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日本最古の劇場で味わう、極上のとんかつ
2025.3.25
日本料理の老舗による新しい試み。「京都南座 なだ万 とんかつ」
国産銘柄豚 ロースかつ膳(イメージ) 150g 3,190円、200g 3,960円
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伝統と格式を誇る京都・南座に、なだ万初のとんかつ専門店「京都南座 なだ万 とんかつ」がオープンした。
帆立フライ(イメージ) 1個 1,100円
創業195年のなだ万がこだわり抜いたとんかつは、銘柄豚や生でも食べられる鮮度の帆立など選りすぐりの食材を、コクと風味を際立たせる「太白胡麻油」でカラリと揚げて提供。衣には強力粉や卵黄液をまとわせ、時間が経ってもサクサクとした食感を楽しめる。
ヒレかつとロースかつの両方味わえる国産銘柄豚 相盛り膳「二重奏」 (イメージ) 3,740円
ソースは、醤油を隠し味に和の奥行きを味わえる「中濃ソース」、京都西京味噌と「なだ万ゆず味噌ドレッシング」を調合した「西京柚子味噌ソース」、洋からし、塩などさまざまな味付けを用意。
ふわとろ玉子餡かけ(イメージ)
さらに定食メニューには、かつやご飯に乗せて一口だけ丼のような味わいが楽しめる「ふわとろ玉子餡かけ」や、毎日丁寧にひいた香り高い出汁を使用した味噌汁など、なだ万ならではの逸品が登場する。
店内装飾には「義経千本桜」を題材とした演目イメージの人物画や隈取図案を取り入れるなど、日本最古の劇場である南座と調和した空間に。京都を代表する観光地から徒歩圏内にあり、京都観光の合間にも立ち寄りやすい。
◆京都南座 なだ万 とんかつ
【住所】京都府京都市東山区四条大橋東詰 南座 2 階西ロビー
【TEL】075-525-8000
【営業時間】11:30~20:30(20:00ラストオーダー)
不定休
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2025.3.24
400年前に京都のまちが熱気に沸いた!江戸時代の一大イベントを今に蘇らせる「寛永行幸四百年祭」プロジェクトとは?【前編】
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およそ400年前、京都で繰り広げられた大イベントがありました。1626(寛永3)年9月6日、大御所・徳川秀忠と三代将軍・徳川家光が後水尾天皇を二条城に招き、5日間にわたって盛大にもてなした「寛永行幸」です。
この寛永行幸は、その後の政治そして文化に大きな影響を与えた、江戸時代を通じて最大級とも言えるイベントでした。
来年2026年は、まさに400年の節目。これを機に、寛永行幸をさまざまな形で追体験しようという祭典「寛永行幸四百年祭」が開催されることとなりました。
寛永行幸とは? 歴史や文化における、その意味とは?
前編・後編に分けて、詳しく紹介していきます。
江戸時代の一大イベント「寛永行幸」を通じて
平和や文化を考える「寛永行幸四百年祭」
徳川家が天下統一を果たした江戸時代初期。政治的にも文化的にも大きな画期となった出来事がありました。それは、1626(寛永3)年9月6日、大御所・徳川秀忠と三代将軍・徳川家光が後水尾天皇を二条城に招き、5日間にわたって盛大にもてなした「寛永行幸」。
御所から二条城までの行幸行列は、天皇やその親族、公家衆、全国各地から馳せ参じた大名ら、総勢9000人以上が列をなす大パレード。沿道には老若男女・身分を問わずさまざまな人々が詰めかけ、市中は大いに沸き立ちました。
「二条城行幸図屏風 右隻」江戸時代(京都市指定文化財 泉屋博古館蔵)。行幸の様子を見物するたくさんの民衆の姿から、当時の熱気がうかがえる。
大坂夏の陣からわずか11年後に実現したこの行幸が知らしめたのは、朝廷と幕府の融和、そして泰平の世の到来。この出来事は、多彩な芸術文化が花開き、のちの日本文化に多大な影響をもたらす寛永文化の隆盛を象徴する重大な政治儀礼でした。
それから400年の節目を迎える2026年、「寛永行幸四百年祭」が京都で開催。衣装や調度、行列の編成などに考証を入れた行幸行列の想定復元、二条城での饗応の再現、寛永行幸・寛永文化に関する展覧会の開催など、さまざまな催しを通して平和について考え、日本文化を未来へつなぐ祭典です。
歴史から現代をひもとき、日本の未来を展望する
「後水尾天皇の二条城への行幸は、京都だけではなく、日本の政治・文化の両面で大きな意味を持つ出来事です。しかしながら、一般にはあまり知られているとは言えません」と語るのは、寛永行幸四百年祭を企画するLiving History KYOTO代表の濱崎加奈子氏。
