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iPhone16 Proシリーズのリアカメラには、原子層堆積法(ALD:Atomic Layer Deposition )によってコーティングされたレンズが搭載され、フレアやゴーストが抑えられることで写真画質が向上すると期待されています。
レンズサプライヤーは既に、ALDコーティング装置を導入して試作を行っているようです。
iPhone16 Pro向け新レンズの評価テスト結果良好?
iPhone16 Proシリーズ向けのALDコーティングレンズの製造を担当するのは、高い技術力と供給実績で定評のあるLargan Precisionのようです。
海外メディアの報道によれば、Largan Precisionが手掛けたALDコーティングレンズは顧客の評価テストをパスしたことですので、顧客とはAppleを指す可能性が高いでしょう。
Largan Precisionは、iPhone15 Pro Maxに搭載されているテトラプリズムを用いた5倍望遠レンズを供給、iPhone16 ProシリーズではiPhone16 Proにも搭載される見通しです。
iPhone17シリーズは全モデルがALDコーティングレンズ搭載か
Largan Precisionは、Appleが指定するかなり高価なALDコーティング装置を複数台導入している模様です。
これだけの大型投資を行うということは、今年はiPhone16 Proシリーズ向けにとどまっても、来年はiPhone17シリーズの全モデルにALDコーティングレンズを搭載する計画および基本契約がAppleとの間であるのかもしれません。
Source:経済日報
Appleは、本体上部にタッチスクリーン付き液晶ディスプレイ(LCD)を搭載した新型HomePodの開発に取り組んでいるとかねてより噂されてきましたが、今回、Apple製品コレクターのKosutami氏が、ディスプレイ付きHomePod向けに設計されたとされる新たなスクリーンの部品画像をX上で公開しました。
今回リークされたのは、従来型のシンプルなタイプのデザイン
公開された画像には、スピーカーの上面のほぼ全体を覆う曲面ガラスが写っており、この部品は、以前リークされた曲面液晶ディスプレイを搭載したHomePodのプロトタイプと一致しています。ちなみに、現行のHomePod(第2世代)には、カラフルな色のパターンを表示する複数のLEDを備えたフラットなタッチスクリーンが搭載されています。
Appleがディスプレイ付きHomePodの開発を検討しているという噂は2021年頃からあり、実際に同社は複数の製品の開発に取り組んでいるようです。その中でも最もシンプルなのは、Kosutami氏や他のリーカーが言及しているHomePodで、ガラス製のタッチスクリーンを備えた従来型のスピーカーです。ディスプレイには、再生中の曲などApple Musicからの情報が表示され、SharePlayやその他の機能が利用できます。
New picture of the (might be upcoming one) HomePod with display.
— Kosutami (@Kosutami_Ito) April 18, 2024
Glossy, sick, just imagine.#Apple #appleinternal (B720) pic.twitter.com/xMTULXpGw0
iPadとHomePodをアームで接続したようなものになる可能性も
なお、Bloombergのマーク・ガーマン記者は以前、Appleは内蔵カメラを備えたスピーカーとロボットアームにiPadのようなディスプレイを取り付けたHomePodの開発に取り組んでいると伝えていました。TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏は2023年に、Appleは2024年のどこかの時点で、7インチディスプレイを備えたHomePodをリリースするだろうと述べていましたが、現時点でそれはなさそうです。
刷新されたHomePodがいつ登場するのかは不明で、Appleはまだ様々なデザインを試しているだけの可能性もあります。とは言え、現行のものと同じデザインを採用したタッチ操作対応の液晶ディスプレイを搭載したHomePodは、そう遠くない将来に登場する可能性があります。
筆者は、Apple製品は「シンプルさ」が売りだと思っているため、アームにスクリーンが取り付けられたHomePodについては否定派です。実際、今回リークされた画像からも、最終的にシンプルなデザインに落ち着くのではないかと予想されますが、今後、また別のリーク画像が公開される可能性もあります。
ちなみに今のところ、ディスプレイ付きHomePodは年内に発売される可能性は低いと報じられています。
Source: Kosutami/X via MacRumors,9to5Mac
Photo: Apple
Appleがリサイクルのために回収した約10万台のiPhoneなどが、リサイクル業者によって盗まれて中国に横流しされていた、と米メディアBloombergが報じています。一方で、Appleがまだ使うことのできる製品を破砕してリサイクルすることを批判する声もあります。
リサイクルされるはずのiPhone約10万台、中国に横流し
Appleは、回収したiPhoneやiPad、Macなどの製品をリサイクルするために、カナダのリサイクル企業GEEPと契約していました。
