではありません。彼らは日本の食文化や自然、歴史、アートなど、日本そのものを体験しに来ているのです。
だからこそ、これからの観光は地域が主体となって考えていかなければいけません。地域をどう発展させるかは、行政だけでなく、地域の事業者が中心になって取り組むべきものです。
旅館の経営者は地元の名士的な存在であることが多い。だからこそ、その旗振り役を担って欲しいと考えていますし、その糸口を一緒に探すお手伝いもしています。
島村 世界的にもホテルが中心となり町おこしをする成功例はあるのでしょうか。
福永 はい、ヨーロッパには多くの事例があります。成功している観光地では、ホテルのオーナーたちが地域のリーダーとなり、観光組織をつくり、自ら世界に発信しています。
今はインターネットがありますから、地域から直接世界へ情報を届けることができる時代です。旅館が直接、世界とつながることができるのです。
島村 日本は発信下手ですから、世界へどうアピールするかが今後のカギになりますね。
福永 そういった点では、当社では20年前から、優れた旅館を世界へ紹介する橋渡しをしています。しかし独自に世界へ積極的に発信している旅館も増えていると思います。
ウェルネスツーリズムという新たな可能性の追求
島村 近年、新しい取り組みにも力を入れていらっしゃると伺いました。
福永 最近力を入れているのが、ウェルネスツーリズムです。タイの高級ウェルネスリゾート「チバソム」と提携し、日本の温泉地で新しい滞在プログラムを開発しています。「チバソム」はタイ語で“安寧の隠れ家”を意味しているように、良質な食事と各種スパメニュー、ウェルビーイング(身体的、精神的に良好な状態であること)を目指す場所であり、ウェルネスリゾートの先駆けです。
島村 日本でも体験できるようになるのは嬉しいですね。
福永 世界の富裕層の間では、健康を目的とした長期滞在型の旅行が増えています。日本では古くから湯治があるように、温泉はウェルネス文化そのものです。
温泉、自然、和食、医療を組み合わせた滞在プログラムを開発し、長期滞在を促していく。これまでの一泊二食型から、新しいモデルへと進化していく必要があります。まず第一弾として、水上温泉の「別邸 仙寿庵」でこのプログラムをスタートします。忙しい人々が心身の健康と安寧を得ることができる滞在プログラムを提唱していきたいと思っています。
群馬県みなかみ町が誇る谷川連峰の壮大な自然に囲まれた「別邸仙寿庵」。
日本文化発信機構(JCCO)理事として、さらなる日本の宝を再発見したい
島村 お忙しい中、JCCOの理事をお引き受けいただきありがとうございます。その理由を教えてください。
福永 日本には本当に素晴らしい人や技術、文化があります。でも、それが十分に知られていない。これはとてももったいないことだと思っています。
地方には、世界に誇れる職人や料理人、文化人が数多く存在しています。しかし、その価値が広く知られる機会は決して多くありません。
私はこれまで旅館を通じて日本文化を海外に紹介してきましたが、それだけでは紹介しきれない魅力がまだまだあります。
文化というものは、誰かが光を当てなければ見えないものです。優れた人や技術を社会に紹介することは、日本文化を未来につないでいくことでもあると思っています。
日本には宝の山のように素晴らしい文化があります。それをどう発信し、どう守っていくか。それがこれからの日本にとって重要なテーマだと思っています。
島村 ありがとうございました。引き続きJCCOの活動にお力添えをよろしくお願いいたします。
福永浩貴 Hiroki Fukunaga
THE RYOKAN COLLECTION代表。兵庫県西宮市出身。英国の高級ホテルチェーンでの経験を経て、2004年に日本初の高級旅館コンソーシアム「THE RYOKAN COLLECTION(ザ・リョカンコレクション)を設立。海外富裕層市場に向けたマーケティングとブランド構築を推進し、日本旅館の価値向上に取り組む。日本文化発信機構(JCCO)理事。
Photos by Toshiyuki Furuya
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
JCCO
PREMIUM JAPAN AWARD
日本文化発信機構 JCCOが目指すもの
PREMIUM JAPAN AWARD
関連記事
投稿 なぜ世界は日本の旅館に惹かれるのか THE RYOKAN COLLECTION 福永浩貴が語る観光文化の未来 は Premium Japan に最初に表示されました。
Features
花と新茶で感じる、春から初夏へのうつろい
2026.4.9
「星のや東京」季節を味わう特別な滞在
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
心地よい風が吹き、花が咲き誇る春。東京・大手町の“塔の日本旅館”「星のや東京」では、5月31日(日)まで、春から初夏へのうつろいを五感で楽しむ特別な滞在を展開。花に想いを託す体験や、旬の新茶を味わうひとときが用意され、季節の豊かさを感じられるはずだ。
「花笑みのとき」
【期間】開催中~2026年5月31日(日)
【料金】2名 83,750円~、3名 92,550円~(税・サービス料込、宿泊料別)
【含まれるもの】花の室礼、お花箱づくり体験
【予約】3週間前までに要予約
なかでも象徴的なのが、大切な人への想いを花で表現する「花笑みのとき」。専属の華道家とともに、客室や共用空間に花をしつらえ、滞在そのものを特別な時間へと導く。出発前には、しつらえた花でお花箱を仕立て、余韻とともに持ち帰ることもできる。
「よい前のひととき」
【期間】開催中~2026年5月31日(日)
【時間】17:00~18:00
【料金】無料
【予約】不要
夕食前には、季節のおつまみと酒を味わう「よい前のひととき」を提供。用意されるのは、木の芽味噌が爽やかに香る豆腐田楽と、それに合わせた日本酒。酒と料理とともに花見を楽しんだ江戸の文化にならい、空間には桜のしつらいが置かれ、往時の風情を感じる粋な体験が楽しめる。
「新茶体験」
【期間】2026年4月末頃~5月31日(日)
【時間】15:00~16:30
【料金】無料
【予約】不要
さらに、茶摘みの最盛期にさしかかる4月末頃からは、到着後に「新茶体験」を提供。ゲストに合わせた茶葉をスタッフが選び、一杯ずつ丁寧に淹れる煎茶は、一煎ごとに香りや風味が変化し、旬ならではの贅沢な味わいが広がる。
この時季、青森ヒバの一枚板で作られた正面玄関の扉を開けると、桃や桜をあしらった室礼がゲストを歓迎。日本の四季の豊かさを感じることができるはずだ。
東京の特等席で、そんな一期一会の春を楽しんでみてはいかがだろうか。
関連リンク
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Facebook</title><use xlink:href="#symbolSnsFb" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Twitter</title><use xlink:href="#symbolSnsTw" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>LINE</title><use xlink:href="#symbolSnsLine" /></g></svg>
-
<svg viewbox="0 0 58 58"><g><title>Pinterest</title><use xlink:href="#symbolSnsPint" /></g></svg>
Features
2026.4.3
ジャヌ東京、春限定「ピクニック at テラス」
関連記事
投稿 「星のや東京」季節を味わう特別な滞在 は Premium Japan に最初に表示されました。

