Living History KYOTO代表の濱崎加奈子氏
「寛永行幸に焦点をあて、伝統や文化史に深く根ざした催事を行うこと、現代の地平から文化を見直し、今に取り入れていくことは、大きな意義があると考えています。「日本の文化の故郷」とも呼ばれる寛永の文化。その源となった出来事に触れることで、現代を生きる私たちとのつながりや将来の姿、これからの「平和」をどう創るべきかをともに考えていければと思います」
また、行幸に際して行われた、衣装・調度の新調や旧事の調査、列島規模での武士の移動によって生み出された経済効果は、計り知れないと言います。
「行幸をきっかけに、京都ではさまざまな産業が興り、市中がにぎわいました。その影響は全国各地にも拡大。今でも寛永期を創業とする企業が多く存在していることが、これを傍証しています。寛永行幸四百年祭を、400年前のエネルギーを現代に蘇らせ、新しい産業を生み出していく契機にしたいと考えています」
2年もの歳月をかけ大改修!寛永行幸の舞台となった「二条城」
1603(慶長8)年、徳川家康の命により築城された二条城は、寛永行幸を前に大きな改修が行われました。敷地を西に拡張し、本丸御殿を建築。二の丸御殿の南側には行幸御殿、中宮御殿などを新設し、庭園も整備するなど、さまざまな趣向を凝らし、天皇を迎えるにふさわしい設えを完成させました。
全6棟の建物からなる国宝・二の丸御殿。書院造の代表例として日本の建築史上で重要な遺構とされている。
2年に及ぶこの大改修を指揮したのは、作事奉行の一人であり、茶人、作庭家でもあった大名・小堀遠州。二の丸御殿には、狩野派よって障壁画が描かれ、現在も当時の姿を伝えています。
狩野派が描いた障壁画は3,600点にも及び、そのうち1,016面が重要文化財に指定されている。多彩な欄間彫刻や天井画、飾り金具などによって装飾された豪華絢爛な空間に圧倒される。(画像提供=京都市元離宮二条城事務所)
二の丸御殿は、国内の城郭に残る唯一の将軍家の御殿として国宝に指定。唐門や東・北の大手門、東南・西南隅櫓など、寛永の大改修から残る建造物も多く、1994年に二条城はユネスコの世界文化遺産に登録されました。
式包丁と有職料理の雅な世界を堪能!老舗料亭「萬亀楼」
二条城で後水尾天皇をもてなしたのは、当時の儀礼に欠かせない「本膳料理」。およそ1100年の歴史を持つ生間(いかま)流式包丁の家元・生間正右衛門もこれに携わりました。
八坂神社、貴船神社、吉田神社などで奉納される生間流式包丁。食するものではなく、魚の切り方に瑞祥表現を読み取って、次の宴に移っていく。
式包丁とは、平安時代から宮中に伝わる食の儀式のことで、節会などの祝いの日に、大きな俎板の上で魚や鳥を庖丁刀と俎箸だけで切り分け、瑞祥というめでたい形を表すもの。その流儀のひとつ、生間流を継承しているのが老舗料亭「萬亀楼」です。
1722(享保7)年に京都・西陣で造り酒屋として創業し、後に料亭として「萬亀楼」に改称。式庖丁の儀式とともに、御所を中心に食されてきた有職料理の伝統を今に伝えています。
有名料亭は数あれど、御所ゆかりの有職料理が堪能できるのはここ萬亀楼だけ。寛永行幸の饗宴を記録した絵巻「二条城行幸献立絵図」(萬亀楼蔵)には、式三献に始まり、三宝に盛った75膳の料理が描かれている。
供されるのは、伝統的な様式を踏まえつつ現代風にアレンジされた料理の数々。季節の花や掛け軸など、四季折々の情緒やその日の趣向にあわせたしつらいを施したお座敷で、雅やかな有職料理や京懐石のコースが楽しめます。
5日前までに予約しておけば、食事の前に式包丁(別料金)の実演も可能。螺鈿や鮫皮の細工が見事な道具一式や、生間流の伝書も披露してくれます。
丸しんじょうに芽ねぎ、松茸、生姜をのせたお椀(昨年9月上旬の京懐石コース献立より)。丸とはスッポンのことで、豊かな滋味が松茸の香りを引き立てる。
【施設情報】
萬亀楼(まんかめろう)
住所 京都市上京区猪熊通り出水上ル蛭子町387
電話 075-441-5020
営業時間 12:00〜15:00(入店は京懐石コース13:00まで、竹籠弁当は13:30まで)、17:30〜21:30(入店は19:00まで)
定休日 毎週水曜、第1・第4火曜(予約状況によって変更あり)
公式HP https://www.mankamerou.com/
贅を尽くした座敷飾りや料理のほか、舞楽や蹴鞠、和歌や管楽、能楽、乗馬など最上級のもてなしが繰り広げられた寛永行幸。
徳川幕府の威信をかけたこのビッグイベントに沸いた京都では、その後ますます文化隆盛の動きが加速し、「寛永文化」が開花していきます。
後編では、その特徴を深掘り!