AppleはGEEPと契約締結後の数年間で53万台以上のiPhone、約25,000台のiPad、約19,000台のApple WatchをGEEPに引き渡していました。
AppleはGEEPに対して、引き渡した使用済み製品を残さず破砕処理する契約を結んでいました。
しかし、2017年に実施した抜き打ち検査で、少なくとも99,975台の使用可能なiPhoneが破砕処理されずに中国に横流しされ、中国で新たなユーザーに再アクティベートていたことが分かりました。
AppleはGEEPを提訴、しかし放置で自然失効か
Appleは2020年1月にGEEPを契約不履行で提訴しました。
しかし、Appleは提訴後に申し立てを行なっていないため、このままだと提訴は2025年1月に自然失効する見込みです。
GEEPも、窃盗に関わっていた元従業員を訴えたものの、こちらの訴訟も動きがないまま、2025年8月に自動失効する可能性が高いようです。
AppleのGEEPへの訴訟は、GEEP以外のリサイクルパートナーで同様の事件が起こらないようにするための牽制だったではないか、とも噂されているそうです。
まだ使える製品の破砕には批判も
Appleに対しては、まだ使える製品を破砕し、素材としてリサイクルすることへの批判もあります。
iPhoneの場合、カーボンフットプリントの80%は製造時に排出されるため、素材レベルからリサイクルするよりも、同じ製品を長期間使うほうが環境負荷が少ない、との指摘もあります。
Appleは、2030年までに製品ライフサイクルにおける100%カーボンニュートラル実現を目指すと宣言していたのに、まだ使える製品を破砕するのは環境に優しくないのではないか、と批判の声もあがっています。
まだ使える製品の破砕は、各社が在庫調整などのために行なっており、珍しいことではないそうです。新製品を売ることで高い利益を得る、業界の構造上の問題と言えるのかもしれません。
Bloombergは、BoseのヘッドホンやMicrosoftのタブレットなど、まだ使える多くの製品が破砕される様子を「まだ使える製品を破砕するなんて正気とは思えない」と振り返るリサイクル企業の元従業員の声も紹介しています。
Apple製品寿命は伸び、修理しやすく
Appleの広報担当者はこの批判に対して、この数年間でリサイクル技術が大幅に進化しており、Apple製品の寿命は伸び、多くの製品が複数のユーザーに使われており、最終的に寿命を迎えた製品は適切なリサイクルによって資源回収が行われている、と説明しています。
Appleは2018年に、1時間に200台のiPhoneを分解し部品を分別・リサイクルできるロボット「Daisy」を導入しています。
最近のAppleは修理しやすさを意識した製品を増やしつつあります。iPhone14では修理しやすい構造を採用し、Apple製品の修理しにくさを批判してきたiFixitを驚かせました。
現地時間4月11日にAppleは、修理規約を大幅に変更しており、iPhone本体に修理用部品を使用しやすくなっています。
Source: Bloomberg
Photo: Apple
2024年4月19日午前11時5分に確認したところ、Apple認定の整備済製品として、iPad Air(第4世代)の在庫数が増加、iPad mini 6も販売されています。
iPad Proの整備済製品も継続して販売中ですが、モデルの追加および減少があります。現時点で販売されているモデルと、販売価格を確認しました。
【更新】午後5時30分時点で、新たにApple PencilとApple Pencil(第2世代)の整備済製品が追加されました。
iPad整備済製品(4月12日午後9時50分時点)
2024年4月19日午前11時5分時点で販売されている、iPad整備済製品は下記の通りです。
iPad mini 6
<figure>
モデル | 販売価格(税込) |
iPad mini 6 Wi-Fi 256GB, パープル | 86,800円 |
</figure>
iPad Air(第4世代)
<figure>
モデル | 販売価格(税込) |
iPad Air(第4世代) Wi-Fi + Cellular 64GB, スカイブルー | 83,800円 |
iPad Air(第4世代) Wi-Fi + Cellular 64GB, スペースグレイ | 83,800円 |
iPad Air(第4世代) Wi-Fi + Cellular 256GB, シルバー | 102,800円 |
iPad Air(第4世代) Wi-Fi + Cellular 256GB, ローズゴールド | 102,800円 |
iPad Air(第4世代) Wi-Fi + Cellular 256GB, スカイブルー | 102,800円 |
iPad Air(第4世代) Wi-Fi + Cellular 256GB, グリーン | 102,800円 |
</figure>
11インチiPad Pro
<figure>
モデル | 販売価格(税込) |
