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2020.12.20

モンクレールのダウンが、名品と呼ばれる理由

登山グッズブランドとして生まれ、今ではラグジュアリーダウンの象徴的ブランドとなったモンクレール。その魅力は実に多面的ですが、名品といえばやっぱりこの艶やかな生地でしょう。

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文

ダウンをラグジュアリーアイテムに昇華した名作生地

モンクレールといえば、高級ダウンの代名詞。
しかし、なぜそう呼ばれるようになったのかは意外に知られていないかもしれません。
モンクレールは1952年に創業、世界的なアルピニストから認められる本格ダウンを作る一方で、ファッション性の高いデザインをいち早く提案したことでも知られています。まさに、ダウンジャケットをお洒落着として広く認知させた功労者です。

昨今では、ガム・ルージュやグルノーブルといったコレクションによって、ラグジュアリーダウンというカテゴリーを確立させました。その一役を担ったのが、モンクレールが独自に開発した生地ナイロンラケです。

同生地は、とにかく艶が魅力。極細のナイロン糸を打ち込み本数を多くして織り上げたのち、ローラープレスをかけることで表面を艶々に仕上げているんです。

これは一般的に裏地用として使われていた艶感のあるナイロンを、表生地として使えるように改良したもの。元々は通気性を確保しつつダウン抜けを防止するためのアイデアでしたが、昨今ではラグジュアリーダウンを象徴する生地としてその存在を確立させました。

というわけで、豊富なバリエーションを誇るモンクレールですが、その魅力をより堪能するならやっぱりナイロンラケを採用したモデルに一度は袖を通してみたいところ。これこそが、まさにモンクレールが名品と呼ばれるゆえんなんですから。
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◆カールー 

ハードにしてセクシー艶生地はまさに好相性

▲ 14万5000円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
アームのチューブキルトやスポーティなライン入りジップから、バイカージャケットをモチーフにしたモデルであることがわかる「カールー」。シルエットも、バイカーらしくタイトにデザイン。そこに艶感たっぷりなナイロンラケが組み合わさることで、オトコの色気を楽しませてくれます。

◆タルノス 

ナイロンラケの魅力を、余すことなく主張

▲ 20万円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
表面のみならず、裏面にまで光沢感たっぷりなナイロンラケを採用したこちらの「タルノス」は、日本限定モデルとなります。メタリックシルバーに加えて、ラバー製のロゴが近未来的なストリート感をアピール。ナイロンラケの艶感を、とことん満喫できます。
なんとこちら、アームをジップにより着脱することが可能。さらにフードの取り外しもできるので、様々な着こなしを楽しめます。
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◆タルノス 

艶たっぷりだけどシックなネイビーワントーン

▲ 20万円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
従来はマイクロリップストップを採用していたモデルを、ナイロンラケに変更したジャパン・エクスクルーシブの「タルノス」。表裏ともにダウン抜けを防止するために開発されたナイロンラケとあって、ダウンパックを使わないダイレクトインジェクション技術を採用しています。

◆マーク 

はやくも名作の風格アリな新定番

▲ 23万1000円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
こちらは、ナイロンラケではなくテクニカルナイロンを採用する「マーク」。見た目こそアーカイブに着想を得たレトロ顔ですが、その生地は極々軽量。2018年に登場し2019年秋冬にはベストセラーモデルとなった、昨今モンクレールの名品です。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

モンクレール ジャパン 0120-977-747

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