「日本文化の故郷」とも呼ばれる多彩な芸術文化の一端に触れられるスポットもご紹介します。
Text by Erina Nomura
野村枝里奈
1986年大阪生まれ、京都在住のライター。大学卒業後、出版・広告・WEBなど多彩な媒体に携わる制作会社に勤務。2020年に独立し、現在はフリーランスとして活動している。とくに興味のある分野は、ものづくり、伝統文化、暮らし、旅など。Premium Japan 京都特派員ライターとして、編集部ブログ内「京都通信」で、京都の“今”を発信する。
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自然の神秘に息を呑む体験を
2025.3.20
星野リゾート 西表島ホテル「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」を期間限定で開催
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日本初の“エコツーリズムリゾート”を目指す星野リゾート 西表島ホテルが、4月24日まで「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」を開催中。
日本一早く光り始める日本最小のホタルで、数千~数万匹の群れになって輝く様子は“森のイルミネーション”と呼ばれ、幻想的な光景が広がる。そんな空間に没入できるのが、この鑑賞ツアーの魅力だ。
西表島、石垣島にしか生息しないヤエヤマヒメボタルは、日本一早く光り始める日本最小のホタル。数千~数万匹の群れになって輝く様子は“森のイルミネーション”と呼ばれ、幻想的な光景が広がる。そんな空間に没入し、ヤエヤマヒメボタルが織りなすファンタジックな情景を眺めることができるのがこのツアーの魅力だ。
また、1日1組限定で他のツアー客がほとんど訪れない鑑賞スポットにネイチャーガイドが案内する「プライベートホタルツアー」も開催。こちらのツアーでは、プライベート感のある空間でコーヒーを片手に、ゆったりとヤエヤマヒメボタルを鑑賞できる。
日没後の約1時間しか光る姿を見せないというヤエヤマヒメボタルは、高い所は飛ばず、地面に近い所をゆっくりと飛ぶのだという。ホテルで開催されるホタル講座では、そんな八重山のホタルの光り方の特徴なども知ることができ、ヤエヤマヒメボタルへの理解が深まるはずだ。
2月から4月までの限られた期間しか見ることができないヤエヤマヒメボタル。小さな体から鮮やかな光を放ちながら乱舞するその姿を、目に焼き付けてほしい。
◆「ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー」
【期間】開催中~2025年4月24日(木)
【時間】18:25~20:30の間で1時間半程度実施(時期により変動あり)
【料金】3,850円(13~70歳)3,300円(3~12歳)
【予約】西表島ホテルの公式ホームページにて前日18時までに要予約
対象 :3歳~70歳のホテル宿泊者
備考 :天候状況により中止になる場合あり
ツアー参加時はカメラや携帯電話、懐中電灯などの光を放つ機器は使用禁止
◆「プライベートホタルツアー」
【期間】開催中~2025年5月6日(火・祝)
【時間】18:30~20:30頃(時期によってツアー開催時間に多少の変動あり)
【料金】1名7,000円(税込)
【定員】1日1組(1組6名まで)
【対象】10歳以上のホテル宿泊者
【予約】西表島ホテルの公式ホームページにて前日18時までに要予約
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オープンバスで巡る、迫力満点のお花見
2025.3.17
界 アンジン、界 伊東が「桜オープンバスツアー」を期間限定で運行
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伊豆半島の温泉旅館界 アンジンと界 伊東では、2025年3月23日から4月7日まで、伊豆の桜の名所をオープンエアのバスで駆け巡る「桜オープンバスツアー」を今年も運行。地元の自然を熟知した「桜バスガイド」が同乗し、伊豆ならではの桜の歴史や豆知識を案内してくれる。
ソメイヨシノや枝垂れ桜、河津桜や伊東桜など、伊豆ならではの様々な桜を、視界をさえぎるもののないバスの座席から楽しめるお花見は、春を全身で感じられる特別な体験だ。
「祇園」の幕の内弁当 1,500円
「祇園」のいなり寿し 1,300円
さらに今年は、地元で愛される老舗「祇園」のお弁当(有料)を希望者全員に手配。ツアー中にバスから降りて散策できる時間が設けられているので、桜を愛でながらお弁当を味わうことができる。
界 アンジン 露天風呂
また温泉旅館らしいお花見の締めくくりとして、桜オープンバスツアーの参加者限定で、チェックアウトを済ませたツアー参加後にも界 アンジンと界 伊東、それぞれの大浴場の利用が可能に。
界 伊東 大浴場
オーシャンビューの界 アンジンと、源泉を4本有し豊富な湯量を誇る界 伊東。両施設は同じ伊東市にありながらコンセプトやデザインが異なるので、もう一つの界の大浴場を堪能できるのがうれしい。
春の風を感じながら、頭上間近に迫る桜を楽しめる贅沢なひとときを過ごしてみては。
◆桜オープンバスツアー
【期間】2025年3月23日~4月7日
【時間】11:15~14:30
【料金】「祇園」のお弁当(稲荷寿司1,300円、幕の内弁当1,500円)
【場所】以下の時刻表に沿って運行
11:15界 アンジン→11:25界 伊東→桜スポットにて降車→14:15界 伊東→14:30界 アンジン
※さくらの里の降車時間は当日の道路状況によって変更する場合があります。
【対象】界 アンジン、界 伊東の宿泊者(4歳以上)
※安全管理上の理由により年齢制限を設けています。
※愛犬は参加できません。
【予約】乗車日の前日正午までに要予約。
※ツアー参加は当日空きがある場合、宿泊施設にて受付可能。