11インチiPad Pro Wi-Fi 128GB, シルバー(第3世代) | 93,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi 256GB, スペースグレイ(第3世代) | 112,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 512GB, スペースグレイ(第3世代) | 156,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 512GB, シルバー(第3世代) | 156,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi 1TB, スペースグレイ(第3世代) | 188,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 1TB, スペースグレイ(第3世代) | 207,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 1TB, シルバー(第3世代) | 207,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi 2TB, スペースグレイ(第3世代) | 239,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 2TB, スペースグレイ(第3世代) | 258,800円 |
11インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 2TB, シルバー(第3世代) | 258,800円 |
</figure>
12.9インチiPad Pro
<figure>
モデル | 販売価格(税込) |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi 1TB, スペースグレイ(第5世代) | 224,800円 |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 1TB, スペースグレイ(第5世代) | 243,800円 |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 1TB, シルバー(第5世代) | 243,800円 |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi 2TB, スペースグレイ(第5世代) | 275,800円 |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi 2TB, シルバー(第5世代) | 275,800円 |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 2TB, スペースグレイ(第5世代) | 294,800円 |
12.9インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 2TB, シルバー(第5世代) | 294,800円 |
</figure>
Apple Pencil
<figure>
モデル | 価格(税込) |
Apple Pencil | 11,480円 |
Apple Pencil(第2世代) | 15,380円 |
</figure>
iPad整備済製品とは
iPad整備済製品についてAppleは、下記のように説明しています。
- iPad整備済製品は、すべてのモデルに新しいバッテリーと外装が使用され、1年間の保証も付いています。最短で翌日に無料でお届けし、返品も無料です
- ほかにも、以下のものが含まれます
- 完全な動作テスト、Apple純正パーツの交換(必要な場合)、徹底したクリーニング
- 出荷時のオペレーティングシステム、またはより最新のオペレーティングシステム
- 整備済製品はすべて、必要なアクセサリやケーブルとともに新品の箱に再梱包されます
- お客様のデバイスが出荷時のオペレーションシステムを搭載した状態で出荷された場合も、最新バーションをApp Storeから無料でダウンロードできます
- 数量限定につき、在庫状況は購入代金全額のお支払いが完了した時点で保証されます
Photoおよび販売ページ:iPad整備済製品
来月以降に発売されると噂の新型iPad Airには、新たに12.9インチモデルが追加されるのが確実視されています。
12.9インチiPad Airは、12.9インチiPad Pro(第6世代)と比べてリアカメラとディスプレイ種別が変更されることで販売価格は安くなると期待されていますが、ディスプレイ種別は変わらないとの予想が伝えられました。
12.9インチiPad AirがミニLEDディスプレイ搭載と予想
今回の予想を伝えたのは、高い予想的中率をほこるDSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏です。
ヤング氏は、12.9インチiPad Airには12.9インチiPad Pro(第6世代)と同様、ミニLEDバックライトを採用したディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)が搭載されると述べています。
ミニLEDディスプレイが通常のエッジ型バックライトを採用する液晶ディスプレイよりもコントラストや消費電力に優れているのは知られていますが、デメリットとして製造コストの高さがあります。
そのため、これが事実であれば12.9インチiPad Airの販売価格は、12.9インチiPad Pro(第6世代)と比べてリアカメラが1眼になりLiDARスキャナを搭載しない分の値下げしか期待できません。
筆者の独自試算により、12.9インチiPad Airの販売価格は税込116,800円〜もあり得ると考えていましたが、エッジ型バックライト液晶ディスプレイの搭載を前提としていましたので、この価格より高くなるのは確実でしょう。
同じディスプレイ搭載で薄型化可能?
