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macOS 27 Golden Gateでは、文書の内容を人工知能(AI)が解析し、内容に沿ったファイル名を自動提案する新機能が追加されているようです。ファイル名の提案は、文書や表計算ファイルだけではなく、画像ファイルでも動作することが確認されています。「あとで探しやすいファイル名を考えるのが面倒」と感じたことがあるMacユーザーには、かなり便利な機能になるかもしれません。
世界開発者会議(WWDC26)で発表されたmacOS 27 Golden Gateでは、Pages、Numbers、テキストエディットなどのアプリで、ファイルの内容をAIが解析してファイル名を提案する機能があることが発見されました。
Macworldのハリーナ・クビフ氏は、新規作成したファイルに数分間テキストを入力すると、MacのAIモデルが内容を解析して「iOS27レビュー」「iOS27のユーザーエンゲージメントメトリクス」など、内容に沿ったファイル名が提案された、と報告しています。
ファイル名の提案は、画面上部にある名称変更のフィールドに「提案(Suggested)」として表示され、下向きの矢印アイコンをクリックすると他の候補も表示されます。また、新規作成したファイルを初めて保存する時にも、ファイル名の入力欄に提案された候補が表示されます。
もちろん、提案されたファイル名を採用せずに、自分でファイル名をつけることも可能です。
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興味深いのは、ファイル名の提案が作成中のファイルだけにとどまらないことです。
クビフ氏は、デスクトップ上のアイテムを右クリックしても、ファイル名が提案された、と報告しています。
米メディア9to5Macのベン・ラブジョイ氏は、クビフ氏の報告を紹介したうえで、Finder上で画像やテキストファイルを右クリックしてもファイル名が提案されたと述べています。AIによる解析の対象は、画像にも及んでいる模様です。
AppleはWWDC26で、macOS 27 Golden GateやiOS27の新機能として、Siri AIによる高度な処理を強調していました。
ファイル名の提案は、地味に思えるかもしれませんが、ファイル名は後から探しやすくするうえで重要な要素だけに、ユーザーの日々の作業を助ける有益な新機能になりそうです。
仕事で使うファイルでは、ファイル名に一定の命名ルールが定められているケースも多いでしょう。たとえば、バージョン名や日付を一定のフォーマットで付ける、などです。
もし、MacのAIが、同じフォルダに入っているファイルの命名ルールも踏まえた適切なファイル名を提案してくれたら、仕事にMacを使っている人にはとても便利な新機能として歓迎されそうに思えます。
請求書のフォルダでは「2026-06-22_請求書株式会社○○」、記事原稿のフォルダでは「v2レビュー原稿_iOS27」のような、フォルダごとの命名ルールをMacが学習してくれれば、資料管理やチーム内共有の手間はかなり減りそうです。
macOS 27 Golden Gateなどの次世代OSは、現在開発者向けベータが提供されており、7月に登録ユーザー向けパブリックベータが、秋に一般ユーザー向け正式版が公開予定です。
文章や画像の内容を解析して、簡潔で適切なファイル名を提案するこの新機能が、macOS 27 Golden Gate公開当初から日本語環境で同じように利用できるかは不明ですが、日々のMacでの作業を楽にしてくれる新機能として、期待したいところです。
Photo: MacWorld
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・インテリアはスエード調ブラックシートとブラックルーフライナーでシックな空間を演出。
Stories
2026.6.23
取材/文:中嶋千祥(Premium Japan編集部)