※「祇園」のお弁当は事前予約(3日前17時まで)。
※気象状況などにより桜の開花時期が前後する場合があります。
※天候によって中止となる場合があります。
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Features
泊まれる文化遺産と英国の老舗がコラボレーション
2025.3.19
開業110周年の東京ステーションホテルに「LIBERTY ルーム」が誕生
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日本の近代建築の傑作として名高い東京駅丸の内駅舎にあり、2025年に開業110周年を迎える東京ステーションホテルに「LIBERTY ルーム」が誕生。タイムレスな魅力を放つLIBERTYの世界観を、1室まるごと表現した2つのコンセプトルームが4月1日より登場する。
「LIBERTY ルーム」では、ベッドやライティングなどはそのままに、壁紙やカーテン、クッション、ソファーなどにLIBERTYのインテリアファブリックを使用。
「HERA」室内
「HERA」室内
孔雀モチーフのヘリテージ・アイコン「HERA(ヘラ)」を、ベッドスローとアームチェアに使った「HERA」ルーム。カーテンと壁紙には柔和なブラッシュピンクをあしらい、あたたかみのある雰囲気に仕上げている。
「JADE」室内
「JADE」室内
もうひとつの「JADE(ジェイド)」ルームは、癒しと神秘性を感じさせる翡翠色を基調とした客室。花や植物を大きく表現したカーテンや壁紙に、大小さまざまな幾何学模様を取り入れたクッションやソファの張地が、エキゾチックかつ重厚な印象をもたらす。
壮麗な駅舎と調和するクラシカル ラグジュアリーを追求しながら、ホテルに欠かせない快適さや実用性を兼備した東京ステーションホテルと、伝統と革新が融合した英国の老舗ブランド「LIBERTY」とのコラボレーションは、まさしく最強のタッグ。しかも、日本のホテルで部屋全体を使ってLIBERTYの世界を表現するのは今回が初だという。相性抜群の両者による唯一無二の滞在を、ぜひ楽しんでみては。
◆東京ステーションホテル「LIBERTY ルーム」
【予約】受付中
【宿泊開始日】2025年4月1日(火)より
【TEL】tel.03-5220-1112(代表)
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Features
大粒で甘みが強く、もちもちとした食感はギフトにもぴったり!
2025.3.19
福島が誇るトップブランド米『福、笑い』は、 選ばれた生産者が栽培する究極の美味しさ
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美味しい白いごはんが食べたい!、福島が誇るトップブランド米『福、笑い』は、そんな多くの人々の願いを叶えてくれる。
選ばれた生産者が厳しい基準で栽培するトップブランド米
福島県は、広大な県土、清らかな水と恵まれた気候風土、年間と昼夜の温度差などから、お米づくりに最適な土地である。
「ふくしまから、日本一の米をつくりたい」。そんな想いから、2006年から14年かけて、米どころふくしまの誇りとこだわりをぎゅっと詰め、さらにはお米を愛する農家たちの努力によって辿り着いた「かおり、あまみ、ふくよかさ」が存分に味わえるお米が『福、笑い』である。
開発途中の2013年には、東日本大震災も経験したが、それすらも乗り越えて、究極のブランド米が誕生した。
『福、笑い』は、日本が誇る「コシヒカリ」の血を引く「新潟88号」と、お米のプロが作り上げた「ひとめぼれ」の血を引く県育成系統「郡系627」を交配し、品質及び食味の確認を繰り返し、2019年に開催された福島県奨励品種決定審査会において、奨励品種への採用が決定した。
『福、笑い』を育てることができるのは、生産工程をしっかりと管理していることを証明する“認証GAP”を取得している農家のみ。その上で『福、笑い』と名乗ることを許されるのは「玄米タンパク質含有率6.4%(※1)以下、ふるい目1.9mm以上」という厳しい基準を満たしたものだけである。
このような基準を設けられたブランド米は、日本で唯一『福、笑い』だけである。
※1:水分15%換算
手に取った瞬間から、幸せな気持ちに包まれるパッケージ
『福、笑い』という名前は、一般公募と、福島県のクリエイティブディレクター・箭内道彦さん、そして各分野の第一線で活躍するお米マイスター、料理人、流通関係者の方々の意見や提案から名付けられた。
「つくる人、食べる人、みんなが笑顔になり、幸せになりますように」という願いが込め、皆が名付け親である。
パッケージは、日本を代表するグラフィックデザイナー・イラストレーターの寄藤文平さんがデザインしたもの。
自身も田園地帯で育ち、幼少期は農家の友人の手伝いなどをしながら過ごした寄藤さんの感性で、作り手も、食べ手も笑顔にしたいという願いが表現されている。
「お米に支えられ、お米とともに育まれてきた世界を伝える絵」を、優しい青で描かれている。
願いを込めて作られた、究極お米の美味しさ
大きく粒立ちのよいごはんは、炊き上がってすぐにかき混ぜると、ふくよかな香りが立ちのぼり、鼻からも幸せを感じられる。
梅干し、昆布などご飯のお供に合うのはもちろん、和食のおかずとの相性も最高である。
この唯一無二の味わい深さから、多くの飲食店へも提供されている。
もらって嬉しい、食べてもっと嬉しい
『福、笑い』は自宅用の購入だけでなく、大切な人へのギフトとしてもおすすめである。
特に、お米の高騰が続く今、普段のお買い物では「ブランド米は手に取りづらい」という家庭も増えている今だからこそ、大切な人への特別なタイミングに『福、笑い』は最適。
食卓に幸福を届ける縁起のいい名前は、ウェディングや誕生日など、特別な日にもぴったり。家族、パートナー、友人、お世話になった人に、美味しい「福」を贈ってみてはいかがだろうか?