12.9インチiPad Airは、12.9インチiPad Pro(第6世代)よりも0.4ミリ薄くなるとの噂がありますが、薄型化が困難なミニLEDディスプレイでこれが実現できるのか、また、外寸に関する予想自体が間違っている可能性があります。
10.9インチiPad Airの販売価格は、為替レート次第
10.9インチiPad Airには引き続きエッジ型バックライトを採用する液晶ディスプレイが搭載される見込みですので、販売価格はiPad Air(第5世代)とほぼ同じでしょう。
懸念点は、円安が続く状況下で日本での販売価格にどの程度の為替レートが適用されるかです。
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/X via 9to5Mac
Photo:Apple Hub/Facebook
Appleは4月22のアースデイに向けて、公式サイトの「Trade In」のページを更新しました。以前よりもリサイクルに焦点が当てられており、“地球”というキーワードを使用したりと、キャッチコピーにも若干の変更が加えられています。
あなたと地球に、いいことたくさん。
Appleは下取りページの宣伝文句で「無料でリサイクルします」と述べており、「あれもこれもそれも、リサイクルできます」と、デバイス自体だけではなくケーブル、ケース、アクセサリなどもリサイクルできると宣言しています。
<figure><figcaption>Apple</figcaption></figure>
わざわざ“無料で”と強調しているのが今度は有料になるかもしれないということを示唆しているようでヒヤヒヤしますが、2022年度時点で使用済パソコンの資源再使用率はデスクトップPC本体、ノートブック本体、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイのすべてがおおよそ80%に達しており、最資源化実績はなかかなのものと言えます。
リサイクルロボットとレザー使用の廃止
Apple UKのYouTubeアカウントは、リサイクルロボットとレザー使用の廃止について伝える、短い動画のクリップを公開しています。
<figure>
</figure><figure>
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AppleのリサイクルロボットDaisyは23種類のiPhoneモデルを識別し、18秒ごとに1台ずつ、どのような順番でも処理することができます。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は再生素材の活用にAIを使用しているとも述べており、Appleは環境への取り組みに引き続き力を入れているようです。
Appleが現地時間2024年4月16日、iOS17.5、iPadOS17.5、watchOS10.5、macOS Sonoma 17.5、tvOS17.5、visionOS1.2の開発者向けベータ2をリリースしました。
iOS17.5開発者向けベータ2で判明した新機能を確認します。
各OSのビルド番号〜リリースキャンディデートは当分先
Appleは現地時間2024年4月3日に、iOS17.5、iPadOS17.5、watchOS10.5、macOS Sonoma 17.5、tvOS17.5、visionOS1.2の開発者向けベータ1を公開していました。
今回公開された、開発者向けベータ2のビルド番号は下記の通りです。
- iOS17.5開発者向けベータ2:21F5058e
- iPadOS17.5開発者向けベータ2:21F5058e
- watchOS10.5開発者向けベータ2:21T5555d
- macOS Sonoma 14.5開発者向けベータ2:23F5059e
- tvOS17.5開発者向けベータ2:21L5553e
- HomePodソフトウェアバージョン17.5開発者向けベータ2:21L5553e
- visionOS1.2開発者向けベータ2:21O5565d
Appleはまた、macOS Sonomaに対応しないMacモデル向けに、macOS Monterey 12.7.5 リリースキャンディデート(RC)2、macOS Ventura 13.6.7 RC2も公開しています。
iOS17.5に導入される見込みの新機能は?
iOS17.5ベータ版で確認されている新機能は、下記の通りです。
Webサイトからアプリを直接ダウンロード可能に(欧州連合の地域のみ)
iOS17.5開発者向けベータ2で、欧州連合(EU)の地域の開発者はWebベースのアプリの配布に対応したことに伴い、Webサイトからアプリを直接ダウンロードできるようにすることが可能になりました。
Podcastウィジェット
Podcastウィジェットで、再生中のPodcastのアートワークに応じて背景が変わる機能が追加
その他
上記以外にも、下記の新機能が実装される見通しです。
- モバイルデバイス管理の改良:デバイスの初期化が簡便になる
- FaceTimeに、すべての参加者をブロックする機能を追加:スパム対策の一環
- 新しいApple Pencilへの対応:ソースコードに、Apple Pencil “V4 “の記述
- iPadのバッテリーの状態
- サードパーティーのトラッキングアイテムに対する通知に対応
- Apple News+:ワードゲーム「Quartiles」を追加
Appleが今年も4月に、2種類のApple Watchチャレンジ、「アースデイチャレンジ」を4月22日に、「国際ダンスデイチャレンジ」を4月29日に開催します。
Apple Watchチャレンジの達成条件をクリアすると、iMessageとFaceTimeで使える特別なバッジを獲得することができます。
アースデーチャレンジ:4月22日
アースデーチャレンジが、今年も4月22日に開催されます。アースデーチャレンジの達成条件は、4月22日に30分以上の何らかのワークアウトを行うことです。
