柳煤竹(やなぎすすたけ)柳煤竹(やなぎすすたけ)

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日本の伝統色を知る

2024.3.28

読めますか?日本の伝統色「柳煤竹」ヒントは「やなぎ」から読みます










日本の伝統色「柳煤竹」とは……




柳煤竹は元禄期に人気だった煤竹色から派生した色彩で、灰がかった暗い黄緑色が特徴の伝統色です。楊梅皮の煮汁で下染したあとに、鉄漿(お歯黒の液)や明礬で発色させて色が作られていましたが、緑がかったことを示すために「柳」という字が使われていたそうです。元となった煤竹色からは、他にも「柳煤竹茶」「銀煤竹」「藤煤竹」「伽羅煤竹」などさまざまな変相色があります。





柳煤竹 = やなぎすすたけ

 

室町時代の頃に登場した煤竹色は、小袖や帯色などに使われる流行色のひとつでした。「柳煤竹」は、やなぎすすたけと読みます。







R74G89B61 #4A593D/柳煤竹(やなぎすすたけ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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