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Features
女性のエンパワーメント推進を目指し、女性職人の作品を展示
2025.3.14
コスメデコルテによる企画展。DECORTÉ「KIHIN to the future」展が銀座で開催
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すべてのジェンダーが自分らしく輝ける社会づくりを目指すコスメデコルテが、3月8日の国際女性デーに合わせ、伝統工芸の分野で活躍する女性職人の作品を展示するDECORTÉ「KIHIN to the future」展を「Maison KOSÉ銀座」にて開催。会期は3月31日(月)まで。
三澤世奈氏 江戸切子職人
梶浦明日香氏 伊勢根付職人
独自のクラフツマンシップを追求し、モノづくりへの誇りを大切に守り続けてきたコスメデコルテは、日本のクラフトマンシップを絶やすことなく後世に伝承するために、伝統文化に携わる女性職人たちを支援。ブランドサイトの特設ページ「KIHIN to the future」で、10名の女性職人のインタビューや作品を掲載するなど、その社会的認知拡大と地位向上へのサポートに取り組んでいる。
平田のどか氏 たたら師
開催中のDECORTÉ「KIHIN to the future」では、特設ページに登場した10名の女性職人の作品を展示。江戸切子や唐津焼、伊勢根付、西陣織、螺鈿など、さまざまなジャンルの工芸品を紹介している。
これまでの常識を乗り越え、伝統文化の世界で美しい工芸品を作り出す女性職人たち。その渾身の作品を、ぜひ鑑賞してみては。
◆DECORTÉ「KIHIN to the future」展
【期間】開催中~2025年3月31日(月)
【会場】Maison KOSÉ銀座(営業時間:11:00~19:00)
東京都中央区銀座7-10-1
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投稿 コスメデコルテによる企画展。DECORTÉ「KIHIN to the future」展が銀座で開催 は Premium Japan に最初に表示されました。
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2025.3.10
天丼が無性に食べたくなったら! 天丼 東京のベスト3軒はここだ!
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筆者は時たま、天丼を無性に欲することがある。昼飯時などに、有名天丼専門店の前にズラリと長蛇の列ができているところを見ると、同好の士も多くいるに違いない。
今回は筆者の心のベスト3である、銀座「天亭」、神田須田町「神田まつや」、浅草「天婦羅 中清」を紹介する。
あ、おまけの1軒もある。まあ、読んでみてくれ!
銀座「天亭」の店内はピカピカに綺麗だ
心意気も天ぷらも素晴らしい
ツユが染みた衣の「天亭」の天丼
天丼に関しては、作り手も食べ手もサクサク派とグズグズ派に分かれるように思う。サクサク派は、厚くした天ぷらの衣がなるべくサクサクであるものを好む。グズグズ派は、天ぷらの厚い衣が丼ツユをたっぷりと吸ったものを好む。筆者は後者だ。
サクサクが好きならば、天ぷらの衣が着ぶくれした天丼ではなく、普通に天ぷらを揚げた天ぷら定食を食べたほうがよろしいんじゃないでしょうかね?(まったくもって余計なお世話だが) 両者の天ぷらは似て非なるものだろうってのが筆者の認識だ。
で、銀座の「天亭」である。入店した途端に分かるが、ビルの地階にあって油を扱う店であるのに、隅から隅までピカピカだ。トイレも隅々まで磨き上げられている。店を始めてから30年を超えるというのに、素晴らしいことではないか。それだけで店の心構えが分かろうってなもんだ。
そんで、揚げ場の大将もフロアの女性も、物腰が柔らかく、丁寧で親切で気が回る。ホメちぎってしまった(笑)。お茶なんか、半分も飲んでいないうちにササッとつぎ足してくれるんだから。さすがは銀座っていうんでしょうかね。同伴の客も多そうだ.