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ダンスデーチャレンジ:4月29日
ダンスデーチャレンジも、昨年同様、4月29日に開催されます。ダンスデーチャレンジは、近代バレエの父といわれるジャン=ジョルジュ・ノヴェールの誕生日である4月29日(国際ダンスデー)を記念して始まったものです。
ダンスデーチャレンジの達成条件は、4月29日に20分以上のダンスワークアウトを行うことです。
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Source:MacRumors
Apple Developer Academyは、将来プロフェッショナルとしての活躍を目指す開発者向けに無料の包括的なカリキュラムを提供していますが、同アカデミーがインドネシアのバリ島にも拡大した、とAppleはプレスリリースで発表しました。
Developer Academyは6カ国で開校
Apple Developer Academyの受講者は、アプリ開発のサイクルを何度も繰り返して優れたアプリのコーディングや設計について学び、コラボレーションやプレゼンテーションのスキルを磨くことができます。プログラムの種類に応じて、30日間から2年間かけて取り組むこととなっています。
これまでApple Developer Academyは、ブラジルの10地域、イタリアの1地域、サウジアラビアの1地域、韓国の1地域、米国の1地域、そしてインドネシアの3地域で展開されてきましたが、この度インドネシアのバリ島が新たに加わることが明らかになりました。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、バリ島でのアカデミーの開校について次のようにコメントしています。
一行のコードが世界を変えうることを、私たちは何度も見てきました。インドネシアでは、その可能性を証明しようとする人々の創造性とスキルに投資しています。インドネシアで第4のアカデミーを開校することにより、さらに多くのコーダーの成功に寄与できることを楽しみにしています。
<cite>ティム・クック</cite>
クックCEOは現在インドネシアを訪問中
プレスリリースの発表と同時にApple役員が現地訪問を行うことは通例となりつつありますが、現在クックCEOはインドネシアを訪れていることをソーシャルメディアで明かしています。
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iPhone Photographer Nyimas Laula introduced me to a celebrated ancient Indonesian art form today at the Wayang Museum. Thank you to all the wonderful performers! pic.twitter.com/zaaPh1ppO0
— Tim Cook (@tim_cook) April 17, 2024
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同氏はインドネシアの前に今度のサプライチェーンの重要拠点となるベトナムも訪れています。
Source: Apple
Photo: @tim_cook/X
Appleは4月上旬にApp Storeのガイドラインを改訂し、これまで認めてこなかったゲームエミュレータアプリの掲載を許可しましたが、開発者たちはアプリを提出すべきか迷っているようです。ゲームエミュレータでプレイされる中で最も人気があるのは任天堂のゲームですが、著作権がどう絡んでくるのか不確かな状況が続いています。
ゲームボーイのエミュレータがすぐさま取り下げに
ガイドラインが変更された後、すぐさま「iGBA: GBA & GBC Retro Emulator」というアプリがApp Storeに掲載されましたが、同アプリはまもなくしてストアから消失しているのが確認されました。
当初はROMファイルの著作権違反が原因とみられていましたが、実際にはアプリ自体がオープンソースで公開されているものとまったく中身が同じで、ソフトではなくアプリの著作権が問題で取り下げとなったことがわかりました。
別のファミリーコンピュータのエミュレータもすぐ削除
その後、ファミリーコンピュータのゲームがプレイ可能な別のゲームエミュレータアプリ「Bimmy」が登場しましたが、こちらもまもなくしてApp Storeから削除されました。
今度は何が原因かと様々な憶測が飛び交いましたが、開発者の人物が自ら取り下げたことが判明しました。
同人物いわく、特に誰からもプレッシャーはかけられなかったとのことですが、日に日に緊張感が増していったため、恐怖心から削除したとのことです。
ROMファイルの著作権はいかに?
米メディアAppleInsiderによると、ROMはゲームディスクやカートリッジに含まれるデータファイルのことで、オリジナルのハードウェアから取り外せば合法的に入手できるRead Only Memoryのことであるとのことです。
それゆえ、ROM自体の使用に問題はないものの、その入手方法が争点となっています。
現在任天堂のROMを読み込めるアプリで最も注目度が高いのは「Delta」というファミリーコンピュータからニンテンドー64までのソフトが遊べるものですが、このアプリは現在のところApp Storeには掲載されておらず、EU域内でのみWebサイトを介してダウンロード可能となっています。
Source: AppleInsider
Photo: Apple
M1 UltraやM2 Ultraは、2つのM1 MaxやM2 Maxをインターコネクトパッドで接続して製造されているのに対し、M3 Maxにはインターコネクトパッドが搭載されていないことから、M3 Ultraが発表されるとしても新設計のチップになる可能性があると、TechInsightsが指摘しています。
M3 Ultraを、M3 Maxをベースに製造しない理由は?
