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2018.11.28

むき出しの刺激を得たいなら、このクルマしかない

刺激的なクルマといえば、やはりスポーツカーがその筆頭ではないでしょうか。低いシート位置からの眺め、クセのあるエンジン音、そして唯一無二の存在感あるフォルム。見た目も乗り心地も気分を上げてくれるに間違いありません。

CREDIT :

文/小川フミオ

スポーツカーという、むき出しの刺激

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刺激的なクルマ、といっても、きっと人により千差万別だろう。ひとによっては革内装で暗めの室内のリムジンがいいというかもしれないし、逆になんにも豪華装備のない昔のシトロエン2CVが刺激的というひともいるかも。

ここはストレートにいこう。刺激的なクルマの最右翼はスポーツカーだ。見るだけでも心ときめき、乗りこんで走りだせば気分が高揚するではないか。

使っているうちにどんどん気分が高まる道具といえばスポーツカー。低くて、キャビン(ひとが乗るスペース)が小さいと、それだけでフツウと違うかんじがするものだ。リゾートホテルや都市内のラグジュアリーホテルのように日常とちがう世界を感じさせてくれる。

4490万円のランボルギーニ・アヴェンタドールSもいいし、324万円のマツダ・ロードスターRFもこの意味では負けていない。

女のひとは自分で運転するときは、ちょっとモビルスーツ的なSUVを好む傾向にあるのは知っている。ゴツい見かけのクルマは身を守ってくれそうな気がするからだ。

スポーツカーの世界はその逆。地面に這いつくばるように、道行くひとに自分をさらけだすかんじで乗る。あまりにも低いクルマはタバコの火を地面でもみ消すことが出来るほどだ。

そのさらけだす感覚こそ刺激なのだ。たいてい排気音も炸裂するような爆音なのでその意味でも“自分は目立つのが好きなやつなんだよー”と主張しているようで恥ずかしい。いや、恥ずかしくない。自己主張はいいことだ。

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「スリル」とは恋のときめき

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女のひとにこういうふだんはあまり味わったことのない刺激を与えられるクルマ。低い車高のスポーツカーをデートに使うことを勧める理由はここである。
裸でホテルの窓に立つような。見られているのか見られていないのかわからない。しかも見ているのは知らないひとなのか知っているひとなのか。そのときの気分の高まりを想像してみてほしい。

よく出来たセダンの存在意義は快適な移動にある。リムジンの後席は移動するオフィスなどと言われたりする。日常からのスムーズな移行を実現することが高級車の評価基準の大きな部分を占めるといってもいいかもしれない。

それに対してたとえば185万円の小さなロードスター、ホンダS660ですら日常からの心地よい断絶を作り出してくれる。“こんなクルマでどこに行くつもりかしら”と女のひとがドキドキするのは、1000万円超えのサルーンではなくS660であるはず。

スリルというと日本ではジェットコースターを思い浮かべるかもしれないけれど、あちらでは恋のときめきのことをいう。

そこに注目して男女(の仲)に刺激を与えてくれるであろうクルマを選びだしてみた。スポーツカーでスリルあるドライブを!

男女を刺激するスポーツカー15選

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