天ぷらは客の目の前で大将が揚げる。油は太香極淡胡麻油にコーン油を少し混ぜたものだそうだ。真剣な面持ちで揚げ終わると、裏方にサッと渡す。裏では、丼ツユをたっぷりと浸してからご飯に盛り付けられ、熱々を維持したままで運ばれる。蓋を取ったときの湯気がすごい。それぞれの天ぷらの佇まいが美しいではないか。
具材は季節で変わる。本日は海老2本、舞茸、アスパラガス、魚の白身、小海老のかき揚げだ。まずは、やっぱり海老から食べるよね。うむ、丁寧に揚げられた旨い海老天である。
しかも、甘すぎないツユがいい。角張ったところがなく、まろやかさを感じる。それを天ぷらの衣がヤワヤワになるぐらいに吸わせてある。ツユが染みた衣、そこにこそ天丼のポイントがある。丼ツユをかけた白米がこれまた旨い。それも重要なポイントだ。
うーん、いい店だ。
天亭
東京都中央区銀座8-6-3 新橋会館 B1F
℡050-5594-5542
(火~土)11:30~15:00、17:30~21:30
(祝)11:30~15:00
定休日:月・日
天丼 (昼)3240円 (夜)3780円
「神田まつや」では天丼を食うべし
丼ツユ染み染みの衣が最高だ
丼ツユ染み染みの衣が最高!「神田まつや」の天丼
蕎麦屋としては誰もが知っている店だろう。唱和しての、「いらっしゃい~」の店だ。もー、日々の行列が呆れるほどのレベルなのが神田須田町の「神田まつや」である。今や、客の半分が外国人だ。
しかし、非常に回転よくさばいているので、意外に並ぶ時間は長くはない。そういう点も、大事なサービスなんだよね。
と言うか、外国人たちは食べ終わってもダラダラと喋っているが、日本人はサッと引き上げる客が多い。「蕎麦屋の長っ尻(ちり)は無粋だよ」なんて、江戸っ子の流儀をわきまえているのかもしれねえなあ。
とはいえ、この界隈はいいランチの店が多くて、この店を諦めても困ることはない。藪蕎麦神田があれば(こっちも混んでいるから整理券だ)、親子丼のぼたん、カレーのトプカもあるすごい一角なのだ。
筆者は蕎麦屋に入ると、まず、「せいろ」を一枚頼む。それをチュルチュルっとやって、蕎麦そのものを堪能する。次に温かい蕎麦――天ぷら蕎麦か、鴨南蕎麦か、かき揚げ蕎麦か、玉子とじ蕎麦か、山かけ蕎麦を食べるのが通常の流れだ。要するに、2杯食うってことだな(笑)。
この温かい蕎麦の代わりに、天丼、カツ丼、親子丼ってこともよくある。
今回も、まず「せいろ」を頼む。当店こだわりの二八蕎麦である。しかし、なんかなー、まつやファンには怒られるのを承知で言うよ。何度食べても、蕎麦の香りも味もあまりしないんだよなー。どうなんでしょうか。蕎麦で言うなら、近所の藪蕎麦神田のほうが旨いんじゃないかなあ。
気勢をそがれたところに、天丼登場だ!
うーむ、丼ツユが染み染みでいい感じだ。どうせ天ぷらに丼ツユをかけるんだから、とことんやってほしい。天丼はこうでなくてはいかん。衣にもご飯にもツユがたっぷりだ。いいねえ。しかも、(上)だから海老はゴツいのが3尾もいる。
せいろを食べた上に、天丼の海老3尾を頼んだもんだから、お姉さんに驚かれた。「エッ!? 2尾じゃなくて3尾!?」って聞き直されたもんな。でも、どうせ食うなら、3尾でしょう(笑)。
浅草界隈の真っ黒けな天丼を別にすれば、おそらく海老天がこれほど丼ツユを吸い込んだ例はあまりないのではないか。
天ぷらにそのままかぶりつけば、肉厚の海老がプリンである。衣が染み染みということは、この茶色の衣だけで白米のオカズになることを意味している。具が海老だけってのも潔い。
ただし、ぬか漬けは酸味が強く、沢庵は甘みが足りなくて、いまひとつ。要するに、旨くない。そこがザンネンでした。
神田まつや
東京都千代田区神田須田町1-13
℡03-3251-1556
火~金11:00~20:30
土・祝日11:00~19:30
天丼(上) 3685円
天丼(並) 2750円
親子丼 1430円
かき揚げ天丼 1760円
「天婦羅 中清」の「雷神揚げ丼」は都下随一!