TechInsightsの指摘に基づけば、M3 UltraはM1 UltraやM2 Ultraのように設計・製造することはできません。
M3 Maxにインターコネクトパッドが搭載されていない理由についてTechInsightsは、2つの可能性を挙げています。
- M3 Maxを2つ接続するよりも、M3 Ultraを単独で製造したほうがコストが安くなる
- インターコネクトパッドに変わり得るパッケージングをAppleが検討しており、より効率的に2つのシステム・オン・チップ(SoC)を接続できるようになるかもしれない
挙げられた可能性のうち後者は、M3 Ultraにインターコネクトパッドが搭載されることでそれを2つ接続し、M3 Extremeを製造するかもしれないとの噂に通じるものです。
ただし、TechInsightsの指摘通りであればインターコネクトパッドではなく別の技術が用いられるのかもしれません。
M3 Ultraは登場せず、M4 Ultraで新設計を採用する可能性も
2024年中にMac StudioとMac Proに搭載されるのではないかと予想されているM3 Ultraですが、Appleは2024年末から来年にかけてすべてのMacの搭載チップをM4シリーズに移行させる計画をもっており、M3 Ultraが登場しない可能性も取り沙汰されています。
インターコネクトパッドに変わり得るパッケージングとは以前噂されたApple Car向けチップに用いた技術で、これを転用したM4 UltraおよびM4 Extremeが発表されることも考えられます。
Source:TechInsights
Apple Musicは、テイラー・スウィフトのニューアルバム「The Tortured Poets Department」のリリースに向けて、本人のメッセージ入りオリジナルプレイリストを公開し、楽曲の歌詞に隠された単語を探すゲームを仕掛けて、リリースに向けた期待を盛り上げています。注目作のリリースに向けた準備の様子や心がけていることを、Apple Music担当役員が語っています。
2週間前:新作公開に向けたメッセージ入りプレイリスト
テイラー・スウィフトの19作目となるニューアルバム「The Tortured Poets Department」が、4月19日にリリースされる2週間前に、Apple Musicはテイラー・スウィフト本人からのメッセージが収められた、オリジナルプレイリストを5つ、公開しました。
失恋と悲しみを5段階で表現したプレイリストはそれぞれ「I Love You, It’s Ruining My Life」「You Don’t Get To Tell Me About Sad Songs」「Am I Allowed to Cry?」「Old Habits Die Screaming」「I Can Do It With a Broken Heart」と名付けられています。
1週間前:歌詞から単語を見つけ出すゲームにファン大興奮
リリースを1週間後に控えた4月13日からは、これらのプレイリストに収められた楽曲で、歌詞の一部が大文字になっており、並べ替えると英単語になるというゲームが開始されています。
最初の単語は、「Glitch」に隠された単語「hereby」でした。ファンたちは、この単語が映画「リトル・マーメイド」のアリエルとアースラの契約書の書き出しの言葉であることと、ニューアルバムに収録される「But Daddy I Love Him」が「リトル・マーメイド」のセリフであることを発見し、この曲はテイラーが声を誰かに譲り渡すということか?などと、その意味に想像を膨らませています。
“Hereby” pic.twitter.com/JdXHefyZql
— The Swift Society (@TheSwiftSociety) April 14, 2024
さらには、「hereby」が最初に使用されたのが13世紀であること、単語探しゲームが開始された4月13日が世界スクラブル(英語の文字並べパズル)の日であることに意味があるのではないかといった憶測も飛び出しています。
we know taylor is using the theme of a court case & legal speak to roll out this album. “hereby conduct…” only adds to this. add “hereby conduct” to “so i enter into evidence…,” artifacts files, and the paw prints we keep seeing, and we’ve got quite the court case building uppic.twitter.com/RLKuzNT1Kc
— ariana | fan account (@runawayswiftme) April 14, 2024
2つめの単語は、楽曲「peace」に隠された「conduct」であり、「hereby」とともに法律関係や裁判関係の文書などに使われる単語であることから、ニューアルバムは裁判や法律をテーマにしているのではないか、と想像するファンもいます。