夏の暑さや湿度を逃れて静かに過ごしたい。思い切ってエアチケットを取って札幌へ。空港からレンタカーを走らせること約1時間。森と湖に囲まれた界 ポロトに到着しました。そこには、ポロト湖のおだやかな風景とモール温泉、そしてアイヌ文化に触れるさまざまな体験があります。豊かな自然に囲まれながら、ゆっくりと流れる時間を味わう。そんな2泊3日の滞在を楽しんできました。
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新千歳空港からレンタカーで約60キロのドライブの途中、息を吹き返したように鮮やかな新緑の景色が続きます。陽光がきらめき、ひんやりとした風は北海道にやってきた遅い春、そして初夏の兆しを教えてくれているようです。まるでヨーロッパの5月を思わせるこの気候こそ、求めていたもの。白老町に入ると界 ポロトはすぐそこです。
森に迷い込んだかのような、木々と小川が流れるファサード。北海道へ来たことを感じさせてくれます。小川の澄んだ水は湧き水を利用しています。
ロビーの暖炉の温もりにホッとするひととき。ソファでくつろぎながらポロト湖を眺めます。
白樺の森の中にいるようなトラベルライブラリー。アイヌ文化についての書籍が充実しています。
界 ポロトならではのご当地部屋「□の間」は、アイヌ文化への敬意と、ポロト湖の自然が響き合う客室です。伝統的な住居「チセ」の炉をモチーフにしたテーブルや、木彫りのオール、アイヌ文様から着想を得た壁紙など、室内のしつらえがこの土地の文化を伝えています。広い窓の向こうには木々の豊かな緑、そしてポロト湖の水面に注ぐ光。客室にいながら、アイヌの人々が大切にしてきた自然との深いつながりに触れる時間が流れます。
窓際に置かれたデイベッドに横たわり、ただ湖を見て過ごしたくなる。
露天風呂付特別室のベランダにはチェアとテーブルが置かれています。
特別室の露天風呂はポロト湖と一体となったような眺め。夜は星と、朝はうぐいすのさえずりとともにモール温泉を楽しみました。
特別室のベッドルーム。間接照明に浮かび上がる壁紙のアイヌ文様。
「連泊おこもりセット」では、ランチタイムに特製の「昼餉弁当」がお部屋に届きます。
2泊3日の旅をのんびり過ごしたいなら「連泊おこもりセット」を。また界 ポロトの茶褐色のモール温泉で染め上げた布にアイヌ文様の刺しゅうを入れる体験ができる「アイヌ文様刺しゅうセット」も付いています。
界 ポロトの温泉は茶褐色が特徴のモール温泉。世界的にもめずらしい泉質と言われています。フミン酸、フルボ酸などを有したお湯に身体を浸すと、さらっとした淡泊なお湯のように一瞬感じました。でもしばらくすると、まるで美容液の中にでも浸っているようにうるおい、お湯が肌にまとわりつくように感じます。モール温泉が美肌の湯と呼ばれる理由です。
ポロト湖畔に佇むとんがり湯小屋にある「△湯(さんかくの湯)」。入ってすぐの湯上がり処の目の前はポロト湖です。アイヌ文化の建築「ケトゥンニ」を基本構造としたこの建物は、外から見ても中から見てもユニーク。湯上がりには冷たいお茶やアイスキャンディーも用意されています。
内湯から露天風呂へと続く、三角形の開口部。内湯は源泉かけ流しのあつ湯とぬる湯の2つの湯舟を備えています。温度の異なるお湯に交互に浸かることで心身を整えていきます。
△湯の露天風呂はポロト湖と一体になったかのよう。特に夜の露天風呂は暗闇の中で湖と空と一体化したような浮遊感があり、特別な雰囲気に包まれています。
「温泉文化いろは」は、モール温泉のことや、効果的な入浴法をわかりやすく解説してくれるアクティビティ。どこの界に泊まっても実施されているので、その土地の温泉や文化を知ることができます。
北海道は海の幸、山の幸に恵まれたところ。せっかく来たのだから、あれもこれも食べたいという欲張りな夢を叶えてくれるのが界 ポロトの「北国の海鮮醍醐鍋会席」です。ご当地先付けの「馬鈴薯海宝盛り 山わさび」からスタート。かわいい焼き物のクマちゃんが抱えている器に入って運ばれてきました。その土地のものを、その土地らしく食べる。これぞ旅の醍醐味。界 ポロトの世界観がここにも生きています。