小海老の量と旨さにたまげるゾ
「天婦羅 中清」の”雷神揚げ丼”
浅草で天ぷらと問えば、その名が筆頭に挙がる店だ。
最初に言ってしまうと、いやー、もー、ここのかき揚げ丼は最高に好きかもしれない。
「中清」は浅草公会堂の筋向いにある。永井荷風、久保田万太郎など、あまたの文豪が贔屓にしてきた店だ。なにしろ歴史が古い。初代が屋台で始めたのは幕末である。江戸時代だぜ! 現在の場所に店を開いたのは明治3年のことだ。
文豪がなんだ、歴史がどうしたと思って遠ざけてきた。だから、入るのは初めてである。その不明を大いに恥じることになる。
古色蒼然とした建物の風情がいい。中に入れば、ぴかぴかに掃除してある。筆者はそれだけで、店に対する信頼度が50%ぐらいアップする。トイレのタイルもピッカピカや。
この店は、天婦羅はもちろんのこと、コース料理も出している。また、種々の慶事や子どものお祝いや法事、芸者さんとのお座敷遊び(!)にも対応してくれて、いわゆる下町の暮らしとともにある料亭なんですな。京都の料亭がそうであるように、庶民の文化を守るのは立派なことだ。お座敷の数が多いのもそのためだ。
平日の昼過ぎに一人でフラリと入った。案内されたのは、中庭に面した6人用のテーブルだ。もちろん、一人利用。えー、なんか、気前がいいんだな。筆者はこの潜入取材では大抵一人なので、カウンター席か2人席に真っ先に目が行くのだが、こんな上等な席に通されて、ちょっと面食らった。まるであくせくしていないんだねえ。
中庭には池があり、この日はしょぼしょぼと雨がそぼ降り続けたために、いい具合に草木や苔が濡れている。池の中をたゆたう錦鯉の色と模様が鮮やかだ。
さて、ここに来たのは、かき揚げ丼の一択のためである。メニューを見んでも決まっているのだ。
「雷神揚げ丼」はこの店の名物で、由来をたどれば、東大の仏文学者の辰野隆博士の命名だそうだ。雷門に立つ雷神様が持つ雷太鼓に似ているからだと言う。
丼の蓋を開けてビックリした。たっぷりと丼ツユを吸ったかき揚げがドーーーッンとお目見えだ。雷太鼓だよ。端からほじくって食べ始てみたが、すぐにはご飯までは到達しそうにない。相当に掘ったところでようやくツユを吸った白米が見えた。
つまり、かき揚げは6~7センチもの厚さなのだ。よくある衣と玉ねぎで嵩増ししたかき揚げなんかと違って、びっしりと具が入っている。具は小海老と青柳の貝柱だけなのだが、おそらくは50~60個ぐらい入っているのではないか。感動しちゃうよーん。
だからずっしりと重いのだが、厚いにもかかわらず、真ん中までしっかりと熱が通っていて、海老がとても旨い。これは高度に熟練した技を感じさせる。ぶっちぎりの旨さだぜ。
丼ツユをしっかりと吸った衣も、それがご飯のおかずになるぐらい旨い。丼ツユはまるで角がなく、丸みを帯びている。
天丼としては、傑作と呼ぶべき代物だろう。さすが名物! さすが4400円!だけのことはある。
途中でちょっと心配になったのは、果たして完食できるかということだ。しかし、ゆっくり食べても、かき揚げが分厚いから、まったく冷めない。これも凄いことだ。
口直しは、木綿豆腐と三つ葉の味噌汁と沢庵と青菜の漬物だ。味噌汁は白味噌なんだが、味が濃くて旨い。沢庵は理想的な味で、漬物は塩気も旨味もしっかりあるタイプで、天丼で甘辛くなった口を、味噌汁とともにすっきりと切ってくれる。だから、わしわしと食べ進めることができた。普通の女子には完食はムリかもしれん。
とても不思議だったのは、食事を終えた4人ぐらいの団体が、お座敷からわらわらと何組も出てきたのだが、全員が外国人だったことだ。日本人は一階に私だけ。都内随一のかき揚げ丼を出す店なのに、どういうこっちゃと思った次第だ。まー、並ばずに入れるからいいか。
天婦羅 中清
東京都台東区浅草1-39-13
℡03-3841-4015
月・木・金11:30~14:00、17:00~21:00
土・日・祝日11:30~20:00
定休日:火・水
雷神揚げ丼 4400円
上天丼 3520円
オマケの「土手の伊勢屋」(漫談風)
もう一軒だけ紹介しておく。三ノ輪の土手というところにある「土手の伊勢屋」である。超有名店だ。駅から遠いので、山手線鶯谷駅でタクシーに乗った。この時の運転手がアタリだったのか、ハズレだったのか――。
「土手の伊勢屋まで行ってください」と告げると、「おっ、お客さん、吉原大門の手前だね。『あしたのジョー』の銅像が立ってるとこっすよね。有名店だ」と調子がいい。
「あ、銅像があるんすか。知らなかった」「あそこはねえ、お客さん。丹下のオヤジと、ケンカに明け暮れていたジョーが出会ったとこなんすよ。昔はドブ川が流れていてねえ。お客さん、知ってやすかい? 『立て~、立つんだあ~、ジョーッ!』ってねえ」
あいよ、もちろん知ってらあ。