we know taylor is using the theme of a court case & legal speak to roll out this album. “hereby conduct…” only adds to this. add “hereby conduct” to “so i enter into evidence…,” artifacts files, and the paw prints we keep seeing, and we’ve got quite the court case building uppic.twitter.com/RLKuzNT1Kc
— ariana | fan account (@runawayswiftme) April 14, 2024
数ヶ月間にわたる、ニューアルバムに向けた準備
TIME誌が2023年の「今年の顔」に選び、2024年グラミー賞で史上最多の年間最優秀アルバム受賞を果たした世界的歌姫のニューアルバムには、当然、世界から注目が集まります。
テイラー・スウィフトを2023年のアーティスト・オブ・ザ・イヤーに選出したApple Musicが、ニューアルバムのリリースに向けてどう準備を進めているか、米メディアUSA Todayが報じています。
通常、ニューアルバムのリリース発表に合わせて、アーティストのチームがApple Musicに直接連絡をとり、リリースに向けた数カ月間にわたる準備が開始されます。
ちなみにサプライズリリースの場合は、アーティスト側のチームから事前にApple Musicのエディトリアルチームに連絡があり、ごく限られた人数だけが関わる極秘のプロジェクトチームが結成されて準備を開始するそうです。
アーティストを深く想い、対話することで築く信頼関係
Apple Musicのグローバル・エディトリアル責任者であるレイチェル・ニューマン氏は、アルバムのコンセプト、アーティストの考えについて深く想いを巡らせるよう努めており、時にはアーティストと直接、話し合うこともあるそうです。
ニューアルバムのリリースに向けては、Apple Musicの従業員による専用Slackが作られ、楽曲再生、アニメーション付きアートワークの動作、歌詞表示、クレジット情報などが問題なく動作するように準備を進めます。
メジャーアルバムのリリース時には、アメリカ東部と西部のオフィスにApple Musicのスタッフが集まり、問題なくリリースが行われることを見届けるそうです。
Apple Musicでのアルバムリリースに合わせたプロモーションは、アーティストやアルバムによって異なりますが、特集プレイリストの公開、ファンに向けたゲームのほか、リリースに合わせた記事公開、Apple Music Radioによるアーティストへのインタビューなども行われます。
こうした取り組みを積み重ねてきたことで、Apple Musicはアーティストコミュニティとの信頼関係を構築できている、とニューマン氏は語っています。
なお、ニューマン氏ですら、「The Tortured Poets Department」の未公開楽曲は聴いていません。ただし、リリースに向けた準備を進めるうちに、アルバムのテイストを把握することは珍しくないそうです。
Source: USA Today, Cosmopolitan
iPhoneのユーザーインターフェースとインタラクションデザインを始めとする、数々のApple製品のデザインを手掛けたイムラン・シャウドリ氏が満を持して打ち出した人工知能(AI)デバイスHumane「Ai Pin」ですが、実生活でのレビューの結果まったく使い物にならないことが明らかになった模様です。
インタラクションがしっかりとデザインされていない?
Humane「Ai Pin」は、現行のスマホのディスプレイ中心のインタラクションに一石を投じるプロジェクションおよび音声ベースのデバイスとなっており、洋服の胸などに取り付けて操作を行えるようデザインされています。
デバイスのティーザーでは手のひらに映し出される青色のレーザーが未来的と期待感が高まっていましたが、このプロジェクションと手のジェスチャーによるインタラクションは全然使えないし、何より疲れるとAi Pinのレビューを行ったEngadgetの記者は報告しています。
また、ピンバッジのように磁石で服に取りつけること自体は問題ないものの、移動する場所に応じて上着の脱着を頻繁に行う現実社会ではデバイスを常に付け替えることが要求され、イライラするとのことです。
熱を帯びてやけどしそうになる
販売価格は699ドル(10万円超)と高価なデバイスであるにも関わらず、第1世代なため設計もあまりうまく行っていないのか、胸につけていると熱を帯びてきてやけどしそうになるとまさに散々です。
音声によるインタラクションも人目がはばかれられ、まったく使い物にならないというのが総合的な評価のようです。
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アイブ氏のAIデバイスは大丈夫?
