使用する場面を極端に選ばないのが、G-SHOCKの人気シリーズ「MT-G」。オン&オフの二刀流で使えることから大人のG-SHOCKとも呼ばれる「MT-G」の魅力をファッションで表現。ストリート、スポーティ、そしてビジネスの各スタイルにコーディネイトした。
敢えて選びたい“オトナのG”── G-SHOCK「MT-G」で着こなす3スタイル
“落としても壊れない腕時計”をシンプルかつ大胆な発想で実現したカシオの「G-SHOCK」は、腕時計の世界にタフネスを浸透させた。そして、男性ならば一度は手にしたことのある“通過儀礼”のシンボルのごとき存在になった。1983年に登場したスクウェアケースの「DW-5000」や、シリーズ初のダイバーズウォッチとなった93年のフロッグマンこと「DW-6300」などアイコニックな造形も懐かしい。
しかし、“若き日の通過儀礼”ものであったればこそ、やがてワードローブから姿を消してゆくことも珍しくないのだけれど、1999年発表の「MT-G」はG-SHOCKにあたらしい性格を与えた。
メタルと樹脂の融合を最大の特徴とするMT-Gは、アナログもしくはアナログとデジタルとのコンビネーションで時刻を表示する。ベゼルとバンドを一体にして取り付けるフレームガード技術は、“耐衝撃性”の向上にも貢献した。G-SHOCKの高級モデルに位置付けられ、ストリートだけでなく、さまざまなスタイルに溶け込むデイリーコレクションへと昇華し、“大人”が使えるG-SHOCKへと進化したのだ。
大人のためのG-SHOCK
MT-Gの誕生から20周年を迎える今年、大人が使えるG-SHOCKはさらなる進化を遂げている。最新鋭モデルの「MTG-B1000」では前作「MTG-S1000」よりもケースサイズをコンパクト化している。そして、カーボンファイバーを用いたインナーケースと、連結構造が改善されたメタル外装の恩恵で耐衝撃性も向上している。
ケースサイズは従来モデル(MTG-S1000)に比べて、縦方向2.8mm、横方向1.8mm、厚さ1.1mmのダウンサイジング。シャツの袖口への収まりが良くなり、当然着こなしの幅が拡がった。写真からもわかるように、ストリートやスポーツ・スタイルはもちろん、ビジネス系スタイルにも好相性だ。
MTG-B1000の使い勝手を大きく上げているもうひとつの要因は、シンプルなラウンドケースとアナログ式の指針表示だ。現代ではアナログタイプのG-SHOCKも珍しい存在ではなくなったが、このオーソドックスなデザインはやはり腕馴染みが良い。またBluetooth通信を用いるスマートフォンリンクとマルチバンド6を備える電波ソーラー時計なので、世界中のどこでも正確なホームタイムとローカルタイムを表示するのはいわずもがなだ。
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