「あたしゃ、今日は、これで上がりだから、最後に吉原勤めのお姉さんでも乗せようと思ってたんすよ。『あら、お兄さん、今日はヒマだから店に寄ってよお♡』なんて言われたりしてねえ、ワハハ」
ワハハ、最後の客がワシで悪かったな。
そして、「燃え尽きたぜ…真っ白にな…」と、最後にホセ・メンドーサと戦ってジョーが灰になるところまで、延々とアニメの再現が続くのであった。ちばてつや先生と一緒に撮った写メまで見せられて。なんか知らんが、タクシーを降りたら手を振られた(笑)。
ところがである。開店20分前に到着したのに、長蛇の列で、なんと40番目ぐらいだ。なんじゃ、こりゃ。この日は諦めて、再訪を誓った。立て、立つんだあ~、諦めるな~、ってか。
しかしその後、行けていないのである。漫談みたいな前振りだけで、勘弁してもらおう(笑)。YouTubeで見ると、<wbr />ここの店主はサクサク系が好きらしいが、<wbr />ここの天丼が旨いかどうかはわからねえ。悪しからず。
「これを食べなきゃ人生ソンだよ」とは
うまいものがあると聞けば西へ東へ駆けつけ食べまくる、令和のブリア・サバランか、はたまた古川ロッパの再来かと一部で噂される食べ歩き歴40年超の食い道楽な編集者・バッシーの抱腹絶倒のグルメエッセイ。
筆者プロフィール
食べ歩き歴40年超の食い道楽者・バッシー。日本国内はもちろんのこと、香港には自腹で定期的に中華を食べに行き、旨いもんのために、台湾、シンガポール、バンコク、ソウルにも出かける。某旅行誌編集長時代には、世界中、特にヨーロッパのミシュラン★付き店や、後のWorld Best50店を数多く訪ねる。「天香楼」(香港)の「蟹みそ餡かけ麺」を、食を愛するあらゆる人に食べさせたい。というか、この店の中華料理が世界一好き。別の洋物ベスト1を挙げれば、World Best50で1位になったことがあるスペイン・ジローナの「エル・セジェール・デ・カン・ロカ」。あ~、もう一度行ってみたいモンじゃのお。
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Lounge
Premium Salon
これを食べなきゃ人生ソンだよ
Features
銀座で味わう選りすぐりの苺スイーツ
2025.3.14
「資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ」苺づくしの限定デザートが登場
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「資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ」から、旬を迎えた苺を味わえる期間限定メニューが登場。
群馬県産“やよいひめ”のストロベリーパフェ 2,500円、宮崎県産“おおきみ”のストロベリーパフェ 2,500円(ともに3月30日までの限定)
和歌山県産“まりひめ”のプレミアムストロベリーパフェ 3,900円(3月30日までの限定)
3月30日(日)まで楽しめるのは、大粒でジューシーな味わいが特徴の和歌山県産“まりひめ”、甘さと酸味のバランスが絶妙な群馬県産“やよいひめ”、酸味が控えめで甘さが際立つ宮崎県産“おおきみ”の3種類の苺を使ったパフェ&デザート。
クロワッサンのフルーツサンドウィッチ 2,000円(3月30日までの限定)
毎月定番の「クロワッサンのフルーツサンドウィッチ」にも苺が登場。群馬県産苺“やよいひめ”と本日の苺をメインに、数種のフルーツを加えた一皿は、「はぁもにぃ養蜂部」が手がける天然非加熱の希少なはちみつと一緒に提供される。
和歌山県産苺“まりひめ”とピスタチオのお皿で楽しむフレジエ “まりひめ”で作ったアイスクリームとともに(※カップサービス付) 2,700円(3月30日までの限定)
旬の国産柑橘のサヴァラン ラム酒香るスープに浮かべて ベルガモットソルベ添え(※カップサービス付) 2,700円(3月30日までの限定)
このほかにも、甘い香りが特長の和歌山県産“まりひめ”をフレジエに仕立たデザートプレートや、口いっぱいに柑橘の香りが広がるサヴァランもラインアップ。
今しか味わうことのできない苺やフルーツを使った珠玉のデザート。銀座ショッピングの合間に、ぜひ楽しんでみては。
◆資生堂パーラー 銀座本店サロン・ド・カフェ
【住所】東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階
【TEL】」03-5537-6231 (予約不可)
【営業時間】火~土曜日 11:00~21:00(L.O.20:30)、日曜日・祝日 11:00~20:00(L.O.19:30)
【定休日】月曜日(祝日は営業)、年末年始
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