地元の作家さんが作るクマちゃんの焼き物を使った楽しいプレゼンテーション。馬鈴薯のすり流しはとてもなめらかでクリーミー。すり流しに隠れている山わさびをよく混ぜると、また違った味わいに。
界 ポロトの宝楽盛りは、イタオマチプというアイヌ文化に伝わる丸木舟の形を模した器に盛られてきます。色とりどりの八寸、お造り、酢の物まで目にも楽しい。
台の物は北海道の海の幸がたっぷりと入った「北国の海鮮醍醐鍋」。海鮮の旨味十分です。実はこの鍋、この後、出汁咖哩に変身します。 お腹いっぱいのはずなのに、食が進んでしまうのはカレーのせい。札幌名物のスープカレーをアイディアに作られたそうです。
界スタッフがセレクトした北海道の日本酒がずらり。好みを伝えると親切に相談に乗ってくれます。土地のお酒と食も、旅の楽しみです。
温泉旅館の楽しみのひとつは、湯上がりのマッサージでは? 界のマッサージを今回初めて体験してみて驚きました。通常、マッサージ師は外部に委託するのがほとんどですが、界では国家資格者を界のスタッフの一員として迎え入れているのです。その徹底したホスピタリティに驚きました。
今回担当してくださった工藤さん。重点的に施術してほしい部位など、カウンセリングもしっかり。とても安心してお願いできました。揉み返しもなく、コリもほぐれて軽やかになりました。界のマッサージ、高レベルです。
暖炉にはセレクトされたお酒が準備されていました。その日の気分で飲み方も選べます。
暖炉を囲みながら、お酒が準備されていく様子。アイヌ文化に想いを馳せながら、夜を楽しみます。
この日はジンのソーダ割をオーダー。スモークチーズとスモークナッツと合わせて。
「界 ポロトスタッフが案内するウポポイ園内ツアー」
界 ポロトでは、宿泊者限定の特別な体験として、隣接する民族共生象徴空間「ウポポイ」を巡る「界 ポロトスタッフが案内するウポポイ園内ツアー」を実施しています。
湖畔の朝の澄んだ空気の中、園内を歩くひとときは、この滞在で感じたアイヌ文化への興味を、より深い理解へと導いてくれます。アイヌ文化や歴史の背景、人々の自然観や暮らしについて知ることで、この土地の風景そのものが違って見えてくるでしょう。ツアーの参加者には、一人ひとりに合わせてスタッフが選んだ「アイヌ語カード」をプレゼント。また、界 ポロトとウポポイそれぞれのフォトスポットで撮影した写真を収めた記念アルバムも用意されています。旅の思い出だけでなく、この地で出会った文化との小さな縁を持ち帰ることのできる、心に残る体験です。
アイヌの伝統的な家屋「チセ」が立ち並ぶエリア。
この日はチセの中で、イナウを作っているところを見学することができました。イナウとは、ヤナギ類などの木の表面を刃物で削り、薄い削掛(けずりかけ)をたくさんつくりだした祭具です。
ウポポイ(民族共生象徴空間)
国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設などで構成された体験型フィールドミュージアムです。博物館の展示を見て学び、交流体験ホールで「アイヌ古式舞踊」や、ムックリ演奏などのアイヌ民族の芸能を見ることができます。アイヌ文化に触れたあとはポロト湖散策、フードコートで北海道の味も楽しめます。
https://ainu-upopoy.go.jp/
「イケマと花香の魔除けづくり」
アイヌ民族が古くから魔除けの植物として大切にしてきた「イケマ」。この体験では、イケマにコーンフラワーやよもぎ、カレンデュラなどのハーブを組み合わせて作ります。
素朴でやさしいドライハーブの香りに包まれながら完成した魔除けには、旅先で過ごした時間や記憶も一緒に閉じ込められていくようです。暖炉を囲んで参加者が思い思いに手を動かす光景も、この体験の魅力のひとつ。アイヌ文化に触れながら、この旅を思い出させてくれる自分だけのお土産になります。
青色のハーブはコーンフラワー、よもぎ、黄色のハーブはカレンデュラです。
包んだときにハーブの色がきれいに見えるように、考えながら入れていきます。
魔除けを包むのが難しいかもと心配しましたが、折り紙の要領で作れました。界のスタッフが親切に教えてくれるので大丈夫です。
