文・川上康介
タンブール=太鼓型のケースは、ルイ・ヴィトンの時計のアイコンだ。ケースの仕上げにもこだわりを感じる。たたずまいが、なんともいえずラグジュアリーだ。「タンブール ホライゾン」は、見た瞬間にルイ・ヴィトンのものだと思わせる“力”のようなものを感じさせてくれる。
見た目だけではない。ハイクオリティのタッチスクリーンは、従来のコネクテッドウォッチから大幅な進化を感じさせる。触ってみると、その滑らかな動きと鮮やかさに驚く。コネクテッドウォッチもここまできたかと感じさせる繊細な表現力だ。
そして最大の特長は、旅を楽しませてくれるコネクテッドウォッチだということ。「My Flight(マイフライト)」は、フライトの時刻や、ターミナルおよびゲート情報、フライトの遅れの通知などを知らせてくれる機能。
さらには、世界7都市で使える「City Guide(シティガイド)」機能では、ルイ・ヴィトンによって編集されたシティガイドアプリの情報を活用し、ユーザーの現在地のおすすめスポットを紹介してくれたり、時間によってオープンしているカフェやレストランを教えてくれたりする。計画通りにルートをたどるのではなく、その場その時だけの出会いを楽しむ。旅を知り、旅を愛するルイ・ヴィトンらしい機能といえるだろう。
この「タンブール ホライゾン」は、ハードウェアからソフトウェアまで、すべてがルイ・ヴィトンのオリジナル。そしてユーザーが自分の個性を表現できるコネクテッドウォッチだ。
ケースは3種類、ストラップはラバーやレザーなど男女各30種類から選択可能だ。モノグラム柄やダミエ柄など、ルイ・ヴィトンらしさ満点のストラップもラインナップされている。
写し出される文字盤は、実にさまざま。これまでルイ・ヴィトンが発表してきた遊び心あふれる機械式時計の文字盤などを自由に選ぶことができるほか、レザーグッズの人気サービス「モン・モノグラム」同様に、好みのカラーでストライプとイニシャルをいれるカスタマイズも可能。誰ともちがう、自分だけの1本を簡単に作ることができるのだ。
ファッションと時計とデジタル。“個性”をキーワードに3つのジャンルのボーダーを軽やかに、スタイリッシュに超える「タンブール ホライゾン」。コネクテッドウォッチは、ここから新しい時代に突入していくのかもしれない。
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