Apple元デザイン最高責任者のジョナサン・アイブ氏がOpenAIのサム・アルトマン氏とタッグを組みAIデバイスの開発を行っていると報じられていますが、今回のHumaneの失態により、試みがうまくいくか少し心配になってきました。
アイブ氏とアルトマン氏の両氏はもちろんAi Pinの評価を見ていると予想されるので、フィードバックを踏まえて同じような状態には陥らないよう頑張ってもらいたいものです。
Source: Patently Apple
Photo: Humane
Appleが、早ければ2024年末にM4搭載MacBook Proを発表、その後、2025年末にかけてMac mini、MacBook Air、Mac Studio、Mac Proに搭載するチップを全てM4シリーズに切り替えるとの予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者が伝えました。
M4シリーズ搭載Macの発表予想時期
ガーマン記者による、各MacモデルがM4シリーズを搭載する時期は下記の通りです。
<figure>
製品 | 搭載チップ | 発表予想時期 |
14インチMacBook Pro | M4 | 2024年末 |
24インチiMac | M4 | 2024年末 |
14/16インチ/MacBook Pro | M4 Pro M4 Max | 2024年末から 2025年初頭 |
Mac mini | M4 M4 Pro | 2024年末から 2025年初頭 |
13/15インチ/MacBook Air | M4 | 2025年春 |
Mac Studio | ハイエンドの M4 | 2025年半ば |
Mac Pro | M4 Ultra | 2025年後半 |
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Mac Studioに搭載されるのがハイエンドのM4で、Mac Proに搭載されるのがM4 Ultraと予想していますが、両チップで何かが違うのかについて触れていません。
Mac Studioの発表予想時期が2025年半ばだとすれば、6月に開催される世界開発者会議(WWDC25)が有力でしょう。
Mac Proが遅れて登場するのにMac Studioと同じチップを搭載するだけでは、販売価格の高さを納得させるのは難しいでしょう。例えば、特許出願済みの「外部GPUをMシリーズでサポート」を実現するなどの差別化要素が欲しいところです。
2025年春〜6月に、M4搭載iPad Proも発表か
これだけ積極的にM4に切り替えられるのであれば、来月か再来月に発表されるであろう有機ELディスプレイ搭載iPad Proの搭載チップも、1年程度でM3からM4に切り替えられるかもしれません。
M3とM4の大きな違いは、処理能力よりも人工知能(AI)関連機能への対応強化とみられています。
Source:Power On/Bloomberg
マレーシア初となるApple Storeが数週間以内にオープンする、と報じられています。開店すれば、シンガポール、タイに続く東南アジア3カ国目のApple Store進出となります。中国への依存度引き下げに動くAppleは、製品製造でもマレーシアを重視しており、Macの一部はマレーシアで製造されています。
数週間以内にApple Storeがオープンか
マレーシア初のApple Storeが数週間以内にオープンするとの情報を得た、とBloombergのマーク・ガーマン氏がニュースレターPower Onで報じています。
マレーシア初のApple Storeは、首都クアラルンプールのExchange TRX内にオープンする、とガーマン氏は伝えています。
Exchange TRXは、クアラルンプールの国際金融街に2023年11月にオープンした大型複合施設で、商業施設には高級ファッションブランドや、西武百貨店が入居しています。
数年前から噂されるExchange TRXへの進出
マレーシア初のApple StoreがExchange TRX内に設置されるとの噂は、2021年頃から噂されていました。本記事トップの画像は、現地メディアmalaymailが2023年11月にApple Store出店の有力候補として報じた場所です。
また、2023年1月には、AppleがマレーシアでApple Store従業員とみられる求人を行なっていることが確認されています。
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シンガポール、タイに次ぐ東南アジアの直営店に
Appleは近年、東南アジア地域へのApple Store設置を進めています。
2017年にはシンガポールに東南アジア初のApple Storeを設置したのを皮切りに、2018年にはタイにも進出しています。現在、シンガポールには3店舗、タイには2店舗のApple Storeがあります。
マレーシアのApple Storeが開店すれば、東南アジアで3カ国目の進出となります。
製造拠点としても重要度増すマレーシア
Appleは製品の製造拠点としても、マレーシアを重視しています。
これは、中国への依存度を下げ、インドや東南アジア各国に生産能力を分散させる計画の一環とみられます。
Appleはすでに、マレーシアで一部のMac製品の組み立てを行っています。
Source: Power On/Bloomberg, Malaymail
Photo:Malaymail