界の旅でいつも楽しみにしているのがショップです。そこには、スタッフが自らの足で見つけた、その土地ならではの品々が並んでいます。界 ポロトにも、白老町らしさを感じるお土産が数多く揃っていました。
昭和に爆発的に流行った木彫りのクマさんですが、界 ポロトがセレクトした白老町のやまだ民芸社のクマさんは、あの頃のものとは一線を画しています。このクマさんたちの表情も仕草もなんだかとっても愛らしい。思わず一頭、連れ帰ってきました。
アイヌ文化を象徴する文様を刺しゅうして額装してあります。独特の文様の美しさ、手仕事の素朴さが、現代のインテリアにもマッチしそう。
客室にも出されている、界 ポロトのオリジナルお菓子イヨマンテ。ちょっぴり塩味のサブレにハスカップのクリームがサンドされています。エント茶は、北海道に自生するシソ科の野草茶。さわやかですっきりとした味わいが人気。
チェックアウトは11時。飛行機の時間に間に合うように車を走らせます。白老町でカフェなどあればとスタッフに相談したら、教えてくれたのが「マザーズ+」。白老町の養鶏場の新鮮なたまごをたっぷり使ったシュークリームが有名で、週末には売り切れてしまうことも。広大な敷地には、ベンチなども置かれており、お天気が良ければ外で食べたくなる心地よいカフェです。
ノーザンホースパーク https://www.northern-horsepark.jp/
空港近くにある「ノーザンホースパーク」では、馬とふれあえるさまざまなアクティビティやイベントが用意されています。見学できる厩舎もあり、馬たちの様子を間近で見ることができます。道中には広々とした農地や牧場が広がり、北海道らしい風景を楽しめるのも魅力です。空港からのアクセスがよく、出発前や到着後の時間を利用して立ち寄りやすいため、旅の予定にも組み込みやすいスポットです。
モール温泉に身をゆだねながらポロト湖を眺めていると、耳に届くのは鳥たちのさえずりと、風が木々を揺らすかすかな音だけ。湖面を渡る風と静寂に包まれ、いつの間にか心の緊張がほどけていきます。それだけでも、ここまで足を運んだ価値があったと思えるほどです。白老町では、気温が30度を超える日はひと夏に数えるほどしかないのだとか。界 ポロトで過ごす時間は、都会の厳しい暑さや慌ただしい日常から距離を置き、心身をゆっくりと休ませるのにふさわしい夏の休暇となるでしょう。
◆界 ポロト
北海道でも四季が鮮やかな白老町・ポロト湖畔に建ち、スタイリッシュなデザイナーズ建築が印象的な、全室から湖を望める湯宿です。アイヌ民族の建築から着想を得た、とんがり湯小屋の「△湯(さんかくのゆ)」とドーム型の「〇湯(まるのゆ)」では、植物由来の有機質を含むモール温泉に浸れます。アイヌ文化への敬意と、豊かな自然に抱かれ、環境と共生する温泉旅館です。
界 ポロト 2泊のすすめ
温泉を存分に楽しみ、心身ともにリフレッシュするには1泊ではもったいない。ゆっくりのんびり滞在する2泊3日をおすすめ。心ゆくまで旅の時間を楽しむ連泊滞在をご提案します。
界 2泊のおすすめ https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/sp/renpaku_kai/
◆界ブランドとは
界は、星野リゾートが運営する日本初の温泉旅館ブランドです。現在、全国 24か所に展開しており、今後数年かけて日本有数の温泉地に約 30 か所展開し、日本旅の拠点となることを目指しています。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに趣のある心地よく快適な空間で、ホスピタリティ溢れるスタッフが旅の醍醐味である「地域」や「季節」へこだわり、その土地ならではの旅の提案をするブランドです。
photos by Natsuko Okada
text by Chisa Nakajima
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投稿 猛暑から逃れて北海道の森と湖へ。界 ポロトで過ごす涼やかな2泊3日旅 は Premium Japan に最初に表示されました。















