11年連続ミシュラン3つ星の味はやっぱり美味～～！

まずはLEON編集部でも大活躍の「ネスプレッソ」が主催する「アトリエ・ネスプレッソ」のご紹介をば。
2009年にフランスのリヨンで初開催され、その後は世界規模で展開される同イベントは、開催国のトップシェフが究極の料理でおもてなしをすることを軸としながら、その料理にはネスプレッソのコーヒーが用いられるなど、コーヒーの可能性を広げることに力を注いでいます。
2016年には東京でも開催され話題となりましたね。
そして先日、東京で第2回目となる同イベントが開かれ、私もお邪魔してきましたので、そのレポートをさせていただきます。

会場となったのは、品川に位置するB&C HALL。
入場すると、さっそく新作コーヒー『マスターオリジン』シリーズの試飲からスタートです。

同ブランドの品質に対するこだわりを体現したというマスターオリジンシリーズは、インド、インドネシア、コロンビア、ニカラグア、エチオピアの 5 ヵ国で生産された単一原産国のコーヒー豆を使用した5 種類のカプセルコーヒーからなるシリーズ。
各国の職人がこだわり抜いた一杯は、どれも個性的な味が楽しめます。

そして上述のとおり同イベントでは、開催国のトップシェフによる料理がいただけるのですが、今回はなんと11年連続でミシュラン3つ星を獲得した「カンテサンス」の岸田周三シェフがオリジナルコースを用意してくださいました！
全9品のなかから、厳選してご紹介させていただきます。

まずは、トリュフをふんだんに使用したアミューズブッシュの後に登場したコチラ。

「フランス・モンサンミッシェル産ムール貝のスープ」です。
プリプリで濃厚なムール貝がこれでもかと入ったスープは、マツタケ以上の香りをもち稀少価値が高いとされる香茸が加えられ、その風味が鼻の中で爆発。
こんなに美味しく、記憶に残るスープは初めてでした。

続いてはカンテサンスのスペシャリテである「ヤギ乳のバヴァロワ」。
ヤギのミルクで作られた純白のバヴァロワは、塩とオリーブオイルのみで味付け。
ホクホクのゆり根が、なめらかなバヴァロワに心地良いアクセントを加えます。
至極シンプルなひと皿は、永遠に食べ続けていたいと思わせられました。

そしてついにネスプレッソのコーヒーを用いた逸品が登場！
「フランス・ランド産フォワグラコンフィと『マスターオリジン コロンビア』」です。
ねっとりと濃厚なフォワグラのコンフィに数種類のフレッシュな野菜が盛られ、その仲介役となっているのがキュービック状のコーヒーゼリー。
『マスターオリジン コロンビア』を使用したそれには、コーヒーの旨味が逃がすことなく凝縮されており、フォワグラの旨味にも負けず劣らずの強印象を発揮していました。

最後にご紹介するのは「フランス・ラカン産鳩のフリット『マスターオリジン インドネシア』の香り」です。
名前のとおりコチラは、『マスターオリジン インドネシア』で鳩を2日間マリネし、香り付けした風味豊かなひと皿。
フリットでありながらレアに仕上げられており、鳩特有のくさみも一切ありません。
エシャロットなどの香味野菜を使ったペーストや、鳩の数種類のホルモンを使ったパテも美味でした。

最後は『ネスプレッソ エクスクルーシブ・セレクション』シリーズで締め。
いや～～、こんな贅沢しちゃっていいのか、と思うほど最高の時間を過ごさせていただきました。
岸田シェフのクリエイティビティが光る料理の数々に感動しながら、コーヒー自体がもつ可能性の広さも実感することができました。

ちなみに、今回のアトリエ・ネスプレッソでも使用されたマスターオリジンシリーズをはじめとしたネスプレッソの商品は、以下より購入可能です。
ぜひお試しくださいな！