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Form Follows Function

セイコー アストロンに不朽の限定モデル登場! 技術と機能を美的に解決するジウジアーロ・デザインの1本

数かずの名車を生みだしたイタリアのジウジアーロ・デザイン。世界で初めてのGPSソーラーウォッチとして、進化を続けるセイコー アストロン。ジウジアーロとセイコーが力を合わせると、こんな名作ができた。世界限定3000本だ。

文・小川フミオ
写真・山下亮一 撮影協力・いすゞスポーツ

セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル
自動車界に大きな足跡を残してきたジウジアーロ・デザインとセイコーが1983年に共同開発した世界初のアナログクオーツクロノグラフへのオマージュを込めて作りあげた先進のGPSソーラークロノグラフ。
精悍なブラックIP(イオンプレーティング)に赤・緑・白のイタリアの三色旗の色が彩りを添えている。チタンケース&ブレスレット、GPSソーラームーブメント、46.3mm径、世界限定3000本。¥300,000 
ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル スペシャルサイトはこちら



美とはなにか知り抜いた男

人間の審美観はあまり変わっていない。動物の絵は、2万年前にラスコーの洞窟にクロマニヨン人が描いたものだけれど、現代に生きる僕たちの目にも十分活き活きと見える。15世紀後半にボッティチェッリが描いた女性たちの裸体は依然として官能的だ。

クルマの美についても同様のことが言えるのではないだろうか。19世紀末に誕生した内燃機関による自動車の歴史は絵画ほど古くはないけれど、むかしの美しいクルマはいまでも美しい。人間の審美観は、100年や200年ぐらいでは、いやいや数千年であっても、そうそう変わるものではないらしい。

クルマにおける美の巨匠たちは、イタリアの地が多く生み出してきた。ボッティチェッリなどルネサンスの巨人たちの末裔である彼らのなかでも、だれもが“イル・マエストロ(巨匠)”と呼ぶのが、ジョルジェット・ジウジアーロである。

1938年に北イタリアはピエモンテ州に生まれ、学生時代はデザインを専攻するが、学校を終えるまえの17歳のときに才能を見出された。フィアットで600やヌオーバ500を開発したダンテ・ジアコーサが、ジウジアーロをフィアットのスタイリングセンターに呼んだのである。そこから、ジウジアーロは数々の“名車”を生み出していく。僕が好きなデザインをランダムに挙げると、マセラティ・ボーラ(71年)、フォルクスワーゲン・ゴルフ(74年)、アルファロメオ・アルフェッタGT(同)、BMW・M1(78年)といった車名が出てくるけれど、カロッツェリア・ギア時代の作品であるいすゞ・117クーペ(66年発表)も忘れがたい。

1 000

ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:セイコーとジウジアーロの名作スポーツウォッチ
1983年のセイコースポーツ・スピードマスター。(中央)20度傾斜のドーム型液晶ディスプレイが特徴。(左)ドライブ中の使用を前提にケースの中心をオフセットさせたうえ、手袋でも使える大型スイッチを採用。(右)バイクのハンドルに装着可能な巻き込み式のベルトを持つデジタル・クロノグラフ。

ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:1970年代の日本車を代表するエレガントな4座クーペ

ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:1970年代の日本車を代表するエレガントな4座クーペ

ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:1970年代の日本車を代表するエレガントな4座クーペ

ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:1970年代の日本車を代表するエレガントな4座クーペ

ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

今回発売された、セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル。
ケースとバンドの中心をオフセットしたオリジナルのコンセプトを踏襲しつつ、最先端のGPSソーラークロノグラフムーブメントを搭載した。
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1983年のセイコースポーツ・スピードマスター。(中央)20度傾斜のドーム型液晶ディスプレイが特徴。(左)ドライブ中の使用を前提にケースの中心をオフセットさせたうえ、手袋でも使える大型スイッチを採用。(右)バイクのハンドルに装着可能な巻き込み式のベルトを持つデジタル・クロノグラフ。

ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:1970年代の日本車を代表するエレガントな4座クーペ

ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

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ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

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ジウジアーロが手がけた名車・名機たち:1970年代の日本車を代表するエレガントな4座クーペ

ジョルジェット・ジウジアーロの傑作のひとつがいすゞ・117クーペ。68年に発売され81年までつくられた。71年まで、ボディの仕上げは熟練工によるセミハンドメイドだった。ボンネットとキャビンと4輪の配置の相互関係のバランスが見事だ。細部の仕上げもふくめ史上もっとも美しいクーペの1台。写真は1968年の東京モーターショー出展モデル。

今回発売された、セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル。
ケースとバンドの中心をオフセットしたオリジナルのコンセプトを踏襲しつつ、最先端のGPSソーラークロノグラフムーブメントを搭載した。
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ジウジアーロの才能に注目したのは自動車メーカーだけではない。セイコーは、1980年代初頭にセイコースポーツ・スピードマスター(83年にオリジナル発表)のデザインをジウジアーロに依頼している。ケースをセンターから右にオフセット配置したり、デジタル表示窓もろともダイヤル全体を右に20度傾けて、自動車のステアリングやオートバイのハンドルを握る左手に目を落としたときの視認性をよくしたりしたのは、機能的デザインの天才であるジウジアーロの面目をゆたかに示す着想だった。ジウジアーロは「四輪車、二輪車のドライバーの腕元によく似合い」かつ「ドライビングスーツの袖から見やすい」ことにこだわった。デザインは、課題を美的に解決するものでなければならない、という信念がそこにはあったのだ。

マエストロが引退し、現在のジウジアーロ・デザイン社と新たに開発したセイコー アストロンのジウジアーロ・デザイン2017限定モデルにもおなじ思想、おなじ美意識が貫かれている。

この限定モデルではストップウォッチ機能を使いやすいようにするために、ケースをブレスレットの中央にではなく右にオフセットして配置。マットブラックのチタン製ケースとブレスレットに差し込まれるのは、プッシュボタンやベゼル、ダイヤルに配された鮮烈な赤であり、緑である。

「ジウジアーロ・デザインのよさは、機械が好きな男の子の気持ちが出ているところですね」

というのは、クルマをはじめ、腕時計や家電など、幅広い分野でデザイナーとして活躍する和田智さんだ。

世界中どこにいても現地の正確な時間を教えてくれるGPS機能と電池交換不要のソーラー充電機能などを搭載するアストロン。そのジウジアーロ・デザイン・バージョンこそ、価値を不朽のものとするのにちがいない。「自動車デザインの分野で、100年後にも個人として名前が残っているのは、ジウジアーロさんだけじゃないか、と思っているんです。彼のデザインはたんに作家としての自己主張ではない。技術的な問題をデザインによって美的に解決するとともに環境との調和も追求している。今回のアストロンでも、ブレスレットのコマひとつずつにミラーと節目で仕上げ分けを施すなど細部に目が行き届いているし、全体として悪目立ちしない、調和の取れたデザインになっています。ケース径が大きくデザイン要素が多い時計ですが、ジウジアーロさんのデザインが継承されていて、マエストロらしい落ち着きを感じられるのがいいですね」


和田 智
カーデザイナー。SWdesign代表取締役。1984年に日産自動車に入社。98年、アウディAG(アウディデザイン)に移籍。シニアデザイナー兼クリエイティブマネージャーとして、初代A6、Q7、A5などを担当。2010年に独立し、SWdesignを設立。クルマに加えて、ISSEY MIYAKE WATCH “W”など多分野で活躍中。


お問い合わせ

セイコーウオッチ お客様相談室
Tel.0120-061-012

ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル スペシャルサイト
https://www.seiko-watch.co.jp/astron/giugiaro2017/

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Author:
小川フミオ
Brand:
セイコー