2018.12.23

冬のドライブに最高！彼女と蔵王の絶景を満喫できる素晴らしい宿

蔵王連峰の大自然に囲まれ、約1万坪にも及ぶ雑木林の中に、すべてが離れの客室がわずか18室。まさに、ゆったりとした時間が堪能できる「温泉山荘だいこんの花」。地元の野菜をメインとした料理が自慢。彼女と健康的な旅が楽しめますよ。

CREDIT :: 文／福田豊

今回の目的地はみやぎ蔵王。そうです、遊び好きの大人の男にとっては、ウインターシーズンのお約束の地のひとつ。かつては『私をスキーに連れてって』(映画です、念のため)よろしく、彼女とスキーを、という方も多かったのではないでしょうか。

ちなみに最近の若者は、スキーにも興味がないそうで、スキー場もずいぶん閉鎖されちゃっているらしい。そういや、スキーキャリアの付いてるクルマを見ることもないよなぁ。我々が若かった頃は、真夏にスキーやウエアを買わないと「最先端トレンドを逃す」ことになったもんですが。

なぁんて、さっきから「当時は」、とか「いまは」、ばっかりで、なんだかとってもジジくさい感じ。あ～、やめよう、やめよう。大人は大人の価値観で楽しんでいれば良いのですよ。で、そんな姿を若い世代が、格好いい！と憧れてくれるのが理想……。

春夏秋冬の自然がたっぷり愉しめるのが、快いのです

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離れの客室「山桜」は、ガス暖炉付き。暖かい部屋から眺める冬景色は格別。
半露天風呂付き離れ客室の「つめ草」。客室のベッドは、すべてシモンズ製。
露天風呂付き離れの客室「三日月」。

離れの客室「山桜」は、ガス暖炉付き。暖かい部屋から眺める冬景色は格別。
半露天風呂付き離れ客室の「つめ草」。客室のベッドは、すべてシモンズ製。
露天風呂付き離れの客室「三日月」。

ということでは、「温泉山荘だいこんの花」という温泉宿は、最良かも。だって、若者も絶対に憧れるはずの宿だから。

最大の特長は、約1万坪の広い敷地に、すべてが離れの客室がわずか18しかないこと。各部屋の作りも良い。広々としていて、天井が高く、しかし原則的には、ふたり用となっている。ベッドはシモンズ製で寝心地抜群。14部屋には露天の温泉付き。と、すべてが、彼女とふたりっきり、というのに最適。本当にシッポリと落ち着けちゃうのですよ。

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雪の花が咲いているかのような冬景色は、見るべき価値あり。
「星見台」からは、街中ではなかなか見ることのできない素晴らしい冬の星空が楽しめる。
客室のすべてが木々に囲まれ、余裕を持って配されている。

雪の花が咲いているかのような冬景色は、見るべき価値あり。
「星見台」からは、街中ではなかなか見ることのできない素晴らしい冬の星空が楽しめる。
客室のすべてが木々に囲まれ、余裕を持って配されている。

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蔵王の自然を楽しむ、がテーマの庭も良い。敷地内には、豊かな緑や、清冽な川の流れがあり、野鳥やリスが遊びに来るし、夏にはホタルが舞う。もちろん、かなたには雄大な蔵王連峰の美しい山並み。そして、雪に覆われた冬の風景の格別さといったら！

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ウッディな「どんぐりコテージ」には、木々の香りに包まれてのんびりできるテラスやラウンジが。
「どんぐりコテージ」では、溶岩浴や森林アロマエステも楽しめる。
樹齢180年の梁が印象的な農家風建物の母屋。

ウッディな「どんぐりコテージ」には、木々の香りに包まれてのんびりできるテラスやラウンジが。
「どんぐりコテージ」では、溶岩浴や森林アロマエステも楽しめる。
樹齢180年の梁が印象的な農家風建物の母屋。

各施設は、そんな素晴らしいロケーションに溶け込むかのように、木肌を生かした優しく温かみのある造り。また、どこも窓が広く、情緒ある光景を眺められるし、開け放てば自然にすぐ手が届く。部屋をつなぐわたり廊下なんて、まさに自然の中を散歩する、という風情。散歩道もあって、星を見るための場所もある。つまり敷地から一歩も出ないでも、全然、退屈をしないのです。

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客室「おぼろ月」の露天風呂は、湯船の先端がテラスからせり出していて、林の中に浮いているような感覚が味わえる林空露天風呂。
客室「三日月」の露天風呂では、デッキチェアでのんびりが心地よい。
当宿には、野趣あふれる貸切露天風呂が4つ。いすれも川沿いにあり、せせらぎの音を聞きながら湯浴みができる。
雪景色の露天風呂は、なんとも風情がある。用意されている三度笠を使えば、雨や雪の日でも、また違った趣の湯浴みに。
冬の季節には、柚子湯なども楽しめる。

客室「おぼろ月」の露天風呂は、湯船の先端がテラスからせり出していて、林の中に浮いているような感覚が味わえる林空露天風呂。
客室「三日月」の露天風呂では、デッキチェアでのんびりが心地よい。
当宿には、野趣あふれる貸切露天風呂が4つ。いすれも川沿いにあり、せせらぎの音を聞きながら湯浴みができる。
雪景色の露天風呂は、なんとも風情がある。用意されている三度笠を使えば、雨や雪の日でも、また違った趣の湯浴みに。
冬の季節には、柚子湯なども楽しめる。

温泉は、豊富な源泉を利用したかけ流し。野趣溢れる露天の大風呂が24時間愉しめ、貸しきりの露天風呂も4種類あり、最高に気持ちいい。ということで、施設のどこにいても、蔵王の山々に抱かれているような、なんともいえない快さ。本当に、春夏秋冬のすべてで愉しめる。で、また来たい、となるリピーターが多いのだそうです。

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四季折々の野菜が最高に美味な食事は、とても身体に快い

食事もとっても洒落ている。敷地内の畑と、地元の農家の、野菜が主役。名付けて「嬉し、里山料理」という、その季節の旬のとれたてを食べさせてくれるもので、それが新鮮な味わい。仙台牛や、三陸の魚介類も充実。これからがまた美味なんだなぁ。

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冬の名物料理「蔵王高原だいこん樹氷鍋」。仙台牛、蔵王本鴨、鯛、仙台せりをたっぷりの千切り大根で。
冬の料理一例。
冬の料理一例。
当宿の料理は、自家農園と地元の採れたて野菜が主役。野菜の美味しさを再認識できる。
館内では、手作りの果実酒やジュースも味わえる。

冬の名物料理「蔵王高原だいこん樹氷鍋」。仙台牛、蔵王本鴨、鯛、仙台せりをたっぷりの千切り大根で。
冬の料理一例。
冬の料理一例。
当宿の料理は、自家農園と地元の採れたて野菜が主役。野菜の美味しさを再認識できる。
館内では、手作りの果実酒やジュースも味わえる。

また11月初旬から4月下旬までの冬季は閉鎖されていますが、すぐ近くにある蔵王エコーラインというのが高名なドライブのメッカ。春の開通直後は左右に雪の壁が、夏にはさわやかな空気と新緑が、秋には美麗な紅葉が、愉しめる。冬は冬で、当宿までのドライブが絶景続き。クルマがライフスタイルを豊かにしてくれる。クルマが大切な親友、というのを改めて実感できるのですよ。

ということで、大人の男ならば、クルマで颯爽と。そしてその姿で若者に憧れられちゃいましょう。で、若者たちが「クルマは楽しい！」と思ってくれれば最高。ぜひ、そうなりましょう！